[聖なる旅] [Page 1]


聖なる旅 



2008 初詣 阿蘇・伊勢 編


2008.1.1〜1.4
                                
Page 2
                          

 1月 2日〜1月 4日
 阿蘇から帰った翌日、そのまま伊勢へと向かった。去年のRAINBOW TOUR で、太陽がいつも素晴らしい光を送ってくれていた。その感謝として、伊勢のアマテラスさまにお参りをしたくなっていた。そう思ったところで、アマテラス様や伊勢神宮のサインが続き、呼んで頂いている(お許しが出た!?)ことを感じたのです。それがお正月になったことから、この機会に柾至も引き合わせておきたいと思い、二人で行くことになったのでした。

 まずは、天神から高速バスで小倉へ。乗ったところで、七福神の格好をした人たちに手を振られた。何だか、見送ってもらったみたいな気分♪ 

 座席に、「生長の家」の小冊子が置かれていた。懐かし〜い。8年ぐらい前だったか、しばらく「生命の實相」を読んでいたことがあり、その本からたくさんのことを学ばせてもらった。

 冊子の最初のページには・・・

 神よ あなたの清らかな思いが わたしの思いとなりますように
 あなたのやさしき言葉が わたしの言葉となりますように
 あなたの慈悲の行いが わたしの行いとなりますように


 そして、「太陽神」として、天照大御神さまのことが書かれていた。・・・

 駅で集合して、新門司港へと移動。「99」 「88−88」 「777」と続き、「青龍」の看板が目に入っていた。そして港に着くと・・・お〜っ! 何と、港のターミナルが龍宮城を模ったものだった。 これはまた・・・。
 空を見上げると、不思議な雲が! 見下ろすような二つの目があり、そこから光が降りている。この旅を見守ってくれているみたいに。 龍宮城は、この旅の出発ゲートなのですね。は〜い、行ってきま〜す☆
 

 今回乗った阪九フェリーは、新しいタイプのようで設備が整っていた。4人部屋の船室には、ソファやテレビに洗面台まである。12時間の船旅も、これなら快適そう♪ デッキに出ると、思ったより寒くなくて気持ち良い。昨日までの寒波も落ち着いて、穏やかな空に。 阿蘇の山から、海を渡って GO−GOー!


 夕食は、レストランで日向鍋を食べた。あっさり味で、最後は雑炊にしておいしかった♪ しばらくトランプで遊んだ後、柾至は宿題をして、私は本を読んでいた。その中には、阿蘇を始めとして、これまで旅した鞍馬や玉置、三輪山、剣山、熊野、戸隠、出雲、宇佐、英彦山、羊諦山、岩木山などなど、次々に出てきた。そして金星についても・・・。まるで、聖なる旅の総決算をしているみたい。(^^)

 1月 3日
 5時30分頃に、大阪の泉大津に到着。奈良の天理を抜けて、鈴鹿を走っている。次第に、空が明けて、オレンジゴールドに染まってきた。そして、太陽が昇り始めた。
 眩しいくらいのゴールドに輝いている。昨日は観れなかったので、これが私たちにとっては初日の出になる。伊勢に向かう朝に拝ませて頂くなんて、感激。 さすが、アマテラスさま。(その演出がニクイニクイ。笑)
 

 その反対側は、雪に覆われた鈴鹿山脈。伊勢に入ったところで、太陽はさらに輝き始めた。
 そして、いよいよ外宮に到着。駐車場で降りたら、すぐ近くに「ANGEL」と大きく書かれたバスが止まっていた。(しかも、ゴールドの文字で。^^) わ〜い♪ ちょっとドキドキしてきたよ〜。・・・ちなみに、私たちのバスは 「神姫」バスだった。(ピッタリすぎる!?)

 深呼吸して参道に入ると・・・わ〜、まぶしい〜! 真正面から光が降りてきて、光の道になっている。 それにしても、なんて神々しい光。 そう、この光・・・。伊勢に、アマテラス様のもとに帰ってきたのだと感じた。 ありがとうございます・・・心の中で何度も、感謝していた。
 

 降り注ぐ光を浴びながら、参道(産道)を一歩ずつ歩いた。玉砂利が濡れていて、水たまりもある。また雨が降っていたのかしら。その水に、光が反射してキラキラ。

 そうだ、ここではあまり時間がなかった。来る前に、2002年に訪れたときのレポートを読み返して、予習しておいた。(^^) あの時は、外宮だけで3時間半ぐらいかけて周っていたけれど、ツアーでは正宮だけお参りしたら、すぐに戻ることになっている。でも、イチかバチかトライすることに決めた!

 私たちは、ガイドさんの案内が終わったところで、正宮で素早くご挨拶のお参りをして、目的の場所へダッシュ。 石段を一気に駆けのぼって、多賀宮の前へ。(こういう時は、別の力が出てくる。^^) そうだ、ここだ! ふ〜っ。ここに、豊受大御神の荒御魂がお祀りされている。(詳しくは、当時のレポートへ) 

 最近になって、豊受大御神と豊玉姫との関連を知らされていた。また、私たちの生活を支える大事な神さまでもあり、土台となる地の神であると感じた。それで、豊受大御神さまの元へ、改めて御挨拶に行くことが必要なのだと感じたのです。


 そこで、元旦の出来事が浮かんできていた。実は、温泉から出ようとしたら、私の靴がなかったのです。(!) 周囲のどこにも見当たらず、誰かが間違えて履いたのかとも思ったけれど、ちゃんと人数分がある!?
 集合時間もあることから、添乗員さんに知らせて、とりあえず旅館の雪駄を貸してもらうことになった。
 旅館の人にいわれて、連絡先を書いておいたものの、出てくることはないと思った。まず、山間の奥にある温泉で、わざわざ靴を持ち帰る人がいるとは思えなかった。それも新しいものではなく、旅行用で汚れても良いようにと、履き古した感じのものだったから。(ははは ^^; だから惜しむ気持ちもなく、何かの代わりになってくれたのだと感じていた。それよりも実は、代わりに頂いた黒川温泉の雪駄のほうが、珍しくてうれしかったりして。(笑)

 そして、もう一つ。この旅で着てきたセーターのこと。船に乗って上着を脱いで過ごしていたら、セーターの毛が抜けて纏わりついてきた。それも、次第に、顔の周りにまで付いて、鼻や喉まで苦しくなってきた。
 このセーターは、シャスタで買ったもので、パープルカラーでデザインは気に入っていたものの、ほとんど手を通していなかった。随分前に着たときも、ちょっと毛が抜けやすいのは気付いていたけれど、まさかここまでとは思わなかった。これでは帰るまで、とてもガマン出来ないと思い、すぐに脱いで処分していたのです。前日の靴に続いて、面白いことだと思っていたけれど、ここで豊受大御神が衣食住を司る神でもあると思い出して、ようやくその意味がわかったのでした。(古いエネルギーからの変換の象徴として。)・・・神々さまは、あの手この手で気付くように、示してくれるのですね。(^^)

 導きに感謝し、光を送りながら、心を込めてお参り。石段を降りたところにある、風宮にもご挨拶。豊受大御神のお札を頂いて、集合時間にも間に合った。(パチパチ)

 伊勢へのツアーはたくさんあるけれど、そのほとんどは内宮だけになっている。2005年のツアーも、そうだった。(高野山&熊野編) その旅では、他の目的があったので、それで十分だった。でも本来は、外宮からお参りするようになっているので、今回はもう一度ちゃんと訪れたかったのです。正宮だけでもと思っていたけれど、ちゃんと二人で荒御魂にお参り出来て、うれしかった♪ 豊受大御神さまにも感謝☆

 内宮へと移動。お正月とあって、この期間は離れた場所にしか駐車出来ないようになっていた。さすがに、内宮は混んでいる様子。駐車場から内宮の入り口まで、15分ほど掛かるらしい。ここでは正宮まで案内され、その後は自由行動で昼食会場での集合になっていた。限られた貴重な時間を大事にしたかったので、添乗員さんに話して、最初から私たちだけで行動させてもらうことになった。(よっしゃ〜)

 おはらい横丁を通ることになったので、先にお土産を買っておくことにした。(これが正解だった!) 赤福はなくなったので、虎屋のういろうをゲット。この時期限定の黒豆入り。(これが、おいしかった〜♪) 

 神柱が立つ宇治橋の前で、また深呼吸。ふ〜っ。ここから再び、神域に入る。太陽からは、ダイヤモンドのような光が注がれている。(パワフル〜。) では、入らせて頂きますね〜。(ペコリ)
 まずは五十鈴川で、手を洗ってお清め。お〜冷た〜い。ビシッと身が引き締まった。鳥居をくぐりながら、正宮の前へ。


 拝殿の正面には、たくさんの人が列になって並んでいる。これでは、30分ぐらいは掛かりそう。正面からのお参りは、これまでに済ませていたので、私たちは右横から入って参拝することに。感謝とご挨拶のお参りをして、荒祭宮へと向かった。新御敷地の上空からも、また素晴らしい光が降りていた。もう一度手を合わせて、私も光を送らせて頂いた。


 荒祭宮(アマテラス様の荒御魂)で、皇室と日本の弥栄、地球の蘇生への祈りを捧げた。そして、そのために、私も出来ることをさせて頂きますと誓った。すると、また空からゴォ〜ッと音が響いた。
 石段の下で柾至に話しながら、しばらく過ごした。いつか彼を連れて来なければと思っていたので、こうして引き合わせが出来てうれしかった。
 

 続いて、風日祈宮へにもご挨拶。橋から先が、別空間のように感じる。静かでひっそりとしていて、ここもお気に入りの場所。柔らかい光が注がれていて、心が安らぐ感じ。はあ〜っ、気持ち良〜い♪
 

 小さな池を覗いてみたら、金色の鯉が足元に近づいてきた。しばらくしたら、プラチナに紅白カラーのお友達も。(ふふふ) 神楽殿でお札を頂いて、出口に向かっていたら、御厩にお馬さんがいた。(!) 2回目に訪れたときにも居てくれた。でも、さすがに今日のような人混みではいないだろうと、柾至に話していたところだった。
 たくさんの人の中で、疲れているように見えた。・・・無理もないね。心でよしよししながら、しばらく目で光を送っていたら、頭を持ち上げて耳をピンと立てた。(うふっ) おつとめご苦労さま。また元気でね〜♪


 この時点で、まだ40分ぐらい残っていた。わ〜い♪ こういう時は、時間の流れが違っている。

 最後に大山祇神社へ。そのすぐ隣の子安神社には、木花開耶姫命が祀られていた。いつもお世話になってます。伊勢でご挨拶出来てうれしいです♪ 
 ・・・父神の大山祇の神さまには、あまり意識してお参りしたことがなかったけれど、後で気になって調べてみたら、総本社は日本の総鎮守として、私の出身地である愛媛の今治市にあったことがわかったのです。(!) 日本全国の山を管理するという大山祇の神さま・・・今頃気付くなんて、いえ今だから気付かせて頂いたのでしょうか。木花開耶姫命には、随分前からお世話になっていたのですが。(^^; いずれにしても、ありがとうございました。 改めて、これからもよろしくお願いします☆

 ここでは、ほとんど人がいなかったので、ゆっくり座って日記を書いていた。(私たちだけの世界に。^^) お正月ツアーにも関わらず、こんなに静かで、ゆったりと過ごせるとは思わなかった。(他の参加者の方たちは、おはらい通りやおかげ横丁で自由散策中。) 陽射しもポカポカと暖かく、心地良い。太陽神界(ダイヤモンド神界)からの光が直降しているという、素晴らしい神域の中で、満ち足りた時間を過ごせて、すごく幸せだった♪

 休憩所で、御神酒を買った。杯の付いた白い容器で良い感じ。(お酒は苦手だったけど、御神酒にハマりつつある私。^^) 小さな紫の鈴が気になって、一緒に手にすることに。・・・帰ってから何に付けようかと思っていたら、携帯に付けていたストラップ(ハワイで買った片足サンダル)が取れていることに気付いた。ちゃんと入れ替えするようになっていたみたい。(ふふふ)

 そろそろ宇治橋から戻ろうとする頃には、入ったときの倍以上の人になっていた。(わおっ!) 橋の上も、人垣の中を歩いている感じ。・・・良かった〜その前に周れて。v(^^)v 
 鳥居を出る前、最後にもう一度振り返って、アマテラス様(&日御子さま)に感謝の光を送った。本当に、ありがとうございました☆

 ランチは、お決まりの伊勢うどんと手ごね寿司。ささっと食べて、おはらい通りへダッシュ。お約束の山栗ソフトを二人で食べた。(へへへ) 
 赤福の代わりに、ほとんど同じに見える「御福餅」というのもあったけれど、今回は「神代餅」を買うことに。
 
 みんなで揃って駐車場へと戻るとき、「369」ナンバーが目の前を走り、また猿田彦神社が目に入っていた。おはらい通りから、おかげ横丁の辺りも、すごい人の波になっていた。良かった〜先にお土産買っておいて。(ふふふ) 何もかもスムーズで、一通りの目的が果たせて、とっても満足なのでした。(^^)
  
 反対車線は、すごい渋滞になっていたけど、私たちはスイスイ走っていた。v(^^)v お次は、二見興玉神社へ。ほとんどのツアーで、伊勢神宮とのセットになっているみたい。糸島にある夫婦岩は、何度かお参りしていたし、2006年の元旦には、豊後二見ヶ浦で初日の出を迎えさせて頂いたけれど、伊勢の夫婦岩は初めて。(ワクワク♪)

 大注連縄で繋がれた夫婦岩が出てきた。お〜、これが! 先に、神社の拝殿でお参りを。すると、ご祭神は猿田彦大神だった。(!) ・・・いつものように、何も知らないで来ている私。(ははは) 
 ここでは、別名興玉の神として、魂を導き甦らせる御神威により、甦りの神として信仰されていた。ここでも、また「よみがえり」になった。・・・伊勢神宮を出るときに、猿田彦さまを感じたのは、このことだったのかも。

 水を掛けると願いが叶うという、「満願蛙」というのもある。カエルさんも、猿田彦大神のお使いとされているらしい。(ほ〜っ) ここの二見蛙は、「無事に帰る」「貸したものが返る」「蘇る」「若返る」というご利益があるのだとか。・・・まあ素晴らしい(^^) 撫で撫でするところが金色になっていて、目が大きく開いた、とっても存在感のあるカエルさんだった。また如意輪寺で、会いましょうね〜。


 古来より、夫婦岩の間から昇る朝日は「日の大神」として、またその沖合い700m先にある「興玉神石」は、猿田彦大神がお立ちになったという霊石として拝されているという。夫婦岩は、その鳥居の役目になっていた。
 

 まだそれだけではなかった。赤い鳥居をくぐったところには、龍宮社があった。それも、「八大龍王大神」と書かれてある。ご祭神は、海を守護される綿津見大神であり、全国から龍神さまを信仰する人々が訪れているという。
 手水舎の龍は、青龍さまみたい。(目と口が大きく開いてます。^^) いつもありがとうございます♪ そこで、阿蘇から戻った夜に、夢の中で龍が出てきていたのを思い出した。(お顔のアップで) そして、龍神界を司る、龍宮の乙姫である豊玉姫さまのことも・・・。(豊玉姫さまは、綿津見大神の娘だった!) この旅に出るときに、龍宮城をくぐってきたのは、その意味があったのですね。あの空に浮かんでいたのは、ここの大神さまだったのかも。 
  

 去年の8月に、豊玉姫さまがお守り下さっている神々の一人であると伝えられてから、もっと意識するようになっていた。そうして思い出したのが、2005年の年明けに鵜戸神宮で参拝していたこと。(豊玉姫さまは、そこで御子をお産みになっていた。) 八大龍王さまとは、2001年の幣立神社から天川の竜泉寺八ヶ岳・・・と次々に繋がっていて、八代に行ったときも、話に出ていたところ。
 ここには、もう一つ「天の岩屋」もあり、お祀りされている宇迦御魂大神は、豊受大神とも称されていた。そして、宇迦御魂大神は、しばらく前にご縁を頂いた、太宰府の天開神社の神さまでもあったのでした。さらに、伊勢の案内をみて気付いたのは、多賀宮は古くから「高宮」(私が今住んでいる場所)と呼ばれていたこと。おまけは、神宮前の道が 「御幸(みゆき)道路」になっていた。(ちゃんちゃん。^^)
 神々さまというのは、こうして時間を掛けて、一つ一つ示しながら、私たち人間を導いてくれているのですね。その大きな愛に、少しでも応えられるようになりたいものです☆

 帰りのフェリーへと向かう途中で、海産物の御土産屋さんへ。天川村の柿の葉寿司を見つけて、今夜の食事用に買った。またまた懐かし〜い。(中には、天川村のことが説明されていました。^^)
 船の中では、テレビを観たりして、ゆっくりリラックス。ベッドで続きの本を読んでいたら、今度は伊勢神宮の荒祭宮の名前まで出てきた。(!) そして、主人公への神さまからのメッセージで、胸に響くことも・・・。

 翌朝、港について、再び龍宮城を通って出てきた。ただいま〜♪ 小倉へと向かうバスでは、「白龍」の看板が。・・・お世話になりました。(ペコリ)

 地球のサイクルと同じく、私も2008年で新しいサイクルへと入った。その年明けに、阿蘇から伊勢までお参りすることになった。どちらも久し振りでしたが、特に伊勢でゆっくりお参り出来たことが、うれしかった。何度でも伺いたい場所だけれど、日本の最高峰の聖地であり、神々の中心となる場所だけに、気軽には足が運べない。それだけ準備が出来ていないと、逆に失礼に感じてしまうから。・・・どの聖地でもそうですが、いつどうやって、誰と一緒に行くのかでも、意味が違ってきます。
 それでなくても、観光地として多くの人が訪れる場所だから、出来るだけ人が少ない時に行きたかったけれど、今回はお正月に。ご挨拶ぐらいになりそうと思っていたら、思いがけずに二人でゆっくり過ごせて、とても満ち足りた状態で、目的が果たせることにもなった。導いて下さった多くの存在たちに、心から感謝です。

 年明けの過ごし方で、その一年のテーマが示されることがありますが、今年は最初に真っ白な雪で清められたように、クリアにしていくことから始まるのだと感じました。「真の光は、清められたところに降りてくる。」 その光が、プラチナのようにキラキラと輝いていく。ゴールドを極めた光として・・・。
 私も今年は、隅々に至るところまで清めていこうと思います☆