[聖なる旅]


聖なる旅 



2011 春分の祈り 編



2011.3.21

                             
                          

 3月21日(春分の日)
 去年に続いて、今年の春分の日も、日本で迎えることになった。一年の中で、大事な分岐点になる日なので、これまでは早い時期から決まっていることが多かったけれど、今年は違っていた。幾つかのプランは出てきたけれど、具体的には決まっていなかった。それも、この10日前に起こった大地震のためだったようです。・・・・・

 直前に、広島での祈りの会に誘われた。岡山の吉川さんの主催で、山田さんも参加するということで、それぞれに声を掛けて頂いた。一度は考えたのだけれど、浮かんできたのは太陽神だった。

 「春分点は、太陽の光が地球のど真ん中に当たる中心の時間軸、陰と陽のバランスが中道となる、ミロクのタイミングであり、世界中の先住民が太古から基準にしている本来の一年の生命起点、すなわちマージングポイントであり、ゼロポイントである。」(中山氏のメッセージより)

 今年は、満月を迎えた直後。しかもその満月は、今年最大で月が地球に接近するスーパームーンになっていた。(18年に一度) その最大の月と春分の太陽のエネルギーが、一つに統合される。

 これまでも、シナイ山ヒマラヤの山で御来光に祈り、一年前は伊勢のアマテラスさまに。今年は、情報とエネルギーの発信地である福岡で祈り、光の柱を通して送ることだと出てきたのでした。
 その場所は、天拝山だった。福岡で中心となる神々の地で、その名前の通りに天に拝するには相応しい。(Diary 46にて)

 朝から雨が降っていたけれど、躊躇なく予定通りに出発。電車とバスで一時間半ほど。麓の龍神池は、静寂で厳かな気に包まれていた。
 いつも通りに、武蔵寺から御挨拶。雨の中で、椿の花が鮮やかに咲いていた。赤と白が、仲良く並んで・・・♪



   

 本堂の薬師如来さまから、大黒尊天さまと菩薩さまたちへ。御神木(男性性)にも、赤い椿(女性性)が寄り添うような姿を見せている。いつのまにか、小さなお堂には宝船も入っていた。・・・ 大黒天さまと七福神たちが、手を振ってくれてますね。(^^)

   

 紫藤の滝で、道真公のように山に入る前の禊をイメージして準備。地球の蘇生を祈りながら、滝にオメガナノ水を注いだ。続いて、その横にある大日如来さま(太陽神)の前へ。すると、その祈りに応えるように、猫ちゃんが後ろから現れ、声を上げて鳴き続けていた。(!) 

   

 御自作天満宮から、ここで道真公を導かれた白瀧大明神さまにも。 「天神さまの径」に入り、傘をしまって雨のシャワーを浴びながら、登り始めた。

   

 登り道には、椿の花が落ちている。そういえば、去年の春分の日も椿が迎えてくれたのよね。(2010 伊勢・熱田編) 大和の女神さまを象徴とする花として。

   

 ここしばらくは、麓から御挨拶することが続いていたので、上まで登るのは久し振りになる。それも雨の中になったけれど、清められた森は澄み渡っていて、とても気持ちが良い。足元が滑りやすくなるものの、その落ち葉たちも、キラキラ輝いてみえた。

   

 お気に入りスポットの9合目に到着。頂上へ進む前に、祈りと瞑想をするには最適の場所。ここでも、オメガナノ水を撒いた。さすがに、この雨なので登ってくる人は少ない。おかげで、内なる自分と自然界への祈りに、集中することが出来ていた。
 祈りが終わったところで、周囲に霧が立ち込めてきた。(!) 神気に包まれている。(写真右) 天界が祈りに応えてくれているのを感じて、胸が震えてきた。 ・・・ ありがとうございます☆

   

 その神気を全身で受けながら、一歩ずつ天界へと進むように頂上へ。 見事に、白く包まれていた。雲の上から、地上を眺めているように感じられた。 ここでは「天に拝する」ではなく、「天から拝する」状態に。(!)
 地上に向かって、祈りながら光を送った。弥勒の世の顕現のために、一人でも多くの人たちが目覚め、地球が癒されますように・・・・☆

   

 降り続いていた雨も、この時は上がっていた。 しばらく静かに過ごして出発。 地上への階段を下りるように、また一歩ずつ・・・・。

   

 この道は、「開運の道」と名づけられていた。これから、新しい道を開いて行くのですね。ここでも、白(男性性)と赤(女性性)が仲良く・・・・。

   

 荒穂神社で、天孫降臨の神であるニニギノミコトさまに。天上から光(神々)が降ろされたように、それぞれの内にも神性が宿りますように。そして、その神性が磨かれますように・・・☆
 
   

 この頃には、空も次第に明るくなってきた。つつじ園の苔の道にも、椿の花が彩られている。 池の周りの花も、可憐で可愛い♪

   

 能楽堂の舞台から、龍神池にオメガナノ水を撒いて、天拝山を後にした。道沿いには、ピンク色の花が豊かに・・・。 白と赤が融合(陰陽和合)された象徴のようだった。 予定通りに、ちょうど良いお昼時になったので、「花こうじ」さんでお野菜バイキングのランチタイム♪
 食事を終えて出ると、目の前に「41−88」ナンバー。 神(41)の光と、真の豊かさ(88)。 神性が磨かれていくに連れて、自ずと真の豊かさに繋がるようになる。 求めようとしなくても、ちゃんと与えられるようになるのです。 ・・・・

 太宰府天満宮へ。境内に入ると、たくさんの梅の花。(!) 今年はもう終わっていると思い、全く期待していなかったので、うれしいサプライズ。 ・・・ 興奮して、写真を取り巻くっている私。

   

  再び、小さな雨が降っていた。ここでは、自分のことも祈った。これからも無限の可能性を開き続けて、最大限にやるべきことが出来ますように。そして、宣言していた。海王星の働きを、もっと顕現していくことを。
 
   

 龍馬ちゃんの前を通り、菖蒲池へ。梅園も、まだまだいっぱい咲いている。さすが天満宮! 白梅も満開の状態で咲き残り、私たちを励まし、勇気付けてくれているようだった。 梅の精霊さんも、ありがとう〜☆

   

 花びらが、雪のように舞っている。 奥には、椿と梅が並んで咲いていた。 そう、大自然自体は、見事に調和しているのです。今起こっていることは、自然界にとっては産みの苦しみになっている。 私たちが目覚め、大調和の心で一つになれば、この美しい自然は守ることが出来る。 そのことを信じて ・・・・☆

   

 最後に、天満宮を見守っている精霊の木へ。龍のような姿で、背中には緑の鱗もあり、とてもリアルな存在感がある。その木の下を通りながらも、ほとんどの人たちは気付いていない。 感謝を込めて、残していたオメガナノ水を注いだ。 訪れる人たちの内なる目が、もっと開かれますように・・・・。

   

 これで、今日やるべきことは終了〜。(ほっ) 境内を出て参道を歩いていたら、あるお店の前で足が止まった。硝子細工のお店で、何年か前に小さな金龍を手にしたことがあった。その店頭に置かれていたステンドガラスのようなものが、目に飛び込んできたのだった。

 それは、サンキャッチャーになっていて、太陽の陽の気を取り入れると書かれている。(!) サンキャッチャーは、ハートの形やエイトスターの形をしたものを、すでに持っていた。でも、これは縦型の絵になっている。しかも、目に留まったものに描かれていたのは、鳳凰だった。(わ〜!) 桜や菊などの花模様に、海や太陽まで。 (写真左) 玄関にある「光の天使」さんと並んでパチリ。

 お楽しみ袋とのセットになっていて、合わせて通常の三割ぐらいの値段。 それが合計2100円で、「21」のヴィーナスナンバーに。(うほほ〜) そのセットの中には、MICHIKO LONDONのグラスから、ミニお雛さま、道真公イラストや鳥居の形をした合格グッズ、浮き石に、千万両の牛さん、うさぎさんの御守りアイテムなどの小物類が入っていた。・・・・

 今年は福岡の聖地で祈ることになり、個人的にも転換がされたのを感じた。(続きは、Diary220に) 「復活と再生」の象徴である鳳凰と、「変容」を表す蝶。今回の春分の締めくくりに、示して下さったのですね。 私たちは、その道を進んでいる。それぞれの祈りは、届いていることを。・・・ ありがとうございます。 そのことを信頼して、この世で顕現出来ますように、みんなで心を合わせて歩んでいきます☆