[聖なる旅]



聖なる旅



 
2012 夏至の納め 編


2012.6.21〜6.30

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 6月21日(後編)
 船の中では、いつしかウトウト。大島は小さな島だけれど、歩いて回るには時間が掛かる。そこでタクシーを利用することに。一台しかないらしいので、空いているかな〜と思いきや、乗り場の後ろで待っていたかのように止まっていた。ドアが開いたところで、「遥拝所ですか?」と全てわかっている感じに。(^^)

 沖津宮のある沖ノ島は、島全体が御神体であり、「神宿る島」「海の正倉院」と呼ばれている。女人禁制のため、女性たちは古代より大島の遥拝所から参拝していた。 > 動画には、高宮での祭りの映像もあります。



 遥拝所の祭壇には、お供え物が山積み状態。お線香まで灯されている。参拝の準備も、すでに完了という感じ。沖津宮に祀られている田心姫神にお祈り。終わったところで、団体さんたちが戻ってきた。どうやら崖下の海に入って、禊をしていた様子。(わ〜っ) ほとんどの人が中高年で、その人たちが、先にお供えの準備をしていたみたい。

   

 裏に回って、しばらく沖ノ島のある海を眺めた。・・・・ ここから、約48km先にある。

   

 次は中津宮で降ろしてもらおうと思っていたら、運転手さんから奥の宮の話が。それで、三社参りになるそうだ。(ほ〜っ) もちろん!ということで、連れて行ってもらった。 
 それが御嶽山の頂上にある、御嶽神社のことだった。地図では見ていたけれど、奥の宮とは知らなかったので、予定に入れていなかった。神社の前は、展望台にもなっている。御祭神は、天照皇大神と瑞津姫神。それも、荒魂になっていた。(!) 

 「荒魂」は、「時にのぞんで、格別に顕著なご神威をあらわされる御魂」 「ここ一番のときに力を発揮する魂の働きであり、物事を実行するときに、この荒魂は大きく働いてくる。」 そのため伊勢神宮でも、必ず荒魂の宮で祈りを捧げるようになっていたのだった。
 
 三女神の次女である瑞津姫神は、滝と禊の女神であり、瀬織津姫さまの分身とされていた。2009年の旅で、ナイル川にお祀りさせて頂いた瀬織津姫さま。水の女神であり、大和の女神さまたちが合体された最高神の女神。(八大龍王さまより)  高千穂の奥の院で参拝させて頂いたことも思い出した。(日向・高千穂編 Page 3)  もしかしたら、ここに呼んで下さったのは瀬織津姫さまかも・・・・。
 
   

 祈りを捧げていると、「高宮」と同じように、風が吹いて木々の揺れる音が聴こえてきた。 そこでまたHWのことが浮かび、祠の周辺に撒いた。のりこさんは、持っていた塩を。 石段を降りようとしたら、頭の上に何かがポトンと落ちてきた。大きな葉っぱだった。喜んで頂いたのを感じて、うれしかった♪

 展望台からも、沖ノ島周辺が見える。宗像四塚と呼ばれる山々も見えて絶景。

   

 最後は中津宮へ。ここでも運転手さんの配慮で、お社のすぐ横から入ることに。のりこさんが以前来た時は、タクシーがあるのも知らなかったので、登山道を登ったりと時間を掛けて回っていたとのこと。 ・・・・ 私も同じく、一昔前まではわざわざ遠回りさせられることもあったけれど、その時代も終わったようで、今では直結・直行・最短ラクラクコースになっているようです。v(^^)v

 天孫降臨に先立って、天照大神の御神勅を奉して鎮座されている湍津姫神さまに、改めて御挨拶。

   

 社務所の脇に、何やら入り口があるのが目に入り、先に参拝していた人が降りて行ったので付いていくと・・・・そこが「天ノ真名井」になっていた。(!) 宗像三女神は、天界の川(天の安河・天の川)と天界の井戸(天ノ真名井)の元での、天照大神と須佐之男命の誓約(うけい・古代の占い)によって生まれたとされている。

 思わず、魂が躍動するような感じがした。ここに来たかったのだ。(!) 祠の中に湧き出ている水は、「延命招福の霊泉」とされる名水。三口だけ頂いてみると、優しい波動が伝わってきた。 水の女神 湍津姫神さまのように。
 その下に流れているのは、「天の川」。透き通った清らかな水。そこに、お供え用の最後のHWを注いだ。この水(HB−03)が持っている地球蘇生の情報とエネルギーが、天の川を通して地球上に伝わっていくのを祈りながら・・・・・☆

   

 この祈りを捧げるために、この日ここに来ることになったのだと思った。とても満ち足りた気持ちだった。もう一度振り返って写真を撮ると、またしてもブレたように写っていた。
 境内に戻る手前で、のりこさんが珍しい木に気が付いた。後で調べてみたら「バクチクの木」という名で、灰褐色の古い樹皮が絶えず剥がれ落ち、幹肌がむき出しになるという木だった。天ノ真名井の入り口で、門番として守ってくれているように思えた。

    

 境内にも、立派な木がある。御神木の銀杏の木は、しっかりした芯を持った姫神の姿のよう。梅の木の曲線も、どこか女性らしくて。(うふっ) & ここで、梅はバラ科だったことを知る。(^^)

   

 目的も達したので、最後に姫神さまからのお言葉として、おみくじを引いてみることに。勾玉が入ったおみくじで、8種類の中で出てきたのが「水色」。あらあら、今日はどこまでも「」なのね。(うふふ) また勾玉は、「宇宙神の分身として、全ての誕生を意味している。」ことも思い出した。 次の新生のための「納め」としても、またピッタリ。
 メッセージは「大吉」。(わ〜い♪)

 「これまでの努力の蓄積が実り、大きな収穫となる運気盛んな時です。他人のための骨折りが、いま自分の身に戻ってくる時でもあり、だんだんとうれしい状況に場面が開けてきます。あなたを理解し、応援支持をしてくれる人も出てきます。この幸運を逃すことなく、維持するよう努めましょう。

 は〜い、ありがとうございます。心しておきます ☆

 石段を降りたところに、心字池。その奥にある天の川の上に、織女神社(七夕宮)もある。そう、ここは七夕伝説発祥の地になっていて、今でも毎年七夕祭が行われていたのだった。(素敵♪)
 七夕といえば「こと座」だけれど、10年前のリーディングで、こと座とも関わりがあるのを伝えてもらっていた。(MyReadingより) ・・・・ 改めて読んでみて、他に気付くことも。
 
   

 ここで終わっては、いけません。そう、彦星さまを見つけなくては・・・・。(笑) どこにいらっしゃるかと思ったら、境内を出た隣の社で、天の川を挟んだ両脇に位置するようになっていた。(まあまあ) この少し離れた距離感がまた・・・・。(胸キュン)

 その麓には、「蛭子神社」として恵比寿さま。お隣が須賀神社。その間には、猿田彦さまも。一通り御挨拶して、その上宮にある牽牛神社へ。織女神社も、祠の前まで行くのは難しそうだったけれど、ここの石段も幅が狭くてガタガタで、少し登りにくくなっている。どちらも、すぐには会えないようになっているのかしら。(またまた胸キュン)

   

 手前には天満宮もあり、その一番奥に牽牛神社の祠が出てきた。お待たせしました〜! ようやく会えた〜という感じ♪ (きゃはっ)  参拝用のHWは終わっていたので、飲んでいたマイHWを撒くことに。
 年に一度と言わず、これからは末永く一緒にいてくださいね。・・・・と無意識に浮かんで祈ったら、「時が来てめぐり会い、永遠に結ばれる。」という言葉も。 そこでここに来たのは、その封印を開く意味もあったのだと感じた。(!) 魂で深く繋がっていた二人(男女)が、再び強く結ばれる時が来た。 なるほど、それで「陰陽和合」が完了するのですね。・・・・ と書いている今、ふと時計に目が行くと「11:11」になっていた。(ちゃんちゃん)

 最後の締めを終えて時計をみると、帰りのフェリーが出る約10分前。わ〜、何てタイミング。全く時計を見なくて動いていたけれど、予定していた時間にピッタリ。ちなみに、次は1時間40分後になっていた。 そこから乗り場まで歩いて乗り、5分後に出発。ゆっくり回っていたけれど、数分の無駄もなかった。さすが、聖なる旅バージョン。今回もお見事でした。(パチパチ)

 港に着いて、お腹も空いてきたので、せっかくなら地元のものを食べようと乗り場の人に聞いてみた。すると、すぐ近くにある玄海旅館さんを紹介してくれた。中に入ると、通常は下のテーブル席になるのだけれど、今日は二階の座敷をお使いくださいとのこと。(わ〜い!)
 窓からは、ちょうど大島も見えている。お刺身定食のランチは、思った以上にとっても豪華。(写真右 これに御飯とお吸い物、茶碗蒸しも。)
お刺身はとっても新鮮だし、荒炊きもおいしい。 このクオリティで1500円というのは、とってもお得。 玄界灘の海のエネルギーを、たっぷり頂いて幸せ〜♪

   

 帰りには、STS支局へ。4月の視察で訪れていた、HW栽培の知覧のお茶を頂きながら、しばらくまったり。卵もゲットして満足。天気予報を見事に覆して、雨に合うこともなく、夏至の納めもスムーズに完了。
 夜には、夏至のアチューンメント。これは部分月食の時に出てきたことで、すでに繋がっている人も、これから繋がる人たちも、虹の光の輪の中で和合するというテーマになっていた。始めてすぐに、パワフルに輝く太陽を中心にした虹の光の輪が出てきて、全身に電流が走るぐらいの体感が。 その後、夜空に煌々と輝く月が出てきて、その周りに虹の光の輪。 それは、昇龍の変容のくくりに出てきたソーラーレインボーと、初めてのペルーの旅に現れたルナレインボーと同じだった。

 それが、「陰陽和合」の完成を表していたようです。「上にあるが如く、下も然り。」 錬金術の奥義のように、高次元(天界ー宇宙)で行われたことは、この地上で(&私たちの間でも)具現化してくるという示しになっていたようです。それと同時に、新月から続いた今年の夏至に、私の「納め」も一つ完了させることが出来て、感謝なのでした ☆

 そして、第二弾へ・・・・。