[Diary 100]



Diary 




                                                                 
                                  VOL.101

 3月ダイジェスト 
  3月 5日
 太宰府天満宮の曲水の宴へ。・・・起源は中国「秦」時代とされ、清らかな水の流れに、盃を流して禊祓(けがれをはらう)の儀式として行われたのが始まり。道真公も参宴していた平安時代の宮中行事を再現する祭事として、毎年行われている。・・・
 観梅の時期でもあることから、電車はほぼ満員で、参道にもたくさんの人。御神木の飛梅は、今が見頃の満開。(わ〜い) 今年も良い時に呼んでくださり、ありがとうございました♪ 一通り御挨拶を済ませてから、曲水の庭に行ってみると、1500席の観覧席はすでに満員。立見席に並んでみたけれど、始まるまでには時間があったので、列を出て再び参道へ行ってみた。


 これが大正解で、行列が太鼓橋を通るところだった。十二単を始めとした当時の衣装に身を包み、雅楽の音と共に優雅に歩いていた。本殿では奉献の儀を行い(またまた最前列で一緒に参列。^^)、再び行列を組んで曲水の庭へ。


 庭園内には、参宴者か関係者しか入れないから、一般の人は設置された観覧席か、周囲の垣根越しから眺めることになっている。立ち見に並ぶのは止めて、お庭の舞台が観れるところに回ってみた。(これも大正解!) 修祓の儀と筝曲演奏の後、白拍子の舞「紅梅の舞」が始まった。踊り手は花柳家。(わ〜い) 続いて、巫女たちによる神楽「飛梅の舞」。梅の木に囲まれたお庭で、梅の枝を持って優雅に舞っていた。今日はこの舞を観たくて参列することにしたのだ。その後は和歌朗読と続くが、私はここで失礼することに。
 6000本の境内の梅も、まだまだこれからが見頃。今年も多くの人を楽しませてくれるのでしょうね。天満宮のご繁栄をお祈り申し上げます☆






 3月 10日
 中学の卒業式。この会場に入るのは入学式以来。月日が経つのは早い・・・。待っている間、3年前のことを思い出していた。生徒入場で、すでに胸に込み上げてきてウルウル状態。壇上で、一人ずつ修了証を受け取っていくのを見守りながら、胸が熱くなった。
 「これからは自分で決めて、自分で責任を取ること。」校長先生のお話や、来賓の祝辞も自分のことのように胸に響いてきた。代表生徒の答辞がまた素晴らしく、両親への感謝の言葉で涙ポロポロ。周りのご両親たちも、涙をぬぐっているのが感じられた。
 最後に生徒たちが対面になって唄ったのは、母なる大地に捧げる「大地への賛歌」と「旅立ちのとき」という歌。(じ〜ん) 退場する生徒たちの涙で一杯になった姿を見て、私も一緒に泣いた。


 柾至は数日前から、「卒業したくないよ・・・。」と繰り返していた。前日の夜も、卒業アルバムをめくりながら思いを巡らせていたようだった。朝起きた顔を見ると、ほとんど眠れなかったのがわかった。今は寂しいかもしれない。けれど、そう思えるのはそれだけ充実した学校生活を送れたということで、幸せなことなのよね。(良かった・・・) 
 ここで区切りを迎える。そのことを象徴するように、昨日の夜に柾至が毎晩使っていた、STSのエレクトロンシートのコードが突然ブチっと切れた。(あらあら) エネルギーの変わり目ですね。(わかりやすいこと。^^)

 進学高については、この数ヶ月の間に大どんでん返しがあった。それもちょっとドラマティックに。(^^) その大どんでん返しとは・・・

 (改めて入試奮闘記です。^^)
 去年の4月に九州支局でのセミナーの帰りに、バスで前を通ってある高校の校舎を目にした時に、すごく惹きつけられるものがあり、気になって帰ってからHPで探してみた。名前だけは聞いたことがあるものの、私は地元の人間ではないので何も知らなかったから。そして驚嘆! そのS高校は、「キリストに忠実なれ」を建学の精神とした学校だったのです。(わ〜!) 
 HPに書かれていたメッセージ
「あなたがたは世の光であり、地の塩である」 ・・・永遠の真理の光を反映して、わたしたちもまわりを明るく照らし出し、塩が食物を味付けし、腐敗を防ぐように、わたしたちも社会をより良くすることを目指す・・・
 以前から、このキリストのメッセージの書かれたカードを大事に持っていた私は、もう鳥肌もので興奮状態。でもあくまで行くのは彼だから、彼がどう思うか、全ては彼次第。その日の夜に、何も説明しないで「こんな高校もあるみたい。」と何気なく見せると、彼も「お〜っ!」と反応。二人で一気に盛り上がったと同時に、目の前にある現実とも向き合うことになった。
 そのS高校は、市内でも有名な私立の進学校。勉強のことは、ほとんど口を出したことがない私に、今まで勉強に真剣に取り組んでいなかった彼。 さあ大変! その数日後に、待っていたかのように救いの手が。 新しいタイプの勉強方法で、塾には行きたくないと言っていた彼には合っているように思われた。それを始めたのが5月のGW中のこと。
 だからといって、すぐに追いつくものではなかった。そこで夏休みの夏期講習として塾に参加してみたところ、2年間コツコツと続けていた者との差を、まざまざと見せられることに。(現実は、もっと厳しいのでした。^^)

 ちょうどその頃、S高校の文化祭があったので見学へ。場所は、領事館が並ぶ静かな通りにあり、すぐ近くに室見川や緑豊かな公園もある。(九州支局からも一本道のところ) 校舎内に入ると、バルーンで作られた虹のゲートやドラゴンが迎えてくれた。明るい日差しが射し込み、環境が整った施設は素晴らしく、生徒たちもイキイキと輝いていた。夢が膨らんでいき、励みになっていた。

 そんな一日も無駄に出来ない状況であったにも関わらず、夏休みにはカナダ、さらには2学期が始まってから、学校を休んでペルーに行くことにした。それが勉強には大きなリスクであるとわかっていたけれど、それ以上に行く意味があることを感じたので、信頼してリスクを取ったのだ。 その結果は思っていた以上のもので、二つの旅がもたらしてくれたものは、何にも換えがたいものになり、彼の心が大きく成長した。
 その一方で、その間のブランクが響き、勉強面ではますます差が開くことに。判定模試でも、合格ラインまでは程遠かった。信じていても、現実を見せられると辛いものがあった。そんな状況でも、これまでに得た精神力があったからか、愚痴や弱音を吐くことは一切言わなかった。そんな彼をみて、口にこそ出さなかったけれど、出来れば変わってあげたいと何度も思ったくらい。

 (そして、いよいよハイライト突入!)
 11月に入り、S高校の学校説明会に参加。説明会は、校内にある教会の中で行われた。「光明」「愛」と書かれた文字が目に飛び込んだ。指先がビリビリしてくる。何て美しい教会。中に入っただけで心が安らぎ、満たされていく。間違いなく、ここにも光の柱が降りている。ここで生徒達の心が洗われ、養われていくのですね。
 ビデオで、学校の創立の歴史や活動内容の紹介があった。生達達は、地域のボランティア活動にも積極的に参加している。キリストの教えに基づいているといっても、海外のカトリック学校とは異なり、信者であるなしや宗教に関係なく、偏ったものが一切感じられなかった。 

学校の方針は、
 「人を思いやる愛の精神を養う」・・・私たちは神に愛され、望まれて生まれてきた。私たち一人ひとりに注がれている神の無限の愛を知ることが最も大切なことであり、そこに私たちの出発点がある・・・
 「神からの授かっている賜物(能力・個性)を最大限に伸ばす」・・・神様は私たちにたくさんの賜物を与えて下さっている。重要なのは、賜物の大小ではなく、それをどう生かすかということ・・・

 そして学校長のお話。「いい大学に入るだけが目的ではなく、学んだことをどうやって生かすことが出来るかが大事。」 「自分の賜物を他者のために用いることの出来る、豊かな人になってほしい。」 福岡にこんな素晴らしい学校があったなんて・・・感動して涙が流れていた。そして心から感謝していた。

 この日の前日はマスターNOの11日、翌日の13日は黒髪山に登り、草場さんのギャラリーに行き、光を受け取り、素晴らしい時間を過ごした日。その帰った夜に、柾至からD高校の話が出た。担任の先生から紹介されたとのこと。 聞いた瞬間は、え〜!?それはちょっとね・・・と思ったものの、同時に心に浮かぶことが出てきた。これは一体・・・? ほとんど眠れないまま夜を過ごし、明け方になり、その意味がわかってきた。(!)

 そして三日後の満月の日。(その前日は、龍馬ちゃんの誕生日&命日) 裏付けることが起こった。学校から帰った彼が、今日虹を見たという。D高校の生徒が、柾至の方を指差していたので何かと思ったら、彼の後ろに大きな虹が見えていたとのこと。・・・その話を聞いて、確信することになった。(天の示しですから。^^)
 そのD高校とは、わが家のすぐ近くにある学校。そのため下校時の生徒たちも良く見かけることがあり、正直に言うとあまり良い印象が持てない学校だった。だから先生からD高校の話を聞いた時は、ある意味ショックでもあり、幾ら何でも・・・という感じだったのです。でも14日の明け方にインスピレーションを受け取ったことから、起きてすぐにHPで調べ学校資料も取り寄せていた。実はこの時点で、宇宙の意図することに気付いていたのですが、あまりに突然で、予想も付かない展開だったので、戸惑っていたのです。

(示しは、さらに続きます)
 その翌日の朝、「めざましテレビ」を付けると、来年ブレイクする新人歌手として現役高校生の女の子が紹介されていた。えっ! もしかして・・・と思ってチェックすると、D高校のHPの文化祭のコーナーで、今年デビューと紹介されていた女の子のことだった。(!)
  「あなたは何も見逃していない。」という満月のメッセージを思い出し、これはもう決定的なことなのだと、私の中では納得することに。
 ただ後は、彼がどう感じているかということ。この半年間、S高校以外には全く目もくれずに頑張ってきた。それが今になってD高校に・・・。近くでお馴染みの学校だったことから、よく二人で冗談としてD高校を話題にしたことがあった。それはS高校とは、ある意味において対照的とも思われるイメージがあったから。
 その翌週に、D高校の学校説明会になっていたので、この時点では余計なことは言わず、一緒に見学に行ってみようと誘った。

 26日の説明会の日。夜中に目が覚めた。激しい雨の音と雷が鳴り響いているのが聞こえていた。 その雨は、明け方まで続いていた。彼も気付いていたので、「夜、すごかったね。」と話をしていたところで、明るい太陽の光が部屋に射し込んできた。 「新しい夜明け」・・・その言葉が浮かんだ。そして説明会へ。

 そこで今まで見えなかったことが見えてきた。D高校には、他の高校にはない独自の教育法があった。一人ひとりがもつ、他の人にはない資質や美点、長所や特技、個性を伸ばし育てるという「個性の伸展」を基本理念としていた。個性の可能性は無限大であることから、従来の詰め込み型の教育から、多様性のあるユニークなカリキュラムが作られている。芸能関係でも有名らしく、氷川きよしも卒業生の一人で、音楽科や薬大コースや工業系学科もあり、一種の専門学校のようになっている。
 彼が薦められたのは、その中の国際英語科。毎年多くの留学生(10数人)を迎え入れ、その留学生と共に生活をするための寮もある。講師もネイティブの先生が中心で、国際色豊か。その講師の一人は、中学の英語のクラスにも来ていたので、彼も顔馴染みだった。

 生徒たちは各学科に分かれて案内され、国際英語科は寮に移動した。そこで流暢な日本語を話すネイティブの先生から説明があった。この学科は、海外大学への進学を目指す者や世界をステージに活躍する国際人の卵を育成するために、特別なカリキュラムが組まれていて、実践的な英語教育に加えて、国際感覚が自然と身に付くように工夫されているとのこと。成績が優秀なものには、特待生として海外の高校への奨学金での留学制度も設けられており、この制度を利用すると、休学扱いなしで3年で卒業出来るという。(!)

 1年ぐらい前まで、「僕は大学には行かないから」と口にしていたことがあった。だからといって、その代わりに何かしたいという目的も何もなかった。それがペルーでの体験と、その時に受けたリーディングのメッセージで、彼にも新たな目標が出てきていて、この時には海外の大学へ行きたいと言うようになったのです。そんな彼にとっては、この学校は最適なものかもしれない。ただそれだけに決断は大きなものになるから、自分なりに感じ取ろうと思い、説明会に参加していた。
 「あの学校は、頑張る人の可能性を伸ばしてくれるところ」と言っていた担任の先生の言葉と、「自由に自分が真にやりたいことを見つけられる学校」という卒業生の声。 私もこの日、自分で確信することが出来た。

 彼は友達と来ていたので、一人で先に学校を出た。通りかかった体育館の壁に、描かれていた文字が目に飛び込んできた。「SHIVA」 えっ!? 何度も見て確かめた。ただの落書きのように書かれているけれど。でも、何でこの文字がここに!? そこで昨夜の雷を思い出した。シヴァちゃん・・・。これが最後のとどめでした。わかりました。全ての迷いや不安は完全に消し去ります!

 その時、私の中にはまだD高校に抱いていたイメージが残っていた。でもこれからは、先入観を捨てて、根本的な視点を変えてみることが必要なのだと。
 田舎で育ったこともあり、子供時代は固い考えを持っていた。素行の異なる人たちを、違う目で見ていたことがある。子供は環境が大事だから、良い環境の中に入れたい、親にはその責任があるとも思っていた。その意味では、S高校は理想的だった。完全に守られた光の中にあるのを感じた。だからこそ、その中で育んでほしいと思っていたのだ。それがこんなに対照的な形で変わることになったが、それこそが目的であり、全て完璧な神の計画だったのです。

 陰と陽を知ることで、その中心にあるものが見えてくる。片方の世界だけでは、それが見えない。宇宙の法則では、どちらが良いとか悪いということはない。その判断は、私たち人間がしているだけ。そして、外に顕れているものではなく、本質を観ること。誰の中にも、素晴らしい光の本質があるのだから、外見だけで判断しない。特に子供たちには、それぞれの魂を成長させるために相応しい環境を用意してあげることが大事。その意味で、様々な個性を持つ生徒たちが集まるD高校の環境には、これからの彼に必要な要素があった。どこの国に行くにせよ、グローバルに動く場合は、様々な国の人と関わりを持つことになり、異なる文化を受け入れ、交じり合い溶け合うことが必要になってくる。その中で、周りに流されるのではなく、あらゆるものと調和しながら、自分の個性を最大限に発揮させていく。この3年間で、彼はその予行練習をすることになり、それが彼の新しいチャレンジとなり、次に活かされるのでしょうね。そのことに気付き、私の中の不安は消えた。(シヴァちゃん、ありがとう♪)

 さて、彼はどう感じているのだろう。この日の夜、率直に尋ねてみると、彼も全く同じことを考えていたことがわかった。そこで一気に方向転換! S高校を示してくれたおかげで、ここまで頑張ることが出来た。高い壁に全力でぶつかってみる勇気を与えてもらった。S高校の説明会が終わって、その素晴らしさをしっかり確認した直後で、大どんでん返しのタイミングも見事だった。(はあ〜溜息) 宇宙(神)のすることは奥深くて、私たち人間の考えなど及びもしないですね。(しみじみ)
 S高校を目指している時、全く他の学校には目もくれなかった。いずれにしても私立の入試が先にあるので、その結果が出てから考えようと思っていたくらい。いざという時のために、滑り止めを用意することもしていなかった。今この瞬間に示される道は一つであり、それが今を精一杯生きることにもなっている。その先のことはわからなくても、次の道が示された時に向かえばいいのだから。(イエイ!)
 
 12月10日に1月の本入試とは別にプレテストが行われた。(その申し込みに間に合うように、ちゃんとなっていましたね。^^) その前日、彼は新しい筆箱を買いに行った。そこで、ボブマーリイのカンペンを見つけていた。ボブマーリイの顔に「ONE LOVE」の文字。ボブマーリイは、彼のパパがフアンで、ロッキーを旅していた時にCDで流していた。ボブが見守ってくれているみたいね。(^^)
 試験が終わった夜、録画していた映画(「チェーンリアクション」)を観ていたら、その中でボブマーリの曲が流れてきた! 「・・・Be ALL RIGHT」のフレーズが何度も繰り返された曲。 そう、その曲が「One Love」だった! (まあまあ) 
 これまでもそう。音楽の好きな彼には、音楽でサインやメッセージを送ってくれている。目標が示された春頃は、ボンジョビの「It’s My Life」で勇気を与えてもらっていた。(毎朝、学校に行く前にプロモを観てから家を出ていた。) 他にも、デフテックの「My Way」、D高校のサインが示されてからはデスチャの「Stand Up For Love 」(何度聴いてもウルウル)などなど。・・・感謝です。
 おまけのシンクロは・・・4日に観に行った日舞の会でD高校の生徒達も出演していたこと。同じ会の先生が、D高校で教えているそうです。(^^)
 そういえば10月の終わり頃、ガラスの置物が落ちて割れたことがあった。そのテーマは「夢」。その時に古いものが新しいものに変わる、何かエネルギーの入れ替えが起こるということを感じていたのだけれど、それもサインの一つだったようですね。(ふふふ)

 (まだまだ続きます。^^)
 12月21日のこと。この日の午後は雷が鳴り、雪が降っていた。その夜に、担任の先生から電話があった。プレテストの結果で、特待生を選別するにあたり、面接をしたいとの申し出があったとのこと。特待生は、プレテストの成績優秀者の中から選ばれる。受験者には、帰国子女も数名いた。英語の成績は申し分なかったが、内申書による他の科目の成績で引っ掛かったそうだ。(無理もありませんね。^^;) そこで担任の先生や学年主任の先生達が、かなり後押ししてくれたようで、父兄と一緒に直接話をしたいと言われ、急遽翌日に決まった。
 それが22日の冬至。朝から風が強く、雪が降っていた。二人でD高校の教室へ。これで彼も私もやることは全てやったので、後はお任せすることに。終わって外に出ると、雪は止んでいた。 入学する前に、先生とじっくり話せたことで、この学校に行く意味を、さらに確認することが出来た。この機会を与えて頂いたことに感謝した。そして、応援してくれた中学の先生達にも。
 3年になって彼が変わったことと、彼の人格や将来性を見てほしいと、D高校に熱心に話して下さったそうです。本当に有り難いことでした。彼のことを理解してくれていたことにも、心から感謝した。彼も今度のことで良くわかったと思う。一人で生きているのではないということ。そして自分のことを、こうして見込んでくれている人もいるということ。それに対して、自分は何をするべきなのか・・・そう、自分のやることに最善を尽くすことなのですね。
 彼は、自分から塾の冬季合宿に参加させてほしいと言った。現実的には、入試には直接関係がないのだけれど、自分を高めるために、最後にしっかり勉強しておきたいとのことだった。そうして5日間の合宿を終えた翌日の大晦日、私たちは大日如来さまの前で新年を迎えた。

 1月21日の本入試。彼の受験番号は33番だった(!) 33のメッセージとは、「アセンデッドマスター達が、あなたを見守りサポートしています。あなたの祈りに応え、あなたが使命を果たすために手伝いにきています・・・。」   この日の夜、ケーブルでは「パッション」や「ジーザスクライストスーパースター」などのキリスト映画特集があった。(いつもありがとうございます♪) 
 そして、26日に合格通知表を受け取った。この日は、彼が生まれて5500日目だったそうだ。(携帯で出てくるそうです。^^) そこで、55のメッセージを確認してみると・・・
 「あなたは、大きな人生の転換期を通り抜けようとしています。過去の必要のなくなったもの、役に立たなくなったものは全て手放し、新しくより良いものと置き換えましょう。」
 
 1月29日の新月&旧正月が明けた日は、英検の試験日。説明会の時に、国際英語科の1年生が二人、2級に合格したとの通知が入っていた。2級は高校卒業レベルと言われている。それを1年生の間で受かっているのだから、国際英語科のレベルが高いこともわかる。入学してからではなく、今から準備をして力を付ける意味で受けてみることにした。この間に問題集で勉強して、準2級に挑戦。・・・その結果、1次試験、2次試験共に合格。(ほっ)

 この時期、周りの子供たちは入試のラストスパートで、最も大変な時を迎えていた。彼も、もしS高校のままだったら、全く余裕のない時を過ごしていたに違いない。それまでの受験勉強で、彼もしっかり学んだはず。コツコツと勉強してきた人に、いきなり追いつくことは出来ないのだと。日々の積み重ねが、大事だということ。それを、これからに活かしていく。先に終わったからと油断するのではなく、同じことを繰り返さないためにも、せっかく身に付いた勉強のペースを維持するように、今の内に復習をしている。一日一日を大切に過ごして、精神的に余裕がある内にね。(^^)

 この頃、サインの一つだった女の子が、デビュー曲初登場でランキング3位になっていた!(パチパチ) 改めて唄を聴くと、その曲のメッセージまでピッタリだったことに気付いた。(ありがとうございます。^^) 
 絢香(AYAKA) 「I believe 」
  ・・・・ I believe myself 信じることから 全てが始まる
     あたたかい光は、間違っていない。 歩いていこう。・・・ 

 新しい道に進むときは、先入観も思い込みも手放さないといけない。宇宙(神)は、このようにある日突然予想も付かない形で示してくれることがある。それがどのようなものであっても、全ては宇宙の調和に基づいた最善のものであること。起こっている出来事の一つ一つを、抵抗しないでそのまま受け入れる。先のことがわからなくても、自分を信じ、宇宙(神)を信頼し、全託して、自分の最善を尽くしていく。目の前に示された道は、間違っていないのだから、勇気を持って一歩一歩踏み出しながら・・・☆
 
 (ただ、その時に頭の中が混乱していたり、囚われているものが多いと、その示しに気付かないことがあるのです。だから、いつも心・身体・魂のレベルで、クリアにしておく必要があるのですね。意識が澄み渡っていると、内なるメッセージもスッと入りやすくなりますから。^^)

 入試が一足先に終わったことで、精神的に早く楽になれたこともあるが、現実的にもD高校で良かったと思うことが一杯出てきた。S高校に通うにはバスを乗り換えて、早くても45分ぐらい。朝のラッシュ時だと、一時間近くかかることも考えられる。それがD高校までは歩いても、校舎内まで3分とかからない。(わずか300mくらいで、小学校よりも近いのです。^^) 3年間通うのだから、その差は大きいですね。本当に何て有難いことでしょう。
 今の場所に決めたのは、日本に帰った翌々日。不動産屋さんに一番最初に見せてもらった部屋で、その日にすぐに決定。他にも数件見せてもらう予定だったけれど、もう見ることさえもしなかった。建物も古く、外観的にも特別に目を引くものではなかった。それでも、ここだ!という何かを感じていたのでしょうね。(それも今は憶えてないくらいだけど。^^) 住んでから、少しずつここで良かった、ということが、数え切れないくらい次々に出てきていた。直感を信じて行動することの大切さを、今回も教えてもらった。
 ・・・以上が、入試奮闘記の結末でした。チャンチャン

 (話を戻して・・・)
 卒業式が終わった後は、教室で最後の学活があった。生徒たちから花を渡された先生も、ウルウルしていた。友達に囲まれて、アルバムにサインをしている姿が微笑ましかった。(^^) 学校を出る前に、先生と御挨拶するチャンスがあった。D高校を紹介してくれた時に、お世話になったお礼を伝えることが出来て良かった。一年間見守り導いて下さり、本当にありがとうございました。(メルアドも教えてもらったので、先生にまた報告しますね〜♪)

 校庭の門の前で、お花のゲートをくぐってお見送り。友達に一緒に写真を撮ってもらった後、私はお先にバイバイ。柾至は、そのまま友達と打ち上げに。友達がたくさんいたことも幸せなことだった。私が旅に出ていたり、長く入院して一人になっていた時も、大きな支えになっていてくれたのだと思う。思えば、彼は昔から誰か特定の人を嫌ったりだとか、誰かのことを悪く言ったことがなかったように思う。いつも周りの人から愛されていたのは、そのおかげだったのかもしれない。

 中学の3年間は、子供たちが心身共に大きく成長する大事な時期。この間に、一人で暗闇に入り、じっくりと自分の内面を深く見つめていく時間を与えられる。そして最後には、その先に小さく見える光があることを知る。それは誰にも必要なことで、避けられるものではなく、避けるべきものでもない。そのプロセスも、無事終わってくれた。親としての安堵感と歓びを感じた。卒業おめでとう〜! そしてありがとう。 ここまで導いて下さった人たちや、多くの存在たちに心から感謝します☆
 

 3月11日
 この日はSTSのセミナーへ。翌日から北海道にアメリカと続き、スケジュールも目一杯だったので、今回は参加しないつもりでいた。それが、8日に支局にお買い物に行った時の茶話会で、いろいろお話を聞いていたら、どうしても参加したくなった。でも場所は久留米だし、どうやって行こうかな・・・と思っていたら、その時に来ていたYukaさん達の車に便乗出来ることになった。(ラッキー♪)
 堀さんの運転で、佐賀セミナーでも御一緒していたAsakoさんの4人で出発。オレンジのプラズマカーは、相変わらず快適♪ (るんるん)  早めに会場に到着。Asakoさんと会場内にあるレストランで、ランチをすることに。唯一のレストランは、何とインド料理。 久留米の少し外れた場所で、インド人コックさんの本格的なインド料理のお店があるのも珍しいけれど、何とその名も「ヴィシュヌ」だった! (わ〜い♪)  店内に入ると、ニッコリ微笑んだシヴァちゃんがお出迎え。続いてガネーシャも登場。この時点で、今日セミナーに参加する必要性を感じ取ったのでした。(うふっ)
 サリーを着たスタッフも感じが良かったし、マイルドな味のカレーに、焼きたての大きなナンがおいしかった〜♪ 私たちが入った時はガラガラに空いていたのに、しばらくしたらすぐに満席に。そこに半田代表御一行も入ってきて、新しくテーブルを用意してもらっていた。最近REIKIの言葉を耳にするようになり、気になっていたというAsakoさんと談笑。(みなさん転機を迎えているようですね。^^) 時間まで、お花の咲いた公園をゆっくりお散歩。家族連れなどの長閑な雰囲気に、私たちもすっかりリラックス。平和だなあ〜。

 久留米でのセミナーは初めてだったので、少人数を予想していたら、何とびっくり! あっというまに満席になり、それでも足りなくて通路に椅子を運び、びっしりと全く隙間がない位の状況になった。一体どういうことかしら!?って感じで驚きだった。新しい人たちはもちろん、しばらくご無沙汰している人たちも多かった。これが福岡市内ならまだわかるけど、こんな離れたところのセミナーだったのにね。それぞれに何かを感じて、呼ばれてきたみたい。その中には、長くご無沙汰していたShinoちゃんの姿も。(あらまあ!) 長い冬眠からも、ようやくお目覚めみたいね。(笑) 他にもTeraちゃんやYoukoちゃん。この日初めて参加したYukiさんも。Yukiさんは、支局から帰った夜にリーディングを受けていて、その時に急に思いついてセミナーに誘ったことから、急遽参加することになった。ファーストを受けた直後で、変化が起こり始めたところだったので、ピッタリのタイミングだったみたいね。インド料理でランチしている時に、彼女がサリーを着た姿が浮かび、一人で納得していた私。(ふふふ。^^) 思わず集まったレインボーファミリー達を、それぞれに紹介して顔合わせも。(^^)
 他にも、巨石パークや真柄さんのコンサート、如意輪寺でもお会いした村上さんも来ていた。村上さんも今日は参加するつもりではなかったのに、急に来ることになったのだとか。(あらやっぱり。ふふふ) そこで、思わぬ情報も頂いて、私もワクワクすることに。(う〜楽しみ♪)

 セミナー中も、エネルギーが凄かった。何か大きな変化が起こっているのを感じていた。この日は、オールワンウォーターが再び試供品販売されることになり、最後まで残っていたおかげで、3本ゲットすることが出来た。(1人1本の予定だった) それだけでも、この日参加する意味があったというもの。(ラッキー!) おまけは、このオールワンとSPHWほか、酵母からSTS製品を駆使して作ったという酵母パンも試供品販売。わ〜い、うれしいなあ。3種類の内、一つは旅行に持って行き、後はお鍋に載せておいて、さらに発酵&エネルギーアップさせることに。(ふふふ) 
 そうそう、待ちに待ったSTSのお鍋セットも、3月に入ってすぐに届いていたのです。何を作っても簡単でおいしくなるだけでなく、全てのお料理はこの鍋と庖丁を使うようになったので、細胞もますます歓んでイキイキしている感じ。何しろ、このお鍋はNTプレートの6倍のパワーがあるのです。(!) お料理だけでは勿体ないから、普段もお鍋の中に何でも入れて置いてある。佐賀のYさんは、それまで食べれなかった市販のヨーグルトが、載せておいただけで食べれるようになったのだとか。有り得る〜。(また詳しくは、蘇生レポートでね。^^)
 
 一般セミナーの後は、久々に第二弾の勉強会も行われ、本当に充実した一日になっていた。帰りが遅くなり、明日の北海道旅行の準備も手付かずで、まだ仕事も残っていたけれど、満たされたエネルギーで、夜もバリバリ出来そうだった。帰りの車には、セミナーで教わった通りに、GSにキャップ一杯のオールワンを投入。滑るように走り、さらに軽くなって快適なのを、みんなで実感していた。燃費もさらに良くなるようだし、アリゾナでのドライブにも最適。やっぱり今日来て良かった〜とつくづく実感♪
 この日は、ブレスレットも手にすることにした。ネックレスだけで充分と思っていたけれど、急に気になってペアで買った。シルバーとゴールドを、両手にすることでバランスが取れて、エネルギーがより循環するとのこと。この日の夜に早速付けて眠っていたら、夜中に左側の頭部がズーンときて、両手が熱くなってきた。(お〜っ!) 遅くまで準備していたにも関わらず、朝起きたら顔ツヤも良くなっていた。そうそう、セミナーから帰ってからメール送信しようとしたら、今までにない形でエラーが起こり、PCがしばらくおかしくなっていたのです。(またまた〜!)  新しいエネルギーとも繋がってエネルギー交換されたのね。これで明日からの準備もバッチリ。必要なものは、こうして全て用意されるのです。 大事なのは、心に感じた通りに動くことですね。v(^^)v  ・・・この日は、88の数字が続けて入っていたのですが、この後も続くことに。(ふふふ)

 12日の早朝に出発し、15日の満月に帰宅。4日間の北海道の旅は、その後のアリゾナの旅にも続いていました。(うふっ) 
 みほちゃんより
 「ちょっと早いけどお帰りなさーい、ですね。北海道旅行、ありがとうございました。雪の北海道でまたいい経験がたくさんできました!帰ってから、観光は大事だともっと深く思うようになりました。・・・ さっきニュースで、今日(21日)北海道の雌阿寒岳で7年ぶりに小規模とはいえ、噴火があったと流れてました。映像も流れててびっくり。煙モクモク上がってました!・・・」

 前日の17日は、D高校の入学説明会。この日の朝、またまた「めざましテレビ」でボブマーリイのことが話題になり、彼の残したメッセージが紹介されていた。
 「僕の言葉は、神様から授かった真の言葉なんだ。そのことを本当に理解している人は少ないけれどね。・・・」
 それで、私たちにメッセージを伝えてくれたのですね。ありがとうございます。(ボブは、この後の旅の最後にも登場してくれました。^^)
 
 各教室に父兄と集まり、制服の採寸や入学の準備の説明などがあった。そこで、また驚くことが発覚! 斜め後ろに座っていたお母さんから声を掛けられ、えっ〜!! 何と彼女(Chieさん)は、柾至のパパ(MCと呼びましょう)の古い友人だった。イギリス人の御主人とは、パーティでMCから紹介されていた。(16年程前のこと) その後、里帰りした時に再会し、この間に生まれた互いの子供の誕生日が近いことがわかった。(柾至とは3日違いの誕生日!) その時に奥さんのChieさんに会い、お目目クリクリで可愛い赤ちゃん(Wくん)と一緒に、抱っこして並んで写真を撮ったこともあった。 私が8年前にカナダから帰り、その後でMCが日本に来た時に、古い友達を呼んでパーティをしたことがあり、その時に彼女とWくんも来てくれていた。別の日には、一緒に公園で遊ばせたこともあった。その後は、連絡を取っていないままだったけど、まさかこんな形で再会するなんてね。それも、11月の学校説明会の時に二人とも来ていたのです。その中で唯一ハーフの男の子がいるのが目に入っていて、柾至とも話題にしていたのに、まさかその子がWくんだったとは・・・。 本当に驚き〜! Chieさん曰く、私のことは「昔と全然変わってないから、すぐにわかった。」とのこと。この日教室に入った時点で気付いたそうです。(^^) 改めてWくんを見ると、確かに面影がある。あの時に写した写真がはっきり浮かんできた。まあ、こんなに大きくなって・・・。(じ〜ん) 後から後から、出てきますね〜。 これからが、ますます楽しみになってきましたよ〜。(イエ〜イ♪)

 ギリギリまで盛りだくさん状態で18日に出発。 アリゾナへの旅は、言うまでもなく凄かったです。お彼岸の入りと同時に始まり、春分の日に嵐でピークを迎え、同時に今までにない形でたくさんの虹が現れ、ミラクルも起こったり。(ふふふ) 私たち3人にとって、とても大きな意味のある旅になっていました。とても一言で言えるものではないので、後のレポートを楽しみにしいてくださいね。出発前にすでに、セドナにはもう一度帰る、それもツアーをすることになるかもというインスピレーションが来ていたのですが、現地でいろいろな人達と出会い、それも現実化しそうな感じ。全て為るべくして為るということが、今回の旅でもよ〜くわかりました。(^^) 
 そうして帰ってきたのは、29日の新月を迎える朝。(こんがり日焼けして、トースト状態の私です。^^) その日は入学準備品の購入日で、11時までにD高校に行くことになっていた。家に着いたのが、10時半頃だったので何とかセーフ。これも家から近いおかげ。(一時の時間も無駄にすることなく、動かされているみたい。^^) 校舎の入り口には、絢香ちゃんのポスターもあったりして。(^^)

 夜は久々のHWのお風呂の中で、熟睡しそうになっていた私。柾至は、2時間近くお風呂に浸かりながら爆睡していたとのこと。わかるわかる。(笑) しっかりエネルギーの統合が出来たみたい。この日には、修理に出したエレクトロンシートも届いたし。ここで切り替えて、新月と共に新しい旅立ちに向かおうね〜。v(^^)v

 春分の日も明けて、いよいよ本格的な春ですね。今年は、さらにスピードアップして、物事が進んでいくようですよ。始動のエンジンをかけて、スタートです☆