[Diary 177]


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                                                    VOL.178

★詳しいレポートは、それぞれの日付からリンクさせたブログや、
別レポートのページにあります★

 2009年 7月   Part 1                   
 7月 1日
 この日は、下半期の元旦のようなものであり、一年の土台を作ってきた前半からのエネルギーが、切り替わる日になっている。そんな大事な日だったので、朝から強い雨が降り続いていたけれど、予定通りに妙見神社へ行った。
 去年ここで起こったことは、今でも忘れられないぐらいの強烈な体験として憶えている。(Diary158) 同じくエジプトから帰って三ヵ月後ぐらいのことだった。あの時は、私個人としての封印を「生命の鍵」で開けてきたので、それだけのことがあったのだと思う。その前の夏至の日にかけての身体の変化も、凄まじかったし。(ほほほ)

 今年は、年が明けてからも穏やかだった。エジプトでの旅も同じで、太陽神はいつも温かく、慈愛に満ちた光で包んでくれていた。この日は珍しく、去年とは全く対照的な天気で、神事の間も雨になった。その対比が、また陰と陽の象徴のようだった。それが、この後半も、去年までとは大きく異なるという示しにも。

 何がどう起こるのか、ドキドキはしているけれど、それはワクワクのドキドキ感で、内心はとても楽しみ。(へへへ) 私だけでなく、周りの人たちのこともそう。 特に、昔から見ている人たち、繋がっている人たちが、ここでいよいよ次の段階へと、大きく羽ばたこうとしている、より輝こうとしているのが感じられるので、それも楽しみになっている。(うふふ)

 それぞれに起こることは違っても、互いに影響し合うことを考えたら、私ももっと前に進んで行きたい、もっと進化したいと思う。 そのための光を、周りにも放っていたいと思うから。

 最近、風がとても優しい。風の精霊さんとは、昔から仲良しさんだったけれど(^^)、また違うものを感じている。温かく包み込むような、優しく運んでくれるような・・・。 それは、私の意識が変わったからかもしれない。 余分な殻や枠、力というものが抜けてきて、ようやく本来の生き方に近づいてきているから。どこかで、何かに抵抗していたものが、なくなってきているから・・・。そうして軽くなった分、さらに感じやすくなっているのでしょうね。
 このまま運んでもらおう〜。 この日に強い眠気の中で、運んでもらったように。 ヴィーナスが誕生した時のように・・・☆ 

 その雨の中で、帰りに観に行った「よみがえる黄金文明展」も、また象徴的だった。最初に目に入って来たのは、アフロディーテ女神の像だった。それも年下の美少年アドニスと、仲良く寄り添っていたりして。(きゃっ) その二人の間にいるのが、有翼のエロス神。(像のイメージとは少し違うけれど、画像左はルーベンスによる「ヴィーナスとアドニス」)

 その像を目にした時に、「ハイハイ」という感じで納得することが。(^^) しばらく前から、女神さまたちだけでなく、エロスちゃんの存在がすごく身近に感じていたので。 エロス神のように、周りに愛の矢を放って行くようにと。・・・は〜い、喜んで。(^^) この場合の愛の矢というのは、恋愛としてだけではなく、人と人を愛で繋いで行くという意味になっているようです♪

 続いて、地母神のアルテミス。その兄弟神であるアポロ神も登場。頭部の像は、また存在感があって、強く入ってくる。太陽神アポロは、光明神(!)と訳されることもあるという。 (画像右は、Jean Broc作 美少年ヒュアキントスの死を嘆いているアポロ神。・・・ うっとり〜♪ みんな美少年が好きなのね。^^)

   

 勝利の女神ニケに、三美神(ヘラ、アフロディーテ、アテナ女神)も、揃って登場。黄金の秘宝のコーナーには、目にも鮮やかな黄金の数々。眩しいくらいに、キラキラ輝いている。「黄金の花冠」も美しく、「鹿形のリュトン」や「フィアラ杯」に、ペガサスも。>画像は、お借りしました。

   

 そして、ツタンカーメンの黄金のマスクに匹敵するという、トラキア王のマスク。確かに、黄金の色も輝きも鮮やか。トラキア人というのは、ブルガリアを中心とした地域で活躍した人々のこと。
 彼らにとって、黄金は「永遠の繁栄と富」であり、「不老不死」のシンボルでもあったという。 その黄金のマスクは、「バラの谷」で発見されていた。

 バラというだけで、私の中ではすぐにヴィーナスと結びついてしまう。(えへへ) その「バラの谷」の香りが嗅げるようなコーナーもあり、出口にはブルガリアのバラグッズも。
 飲むバラから、クリーム類までいろいろあった。エッセンスとして入っているのは、ほんの少量だと思うけれど、それでも一昔前なら飛びついていたかも。(笑) 今は香油の原液100%が手元にあるから、好きなだけ香りも堪能出来るし、化粧品とかも自分で創れるから有難〜いと実感。(うふふ) 
 
 ブルガリアということで、東京に住んでいた頃に、とても親しくしていたブルガリア人の友達(Mr ニコライさん)のことを思い出した。数ヶ国語を話す、とても頭の良いドクターでもあり、度々お家に呼んで頂いて、手作りのブルガリア料理までご馳走してもらっていた。 カナダに移ってから、私がひどく落ち込んでいた時に、出張で訪ねて来てくれて、そこで励まされて立ち直るきっかけを作ってくれたのも彼だった。・・・その翌年にREIKIに出会っていた。

 帰りは「88−88」ラッシュで、お家に帰ったら Hiroeちゃんから、プレゼントが届いていた。それがまたカッパーゴールドでキラキラ光る貝殻の形の中に、誕生石のパールが入っているストラップ。これを見たときに、「ヴィーナス誕生」が浮かんで、選んでくれたとのこと。わ〜い、うれし〜い♪
 夜には、Kちゃんファミリーからもらった素敵なフォトフレーム。その中に見本として入っていた絵が、アイリスの絵だった。・・・私の仕事のことはほとんど知らないので、偶然(!?)なのだけれど。
 同じく、この日には新しいマイミーオも到着。それまでの白から黒になっていて、これも陰陽の統合らしくて良い感じ。性能も以前よりバージョンアップしていて、さらに使い易い。
 下半期の元旦として、相応しい一日になり、これからますます楽しみになった♪

 7月 4日
 アメリカの独立記念日。直接は関係ないけど(笑)、ひと段落したところでエジプトレポートも再開することに。サファリでの御来光から、トリニティ(三位一体)の光が浮かんでいた。(2009エジプト編 Page4

 午後、ガルーダちゃんに乗ろうとしたら、エンジンが掛からない!? 突然に何かしら・・・それまで全く普通に動いていたのに。 購入したバイク屋さんに見に来てもらったら、エンジンオイルがないみたいで、エンジンが焼き付いている可能性があるとのこと。そうすると、修理には5万ぐらいかかるとか。あちゃ〜、そう来ちゃったか。
 どうやら、バイクのエンジンオイルというのは、三ヶ月置きぐらいに入れ替えしたほうが良いらしいのだけれど、私がしたのは半年後の一回だけで、その後は・・・。(オイオイ!) その状態で、今まで乗れていたことが珍しいみたいだった。あらあら・・・ガルーダちゃん、頑張ってくれていたのね。ごめんね〜。

 ということで、修理に出した。有難いことに、エンジンは大丈夫だったようで、オイルと一部の部品だけの交換で済んだ。ほ〜っ、助かった。 引き取りに行って、買い物を済ませた後で、エンジンを掛けようとしたら・・・また掛からない。今度は、ランプも点かない。あれ、お店では普通に掛かっていたのに、ビクともしない。 再び連絡して見てもらうと、何とかキックでは掛かるものの、ブレーキランプも点かなくなったので、再修理に出すことに。あらあら、また・・・。もしかして、次のスイッチを入れちゃったかな。 それで結局、ハンドルの部分をごっそり新しく交換することに。(おやおや)

 7月 7日(月食)
 七夕の7並びに、月食が重なったトリプルパワーの日になった。個人的にも7月7日は、ある意味を持つ日になっていたけれど、今年はマイケルの追悼式になった。

 久し振りに、いつもの教会へ行ってお祈りをしてきた。この数年間・・・長い間ほとんど聴くことはなかったのに、数日前から何かが吹っ切れたように、マイケルの曲を流していた。一度聴き始めると、飽きることなく、ますます聴きたくなる。夢中になっていた頃のように・・・。あの頃と違うのは、意識して聴くというよりは、BGMのように自然と入ってきて、自然と口ずさんでいた。 

 AOLのステイションで流しているので、昔の曲からもランダムに流れてくる。特に、ジャクソン5の歌が新鮮だった。 天使のような歌声でありながら、力強く響いていて、とてもパワフル。おそらく、この世界で生きることの苦しさというのを、まだ知らなかった頃かも。 素直に、のびのびと唄っているのが、時に切なく感じていた。
 
 ・・・翌日、追悼式の最後に、娘のパリスちゃんが出てきたシーンを観て、またたまらなくなった。何度目にしても、涙が溢れてくる。彼女の一言が、マイケルの全てを語っているようだった。きっと、今は片時も離れることなく、子供達のそばで見守っているのでしょうね。大天使ミカエルと共に・・・。

 お祈りをしている時、これからの自分の方向性についても宣言していた。読んでいた本のフレーズが、私の中で響いた。

 「心身も霊性もしなやかにして、優雅な霊性の発達をさせていく。」

 それが、ずっと望んでいたことだとわかった。ただそのために、ここに来るまでに、体験から学ぶ必要があり、だからこそ今があるのだと・・・。そして、それがヴィーナス プロジェクトという一つの形になったのだと。このプロジェクトを通して、周りと分かち合い、光として伝えて行くために。

 その翌日、ガルーダちゃんも生まれ変わって帰ってきた。その後で入ったお店では、マイケルの曲が流れていて、続いて掛かったのが、ボンジョビの「HAVE A NICE DAY !」。 そして、3曲目がバナナラマの「ヴィーナス」に。(うほほ♪) ホップステップジャンプみたいで、本当にわかりやすい。(笑) ・・・ご苦労さまです。(^^)
 さらには、お家の手前の「81−41」が目に入った直後に、「41−41」が続いた。(!)

 そして帰った後には、世界最古の聖書である「シナイ写本」が公開されるというニュースも届いた。それも、シナイ山の麓にある聖カトリーナ修道院で。その修道院には、「燃える柴の木」や「モーゼの井戸」があり、去年お祈りをさせて頂いていた。(エジプト2008 Page 5)  今年の旅でも、シナイ山から降りて来たときの集合場所にしていた。
 これまで長く秘蔵されていたものが、この時期になって公開されることになった。ツタンカーメンのミイラが公開になり、ハトシェプストのミイラが認識され、アブシンベル神殿の至聖所の封印が解かれたり。 この1〜2年の間に、奥深く隠されていたものが、次々と表に出てきている。 この時が来るのを、待っていたかのように。

 この前日(7日)の夜には、神々からのあるメッセージが届くと伝えられていた。それが、このことだったのかもしれない。先月からプランしていたことに、すぐに繋がることだったから。 まだこの後も、さらに続いて・・・

 そのまた翌日(9日)、ふと思いついてDVDを借りに行ったら、あるDVDが目に留まった。「ザ スフィンクス 秘密の扉」とある。(!) ピラミッドにスフィンクスの表紙。メジャーな人は誰も出ていないし、一見にして○級映画という感じも。(^^) それで一度棚に戻したものの、またすぐに手に取ってしまった。あらら・・・(笑) 
 レポートを再開したこともあって、エジプトからのエネルギーが、また押し寄せている最中だったので、何かあるのかもと素直に借りることに。

 10日は、朝から雷ゴロゴロで強い雨が降り続いていた。柾至もバイトが休みだったので、その日の夜に一緒に観ることになった。内容は、スフィンクスの地下に隠されていた、封印の扉を開くというもの。その鍵になるのが、アンモナイトの化石。なぜアンモナイトかしらんと思っていたら、柾至が自分の部屋から、アンモナイトの化石を持ってきた。あまりに映画の中の化石と似ていたので、びっくり! 
 その石は、ネパールでヒマラヤの山の御来光を参拝したときに、記念に手にしたものだった。(ネパール編 Page 4) あれは2年前の春分の日で、「コンドルとイーグル統合」の祈りを捧げたとき。

 でも、エジプトと何の関係が・・・と思って調べてみたら、こんなことが出てきた。

 「標準的な殻の形態から、この啓示的な不思議の“石”を手にした古代ローマの博物学者ガイウス・プリニウス・セクンドゥスは、古代エジプトの太陽神アモン(Ammon、アメン、一時期は最高神アメン=ラー)が持つ螺旋状に巻いた牡羊様の角を連想し、「ammonis cornua(アムモニス・コルヌア。=horns of Ammon、アモンの角)」と呼んだ。」
 それはそれは・・・。 ちなみに、アメン神はカルナック神殿に祀られている。

 映画の中では、トンネルが結界になっていたり、異次元の世界はこの世と平行して存在しているとか、これまでの体験と繋がっていたり。 ギリシャのオリンピアやアレキサンドリアの大灯台も出てきた。

 「大地と空と海と太陽が、エーテルを調和し、ひとつを生み出す。」
 「エーテルは、古代科学の5番目の元素で、神の霊的実体でもある。」
 「人間は、四大元素(大地・空・海・太陽)が調和した存在。」


 そして、「スフィンクスは、二つの世界を繋ぐ目印」であり、封印の扉を開くと「天と地の全ての謎を解き放つ」ことになると・・・。

 映画としては、予想通りに・・・だったけれど(^^)、これらのことを伝えたかったようです。また、それらの隠された封印の扉を開くのは、私たち人間であること。 それが自分の封印である場合、最終的に開くのは自分自身しかないこと。それには、それだけの準備と決意をして、自分の情熱やエネルギーを注ぐ必要があるということ。
 そのためのチャンスや機会が差し出されたとき、怖れや不安から、これまでと同じ道・・・無難な道を選ぶのか、導きを信頼して、リスクを負ってでもチャレンジする道を選ぶのか。それが一つの分かれ道になり、その選択は本人に任されていること。

 私が、この後に示されていることについて、伝えられたメッセージとも繋がった。
 「古いものにしがみつくのは止めて、新しい可能性に掛けてみること。無理に避けようとすると、前には進めない。危険を冒して手に入れたものは、大きな財産となって返ってくる。」

 その内容というのは、危険を冒すようなことではないのだけれど(^^)、ある意味ではチャレンジになっていた。すでに選択は終わっていて、具体的なプランをしているところだったけれど、自信と信頼を持って進むようにと言われているのを感じた。
 ここで、気になっていた人たちのことも浮かんだけれど、自分で選択したことについては、神々(宇宙)も手を出せないということも、良くわかったのでした。 それでも、その選択の中での最善がもたらされることを信じてあげたいと思った。

 おかげさまで、何かが吹っ切れた感じで、集中して取り掛かれることになった。 その流れの中で、ハトホルからのメッセージも伝わってきた。 それも、「内なる男性性と女性性のバランスを取る」ということで、ヴィーナス プロジェクトのテーマと同じだった。それもそのはずで、去年エジプトから帰ってきてから、ハトホルの存在を感じるようになっていたから。 導きとサポートに感謝です。・・・ そう、一人で出来ることは何もない。スピリットと一体になって動くこと。 これからも、よろしくお願いしま〜す☆
 >メッセージは、ヴィーナス プロジェクト Part 2 にも、紹介しています。
 
 また同じサイトから、6月21日(夏至)の日には、光のコードのエネルギーが活性化したということも。

 「光のコードのこの新しいエネルギーは、各個人が自分自身を癒すためにも、他者の癒しを促す開業医たちを癒すためにも、用いられることができます。・・・先日の夏至のエネルギーの定着に取り組んだ人たちは、幾つかのレベルでこのエネルギーに取り組むことを選んでいることでしょう。
  しかしともあれ、このエネルギーは利用できるものであるということを知り、”このエネルギーと取り組みたい。このエネルギーの能力を自分が使いこなせるようになりたい”という意図をセットしてください。そうした上で、知識でもって過去にあなたがしてきたヒーリングワークをすれば、この新しいエネルギーは、人がより良く感じられるようになる手助けをするだけでなく、時間と共に段階的に…あるいは即座に…いわゆる“治療”のお膳立てをすることができるようになるでしょうから。


 流れの中で、夏至の日にプロジェクトを公開することになったのだけれど、それもやはり必然的で、無意識の内に選択していたのでしょうね。ハイアーセルフの部分で。 
 こういう形で、わかりやすく確認させて頂いたことに感謝。・・・ いつも後になってから、教えてもらうのだけれど、それも自分で内なる声(ハイアーセルフの声)に従う必要があるようで。(ほほほ)  これで、ますます自信を持って進めることが出来そうな気がする。ありがとうございます。私も、自分の出来る方法で、宇宙から送られてくる光を、拡げて行きたいと思います☆
 
 またその少し前には、金星についてこのようなことも。

 「古代の占星術師たちは、宵の空に現れる方(宵の明星)には、女性の属性、明け方に現れる方(明けの明星)には、男性の属性を当てはめていた。中東の古代文明の中には、この惑星を女性性・男性性の両方を体現するものとみなし、両性具有の象徴として表現したものもある。一方で、ギリシャ人は金星を女神アフロディーテと呼び、その男性の属性の方は、息子エロスに振り替えている。
 現在、金星は愛の女神として万人に認知され、男女間の惹かれあいを象徴するようになった。このことは、金星の元来男女両性であるという性質、そしてそれがいったん分離された後、再び統合されるのを望んでいるということを反映しているのではないだろうか。・・・


 それも、ハトホルからのメッセージと繋がっていましたね。(^^) 
 
 育てた苗をより大きく成長させて行くように、これから秋に向けた数ヶ月は、積極的にエネルギーを循環させて行く。この時期は特に、入ることよりも出すことを優先させることで、より循環するようになる。・・・実際に、それは現実の出来事として起こっていて、物質的なものも必然的な状態で、古いものから新しいものへと、次々に移行させられている。(ほほほ)
 そう、あくまで収穫するのは秋。それまでに、しっかりした実がつくように、滋養という肥料も与えながら、育てて行くとしましょう〜☆