[Diary 24]

Diary



                                   Vol.25


2003年 2月 ダイジェスト版 (前編)
 ドルフィンスターテンプルのアモラ・クアンインが、2月1日に富士山での地球の儀式を行うために、日本に初来日することになった。秋のシャスタでのワークから、楽しみにしていた。その前日の31日には、コース卒業者に新しい教えのワークもしてくれるとのことで、30日から東京入りすることにした。
 その直前のこと。大阪のセミナーの後から、突然私の体に変化が表れた。喉が詰まってくる感じで、咳が出始めた。セルフヒーリングをしても治まらないので、これは肉体レベルのものではなく、別の原因があると思った。そこでのガイダンスは、「新しい自由を手に入れる。」というものだった。この時は、まだその意味がわかっていない。

 27日の瞑想会のときに、インスピレーションを受け取り、その翌日に来日していた、ある透視ヒーラー(レスリーエリオットさん)のグループワークに参加することにした。そこで、まず原因が一つわかった。それで、翌日の29日に急遽個人セッションを受けることになった。30日から出掛ける私にとってはベストなタイミングで、しかも私の都合が付く時間しか空いていなかった。まず、古い過去生からのものだとわかった。レスリー曰く、「あなたも私と同じように、サイキックの力を持っていたので、過去に何度も迫害を受けて、その力を封印している。」とのこと。その時の体験も悲惨なものだったけれど、シャスタでも大抵のことは出ていたので、もう驚きません。素直に受け入れます。(^^) ここでは、レスリーにお任せ。その封印も解かれ、また新たなエネルギーが湧いて来るのを感じた。でも、それだけでは終わらなかった。ここに来たのは、もっと別の目的があったことがわかった。そこで伝えられたメッセージは、この時の私にはあまりに唐突で意外なものだったので、最初は戸惑った。その意味は、このあとの3日間でわかるという。それを受け入れること。私にとっては、とても大切なプロセスが、これから起こる。翌日からの3日間は、東京から富士山のワークへと行くことになっていた。2月1日は、旧正月であり新月。その日に、富士山でアモラたちとワークする。何か大きなことが起こる。それは、ずっと感じていたこと。そこに、直前に知らされた緊急のメッセージ。一体、このあと何が待っているのだろう・・・。

 1月 30日
 Hiroくんと空港で久々の再会。東京に着いて別れて、私は桃さんのところへ。最近の報告と、受け取ったメッセージについて話していた。そして、私はより深いレベルでの真理を見極めるために体験するのだとわかった。そのことに気づいてから見ると、これまで見えなかったものも見えてくる。それを今回、自分の目で感じて確かめるために・・・。最後に桃さんから伝えられたのは、私の中には、まだ開けていないパンドラの箱がたくさんあって、その箱を一つ一つ開けていく度に流れて来るエッセンスがあるということだった。わ〜、楽しみ〜♪ 一気に開けたいところだけど、順番・順番。(笑)
 終わってからHiroくんと会って、鎌倉のYokoさんのところへ。Yokoさんは、秋のシャスタで私たちと一緒に部屋を借りていた。最後のワークでペアを組んだときに、長い間Yokoさんの中で支配していた古いプログラミングが解放された。そのときの縁と、月に一度福岡に来ていると聞いて、別の繋がりがあるように感じていた。すると、帰ってすぐに、ミクロウエーブの山田さんたちと、すでに繋がっていたことがわかった。(やっぱり〜) そして、今回はお誘いを受けて、Yokoさんのお家にお泊りに行くことになった。

 1月 31日
 昨夜は、お茶しながら遅くまで3人でお話しタイム。朝、目が覚めると窓から朝日が昇るのが見えた。お家は、丘の上の静かなところの小さな一軒家で素敵だった♪ (私も、いつかもっと田舎に住みたいな・・・) ワークは、新富士駅から15分ぐらいのところにある「富士ハイツ」で行われる。いつもなら、お出掛けするときは窓から見える景色を楽しみながら、ウキウキワクワク気分なのに、なぜかこの時は気分が乗らない・・・。熱海や富士山もくっきり見えていたけれど、景色もあまり目に入らず、乗った途端に眠気を感じて、ひたすら眠っていた。次第に近づくと、気分がさらに重くなっていった。一体何なのだろうと思いつつ、この感覚からも逃げないで(滅多にないことだし・・^^)、充分に感じてみることにした。
 この日は、FSPコース卒業者と受講者のためのワークショップ。Rokoちゃんを始め、去年の夏や秋のシャスタ以来の仲間たちとの再会。アモラは日本に来てから、かなり体調を崩していた。咳がひどくて、声もほとんど出ない状態だった。ケイたんも、先週は熱を出してダウンしていたとか。参加者の半数以上は、やはり数日前から風邪を引いたりと、何らかの形で体調を崩していたようだ。パートナーのオマカユエルは、アモラを甲斐甲斐しくケアしていた。シャスタでの二人のアツアツ振りを再現していて、みんなで思わず見惚れたりして・・・。(^^)

 この最近になって、これまでエネルギーレベルでも見えなかったインプラントやデバイスが見つかったという。これはアトランティスから来ているもので、新たな層となって表れているという。それは誰がしたのかわからない。高次の光りの存在からのインプラントであったり、私たち自身が自分の使命を忘れ去らないために、自分で埋めることもあり、契約が交わされていることもあるという。それによって、早く短い時間に多くのことをやり遂げなければならないと思い込み、それが中毒化してしまうこともあるそうだ。それを抹消するには、今までの方法ではなく新しいレベルでのクリアリングが必要とのことだった。
 レスリーのセッションで伝えられた中の一つは、このことだった。数ヶ月前にはなかったものが、最近になって表れている。それは本当に深い奥底に潜んでいる層だと言っていた。その意味がわかった。ある時期、私はすごく急いでいた時があった。後ろからプッシュされているような、何かにせかされている気持ちになっていた。でも、それも少しずつ変化していた。一番のピークは、初めてペルーに行く前だった。それが帰った途端に、急激に落ち着いてきた。今回のペルーの旅では、それがさらに安定するものになっていた。もう過去の契約は必要ない。この惑星も私たち人間も、急速に進化している。私は今の自分の聖なる流れに沿って役割を果たして行く。誰にもコントロールされずに。それが例え、人間よりも遥かに進化した存在で、過去生で共に過ごしていた存在であっても・・・。
 このワークが始まる寸前まで感じていた重いエネルギーは、そのためだった。過去との繋がりを手放す時が来ていた。来る直前に伝えられた急ぎのメッセージは、そのことを伝えてくれていた。そのエネルギーは長く、私の中に存在していた。ある時は、それが守っていてくれた。でも、それが今では私をコントロールする側に変わろうとしているという。レスリーのセッションを受ける前に、私が自分で受け取ったガイダンスでは、目も肉体も縛られた状態から、解放されるというものだった。”新しい自由を手に入れる” ”神の存在のみと繋がるように。” その意味がようやく理解出来た。私は感謝して手放すことにした。
 
 そのあとでペアになり、ブループリント・モノリスのクリアリングとヒーリングをした。ブループリントは、全ての生命の小宇宙である何層もの情報を持っている。そして、今生と全ての人生に関する魂の高次の目的と聖なる計画とが、時空次元を越えて完全なる繋がりを持つ。
 ワークの最初に伝えられたのは・・・

 「地球へ行こうという強い意志を感じます。そのエネルギーは、感動して胸を打つぐらい。少々のことでは動じない。Miyukiさんの前には、一本の光りの道がある。過去に肉体の刑罰を受けたりとか、これまでにもいろいろなことがあったと思うけど、それも道の一つだった。自分を信じること。自分の尊厳さ、神聖さにフォーカスして下さい。表現の仕方は千差万別。何も無理する必要はなくて、自分の心地良い感じの中で表現すると、もっと道がはっきりとしてくる。最初の一歩を踏み出せば、後は自然とついてくるようになっている。」

 ブループリントのクリアリングでは、その必要はないと言われた。「もう自分が意図するだけで出来るみたい。僕がやるのもおこがましい感じ・・(笑) 何かあるときも、Miyukiさんが自分で意図した時点で、自動的にクリアに出来るそうです。」 せっかくなら、この機会にして欲しかったなあと思いながらも(笑)、そう言われて自分で納得した。クリアリングには、とても細かいステップがあり、正直言うと私にとっては、その作業が大変だった。(^^; ワークの内容は、とても素晴らしいにも関わらず、せっかく学んで帰ってきても、自分でセッションとしてやろうという気が起こらなかったのだ。リーディングのワーク中も、習った方法でしないといけないと意識すればするほど、なかなか出てこなかったりして、リーディングをすること自体が重荷になることもあった。これまで他で学んだワークも、私は教わった通りにやろうと思うと、なぜかスムーズに行かなかった。そこで学んだことをベースにして、自然と別のやり方が出てきてしまう。それらについては、秋のリーディングにより、それで良いことがわかった。でも、今回久しぶりにワークをすることになり、前よりもそのステップが余計に負担に感じられたことで、そんな自分にまたがっかりもしていた。そこで、その必要もないし、無理して合わせることもないと伝えてくれたので、ここでようやく安心したのだ。v(^^)v  さらにシンプルになっていく。意図するだけで出来るというなら、そのほうがいい。(笑) もちろん、それにはそれだけの強い信頼が必要だと思うけれど・・・。(は〜い、がんばりま〜す♪)
 アカシックレコードの神殿は、天空の城ラピュタみたいなところだったらしい。そこから、「自分の道の光りを照らす」ための金色の五角形のシンボルを受け取った。

 食事が終わってから、温泉に入っての〜んびり。 Mikiちゃんも、明日の儀式に参加するためにやって来た。ペルーの写真を持ってきてくれたので、お部屋に集まってみんなで見ていた。また合宿か修学旅行にでも来ているみたい♪ Mikiちゃんは、お部屋に一人だったので私がお泊りに。この前会ったのが満月。そして今度は新月での再会。 おやすみなさ〜いと、お布団に入ってから、また話し込んでしまって気がつくと2時を過ぎていた。(^^)

 2月1日 
 午前中は、近くの公園までみんなでお散歩。富士山は、すっぽりと雲に隠れていた。今の日本や地球の状態を、象徴している気がした。

 アモラからワークの説明があった。
 ” 地球の第3チャクラを司る富士山。第3チャクラとは、自尊心や自己信頼、内なるパワー、コントロール、自我に関わる場所。喉のチャクラとの繋がりの中で、どのように他者と関わり、どのように自己のパワーと関わり、それらをどのように世の中に表現して行くか、自分の意志を聖なる意志に委ねることが出来るのかどうか・・・。惑星全体において、これらを司っているのが富士山である。
 喉のチャクラからハートのチャクラに流れるインナーチャネルと言われるチャネルがある。クリエイティビティを発揮したり、自分自身の本質を表現する。自己の表現ではなく、他の人や周りの社会が期待しているように表現してしまったり、第3チャクラをコントロールされた状態で使ってしまう。その部分を健全に癒すことで、自分自身の表現や他者に対する表現のバランスを取ること。
 富士山の山頂の上には、イキイキと美しく輝いている光の都市がある。地球にある全ての光りの都市が、地上に降りて来なければならない。それが起ころうとしている。それには、日本人が自主権を持つ一人として表現すること。魂レベルから本質を表現する能力を取り戻す。そして、自分自身の聖なるエッセンスをアンカリングする。・・・・”

 富士山のスピリットである女神を招いた。その女神は光り輝いた存在で、無制限の歓びを表現出来るように見守っている。全員で、その女神の名を唱えながらアンカリングした。山の根元にあたる部分には、闇の祭壇があり、父権的なコントロールや女性をコントロールしていた。私たちは、ここで自分が自由になることを選択した。そして一人一人がミカエルの真実の剣を手にし、富士山の中に入り、クリアリングを行った。その結果、7つの光線でスペースを満たし、アースクンダリーニの光りで満たして、私たちは勝利を治めたことを伝えられた。(ヤッター! みなさん、ご苦労さま^^)

 自分の内なるパワーを信頼し、表現すること。それは、最も私が怖れていたことでもあった。過去生で、その力に怖れを抱く存在から、幾度となく迫害を受けていたり、闇の勢力に使われてしまうという体験を繰り返してきたために、奥深くにまで怖れが潜んでいた。小さい頃から出来るだけ目立たないように振舞ってきたのも、そのためだったとわかった。でも、私はその怖れも完全に手放すことを選んだ。桃さんが言っていた。
 「光りの部分しか知らない人には、本当の強さがない。影(陰)の部分や闇の部分も知ることで、本当の光りの本質を見ることが出来る。」 
 「光の中で生きたければ、影から踏み出す必要がある。」 (「太陽の違宝」より) 
 全ては、そのために経験してきたこと。 だから、私はそれらの過去生も受け入れ、解き放ちます。そして、私はこれからも自分自身を信頼し、聖なる意志と繋がり、この世で表現して行くことを選択します。 

 ドルフィンスターテンプルでは、頭上と足元からそれぞれ60cm離れたチャクラを加えて、13のチャクラシステムがあると言われている。それぞれの地球のチャクラを司っている場所を教えてもらった。富士山とも関わりの深い第8チャクラのMt.シャスタは、宇宙から送られてくるエネルギーを生活のために変容させている。驚いたのは、オーラの一番上に位置する第12チャクラ。それが、ペルーのマチュピチュだった。地上におけるグレイトホワイトブラザーフッドの基地が存在しているという。そして、トップの第13チャクラ。全てのものをワンネスの中へと、全体を穏やかに包み込んでくれている場所。それがチチカカ湖だった! チチカカ湖の下には、輝く光りの都市があり、グレイトセントラルサンのポータルになっているそうだ。
 
 私は今回のペルーの旅で、マチュピチュが、チチカカ湖が、ペルーのエネルギーが、これほどまでにパワフルに感じるのは何故だろう。私にとっては過去生での繋がり、虹の光りの同胞団の導き・・・でも、それだけではない。シャーリーマクレーンやJ.レッドフィールドを始めとして、この地に呼ばれて訪れた人々が皆、自らのパワーに目覚めることが出来るのは何故だろう。ここには一体何があるのか、何が他の聖地とは違うのか考えていた。この地にはまだ他にも知られていない特別な何かがある。それが、だんだん見えてきている。 きっと次に訪れたときに、また何かを見つけるのだろう。(ワクワク♪ 早く行きたいよ〜。)

 この富士山には、ちょうど来日していたシャスタ在住のハープ奏者でヒーラーでもある、エリック・バーグランドも来ていた。それで、このワークには特別にハープの演奏で参加してくれた。エリックのお家は、玄関に入っただけでクラクラするような、パワースポットのようになっている。そこで、コンサートやセッションなどで三回訪れたことがある。そのエリックもペルーに行った時に、クイチと出会っていた。エリックのプロフィールに、彼は南米を訪れたときにヒーリング能力に目覚めたとあった。エリックもそうだったんだ!ケイたんも、5年前にクイチのツアーで初めてペルーに訪れたときに、アヤワスカで神秘体験をして、その年に4回続けて訪れたと言っていた。(わおっ!)
 Mikiちゃんは、このわずかな間にペルーのサインを何度も見せられ、またペルーに行くことを決めたようだ。2日の朝に引いたエンジェルカードが、ちゃんとその後押しをしてくれていた。
 
 やっとワークも終わった〜。たった2日のワークなのに、私は早く外に出たくてうずうずしていた。(^^; 室内だとカンヅメ状態に感じてしまう。このような深いワークの場合は特に、そう感じるのかもしれない。シャスタでは、それを毎日していたが、自然の中に囲まれた環境だったからこそ、私には出来たような気がする。私はお庭でするワークが一番リラックス出来て、自分でもスムーズでラクに出来ていた。もし、これが都会のビルの中だったら、私には無理だったかもね。(笑) 以前なら、それでも何とか頑張ろうとしたかもしれない。でも、私はより自分らしく、自然な状態に戻っていることを感じている。 「何も無理する必要はなくて、自分の心地良い感じの中で表現すること」 今回のリーディングで、そのお許しも出たことだし(笑)、私は私らしく、自分に素直に、正直に生きることにした。

 体調が優れないにも関わらず、最後まで最善を尽くして、ワークを完了させてくれたアモラは素晴らしかった。クアンイン(観音)の名が示す通り、慈愛の心に満ちた素晴らしいマスターの一人だった。今生で再び巡り合えたことに、本当に感謝している。でも私は、レスリーからのリーディングで、もうここから旅立つ時が来たことを知らされていた。その時までは、もっと繋がりを持っていたいという気持ちもあった。レスリーが伝えてくれた、私のハイアーセルフとガイドマスターからのメッセージ 「あなたは、宇宙人とではなく、源である創造神のみと繋がりなさい。」 その意味が今回のワークで明確になり、納得した。ここに来たのは、その確認もあったのですね。もうここで完全に卒業します。ここで学んだことは、私らしく生かして行きます。何者にもコントロールされることなく、神の存在のみと繋がるために・・・。 

 やることは全て終わった〜という安堵感と解放感があった。ほとんどの参加者は帰ったが、残ったメンバーで、オマカユエルやエリックとパートナーのスコット達と一緒に夕食を済ませた。エリックの独特の笑い声で盛り上がった。(^^) お風呂の後で、またお部屋に集まって、ともちゃん手作りのチョコケーキを食べながら、ゴロゴロしてリラックスタイム。その時、スペースシャトルが行方不明とのニュースが流れていた・・・。

 2月 2日
 東京に戻る前に、富士山の近くまでドライブに行く予定だった。でも、この日は朝から曇っていて、富士山は見えそうになかったので予定変更。近くに神社があるということで、そこに向かった。着いてびっくり! その神社というのは、浅間大社の本宮だった。富士山の近くにあるとは聞いていたけれど、まさかここにあるとは・・・。富士山を御神体とする浅間大社。主祭神は木花開耶姫(このはなさくやひめ)。

 スコットに手水舎の作法を教えてあげたりしながら、お参りをすませた後、湧玉池に行ってみた。富士山の雪解け水が湧き出ている、この池は特別天然記念物に指定されているそうだ。霊水として昔から崇められており、富士山に登る人々は、この水で禊をしてから入山していたという。池の中には、濃い紫色をした鯉がたくさんいた。清水という言葉が相応しく、澄みきった水。Mikiちゃんは、その場所から離れたくな〜いと言って、ずっと池の前にいた。そう言えば、ペルーの冷たい小川でも、ずっと足を付けたままで全然平気だったので、みんなで驚いていたことがあった。Mikiちゃんも、水との深い関わりがあるみたい・・・。 その日はちょうど、池の傍の稲荷神社で神事が行われていた。


富士山の霊水

みんな、ダウマッチしてる?(笑)

 思いがけず、浅間大社にお参り出来ることになったのには、木花開耶姫さまが関係しているように感じた。初めて木花開耶姫さまを意識したのは、長野の旅で時間ギリギリの最後の最後に訪れた原山神社でのことだった。(聖なる旅 長野編 Page4) 帰ってからも気になって、少し調べてみた。木花開耶姫は、大山祇の神の娘で、後にニニギノミコトの妃となった。ニニギノミコトと言えば、私の磐座にも関わりが深い。日垣宮主によると・・・

 ”ニニギノミコトは、天照大神がこの地上の乱れを正すために降臨させた日の御子。人格神となっているが、実は神の光。光は、降り注ぎつづけている。その光を受けた者すべてが、本来日の御子になるように仕向けられている。 天皇だけではなく、誰もがニニギノミコトを自らの心に育み、一人一人が地上の乱れを正す人となる。”

 他にも、”姫は降天の神の衣を水辺で織っていて、衣は魂を包むものとして神聖なものであり、霊魂のシンボルであった。”・・・との記述を見つけた。さらには、日本古来の七夕伝説との関連もありそうとのこと。衣といえば、ワーク中のリーディングで、私のハイアーセルフや観音を始めとしたガイドは、みんな一様に天女のような羽衣やベールをまとっていると伝えられていた。 また、あるところでは、姫はひらめきを与えてくれる神でもあり、用心深い人には臆することなく踏み出すような、石橋を叩かずに前に進むように勇気付けてくれるとか!? 10代の頃に読んだある占いの本に、私は石橋を叩いてもなかなか渡らないタイプだと書かれていた。(笑) それくらい、行動するには時間がかかるというか、うさぎと亀なら絶対に亀のタイプって感じ。でも、もうこれまでの人生で、石橋は叩き過ぎるくらい叩いてきたので、もうさっさと前に進んでいいわよ!って言われているみたい。(^^) 他にも木花開耶姫さまには、私なりに感じているものが、いろいろあるけれど、今はっきりとわかっているのはこれくらいかな。水との関連もありそうだし、そのうち、また何かやってきそうな感じ。 木花開耶姫さま楽しみにしてますね☆

 ペルーで受けたイヤーリーディングによる、この時期(1月後半から2月始めまで)の私の光りの道。

 ” エメラルドゴールドの光りが降りています。(わ〜い、ペルーカラーだ♪) ハートをさらに開いて、人と繋がる行為をしています。今まで、ある程度の距離を置いていた人たちと、今年はより深く繋がって行きます。この時期は特に、そういった人々と共に過ごすことになるでしょう。これまで自分を受け入れられなかったものが、完全に受け入れられるようになり、本当に自分はマスターとして進んで良いという、自己信頼というパワーを取り戻します。その大きなステップを踏み、さらに進化したレベルに達することになります。”

 2月 4日
 夜は、2回目の食の瞑想会。久しぶりに会ったYoshikoちゃん。小さい頃からアトピーで苦しんでいたのが、嘘のようにすっかりきれいになっている。病院の患者さんから、周りの人みんなに尋ねられるくらいに、お肌もピカピカ。最近では、もうお水ぐらいしか付けていないとのこと。おそるべし、STSのテクノロジー。v(^^)v 年末年始はオーストラリアに旅行もして、ますます輝いている。これからを、お楽しみに〜♪
 
 2月 8日
 この日は、佐賀でのSTSセミナーに参加。Masayoさんの車で、Mihoちゃんとで向かった。朝から、雲っていて雨が降り出した。3人で龍馬の話で盛り上がっていたとき、雲の中から突然太陽が顔を出して、パァーっと光りが射し込んだ。それでも、雨はまだ降り続けていた。幻想的な光景。龍馬ちゃんも、龍神さまや太陽と一緒に喜んでくれているのかな。v(^^)v  この日、太陽が顔を見せたのはこの時だけ。 その後は激しい雨に変わった。
 
 6月の佐賀セミナーのときに行き損ねた、お蕎麦屋さんに行ってみるつもりだった。でも、場所は旗が立っていたということぐらいで、はっきりと憶えていなかった。私は車の中でウトウトしてしまって、はっと目が覚めたときに、その旗が目に入り、Masayoさんもピンと来て気づいてくれたので、無事見つけることが出来た。(よかった♪ ^^) 「風羅坊」という、そのお店は古民家風の建物で、中の雰囲気もまさに私の好きなタイプだ〜。私たちは、お薦めの「そば懐石」にしてみた。すると、出てきたおしぼりに湯飲みから、お箸、器のどれもセンスが良くて、思わずきゃっ、きゃっ♪ 3人で一つ一つ手に取っては、ため息。お料理も、口に入れては、またため息の連続。この日のお蕎麦は、八ヶ岳のつなぎなしの蕎麦を使っていて、2つ目のお蕎麦は、季節の変わり蕎麦で、温かい鴨そばになっていた。デザートは、そばがきのぜんざい。あ〜、これもおいしかった〜♪ ハートも身体も、とっても満たされて幸せな私たちなのでした。(^^) 

 あとは、佐賀の名物「白玉饅頭」を買わなくっちゃ!(何しに来ているのやら・・・^^;) またウトウトしてしまったところに、さっきと同じようにはっと目が覚めたところで、白玉饅頭の看板が目に入った。このお店だ〜。ここも前回来たときには閉まっていて、買い損ねたところだった。山森さんから、ここのお店が一番おいしいと教えてもらっていたお店。良かった〜♪ これで佐賀での最初の目的も果たし、ほっとする私たち。(オイオイ!)  ちゃんと起こしてくれて、ありがとう。

 会場にも、ちょうど良い時間に着くことが出来た。今回の会場は結婚式会場みたいに白いクロスがかかっていて、いい雰囲気。この日も興味深いお話がたくさんあった。科学のお話もたくさんあるのですが、ここで私が紹介するにはやや無理があるので(^^;、私が心で感じて理解出来たことの一部を紹介することにします。( とにかくたくさんあって、全部は紹介しきれないので、あとはぜひセミナーに参加して、自分の耳で聞いて、自分の目で確かめてくださいね。)
 
 ”殺しの科学は、もう止めるとき。融合と合成の中でしか誕生と進化は出来ない。” 
 新しい抗生物質や薬を開発する度に、それに抵抗するために、どんどん強いウイルスが生まれている。それが果てしなく続くだけ。もう追いかけごっこは、止めにしたいですね。

 ”このテクノロジーは金儲けとしではなく、生きる手段として使ってほしい。” 
 良く言われていることですが、心の持ち方や思い、生きる姿勢が何より大切だということです。それは、何をするにも言えることですね。

 ”生活の中で、無意識の中で使って行くのが正しい。” 
 HWもクリスタルセラの開発にあるように、水と空気は生きるために必要不可欠なもの。それらを毎日の生活の中で自然に使って行くだけで、私たちの身体を蘇生させ、この大自然や地球を蘇生させることになります。それを現実に可能にしているところが、このプロジェクトと科学の素晴らしいところです。

 ”クリスタルセラの大気の中では、ウイルスが存在出来ない。”
 いくら学校や周りでインフルエンザが流行っても、柾至がビクともしないのは当然ですね。だから、私たちは病気についても、一度も心配したことがないのです。v(^^)v

 ”自分の立っている位置を変えると同時に、過去に持っているものに執着しないで、全部手放すこと。それは過去を捨てることではなく、解き放つこと。 それも早いほうが良い。”
 私たちは、これまでの価値観や固定観念も変えて行くときに来ています。握り締めている手を開いて、過去の拘りや悲しみも怖れも全て、解き放って行く。そうすることで、解き放ったスペースに新しい歓びや楽しみを受け入れてください。

 ”出すことよりも、入るほうを先に求める人が多い。お腹いっぱいのところには、いくら入れようとしても入らない。出せば、その分入って来るようになる。” 
 私は、最近ではいつも出すことのほうが先になっていますね。後のことは心配しないで、最初に自分のエネルギーを注ぐ。(自分の時間や情熱から、お金や物理的なものも全て含めて。)そうすると、自然に満たされて来ます。それが、やればやるほど、どんどん流れが早くなり、今では注いだと同時に溢れ出すほどに満たされたり、注ぐことを意図した時点で、先に入って来ることもあります。その勢いは増す一方です。(^^) ただし、エネルギーを注ぐ方向が大切ですよ。聖なる意志と繋がった進化の方向です☆

 このセミナー中に、おもしろいことがあった。家を出たときには、携帯電話のバッテリーが、ほとんど切れかかっていた。HWの水がバッテリーを上げることが出来るという話で思い出し、少しの時間でもボトルの上に置いて見ようと思った。(通常は、少しバッテリーが残っている状態で一晩載せておきます。) その前に、取り出して電源を入れてみると、あれあれ ? さっきまで、電池切れのサインが出ていたのに、まだ半分以上バッテリーがあることになっている。そんなはずは・・・え〜、もしかして!? この時、すでにセミナーの前半が終わっていた。つまり、2時間近く過ぎていたのだが、その間にバッテリーが充電されていたのだ。普通なら、そんなバカな!と思うでしょう。でも、このセミナーの間、会場にはエネルギーが降り注いでいるのです。それは、以前撮っていた写真にも写っていたし、大阪のたんげママのように、エネルギーに敏感な人は一歩入っただけでも感じることが出来ています。今年に入ってからも、半田先生はさらにパワーアップしているし、このプロジェクトに対する宇宙からのサポートも、一緒にパワーアップしているように感じていたけれど、それを今回は物理的に証明してくれたのかも。これには、私も驚き。まさか、ここまでとはね。(^^) いよいよ、形として表れる時が来ていますね♪

 セミナー後は、みんなでお食事をして(半田先生は、また私たちの隣でした。^^)、横町さんのお宅へ。佐賀の会員さんたちが、手作りの桜餅にいちご大福を、バレンタインに合わせてハート型に作っていた。HWのおいしいお米で、おむすびを握ってくれたり、またまたごちそうが一杯。お料理が上手というだけではなくて、それぞれの思いとか愛情が一杯詰まっているから、一口食べるだけで、とっても幸せって感じ。セミナーには、いろいろ参加しているけど、佐賀は女性が中心になっているので、雰囲気がアットホームで気配りがあって楽しいのだ。(うしっ♪) きっと、佐賀の女性ってパワフルだけど、同時に家庭的で温かいのね。(^^)
 この日は来る時に、セミナーには珍しい雨が降っていたなあと思っていたら、私たちが通ってきた三瀬の峠は、この時期は雪や凍結で通れないことが多いとか・・・。そう言えば、ところどころに雪が残っていたけれど、そんなことは全く考えてもいなくて、ただおいしいお店と(笑)ドライブも兼ねて、この道を選んでいた。龍神さま、いつもありがとう。(^^)

 2月 9日
 小倉のJunkoさんのセッションでの報告。先月の福岡セミナーでのプロセスのときは、前と同じ状況だったこともあり、素直に受け入れることが出来たそうです。すると、終わったと同時に、流れががらっと変わって、それ以来次々に手元にギフトが流れ込むようになったとか。これまで手にしようとしても、なかなか手に入らなかったり、行きたいと思ったところにも、何かの都合で行けなかったりと、ストップを掛けられていたものが、立て続けに何の苦労もなく、次から次へと、このわずかな間に入って来ているそうです。それで、もう毎日が楽しくて、うれしくてたまらないと満面の笑顔♪ 
 Junkoさんも、最後のプロセスが終わり、その時期が来たのですね。私もJunkoさんが初めて来たときから、これまでのことを思い出しながら、うれしくなった。REIKIも受け、天河にも一緒に行き、その直後にHWもやってきて、様々なプロセスを通り抜けてきた。そして、「おめでとう!」って感じですね。これからは、あらゆるレベルでも受け取る時期。あの日セミナーから先に帰って、たまたま番組でペルーの特集をしていたのに気づいたそうです。(録画していてくれたので、私はおかげで観ることが出来ました。ありがとう ^^) その前にペルーの話で盛り上がっていたので、これもシンクロ。それで、もしかしたらペルーにも行けるかも!と思ったそうです。そうそう、その意気! 遠慮しないで、両手を広げてどんどん受け取ってね〜☆

 2月 12日
 糸島のMihoちゃんのセッションでのこと。フットバスに入っている間、また龍馬の話で盛り上がっていた。Mihoちゃんは、随分前に社員旅行で桂浜に行ったことがあったそうです。その時に、龍馬の銅像も見ているし、五色の石も拾って今も持っているとか。そんな話をしていたとき、突然音が響いて、二人とも「きゃっ!」と驚いた。振り返って、その音の出所がわかって、私たちは「わ〜ん・・・」。

 昨夜、私はとうとう龍馬の最期を読み終えてしまった・・・。最期のページが近づいて、ページをめくる手が何度も止まっていた。(あ〜ん、どうしよう、見たくないよ〜。) そして読み終えてから、声をあげてしばらくわんわん泣いた。(今思い出しても、またきてしまう・・・。) 気の済むまで泣いたあと、そんな私を龍馬がずっと見てくれていると感じた。本当に目の前にいるのなら、私に分かるように示してほしい・・・。思わずそう思った。でもすぐ後で訂正した。いや、ダメダメ。今そんなことされたら、また泣いちゃうから。 気を取り直すように、祭壇の横に置いてある龍馬の写真(亀山社中で頂いたもの)の前に立った。そして、祭壇の上に置いてあった、龍馬鈴(弧舟さんから頂いたもの)に気づき、写真の横に置いてあげることにした。 
 
 その音は、写真に立てかけた龍馬鈴が突然倒れて、鳴ったものだったのだ。 私たちは即座に龍馬の存在を感じて、またわんわん泣いてしまった。
 身分差別の激しい幕末の波乱に満ちた時代。自分たちの国を立て直すために、自らの命を捧げた若者たち。親友や仲間を殺した憎いはずの敵であっても、龍馬は自分の感情を解き放して、誰もが自由に個性を表現出来る、新しい世の中を造るために和解して、共に手を取ることを決めた。剣の達人でありながら、最期まで一度も人を斬ることがなかったという。最期まで武力を使わずに、お互いが一つになって、争いのない世の中を造ることを目指していた。そして、日本の民主主義の始まりとなった新政府の基礎を築いて、その短い生涯を終えてしまった。それだけの大きな働きをしながら、何の地位も権力も望まなかった。 読み終えた直後は、何でここで殺されなければならないの〜!と悲しくてたまらなかった。でも、今考えなければいけないのは、そんなことではない。龍馬がなぜここまでして、私たちにメッセージを送ってきているのか。私は、この本を読み終えて痛いほど伝わった。(ほんとに痛かったよ〜。グスン) どうか、一人でも気づいてほしい。今、世界で起こっている問題に目を瞑らないで、自分の目の前の生活だけに囚われないで、個人の利害を越え、私たちの生まれた大切な地球は、私たち一人一人で守らないといけないことを・・・。私たちの大切な未来の子供たちのために・・・。 まずは勇気を持って一歩を踏み出し、自分たちの出来ることから始めてほしい☆

                                             後編へ続きます・・・