Diary 




                          VOL.67

特別編   Part 8               
8月24日
 朝、5時前に目が覚めてからのヒーリングも気持ちが良い。この時が来るのを待っていたと言わんばかりに、ぐんぐん入ってくるのがわかる。(お待たせ〜♪)
 午後には、みほちゃんがお見舞いに来た。入院のことを知らせたのは回復期に入ってからで、まだ一部の人にしか知らせていなかった。みほちゃんも、ちょうど身体のことを意識し始めたところだったみたいで、紹介した整体と食事法の本(自力整体整食法・矢上裕)が役に立ちそうだった。他にも、ともちゃんは翌日にはすぐに手に入れたそうだし、Akiちゃんもベストなタイミングだったみたい。(この方法だけがベストではないと思いますが、参考として一度読んでみてもいいかも。そこから先は、自分の判断でね。)

 お土産のお菓子のボックスには、黄色いうさちゃんも入っていて、うれしかった♪ 直感で選んだらしく、お店も「風月」で名前もピッタリね。ありがとう♪ うさちゃんも、ペルーに連れて行こうかな。

 お腹から入れていた薬を、今度は点滴に入れていた。それでも刺激が強いみたいで、点滴中には痛みを伴う。私の身体が反応している。採血の結果も、ほぼ正常値になってきているし、必要ないのではとK先生に話したが、「入院した時の状態が、あまりに重症だったので、再発しないように最悪の状態を考えて、まだしばらく続けておいたほうが良い。」とのこと。はあ〜。仕方ない。まあ、SP-10やキトサン、蘇生茶やアルファも飲んでいたので、あとしばらくの辛抱ね。「最悪の状態」と「最善の状態」か・・・。陰と陽、光と闇のように、対極の世界の中にいながら、その中でバランスを保つことも大事なのだと教えてくれている。
 2日目にして、膝がかなり伸びていた。K先生やリハの先生に見せると、「素晴らしい〜」と二人とも驚いていた。事前に少しずつ自分で準備していたのが、効いたのかも。うししし♪
 夜には、北野さんがSP-10の水を届に来てくれて、しばらくお話していた。前回からの変化も、すぐに感じてくれたようで、ペルーに行くと聞いても、私なら行けるだろうと思ってくれたようです。(^^)

8月25日
 午前中は、自分で体操の時間にしている。ベッドの上で、手首や身体を回したりとバンバン動かしていたら、みんなから「そんなに急に動いても大丈夫なの?」と心配された。看護師の係長さんも、目をパチクリ。ちゃんと負担がかからいないような体操をしているので大丈夫なの。教えてもらったリハの体操は、足だけなので5分ぐらいで終わるから、その前に上半身や身体全体をほぐすことに、時間をかけている。寝たきりで全身の筋肉も衰えていたから、全体のバランスを整えておく必要もあった。足の部分には、SPのスプレーで吹きかけて、軽くマッサージ。それで筋肉痛も起こらない。v(^^)v

 係長さんは、その名の通りにベテラン看護師さん。小柄な身体のどこに、あんなパワーがあるのかと思うくらいに、休む暇なく動き回っている。係長さんが担当してくれると、特に安心だった。誰に対しても、丁寧で愛を持った接し方をしている。その無償の愛と素晴らしい仕事振りに、いつも感動し尊敬して見ていた。私が元気になったのも、喜んでくれていた。手術を承諾するのに時間がかかったことも、「あの時は、それだけの時間が必要だったのだと思いますよ。」と言ってくれた。その言葉を聞いた時、他にもわかってくれている人もいたのだと感動して、またウルウルしていた。 ここにも素晴らしい人たちがいた。

 一日に動きが出て、時間が経つのが早くなった。お昼は、お腹ペコペコ。整食法で、夜6時に食事した後は、お昼まで何も食べないようにしていたから。(朝は水分だけ。そのおかげで身体が軽くて、すっきりして夜が眠れるのだ。) 

8月26日
 午後、車イスで病院内をお散歩していた。(私の車イスは重いタイプだったので、自然と腕が鍛えられるのだ。^^) 5号室のTさん(虹を教えてくれた人)と会って、おしゃべりしていた。水を持ち歩いていたことから、自然と水の話になった。そこへ看護師のOさんが一緒に話に加わった。水に興味を持っていたようで、寮の水が良くないので、いつも飲み水を自分で運んでいるという。それで翌日に柾至に頼んで、二人にSPの水を持って来てあげることにした。

 今朝、何気なく引いていたエンジェルカードを思い出した。「Divine Timing」 メッセージは、
「すべてが天のタイミングという宇宙の法則により操作されています。・・・閉じている扉は無理にこじ開けようとしないでください。・・・・」
それには意味があり、まさしく天のタイミングを待っているのかもしれないということだった。

 お散歩から部屋に戻ると、そこでも水のことが話題になっていた。どうやら、今朝のメッセージとも関係があるみたい。

8月27日
 今朝、お隣のMさんがつけたテレビで、窪塚くんが映っていた。あの出来事から奇跡的に回復して、すでに歩いているのだ。番組でも、信じられない驚異的な回復だとして取り上げられていた。私も良く覚えている、なぜなら、その日は6月6日だったから。2004年で、6が3つ並んだ日。(666!) 絶対に彼は蘇ってくると信じていた。普通なら、生死に関わることであっても。いや、それだからこそ意味があり、彼は奇跡的に蘇り、生まれ変わって戻って来るような気がしていた。この日、偶然に目に入ったニュースだったけれど、今の私に勇気を与えてくれた。例え、どんなに不可能なことのように思えても、それを可能にさせることが出来るということを・・・。

 私は出来れば今月中(8月31日)に退院出来たらと思い、K先生に話したら、「世界中のどこの病院でも、それは無理ですよ。」とにっこり。今の状態が良くても、入院した時の状態を考えたら、まだまだ当分は様子を見ていかないと無理ということ。しかも原因がわからなかったので、尚更みたい。未だに、「あんなひどい状態の人は、初めてだった。」と言われるくらいだから。ほほほ。(^^;  昨日のカードが伝えてくれたように、まだもう少し入院する意味があるみたいだから、待つことにしよう。

 その代わり、今日は初めての外出許可をもらった。この日の夜に、ツアーのことで連絡することがあり、何とか頼み込んで7時から9時まで家に帰らせてもらうことにしたのだ。家に帰るのは、ちょうど一ヶ月振りだった。何しろ時間が限られているので大変。座った状態なので、柾至にも手伝ってもらっていた。その間に、フットバスにSPのお湯と優美シャンプーを入れて、足を付けた状態で座っていた。(まだお風呂も負担がかかるからと、許可されていなかった。) いっぱいしたいことがあるのに、まだ立てない状態だから、時間ばかりかかって途中でイライラすることも。それにキーボードを打つ手も、思うように動かない。当たり前だったけど、今までと同じペースのことは、まだまだ無理だった。ふ〜っ。何とか急ぐことだけは済ませ、ノートパソコンを持って行くことにした。退院まで、まだ時間がかかりそうだから、少しずつでも病院でやっておくことにした。(そうでないと、もう間に合いそうになかったから)
 でも、凄いことが起こっていた。フットバスから足を出してみると、足の裏がすっかりきれいになっていた。その時まで、足の裏にすっかり厚い角質が溜まってしまっていた。歩くということが、どれだけ大切かも表していた。歩くことで内臓も強化され、血液の循環も良くなり、不要なものが排泄される。それが足の裏の皮膚からも古い角質として出ようとしていた。(歩いていなくても、SPの水やキトサンなどで排泄されていたから) それが、フットバスに足を付けていただけで、見事にきれいに剥がれて、ツヤツヤ光っていたのだ。これには感激。いつまでも足の裏を、触っていたいくらい。でも、それだけではなかったのです! 何と翌日、傷口を見ると、半分ぐらい肉が盛り上がってきていたのです。それまでパックリと開いたままだったので、時間がかかると思っていたのに・・・。やった〜! しばらく足を付けただけで、これだけ変化が表れたのだから、お風呂に入ったら早いだろうな。(あ〜ん、早くSPのお風呂に入りたいよ〜)♪