[Diary 72]


Diary 




                          VOL.73

12月ダイジェスト  (前編)
 11月最後の日に、柾至は携帯を落としていた。でも、今回は戻らないだろうと思った。
バリへの旅は、彼にとっても意味のあることだった。そのことに、はっきりと気付いたのは、戻った12日のこと。偶然では起こりえない出来事から、全てが明らかになっていた。その時に、夏のプロセスは、私だけのためではなかったと気付いた。
 オーラが大きく変化し、親離れをするといわれる12歳になってから、私も距離をおいて見守るようにしていた。以前のように、どこにでも連れて行くのはやめて、彼の意思を尊重するようにした。そして中学生になり、周囲の環境も変わっていった。年が明けて、13歳を迎えた頃から、さらに進んだ。身体は、猛スピードで成長していく。心と身体のアンバランスで戸惑い、不安定になる時期。この年が、なぜ第二反抗期と言われるのか良くわかる。私も同じだった。親を困らせるようなことはしなかったが、自分の内なる世界に入っていた。(それも必要な時間だったと思っている) 友達と過ごす時間が中心になるに連れ、親との関わり方も変わってくる。彼はこの時期に、同じ40日間を親と離れ、自由な時間とスペースを与えられた中で、必要なことを学ぶためのプロセスを経験していたのだ。
 いつのまにか、私を追い越すぐらい大きくなってきて、それも異性ということで、私も親として戸惑うことがある。誰でも迎える時期であり、経験して気付き学んでいくものだから、縛りつけてまで守ろうとする必要はない。経験から学ぶこと、逃げないで向き合うことを、ちゃんと教えてあげれば大丈夫。例えどんなことがあっても、正面から受け止める覚悟でいれば、大きな傷を負うことにはならないし、彼にとっては最善であることを信じてあげていれば良いのだと・・・。
 そのままペルーへと長く続いていたので、バリには学校を休ませてでも連れて行こうと思った。今その時間が必要だと感じたから。バリでは、彼も楽しんでいた。ただ移動中は、ひたすら眠っていた。飛行機の中でも車の中でも、とにかく深い眠りに入っていたのだ。(完全に眠らされている感じ。^^) 大自然のエネルギーに包まれて、帰ってきたタイミングの出来事をきっかけに、親子の心を取り戻した。彼の中で、涙と共に溶けていくのを感じた。あれから、大きく変わった。以前の明るさと笑顔が戻り、昔のように心を開くようになった。携帯は、その頃の彼にとって手放せないものになっていたが、こうして自分で落としてから、彼も自分で気付いた。私も、これで古いエネルギーが詰まったものが、完全に消えてくれたのだとわかった。(その一つの象徴的なもの。少し早い大祓いですね。) もう大丈夫と思ったので、新しいものを購入して渡した。それから使い方も、がらっと変わっている。そして今では、映画や好きな音楽、本なども共有して、親子というよりも友達のような関係になっている。(^^) 大切なこの時期の壁を一つ乗り越えて、ほっとする母なのでした〜♪ おめでとう〜。(パチパチ)

 12月 5日
 二人で「ハウルの動く城」と「ポーラエクスプレス」を観にいった。「ポーラ・・・」は、予想以上におもしろかった。映像は美しくて迫力もあり、クリスマス気分が一気に盛り上がる。その中で子供たちへ伝えているメッセージが、さらに素晴らしい!
 「見えないものの中に真実がある。」 「心配しないで任せてごらん。」 「夢を叶えたければ、必要なのはただ信じることだけ。」
 今の世の中では、素直であったはずの子供でさえも、疑い深くなってしまっている。主人公の男の子もそうだった。それを、信じると自分ではっきりと宣言したことで奇跡を起こした。そして、その気持ちを大人になっても持ち続けることの大切さも伝えてくれていた。いつも心の中にあるということを・・・☆
 大人の方にこそ、ぜひ見て頂きたい映画です。子供の頃に置いてきてしまったものを思い出すために。(^^)
 
 12月10日
 夜は、Mihoちゃんとクリスマスのミニコンサートへ。場所は、前原の「月のさかな」レストラン。HWを取り付けているところで、前に一度行ったことがあった。唄うのは、地球環境蘇生会員でもある、ギター弾き語りの黒木さん。先月の瞑想会で会って、行くことを決めていた。
 駅のすぐ裏なのに、とても静かなところ。お花で一杯のお庭のディスプレイが素敵。料理は、イタリアンのビュッフェ。パスタやサラダに、もちっとしたパンもおいしくて、HWを飲みながらパクパク。黒木さんの歌は、今年のお花見や警固神社でのイベントで、少し聴いたことはあったけど、コンサートとしてちゃんと聴くのは初めて。照れながら唄うところが、黒木さんらしい。(^^) 愛や地球のことをテーマにした自作のメッセージも良かった。水に浮かんだキャンドルの明かりが揺らめき、穏やかで安らいだ時間を過ごしていた。そこでは、偶然にHisakoさんに会った。(ちょうどこの後に、遠隔ヒーリングとリーディングを受けるところだった。) 急に友達が来れなくなり、一人だったので一緒のテーブルに付いた。感動している彼女を前にして、私がここに来ることになった、もう一つの意味がわかったのでした☆

 12月11日
 午後は、STS九州支局での交流会。その前に、またしても寄るところが出来ていた。(その話は、次の機会に・・・うふふ) 高知分室の谷岡さん(自宅にSP10型を付けている!)のお話も、久し振りに聞けて良かった。
 「心を込めて伝えていくと、ある時に大きくなり、自然と人と出会っていく。・・・頭で覚えたものは身に付かない。身体で覚えないと出て来ない。体験から伝えていく。・・・誰とも心を開いて打ち明ければ、打ち解けることが出来ないなんてことはない。・・・」
 これらも自らの体験で気付いたことですね。これまでの常識では考えられないような体験談もいっぱい。それぞれに経験しているようです。(また蘇生レポートでも、紹介していきますね)

 最後に代表のお話。
 「・・・この科学では、あり得ないと言われることが起こる。HWを1〜2滴入れるだけで、瞬間に変化させる。STSは、言葉のいらない世界。使えばわかる。自分は職人気質だから、ここに到達するために、参考書というのはなかった。(>頭で学んだものではないということでしょう。) 思いつきでやっているように見せても、裏づけが全てある。
 本質は、悪も善も突然変異で変わる。(人体に悪影響を与える放射能も、プラスに働くエレクトロンに換えることが出来るように) これが科学の物質の本質である。形のならないところから、形が生まれてくる。
 ・・・多くの企業は、自分が儲ければよい、目先だけ繁盛すれば良いと使っている人もいる。そういう人は、(お店や会社だけで)自分の家には付けていない。お金と命のどちらが大事なのか良く考える。自分が健康でないと何も出来ないという原点に立つこと。すると自然とうまくいく。・・・」

 この日は、うれしいことに「おおたギャラリー」さんが来ていて、パンを持って来てくれていた。前の日のコンサートの時に、「ここのパンもおいしいけど、大田さんのパンもまた食べたいよね〜。」と話していたばかり。しばらく口にしていなかったせいか(夏のセミナーを逃していたので)、無性に食べたくなってしまい、カレーと一緒に宅配でも送ってもらおうかなと思っていたくらい。それが、翌日には用意されていて、しかもちゃんと小分けしたカレーまであったので、感激してしまったのでした〜。(ちゃんと聞き届けてくれるのよね。^^) おまけにHW栽培の佐賀蓮根もあり、至れり尽くせり。(一度食べてみたいと思っていた)
 そして終わった後は、スタッフの人達が炊き立てのお米でおにぎりやSP卵のゆで卵を作ってくれたり、お漬物や煮物、甘い焼き芋に手作りケーキなどの差し入れもあり、みんなでおいしく頂きました。(私とMihoちゃんは、向かいに座った代表の前で、思いっきりパクついていたのでした〜^^;)

 セミナー中には、Hisakoさんが買い物に来ていた。コンサートの時に、場所を説明したばかりだったけど、ちょうどスパッツなどの繊維製品も入っていてグッドタイミング!(7月のセミナーで買い損ねたという大田さんのパンもゲット出来て、さらにラッキー!) 彼女にも、新しい流れがどんどん来ているのがわかりますね。

12月12日 
 今年最後の新月&数並びの日。
 「終わりと共に始まりへ。外の世界や物事を自分で変えようとしないで、内にあるものの見方と行いを変えてみると、外部の現れ方が違ってくる。完全なる信頼と勇気を持って、何もない”空”の世界へと飛び出す。静まる時間を持ち、究極の調和と共鳴する。未知の創造のエネルギーで生かされていることを思い出す。」

 今年の冬は、暖かい日が続いている。私もこの空のように、毎日穏やかな時間を過ごしている。年の瀬の慌しさもなく、このままゆったりとした気持ちで、年が終わるのを迎えられそう。最近、もっと一瞬を楽しむように意識をしてみた。これまでは、仕事を優先してきたために、自分の身の回りや家事などは、出来るだけ手早く済ませようとするところがあった。料理しながらも、次の仕事の予定を考えていたり、ご飯を食べながら、他の事で頭が一杯だったり。そうすればするほど、終わりのない仕事に追い込まれているようだった。そこで、今していることに集中し、真っ白な”空”(くう)の世界を意識した。そして、仕事以外の料理やお掃除でも、やっていることの一つ一つを大事にして、心を込めるようにしてみた。すると、あらあら不思議。何をするにも楽しくなってくる。どんな瞬間も楽しく過ごせるようになる。そうすると疲れることもないので、仕事も楽にはかどり、時間に余裕が出来てくるので、急ぐ必要もなく、ゆったりとした時間が過ごせる。すると、心にも余裕が生まれてくるので、目に入るものまで変わってくるし、内なる自分の声もよりクリアになる。ほんの一つ古いパターンのスイッチを切り換えてあげるだけで、全体の流れも変わってくるのです。おかげで今年は、おかたずけと整理も早々に終わり、たくさんの物も手放すことが出来て、新しいエネルギーを受け入れる準備もバッチリ完了なのです〜☆ (余裕タップリ) 

 12月15日
 STS九州支局「初めての人セミナー」へ。今日は早目に着いたと思ったら、すでにギッシリ。最後には椅子も足らなくなり、壁際に立つ人も。熱気ムンムンで、クーラーを付けて丁度良いぐらいになっていた。今年最後に代表の話が聞けるというので、あちこちから集まっていたようだ。私は、この日シルバーのネックレスを手にすることになった。東京セミナーで販売されていた時は、私には必要ないかなと思っていたのに、11日に来た時に急に気になり始め、この日来てすぐに買ってしまったのだ。他にも、製品について事前に詳しく説明を聞いていなくても、発売された時点で手にしている人たちが多い。良いのはわかっているので、まずは使ってみるという感じみたい。早速取り出して付けておいた。そこへ一早く使っていた人の体験談。メヌエルで悩んでいた人が、翌日には目が回らなくなり、効果がすぐに実感出来たという。私は、セミナー後半ぐらいから指先がジリジリし、頭の周りがモワ〜ッと包まれて重くなるのを感じていた。お風呂から出た後には、頭から首の周囲にかけて、さらにモヤモヤしてきた。すると、翌朝には頭がすっきりとして、首から肩にかけて凄く軽くなっていた。肩こりは、お陰様でいつのまにかなくなっていたけれど(10代から20代は、ひどい肩こりだった)、まだどこかで力が入っていたみたい。(PCも良く使うから) こうして、軽くなって気付くことなのよね。「STSのものは、数字では出せないもの、現れないものが内在している。」というのが良くわかる。自分では充分と思っていたけれど、もっともっと軽くなれば、さらにスムーズに流れるのよね。まだどこかで、物に頼るような気がしていたのかも。でもSTSのものは、薬やサプリのように依存するものではなく、内側にあるものを目覚めさせて、本来のあるべき状態を取り戻し、進化の方向に導いてくれるもの。それに、代表が良く言われている「生きていく上で健康であることが絶対条件」ということは、私もしっかり体験させてもらったし、「人の痛みがわかる位置で環境運動をする」 そのための体験でもあったと思っている。だから、これからも遠慮しないで、受け取るものは受け取って、有難く使わせて頂くことにしま〜す。(^^)

 この日は再び大田さんが持って来てくれていて、今度はシーフード入りのカレーも! カレーも何ともいえない深みのある絶品で、そのままパンですくって食べるのが最高においしい。帰りは大荷物だったけれど、近くの寺本さんが来ていて、送ってくれることになり大助かり。おかげでSP10も持って帰れたし、久々に会ったAkiちゃんもお願いして一緒に送ってもらった。
 この日から、ますます頭もクリアになり(目も!)、さらに解放されて軽くなった気分。新しいエネルギーで満たされて、ワクワク気分も満載で〜す♪

 みなさんのシェアリングのコーナーです。 いつもありがとうございま〜す。v(^^)v
Manamiさん
Miyukiさん、こんばんは。この間はせっかくお会いできたのになんだが緊張してしまって殻にはいってしまいました。
 最新日記の栃木のNaomiさんのメールを読んで、私が思ったことが書いてありました。メールを送ってそのこと忘れたのかと思ったほどです。でも彼女はえらいですね。ちゃんと素直に接することができて。その後の代表のお話も聞けたし、みなさんでお食事したり楽しい時間をすごされたんですね。
 実際にお会いするのに緊張するのって別におかしくないのですね。緊張したことで混乱して、恐怖とかも感じたりして。Miyukiさんと周りの人たちはすっごい仲良しで、きっと変な人だと思われたらどうしようとか、どんどん殻が厚くなってしまいました。
 私がこういう世界に興味をもった、もともとは人間関係のもつれにあったことを思い出しました。自分をどう出したらいいかわからない。人に心が開けない、人とうまく接することができない。受け入れたもらえなかったときの失望感、等。かなりの恐怖もあるのですが、この問題に取り組んでいこうと思います。
 
Miyukiさんってメルヘンチックな方かなって勝手に思ってたんですが、大地のイメージでした。大地に大きくはった根とか。力強い方だったんですね。人間の大きさを感じました。感じたまますなおにMiyukiさんのところに行きたかった。せっかくすばらしい方たちと知り合える機会を与えられたのにもったいないですね。栃木にも会員さんはいてるのかな、ご近所の方と知り合えたらと思ってたのにすれ違いで残念でした。
 実は今度の冬至を秋元神社で過ごすことになりました。たまたまみていたHPで秋元神社がでてきたのでびっくりしてメールを送ったら、親切にいろいろ教えてくれて、ちょっとずうずうしいかと思ったんですがご一緒させていただくことになりました。でも知らない人たちばかりなので不安でした。チャンスって必ず用意されてるものなんですね。今度はNaomiさんのようにがんばってみようと思います。
 「心を開いて、素直に接する」が課題の私に今回の日記はぴったりでした。自分を、自分の魂を信用していない。自分を楽しく有意義に生きるには、自分たけの枠の中に生きないで、他人を好きになること。自分を全部さらけ出すこと。さらけ出さないで、理論だけを口にしない。相手があって、自分が生かされる”今の私に一番必要なアドバイスでした。ほんどうにありがとうございます。
 ちょっとへんなメールになってしまいましたが、Miyukiさんの日記がとてもタイムリーだったんです。またNaomiさんのメールにもとても勇気付けられました。同じことを感じてもどう行動するかでその後が変わってくるんですね。当たり前のことかもしれませんが、実例でみると実感できました。今度Miyukiさんにお会いできる機会があったら、楽しく過ごせるようになりたいです。そのときはまたよろしくお願いしますね。

Hisakoさん
Miyukiさん、おはようございます。お元気ですか?西区のHisakoです。12月に入り、寒くなったような気がしますが、まだまだ暖かいですね。
遠隔ヒーリングとリーディングのお願いです。順番はどちらが先でも結構です(Miyukiさんにおまかせします。)今日中に振込みしておきますね。予定ですが・・・週末は出かけますので、来週からが助かります。どうぞよろしくお願いしますね。

以前メールで、「自分の内なる声に従っていいですよ」と教えてももらいましたよね。自分に問いかけ、はっきりとした声が聞こえるわけではないのですが、これでいいのかなあ、うん、という感じで進んでいます。直感が大切とは思うのですが、頭がゴソゴソいろいろ働いてくれるようで、うまくいかない時もあります。(瞑想も同じ) でも、おかげさまで、以前よりは、前へ向こうとしている自分を感じています。Diaryに紹介してあった、ヒーリングをされた方の感想や、Miyukiさんの「頭でいろいろ考えていると、タイミングを逃しちゃうから」というお言葉、こころにとめておきたいです。
それから、No71のDiaryで、家族のことに触れられていましたが・・・
ちょうど、その頃、私も家族のことを(過去〜現在まで)いろいろと思っていたときでした。Miyukiさんが体験されてきたことと私の体験とはもちろん違い、すべてを理解できないとは思うのですが、そこに書かれてあったMiyukiさんの想いが、(うまく表現できないのですが)しみじみと伝わってくるようでした。
いつもいろんなメッセージをありがとうございます。Miyukiさんに、HPに感謝です。
では、よろしくお願いします


 こちらこそ、心を開いてシェアして下さった方たちに感謝しています☆