[Diary 78]


Diary 




                                                                 
                                  VOL.79

 3月ダイジェスト  前編
 3月 1日
 太宰府天満宮へ。数日前に、テレビをつけたら、道真公の生涯が紹介されていて、天満宮が映っていた。本殿の下には、道真公のお墓があるという。そういえば、そろそろ梅の時期よね。だとしたら、飛梅は先に咲いているはず。まだ間に合うかな・・・。
 雲ひとつない快晴。牛さん、鷽鳥さん、麒麟さん、宝物殿の前に立っている龍馬ちゃんに、春のご挨拶。今年もようやく春を迎えましたね。御神木の飛梅は、今が盛りの満開。良かった〜♪ 白く清らかな花を咲かせ、参拝客を優しく見守ってくれている。青い空の下で、一層光り輝いている。その美しさに見惚れて、じっと立っている私。(^^) こんな花を咲かせたいな・・・。
 今年も見れて良かった。(セーフ!) いつも最高の時期に呼んでくれる。 ありがとうございました。感謝の光を送らせて頂いた。ふわっとした風が吹き、白い花びらが優しく舞った。すぐ近くにいる真っ白な狛犬さんと目が合って、ニッコリ。(可愛いでしょ♪) 境内の梅は、これから蕾を開こうとしていた。(飛梅伝説は、さすがです。) 道真公も、いつもありがとうございます。新しい月の始まりに、お参り出来て良かったです。おみくじからのメッセージは、「変革の大きな力が働く」だった。そろそろ次の動きが、始まるのかな。


 3月 5日
 朝から大雪。あらあら、もう三月なのにね・・・。今日の午後には、三重からサードを受けに来る人がいた。それも日帰りの飛行機だったので、大丈夫かしらと思っていた。すると、青空が出て晴れてきた。そして一度だけ雷が鳴った。きっと大丈夫だわ・・・。
 少し遅れただけで、無事到着。良かった、良かった。龍神さま、ありがとう。伊勢神宮の神様たちにも、よろしくお伝えください。(私の祭壇には、兄から送ってもらった伊勢神宮の干支の鈴があります。^^)
 翌朝には、雪が積もっていた。積もるのは久しぶりかも。その雪を見た時、カナダでの生活を思い出した。寒さが苦手だった私が、厳しい冬を過ごすことが出来たのは、この雪の美しさがあったからだった。真っ白に積もった雪と青空のコントラスト。そこに、太陽の光が降り注ぐと、白銀の世界に変わる。長い冬だからこそ、春の訪れが待ち遠しく、有難く感じられた。(1年の半分は、日本の冬と同じ。) どんなに厳しい時があっても、必ず暖かい光が射し込む時が来るのだと。それを信じて、雪のように穏やかで、真っ白な心であるように・・・。

 この週末には、「ペイフォワード」のビデオを借りていた。映画の内容や感想は、当時のDiaryに書いたと思うので、その中の少年の最後のメッセージだけ紹介しておきます。

 「日々の暮らしに慣れ切った人たちは、良くない事もなかなか変えられない。だからあきらめる。でも、あきらめたら、それは負けなんだ。
 すごく難しいことなんだ。周りの人がどういう状況か、もっと よく見る努力をしなきゃ。守ってあげるために。 心の声を聞くんだ。 直してあげるチャンスなんだ。 自転車とか(物)じゃなく・・・  ”人”を立ち直らせる(ために)。
― 」
 
 3月 8日
 PCのリカバリと再セットアップには、ゆっくりと時間をかけていた。やらないといけないことなら、早くやってしまいたいところだけど、慣れないことや苦手なことは、焦って急いでするとミスをしがちで、却って時間を取ってしまうことがある。今すぐ使えないというものでもなかったので、残したいデータをバックアップして、必要なディスクを用意したりと数日間かけていた。(気づいた時点で始めると、余裕もあって楽なのです。^^) 昨日リカバリを終えて、ソフトの再インストールをして、セットアップしようとしていたら、大事なメールアカウントの情報が、なかなか出て来なかったり、HPのソフトがフリーズして動かなくなったりと、ちょっとしたハプニングも。この日の午後になって、ようやく解決。 昨日は、マチュピチュのハイライトをレポートしようとしたところだったから、それに待ったをかけられた感じになっていた。このことで、HPを作成する意味を改めて確認することに。日々の出来事や体験を、つらつらと書き留めているものだけれど、作っている私にとっては、それも大事な役割の一つになっていたのだと・・・。

 これまでにも何度か、本を出すことを勧められたことがあったけれど、同じ書くにしても、意味が異なっている。一冊の本にまとめると、エネルギーが固定されることがある。(それが本の良い点でもあるのですが) 日々起こる出来事や体験することには、納まる枠というものがなく、無限の拡がりと可能性がある。その体験から得られたものを、宇宙の流れに沿って伝えて行くことが、今の私に出来ることの一つで、そのために体験させられているのだと思うから。それに本にすると商品になってしまい、自分でもどこかで買って欲しいという思いが出てきてしまいそうだし。(笑) その点HPなら、いつでも誰でもご自由に、お好きなだけどうぞって感じなので、その心配もないものね。(^^) 
 過去の出来事が、今の体験に繋がった時に、一つに統合される。それがHPだと、すぐにリンク出来るので、「そうか、こんなこともあったんだよね。」 と私自身も振り返り、確認することが出来て、役に立っていることもある。だから、私には決められた一つの形にしないほうが良いのです。(HWと同じ非結晶の世界ですね) 何の制限もない、無限の宇宙の中で、自分が感じるまま、自由に表現出来るように。 それに、すでに多くの素晴らしい本が出ていて、その中に基本的な宇宙の法則や霊的な教えは伝えられているのだから、同じことをする必要もないと思っている。後は自らが体験して行くことで、活かしていけば良いことだから。
 リカバリのおかげで、PCの中味もリニューアル。古いものはなくなり、容量も戻ったので、スペースもタップリ。私にとってPCは、エネルギーを伝えるツールの一つになっているので、時々リフレッシュさせる必要があるのです。(^^)
 宇宙は、どらえもんのポケットみたいな感じだと思っている。(笑) 手を入れれば、いくらでも必要なものが取り出せる。ただ、それには使うに相応しい時期と、それぞれに合わせた正しい使い方というのがある。内なる感覚でわかるように、たくさん経験して磨いて行くと良いですね。

 3月10日(新月)
 「変革をもたらす、破壊の力が働いている。束縛から解放するための崩壊が起こる。猜疑心を消し去り、完全に降伏すること。劇的な変化が起こるかもしれないが、今の状況を信じて、その流れに任せる。全身を投げ出すつもりで。奇跡を実現させる力があることを信じる。・・・」

 このメッセージを聞いたときには、すでに始まっていた。(どんどん加速しているようで、一足先に物事が始まっている。) 確かに予想しなかった出来事ではあったけれど、何かが起ころうとしている予感はあった。PCの調子が悪くなったりと、そのために力強いエネルギーが降りていることを示していた。マチュピチュ編を書き始めた昨日、その出来事を知った。このことを受け止めれば良いのですね。具体的にどうすれば良いのかは、流れに合わせて判断する。その方法は、時期が来た時に、ちゃんと示されるから、心を研ぎ澄まし、フォーカスしていればOK。了解です。(^^)

 3月12日
 支局での交流会。最初に、NHKで放映された「世界ドキュメンタリー」のビデオを見せてくれた。水の民営化をめぐる戦いがテーマだった。その内容の一部を紹介すると・・・。

 ボリビアのある町では、民営化によって水道料金が跳ね上がっていた。それに対する抗議運動で犠牲者が出てしまったことで、政府はようやく企業の民営化を破棄することになった。(でも、その他の南米の多くの町では、民営化がどんどん進んでいる。)
 インドでは、水の値段がミルクと同じになっている。貧しい人たちは、買うことが出来なくなっている。企業は、水を汲み上げて売っているが、水は誰のものなのかと訴えている。インドでも、水は目に見える聖なるものとされてきた。水は基本的な権利であり、地球上の生き物全ての権利。それを政府は世界銀行と多国籍企業の圧力で取り上げようとしている。地球の共有財産である水を私物化しようとしている。インドの水は、すでに干上がってきているという。「水は私たちのもの。」と、反対する住民が運動を起こしている。「地域社会の小さな行動が、地球全体の思考も変えてしまうことがある・・・。」
 一方イギリスでは、民営化にすると企業が競争をするから、サービスが向上するとの声もある。(先進国と発展途上国の違いでしょうか・・・)
 2003年の世界の水のフォーラムでは、「利益のための水ではなく、人のための水を。」をテーマにしていた。カリフォルニアでも、今までは石油のことばかりだったが、水のことも考えないといけないとの声が上がっていた。「自分たちの飲んでいる水が、どんな水なのか、もっと関心を寄せるべき。人々は普段ほとんど気にしていない。」 「水は人権だから、政府はタダで供給するべきとの声が出ているが、それは夢物語である。」 ・・・

 蛇口をひねれば、水が出てくるのが当たり前だと思っている私たち。でも世界の多くの国では、水不足や汚染された水を飲んで、毎日たくさんの人々がなくなり、自分たちの命を守るために、戦っている人たちがいる。現実から目を逸らさないで、同じ地球上に住む仲間として、もっと真剣に受け止めなければいけないのですね。

 「ただ単に反対するだけでは意味がない。科学とテクノロジーを使って、根本から変えていくと、争う必要がない。彼らには、それを解決させる手段がなかった。・・・。」
 そうなのです。私たちには、その手段が目の前に用意されている。そのために生涯をかけてくれている人たちがいる。後は、出会った人から、知っている人たちが、それを活かして、周りの人に伝えていけば良いだけなのだと。「聞いた人には、その責任がある。」 自分たちの責任を果たさないで、個人の欲求を満たそう、願いを叶えようとしても、うまくいかないのは仕方ないことでしょう。本来なら、必要なものは願わなくても、自然に与えられるものだから。
 代表は、徹夜することもしばしばで、平均の睡眠時間も2〜3時間だといいます。全国を周って自分の目で見て、直に接することをしながら、自ら開発を手がけ、その合間に自分の勉強を日々続けている。それに対して、私も自分で努力が全然足りてないなと思う。時間がないとか、自分にはそんな才能はないからと、言い訳していたことが恥ずかしくなる・・・。それでも、この運動では同じことを強要するのではなく、みんなが気づくように、気づいた人が出来るだけ動きやすいようにと、必要なものを全て用意してくれている。今の私たちに必要なのは、それぞれの小さな勇気と行動だけで、出来ることから始めてくれれば良いのだと。その一人一人の小さな行動が、やがて大きな輪となり、地球全体を変えていく源になるのだから。

 この日は、特別に限定で作られた金のスプーンを分けて頂いた。もちろん、ただの金色のスプーンではありません。(笑) 数種類の元素エネルギーと情報が入っているもので、飲み物に入れて右に回すとエネルギーを取り込み、左に回すと出て行く。ビールだと、はっきりと味が変わるので、エネルギーが入っているのが、すぐにわかるのだそうです。ゴールドの輝きと重厚感があって、何だか魔法のスプーンって感じ。(水を入れたらクルクル回して、後はそのままグラスやコップの中に入れて使っている。ちなみに水を飲む時の愛用のグラスは、大田さんから分けてもらった桜色の金箔入り。^^) またまたゴールドラッシュだわ〜♪ 商品としては出すものではなかったので、この日にちょうど参加していたAkemiちゃんとTomoちゃんにも、私から分けてあげることにした。(支局初訪問のお祝いかしらね。貴重なものなので大事に、でもどんどん使ってね〜。^^)
 もう一つは、先月入れてもらったゴールドの溶液に続いて、さらにバージョンアップさせたものを(さすが進化のスピードが早い!)、今度は2リットル(!)のSP−10に入れてくれることに! わ〜、ラッキー♪ (相変わらず大判振る舞いです。^^) 代表自らの手で、一本ずつ入れて頂きました。ありがとうございま〜す。
 終わった後に、支局で出してくれたコーヒーのおいしかったこと。私は、ある時からコーヒーの刺激を感じるようになって、飲まなくなっていたのだが、さすがSP−10。無害化させて、プラスの方向に変換。これなら、いくら飲んでも大丈夫かも。
 この日は、佐賀の会員さんのお嬢さんが来ていた。その美しさに、思わず見入ってしまった私たち。肌は透き通るように白く、ほのかにピンク色。長くきれいな髪に、スタイルはモデルのように抜群。お母さんは古くからの会員で、今は夫婦で積極的に活動している。その輝きはHWで育った賜物なのでしょうね。みんなでSTSの専属モデルにしようとの声。(美人母子モデル!) 子供たちはもちろん、赤ちゃんやこれから新しく誕生する命は、HWで育つとどれだけ輝くのかしらと、考えただけでワクワクしてくる。「地球の未来と、新しい命のために。」 その意味を、改めて感じた。そのためにも、特に女性には気づいて欲しいなと思うのでした☆
 
 ところで、先日のSTS福岡支局では色々ありがとうございました。代表や皆さんのお話が聴けたうえにSP10のお水も頂き、大満足でした♪
明美さんとルシエルさんに寄ってから来たので、天神で支局行きのバス停に着いたときは、開始時間に間に合うかなぁ...と思ったりもしたのですが、ほとんど待たずにバスが来てくれ、もしやジャストな時間に着けるのでは...と思ったら道路もスムーズに流れて開始時間の丁度3分前くらいに支局に入れて、ビックリでした(^^)!
 帰りにはMiyukiさんに教えて頂いたパスタやさんに明美さんと入って、案内された奥の方の席に座ったら、すぐ横の壁に天使の絵が飾られていました(^^)
ふたりで支局に行けたことの祝福かな?と感じました。他にも、ふたりの天使が描かれた絵(どうやら男の子と女の子の天使^^)もあって、明美さんとふたりで「これは『このお店に入るべくして入った』って感じ」だと盛り上がりました♪
 
 3月14日
 数日前に、家の電話がおかしくなっていた。着信音が鳴らなくなっていた。この日にNTTに来てもらって、外の回線の故障だとわかった。(突然切れていたとか) 初めてのことだったけれど、良く考えたら、起こったのは新月の日だったので納得することも。そして直ったのは、マチュピチュのハイライトを仕上げてアップさせた後だった。書き始めた日から完成までが、自然と流れに沿っている。ペルーのレポートは顕著に起こりやすいが、今回のマチュピチュ編は特に凄かった。同じエネルギーが降り注いだことで、今に必要な変革を起こすプロセスが起こっていた。そして書き終えた翌日の15日には、その結果が一つ形となって現れた。その当時、ペルーで迎えていた春分の日を迎える前に。書き始める日まで決められたのも納得。全ては宇宙の流れと共に、同調して起こっているのですね。

 インカトレールで、初めてマチュピチュに足を踏み入れた時のことを思い出していた。あの頃は、まだ気管支が弱くて、普段の生活には何ともないが、山に登ったり、ダッシュしたりすると、息が切れるのが早く、呼吸が苦しくなっていた。インカトレールでは、一日に6〜8時間ぐらい歩き、最高で4000mを越す高さまで登ることになっていた。(出発前には、そこまで考えていなかったし。^^) 一度出発したら、もう引き返せない。(もちろん止めて帰ることも出来るけれど、選択しなかった。) 逃げることは出来ない。目的地に向かって、前に進むしかない。だったら、この与えられた状況を全て受け入れることにしよう。どうせだったら、楽しむことをしてみよう。下を向いて虚ろに歩くのではなく、周りの景色を楽しみ、今のこの瞬間を歓びと共に過ごしてみよう。時に立ち止まり、後ろを振り返るのは、自分がそこまで歩んできた道を眺め、確認するため。同じ道を引き返すことはしない。まだ道は遠いと思うのではなく、もうここまで来たんだ、あともう少しだねと自分で励ましながら・・・。確かに、自分のそれまでの限界を超えるためのプロセスは、容易ではないでしょう。この時も、持ってきた荷物が無くなるとか、夜は十分に眠れないという、心も身体もギリギリの状況を与えられていた。(ラクに登って終わったのでは、その意味がなかったから。) 宇宙は、絶対に不可能なことはさせません。その人の力量に合わせた上でのこと。(人それぞれ) だから、やってみる前に判断してトライしないのは、せっかくのチャンスを逃すことになって勿体無いですね。 そのうち意識が変われば、チャレンジすることを与えられた時には、感謝出来るくらいになります。また一つ限界を超える時が来たんだ、有難いなあ〜、うれしいなあ〜って感じ。(^^)

 宇宙のサポートというのは、自分がやるべきことに対して、逃げないで、全力を出し切ろうとしたとき、最大限に与えられる。楽しいことやワクワクすることをするというのも、だた自分の好きなことだけをしていれば良いというのではなく、どんなことも楽しみながらやっていく、自分で楽しいことに変えて行く、ワクワク出来るように工夫するということ。例えば、私もPCの操作や数字は苦手なんだけど、必要なことだと感じているから、こうして向かっている。それなら少しでも楽しくしようと、気に入った画像を探して、レイアウトを考えたり、たまに動かして遊んでみたりとか。(笑) スムーズに出来るように、誰にも邪魔されず集中して出来る時間帯を選んで、心と身体のリズムに合わせるとか、自分で環境を整えて工夫をしている。(自分で知恵を使ってみましょう。何でもクリエイティブに!) 一つのページを作るのに、かなりの時間をかけたとしても、読むのはわずか数分で、ほんの限られた人数が目にするだけなのもわかっている。だからこそ大切にしたいなと思い、私の全エネルギーを注ぐ意味があるのだなと思っている。この小さな作業を積み重ねて行くことが、今の私の仕事の一つになっているから。
 
 必ず誰にでも守護天使が付いているのと同じように、この世における人間界の中にも、導いてくれる人を用意してくれています。それは、心から信頼して尊敬出来るような人であったり、私もあのような生き方が出来たらいいなとか、同じことは出来なくても、同じ方向を歩みたいなと思える人。(私にも、ちゃんといますよ♪) 一昔前のグルと弟子の関係とは異なり、先の道に光を照らしながら、同じ位置に立って、共に歩みましょうと手を差し出してくれているでしょう。(出会った時には、大抵何かを感じるはず。) 高次元の存在たちだけが、ガイドマスターではないのですね。もし、まだ出会ってないという人は、そのための行動を自分が起こしていないのかもしれません。小さな勇気と行動から、まずは一歩を踏み出しましょう☆

 みほちゃんからのメールです。
こんにちは!
Diaryを読んで気が付いたことをいくつか。
野村望東尼について、私も野村さんのところに行った直後に、職場の上司から、「親父さんにでも読んでもらって」と郷土史のことをまとめた本をもらっていました。
その本を何気なく見ていたら前の方のページに竜馬ちゃんの肖像画や、平尾山荘の写真や望東尼の像の写真が載っていました。
それでちょっと気になって関連しているところを読んでみました。書かれていることは、回船問屋で釘本久平長邦という人のことでした。釘本家は当時所属していた対馬藩も六十人格をもって待遇し、名字帯刀も許されていて、黒田藩に御用金貸出帳もあり財政的にも裕福だったらしいです。その釘本さんは勤皇家で、望東尼が姫島に流刑中に、時々獄舎を訪ねていたとか、他にも数人名前が書いてありましたが、地元の医師などが姫島の望東尼を訪問していたようです。
また、高杉晋作の密命を受けた奇兵隊員の藤四郎らは、慶応2年9月16日早朝に鹿家(しかか)を出た2隻の船で姫島に上陸し、救出に成功したことも書かれていました。
地元から出た船で、望東尼が救出されたと初めて知り、驚きました。
鹿家(しかか)というところの永見寺は志士たちの隠れ場所でもあったといわれ、奥の方には密室があり、いざというときは裏手の山中に逃れることができたようだとも書かれていました。
あの時代はよくあることだったでしょうが、地元にもあったことにこれまたびっくり。
この郷土史をもらってからしばらくして、職場に商工業者の方が来て、「野村望東尼は姫島から救出されて鹿家の寺に一泊してから発った。」というような雑談をされていたんです。これまたびっくり。
また、この釘本久平長邦という人が、九州最古の万葉歌碑といわれる深江というところの「鎮懐石八幡宮」の歌碑を安政6年6月に世話人代表として寄進したらしいです。(この他地域のほとんどの神社や石碑に釘本家の名前が刻まれているらしいです。)
「鎮懐石八幡宮」のいわれも知らなかったのですが、これまた職場のHPを最近見ていてちらっと紹介されていました。
「神功皇后が新羅征伐のときに、出産を延ばすために2つの石(鎮懐石)を携行し、安置したお宮。境内には、この石を詠んだ山上憶良の歌が刻まれた九州最古の万葉歌碑が建てられている。」とあります。
神功皇后とも繋がっていたなんて知りませんでした。私が知っていたのは志摩町の「幣(にぎ)の松原」のことだけです。志摩町には「幣(にぎ)の松原」という名前のついた海岸がありますが、そこは神功皇后が三韓進出からお戻りになった時に最初に降り立った砂浜で、御幣(ごへい。幣立を連想しますよね)を突きさした場所であることからその名がついていると地元の広報か何かで少し前に読んだことがあります。
そういえば私が最初のペルーに行く前に何度か登った叶が岳(かのうがだけ)も神功皇后が三韓進出の折に願をかけ、願いがかなったことから叶が岳という名前がついたと山頂にちらっと書いてありました。いろんなことが繋がっているんですね。
地元のことも今の職場にアルバイトとして戻ったことでわかってきたことで謎が解けた〜という感じです。みなさん上でやっと気が付いたかと思っていらっしゃるかも…。
一昨日昨日と春の雪でとてもきれいでした!
一昨日は親不知の歯を抜くことになって、寒い日でなんかありがとうございますって感じでした。暑いと出血もひどそうだし。(^^ゞ 今はまだ腫れも残っているので順調にいくように願ってます。
それと昨年ペルーで買った粉で、「KIWICHA」ありましたよね。あれはやはり「キウイッチャ」と読み、アマランサスの別名みたいです。HPでどなたかがちらっと書いてました。
アマランサスといったら粒しか想像できないですが、粉にしたものを私たちは買ってきたみたいです。ということですごくパワーがある粉とわかりました。最近時々スコーンを作るんですが、混ぜたりしてます。
 
最近MiyukiさんのDiaryで江原さんの本の内容が載せられていますが、すごくわかりやすくて感動です。そんないい本を出されているなんて知りませんでした。
私は今は一時期のようにあちこちと動き回ることはないと思っていますが、必要なことは起こしていきたいという気持ちをもって、できることを楽しんでいきたいなあと思います。そうそう、TomoちゃんがHPを作ったとメールをくれました。えらい!
今日は思いついたことを書きました。またメールしまーす。

 一つ一つの小さな出来事が、ある時期に大きな形となって現れることがあります。一つの行動が、次の一つに繋がっていきます。今起こっている、その小さな出来事を大切に・・・☆