[聖なる旅] [2007セドナ編]


聖なる旅 




エジプト 2008 編




2008.3.17〜3.31
                                                                                

                                                       Page 1

 3月17日
 ついに、エジプトへと旅立つ時が来た。・・・出発までのエピソードは、こちらにて。(Diary151) 2007年のRAINBOW TOUR から帰った後、流れと導きに合わせて準備をすることになった。例によって、必要最低限のことしか示してもらえないので、どうなることやらという中での出発だった。後は、いつものように信頼することだけ・・・。

 前日の夜は、予定通りに準備完了。(ほっ) 夜中に何度も目が覚めたり、くしゃみが立て続けに出たりしていたけれど、朝はお家のかたずけが出来るぐらいの余裕。v(^^)v  ラッシュ時で道路が渋滞していたものの、ピッタリ予定していた時間に到着。うん、なかなか良い感じ〜♪

 一緒に行くことになった、秋田のともちんは前の日から福岡入りしていた。それに合わせるように、出発日にPCが壊れたとのこと。(!) ・・・う〜ん、素晴らし過ぎる。(笑) 今朝ホテルを出る前には、「世界遺産」の番組でシナイ山が紹介されているのを観たとか。(ほ〜!) そのホテルの名前が、「ハミングバード」。手頃なところを探していた時に出て来て、ここだ〜!と思ったのでした。(うふふ)
 
 二人とも荷物が重量オーバー。(犯人は、やはりHWかしら。^^) 持ち込み荷物と入れ替えてセーフ。(ふ〜っ) 今回のフライトは、大韓航空を利用することになった。福岡から出発して、ソウル経由で。・・・その意味は、また後でわかることに。(ふふふ) 
 乗り込む前に、飛行機のマークが目に飛び込んできた。そうだった、韓国は陰陽のマークがシンボルだったのだ! ここで、この旅の意味が一つわかった。

 そこで、ふと空を見上げた。龍の雲が走っている。お〜っ! その雲を目で追いながら、後ろを振り向いたら・・・ソーラーレインボーが!! わ〜出た〜! しかも大き〜い。空一杯に広がっている。 午前中で太陽が低い位置にあるため、それだけ大きく見えるのです。


 太陽神が、虹の女神(アイリス)が、今回の旅も見守ってくれている。だから、心配することは何もない。この先、何が起こっても、全ては宇宙の最善の元にあるのだと・・・。
 まさに機内に乗り込もうとしたところで、いきなり出て来たので、もう〜驚きでした。ソーラーレインボーは何度観ても、歓びと感動を与えてくれる。ありがとうございま〜す♪

 「この旅も、きっと素晴らしいものになるよ。」 一気にテンションが上がり、ウキウキした気分で席に着いた。すると、機内誌の表紙が、アンコールワットになっていた。(!) アンコールトムの中心にあるバイヨン寺院には、巨大な観音さまの石造が並んでいて、2002年に訪れたときに、その迫力に圧倒されていた。そう、私にとっては、一番印象深い場所になっていた。 その観音さまのお顔のアップの写真が、表紙にド〜ンと載っていたのです。・・・そういえば、あの旅はエジプトツアーから、急遽アンコールワットに変更したものだった。(Diary14) それが今こうして・・・。
 そして、今日は17日の観音さまの日だったのですね。(!) いつも、ありがとうございます☆

 ソウルまでは、あっというまに到着。仁川空港は、近代的で広〜い。SHOPやレストランもたくさんある。そこで和食のお店を選び、私は海産物うどんに。魚介類が入っていて、あっさりとした味に。デザートに、珍しい赤米のアイスがあったので食べてみた。ジェラード風でサッパリ。

 のんびり食べた後は、インターネットをしたりしてブラブラ。乗り継ぎには、ちょうど良い時間だった。
 ここからは、カイロへ直行。この頃から、またくしゃみが立て続けに出るようになった。ティッシュがいくらあっても足りないくらいで、だんだん頭もボ〜ッとしてきた。

 機内食は、手が付けられないだけでなく、漂ってくるニオイだけで気分が悪くなってきた。(ヘルシー風のビビンバだったけど。^^) とてもシートに座っていられなくなって、最後部に退去。そこで座り込んでいたら、乗務員の人たちが心配して、何か必要なものはないかと声を掛けてくれた。男性の乗務員さんが、冷たいおしぼりを渡してくれたり、ついには酸素ボンベまで。(!) まあ、ペルーでも吸うことがなかったのにと思ったけれど、せっかく用意してくれたのでスーハースーハー。
 15分ぐらいして、血圧を測ってくれたら大丈夫とのこと。少し気分も落ち着いてきたので、自分のシートに戻ることにした。その後も、何度も様子を見に来てくれたりして、とっても親切。・・・だから、アジアン系のエアラインって好きなの。(^^)

 そんな感じだったので、いつもならお楽しみの映画も観ることなく、また眠ることも出来ずに過ごしていた。予定通りに到着。(ふ〜っ) 着陸するときに、耳がブロックされた。(あちゃ) 少しフラフラしながら、出国ゲートを出たところで、お迎えのスタッフがいた。
 背の高いスーツ姿の紳士、Mrシェリフさん。自分でも顔色が青いのは、わかっていた。初対面で、この姿は情けなかったけれど、どうしようもない。(^^; 

 ビザの手続きを、先に用意してくれていた。(さ〜すが〜♪) 荷物も一緒に降ろしてくれて、車のところへ。最初は、二人だけだったので、タクシーを拾ってホテルまで移動することも考えていた。でも、今回はお迎えを頼むことにして、つくづく正解だったと思った。こういう時は、お金の問題ではないものね。

 車はきれいで快適。初のエジプト上陸だったけれど、とても景色を眺めるまでの余裕はなく、そのままシートに横になった。シェリフさんも、薬局に寄ろうかとか、何か必要なものはないかと、いろいろ心配してくれた。それで、ペットボトルのお水だけ頼んで、買ってきてもらった。

 初日として選んだのは、ナイル川沿いのホテル。広々として、なかなか良い感じ♪ チェックインの手続きまでしてもらって、お部屋の階まで、ホテルのスタッフと一緒に付いてきてくれた。いつでも電話して良いからと、携帯番号を書いた名刺をくれた。・・・そうしてこの後も、到るところでエジプシャン男性のお世話になるのでした。(ははは)

 お部屋は、何とナイルビューになっていた。普通は料金が高くなるはずだけど、良かったのかしらん。
 そのスタッフは、ハッサムさん。またまた雰囲気のある白髪の紳士風。お部屋の中を一通り案内し、バルコニーに出て、そこから眺められる景色を丁寧に(&楽しく)説明してくれた。(^^)

 ナイル川に、キラキラした夜景の町が映って素敵♪ ようやくエジプトに来ているのだと、少しずつ実感が湧いてきた。写真を撮ったら、大きなたまゆらちゃんも。ちゃんと傍に居てくれるのね。(うふっ) 身体はまだヨレヨレだったけど、一気に気分は良くなった♪


 シャワーを浴びてリラックスした後は、お供に付いて来てもらったヒラリオンさまに登場してもらい、アポロちゃんも準備してベッドへ。 明日の朝までに、出来るだけ調整を終わらせなくっちゃね。とにかく、今日はこれでおやすみなさ〜い♪