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聖なる旅 



RAINBOW TOUR 2009

エジプト 編

〜 生命の鍵を開ける旅 〜


2009.3.9〜3.28
                                                                                

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 3月 20日 春分の日 (前編)
 時間になって、ロビーに集合。みんなスタンバイOKね。今回のシナイ山登山では、それぞれが「十戒」を授かるということが示された。これから次の段階へとアセンションするために、それぞれの今の段階で必要な「十戒」として・・・。 

 三日目の朝となって、雷と稲妻と厚い雲とが、山の上にあり(中略)、シナイ山は全山煙った。(中略) ラッパの音が、いよいよ高くなったとき、モーゼは語り、神は雷をもって、彼に答えられた。
 主は、シナイ山の頂に下られた。そして、主がモーゼを山の頂に召されたので、モーゼは登った。(中略) 神はこのすべての言葉を語っていわれた。・・・(出エジプト記 19:20)


 モーゼの「十戒」は、「〜をしてはならない。」という言葉になっているけれど、おそらく私たちには、もっと違う形で伝えられるはず。それは、ビジョンやイメージだったり、心に響いてくる言葉だったり、ハートの奥で感じるものとして・・・。 どんなものであれ、それが何かは、それぞれが感じてわかるということだったので、そのことを意識して登るように伝えた。

 バスでエントレンスまで移動。今日は、金曜日のホリデーとあって、どうやら人が少ないらしい。前回は、ここですでにたくさんの人が並んでいたのだけれど。 それはラッキーかも♪ グループでのベドウィンガイドの他に、希望者にはそれぞれ単独のガイドを付けることにした。そのほうが、周りのペースを気にすることなく、自分の状態に合わせて登ることが出来るから。

 リーダーとなるガイドは、ラマダンという名前の背が高い人。まだ25歳だったけれど、もっと大人っぽくみえる。 一人で50人ぐらいまでは、ケア出来るとか。それは、また頼もしい。(パチパチ) グループ名は、「ロミオ」になった。この名前を呼んだら、みんなで返事をして集まるということで。 

 全員ラクダで登ることになり、次々に乗って出発し始めた。ところが、最後の4人分のラクダさんが足りなくなった。(!?) う、うそ〜! いつもなら、毎日300頭ぐらい出しているのだけれど、ホリデーなので休んでいる人が多いとか。 去年は、あんなに大集合だったのに・・・。

 前回のことがあったので、今度は最初からラクラクバージョンで乗るぞ〜!と思っていたので、ガガ〜ンとショック。 どうしても、最初は歩かないといけないのかしら・・・ぐすん。それで、服部ママ親子と、ムスタファとは歩いてスタートすることになった。

 ラクダ乗りに合わせて、最初からしっかり着込んでいたので、すぐに暑くなって頭が朦朧としてきた。それで、ポンチョやマフラー、手袋なども、どんどん外して行った。坂道に入り、すでにバテバテモードになりつつある私。(^^;
 ラマダンが先に行って、ラクダを見つけてくるということだったので、一番後ろからゆっくり歩くことに。でも、途中のカフェで集合することになっていたので、このペースだとかなり遅れてしまうよ〜。 ラクダちゃ〜ん、早く出ておいで〜。

 そうして、しばらく歩いていたところで、ようやく二頭見つかった。でも、あと二頭足りないよ〜と思っていたら、ゆめちゃんは乗りたくないとのこと。どうやら、このまま歩いて登りたいらしい。まあ・・・素晴らしい!
 それで、ムスタファとゆめちゃんの二人は、このまま歩いて登ることになった。二人は同年代として、すでに意気投合もしていたので、この間ゆめちゃんはラマダンとムスタファにお任せすることに。

 久々のラクダちゃん。空を見上げながら、のんびりユラユラ〜と・・・と思っていたら、このラクダちゃんの早いこと! 少年コンビがお世話していたけれど、飛ばす飛ばす。それも崖っぷちの山道なのに。(!)
 ちょっと待って〜、もっとゆっくり〜とか、ここで止めて〜と頼んでも、話が通じていないのか、一向に応じてくれない。「あともう少しで着くから・・・」みたいなことだけ繰り返している。そうして、次々に前のラクダさんを追い越して行った。

 そんな感じだったので、あっというまに下車ポイントに到着した。前回は、ここに来るまで結構長く掛かっていた気がしたのにね。でも、本当にここで降りて良いのかしら。真っ暗で何も見えないし・・・。すると、そこでラマダンの声が。その後ろには、ムスタファとゆめちゃんも。(!?) 結局、二人は最後の10分ぐらいしか、ラクダに乗らなかったらしい。それにしても早い。さすが、10代のパワーだなあ〜。

 かなり出遅れたので、みんな待っているだろうな〜と思ったら、どうやら着いたばかりだったみたい。中には、まだ到着していない人もいて、いつのまにか追い抜いていたようで。(ほほほ)  のんびりは出来なかったけれど、おかげで追い付いたから、結果的には良かったのね。まあ、一度は楽しんでいるので、良しとしておこう。(^^) ・・・・写真は、みほちゃんのカメラより。 やっぱり、たまゆらが凄いね〜。 

   

 全員揃って、カフェで一息ついて、準備が出来たところで出発。ここからは、それぞれのガイドと一緒に、自分のペースで登る。私は、ラマダンとムスタファが一緒。ラマダンも、私の足が遅いのをわかっているので、荷物も持ってくれて、身体を支えながらゆっくり登ってくれた。
 
   
 
今回は、ちゃんと意識もはっきりしていたので、途中で休んだり、いろいろ話しながら登る余裕もあった。・・・まるで、雪が降っているかのよう。

   

 少しずつ明るくなってきたところで到着。ちゃんと同じ場所に集まるようにしてくれていたのね。それも、三位一体聖堂のところに。(!)
 前回は、時間ギリギリだったこともあり、頂上までは行っていなかった。その代わりに、すぐ手前の一人だけの特別スポットで、迎えることが出来ていた。(エジプト編 Page 4

 もし頂上まで行けたら、三位一体聖堂の近くで迎えたいと思っていた。そのことを何も伝えていなくても、ちゃんと案内されている。それに、ここには私たちのグループと、ガイドさん達の数人がいるくらいだったのです。 (写真右) その上は、こんな感じだったので、ここも隠れスポットになっていたみたい。(うふふ)
 
   

 最後のMayumiちゃんも、無事到着して全員が揃った。そして、うっすらと覆った雲の中から、太陽が顔を出してきた。五十鈴を鳴らして迎えた。 優しく包みこむような、柔らかい光。 前回のパワフルな光とは、また対照的。(エジプト編 Page4) 月が浮かんでいるようにも・・・。

   

 私は、みんなが迎えている姿を、少し離れて眺めていた。 ・・・ ここでも、またピッタリのスポットがあり、毛布を敷いて用意してくれた。(^^)

   

 私が今回登ったのは、この三位一体聖堂に来るためだったとわかったので、それで充分だった。

   

 ” 三位一体(トリニティ)とは、キリスト教では、「父と子と聖霊が、唯一の神として一体である。」とされている。それは、「神である父が、神であることば(=子)を遣わし、見えざる父を子が顕わし、子は天の父のもとへ帰るが、父のもとから子の名によって助け主となる聖霊を遣わす。」という意味。

 「言葉を出すもの」が父であり、「言葉」は子、「言葉によって伝えられる愛」が聖霊。三者はそれぞれ独立の相をなしつつ、一体として働き、本質においては同一である。また西方では「」である父、「」である子、「」である聖霊という理解も見られる。

 三位はそれぞれ自立しながら、その完全性ゆえに互いに優劣差別をもたない。ゆえに他を排することなく、その愛の交わりは完全であるとする。

 私たちの二元的な思考で別の世界を観察すると、常にすべてが3つに見える。時間は、過去、現在、未来。空間は、X軸、Y軸、Z軸。私たちに見える大きさは、小宇宙、日常世界、大宇宙。これを「現実の三位一体」と呼ぶ。

 「3つの物を一つに併せること。三者が心を合わせること。3つに見えている物が本質的には同じものであること。」という意味がある。「3は完全無欠を示す聖なる数字」で、神を表す音楽は3拍子に支配されている。
 
 また、ヒンドゥー教では、三神一体(トリムルティ)として、1人の神が3つの役割に応じて、3人の神として現れるという。(バリ島 Page4) ”

 > この三位一体が、ヴィーナス プロジェクトでトリニティシリーズとなって誕生し、その象徴がピラミッドになった。(ヴィーナスプロジェクト Part2にて)  それが、次の旅での「13日間イニシエーション」へと繋がり、そのイニシエーションは三位一体で働くことがわかってきた。
 さらに、「愛・叡智・パワー」を統合させることも、私の中では三位一体となっていた。

 「愛だけが増えると、感情とか欲求になる。この状態で決めると、バランスを崩す。パワーだけが強くなると、パワーの使い方を間違える。叡智だけだと、そこには愛がない。全てはバランスである。」

 この3つのバランスを取ることが、アセンションの鍵になっている。それは、3年前にセドナで伝えられた高次からのメッセージにあった。(リーディングNO6) 改めて、そのメッセージを振り返ってみると、そこでも錬金術やイニシエーションのことが伝えられていた。

 「三次元の世界に、天と地の次元ー高い次元のものを、自分の中に降ろしていくこと。・・・イニシエーションによって、活性化させていくこと。」
 今までしてきたことと、これからしようとしていることが、一つの形に統合されようとしている。・・・

 そして、もう一つは先に伝えられていた、ご先祖さまたちの魂の里帰り。(Diary168) 私以外にも、何人かいた。一人は前回一緒に旅をした、ともちんというのは、すぐにわかった。似たような内容のことは、何年も前からリーディングで出ていたから。 他にも、直接伝えられた人がいた。 全員到達して、めでたしめでたし。 ご先祖さまたちも、喜んでいるでしょうね♪

 春分の日に、太陽に向かって祈ったことは、ダイレクトに太陽神へと伝わります。そして、それが魂にとっての最善であれば、必ず現実化するときが来るでしょう☆

   

 出発前に、くにちゃんが、あるところからこんな話を聞いて、ブログでシェアしていた。
 「今年09年、愛と美の星でもある金星のエネルギーを受けるのがエジプトのカイロ。春分の日がピーク。なので、その場所へ行くことにより、恋愛が成就しやすくなったり、または、女性的魅力がupらしい です。また、カイロで買ったお土産などを好きな人へ渡すのもいいとか。」

 カイロではないけど、シナイ山だから、みんなにはもっとパワフルかもよ。(^^) 確かに金星からのパワーで、ヴィーナスプロジェクトが誕生したので。 ・・・前日の夜にハートのペンダントをもらったのは、その象徴だったのかもね。(うふふ)

   

 通常なら、頂上には大勢の人が押し寄せていると聞いていたけれど、この日は本当に少なかった。おかげで登りやすかったし、こうしてみんなで揃って日の出を迎えることにも。 その時、その時に合わせて完璧なのですね。ありがとうございま〜す☆