[聖なる旅] [2007セドナ編]  [2008エジプト編]  [RAINBOW TOUR 2009 Page1]


聖なる旅 



RAINBOW TOUR 2009

エジプト 編

〜 生命の鍵を開ける旅 〜


2009.3.9〜3.28
                                                                                

                                                                Page 16

 3月 21日
 前の日から移動中も、ほとんど眠っていなかったのに、昨夜はホテルに着いてからも元気、元気♪ 去年もそうだったけれど、登った後のほうが、確実にエネルギーが上がっているのもわかるし、テンションも高くなっている感じ。(イエイ!)
 
 それで、ムスタファとホテル内を散策することに。前回も泊まったけれど、奥のほうまでは見ていなかったしね。中央の大きな階段から、2階に上がってみたり、プールがあるお庭に出てみたり。 ロビーの白い百合がきれい。 この百合が「リリイ」として、この後で・・・。(うふふ)

   

 ロビーにあるカフェバーを何気に覗いてみたら、ショーケースの中に、おいしそうなデザートがあった。そういえば、朝から食事らしいものは食べていなかったような気がする。それよりも、いえそれだからか、もっと内側から湧いてくるようなエネルギーがあるのよね。・・・恐るべし、春分の日のシナイ山。(^^)

 では、登山のご褒美に食べちゃおうかな〜♪ どれもおいしそうだったけれど、エジプトらしくナツメヤシのタルトにした。 それが、大ヒットだった〜! ナツメヤシの甘栗に似た、自然の甘さが何ともいえず感動〜♪  二人で半分ずつ食べて、ちょうど良い大きさ。 後ろのほうでは、生演奏の音楽も流れていて、心も身体もすっかり満たされた。(ふわふわ〜)
 場所が場所だけに、それなりにするのかと思ったら、リーズナブルだったので、むしろ驚いちゃった。(確かチップを入れても、この大きさで300円ぐらい。) このデザートを食べに、また帰りたいくらい。(えへへ)
 服部ママ親子がやって来て、二人もカウンターでお茶しながら、ゆっくり寛ぎタイムに。 


 アセンション後の満たされた夜を過ごして目覚めると、明け方前のピラミッドが見えていた。その上には、クロワッサンの月も。今から行くから、待っててね〜。このホテルの朝食も、フルーツたっぷりでうれしいね♪ そうそう、このホテルのお部屋は、入ったときにアロマの良い香りが漂っていたのでした。

   

 ヒンドゥちゃん、またよろしく〜。8時からの開場に合わせて、入場チケットを買うために並んでゲット。そう、今回はクフ王の内部に入るのだ〜。待っている間に、今回のピラミッド入場について示されたことがあったので、バスの中で説明を。・・・ エジプトでは、正式な許可証を持っている人でないと、ガイドが出来ないようになっている。そのため、観光地で資料などを出して説明していると、セキュリティの人から許可証の確認を求められることがあるという。それで、ヒンドゥちゃんに言われて、いつも目に付かない場所で集まっていたのでした。(^^)

   

 ピラミッドについては、昔からいろいろな説が伝わっている。どれが正しいかは別にして、ピラミッドが情報とエネルギーの発生装置になっていることは間違いない。

 ” ピラミッドの場所は、地球全体の電磁波のグリッドに対して重要な意味を持っている。 大ピラミッドの中で生み出されるパワーは、大衆や地球での彼らの世界の活動やバランスに影響を与えるばかりか、相互に繋がっている他の世界やバランスにも影響を与えた。・・・ ”
 当初の建設した目的は何にせよ、その時代時代において、相応しい役割を担ってきている。私には、それだけで充分だった。ピラミッドの謎を明かすことよりも、今において、私たちはどう活かして行くかが大事だと思っているから。

 今回のRAINBOW TOUR においては、出発直前に録画していたお正月の特番を観たときにわかった。その番組の中では、このように説明されていた。
 
 「 真正ピラミッドは、太陽信仰の象徴。太陽のモニュメント。白亜色だった。ファラオたちは、太陽神と合体して、永遠に旅することを夢みていた。 神にも霊魂がある。(カーとバー) ピラミッドは、太陽神カーのためのものであり、太陽神の居場所(家)として造られた。

 夜が明けると、日が昇る東側から(複合施設)入り、参道を昇り、上神殿へ。そこで中に入るための儀式を行い、中へ入っていく。入り口は、東側にある女王の間の偽扉。そこからキャップストーンへと昇りつめ、ピラミッドに宿る。
  伊勢神宮のように、儀式をして、祖先や神を敬うための場所であり、巨大な埋葬施設になっている。太陽神カーの存在により作動する、魂の再生復活装置。

 死後、王のバーは太陽神と合体して、一緒に旅を繰り返す。その乗り物が太陽の船。バーは、夜になると消耗する。昼の間にエネルギーを蓄えるために、ピラミッドの内部へ入る。
 日が昇ると、カーが宿るピラミッドの内部へ向かう。偽扉から入り、大回廊で激しく上下に動く。獲物を狙うときの蛇の蠕動運動のように。その時が、最もパワーが生まれる瞬間になっている。蛇は再生復活の象徴。
 王の間に向かい、箱(石棺)の中に入って休息し、エネルギーをもらう。太陽が西に傾いたとき、西の同じ空間へ移動する。 同じ動きを繰り返して、太陽の元へと戻っていく。 ・・・」


 このプロセスが、映像で表現されていたので、とてもリアルに感じられていた。参加したメンバー達は全員、すでにRAINBOW AGE REIKI を通して、高次のエネルギーと繋いでいるので、ここで古代エジプトのファラオたちと同じように、この世での「魂の再生復活」をする。つまり、次の次元へとトランスフォーメーションをすること。それが、今回の目的になっていたのでした。

 ” 古代エジプトでは、人の魂のうち「バー」と呼ばれる個性、意識、道徳などを司る部分は、人間の頭と腕を持つ鳥の姿をしており、その人の死後、自由に飛び回ることができる。
 「カー」は魂のうち、エネルギーや守護といったものを司る部分で、両腕を頭上に挙げた姿で表される。バーとカーは合体して、「アク」と呼ばれるが、死者の魂はアクになることによって、初めて太陽神ラーの船に乗ることができるようになる。 


 「カー」といえば、前回のRAINBOW TOUR のラスベガスで、シルク・ド・ソレイユの「KA」のショーを観たことを思い出す。(セドナ編2007 Page16) それも、生ライオン(獅子)に御挨拶した後で。それも全て、このエジプトツアーの示しになっていたのですね。

   

 そうとわかれば、心して入ることにしましょう。 ここに来るまでに、そのための準備も終わっているから、後は任せていればOK。 一人ずつ通れるくらいのスペースで、途中から身を屈めて進んでいく。 カフラー王の内部には前回入っていたので、雰囲気はわかっていたものの、クフ王はもっと長く傾斜も急になっていて、蒸し暑いし、狭いし、空気も良くないし、背中も腰もキツイ・・・などなど。 いろいろ耳にしていたので、そのつもりで覚悟はしていた。
 すると・・・もう着いちゃった!?って感じで、玄室の中へ。まだ、これから奥があるのかと思ったくらい。 戻ってくる人に道を譲ったり、その間座って待つということはあったけれど、全然予想していたよりはラクラク。 これもシナイ山に登った後だからか、特に大変なことは何も感じなかった。(^^)

   

 王の間では、それぞれに瞑想しながら、ゆっくり時間を取った。私も、石棺横の壁際に座って、祈りを捧げていた。途中で、意識が遠のいていたので、そこで実際にどれくらい時間が経っていたのか、何がどう起こっていたのかはわからないし、目が覚めるまでの間のことは、あまり憶えていない。
 出発する前に、もう一つわかっていたのは、このピラミッドの内部では錬金術の伝授がされていたこと。私は今回、そのための何かを思い出すために、入るのだろうと感じていた。そうして帰ってから、ヴィーナス プロジェクトが示されて行く過程で、それぞれの香油を創っていくときに、錬金術を応用することがわかったのでした。

 それも、特別な手法というか、技術や技巧が大事なのではなかった。それは、RAINBOW AGE REIKI のアチューンメントも同じ。マスターコースでは、いつも伝えていることで、伝授する際には一通りのテクニックを教えるけれど、その手法だけに頼るのではないということ。それよりも、意識を繋いで行くことが大事になっている。
 技術や知識というのは、そのための最初のステップでしかなく、それだけでは限界がある。そこから進化していく中で、宇宙(創造神)からの無限の力が、自らの中で生まれるようになり、その結果として奇跡的な出来事も起こるようになる。・・・・

 「カーを強化させればさせるほど、大きな磁力を生み出すことになる。・・・カーがより大きなエネルギーと光を、顕現または取得すると、その人の磁場が拡大し、イニシエート(秘儀参入者)の願望がより迅速に実現化する。」

 頭ではわかっていなくても、ここでは必要なことが為されていたのですね。同じく帰ってから、「もう意識することすら、必要がなくなっている。」と言われたのも、そのことなのでしょう。考えるよりも、意識するよりも前に、すでに為されているということで。そうすると、自分がしているというエゴも入らなくなるから。
 去年ガタガタの状態で受けていたワークのテーマだった、「空」の状態ですね。「空」の中から生まれるものがあり、「空」の中に全てが内包されている。 そのことを知るために、事前に体験させてくれたようです。
 
   

 祝福の光が降り注ぎ、みんな完了で〜す☆  

   

 ヒンドゥちゃん、お待たせ〜。ちょっと遅かったので、心配していたみたい。(^^; では移動して、パノラマポイントへ。 ここで、ラクダに乗っちゃおうかな〜。ピラミッドの前でラクダ乗りというのは、あまりにベタだったので、前回は考えてもいなかった。でも今回は、シナイ山でゆっくり楽しむ余裕がなかったのと、王道として一度は極めておかないと、ということで。(笑)

 物好きなメンバー7人が集まって、行ってきま〜す♪ その中でMayumiちゃんは、馬に乗ることに。モニュメントバレーでも、乗ってたよね。何でも、やれる時にやっておかなくっちゃ。
 ラクダさんには、それぞれ名前が付いていたようで、私が乗ったラクダさんの名前は、何と「Michael」だった。 おっとっと! ・・・ 今だから、余計にシンクロを感じるよ〜。

 それに、みんなより一回り大きいラクダさんだった。(あらあら) 男の子が付いてくれて、乗っている間も、大丈夫かどうか話し掛けてくれていた。ピラミッドに向かって、砂漠の上をの〜んびり、ゆらゆら〜。 シナイ山では、真っ暗な中を乗っていたし、こうして昼間に乗るのも良いね〜。

   

 お決まりのピラミッドをバックに、パチリ! うん、こうでなくっちゃ。(^^) 最後は、おのぼりさん状態も満喫なり。(笑)

   

 ビューポイントに戻って、3つのピラミッドをバックに写真を撮ろうとしていたら、現地のお兄さんたちが次々に声を掛けてくる。その中に去年、腕を組まされたお兄さんもいたりして。(エジプト2008編 Page14) 今回は、もう良いで〜す!と断り続け、それぞれ交代に撮ろうとしていたら・・・。
 イギリス人だったか、紳士的なおじさまが、二人で一緒に撮ってあげると言ってくれた。そこで、ちょっとお話していたら、日本に一度だけ行ったことがあるとか。それも、何と福岡だという! (どひゃ〜) 「私たちも福岡から来たんですよ〜!!」 「Oh〜!」 と、一気に盛り上がってしまった。(^^)
 またまた、おもしろいシンクロで、締めてくれたのでした。・・・ ピラミッドも手の上に乗っちゃったよ。(^^)

   

 最後に、メンカウラー王のピラミッドから、カフラー王のピラミッドとスフィンクスの前へ。

   

 「扉のあるピラミッドは、クフ王のものだけで、取っ手がついている。北側は北極星、南はオリオン星を象徴としている。3つのピラミッドは、オリオン星に基づき、星信仰と太陽信仰を合わせたもの。
周りにある3つの小さなピラミッド(王妃のピラミッド)は、結界の境界線になり、全体がある種の結界になっている。 カフラーを中間点として、あの世(クフ)とこの世(メンカフラー)を表す。


 「オシリスシャフトは、 カフラーピラミッドの前の参道の下にある。ここで、オシリス神の埋葬儀式をしていた。ミイラのない(神だから)、オシリス神の象徴的な墓になっている。全ての地上を支配しているのがオシリスで、この地下から支配している。 3人の王は、オシリスに守られている。オシリス信仰の聖域。(本尊のようなもの)」  

 クフ王との繋がりも、帰ってから伝えられることになった。(ヴィーナスプロジェクト Part1にて) そのために、中間点であるカフラー王に入ってから、今回こうしてクフ王のピラミッドに入ることになったようです。太陽神とクフ王の魂が宿る場所へ。

 アトランティスの時代には、最高評議会のメンバー達によって、この内部で評議会も行われていたという。当時より、ピラミッドの内部では様々な儀法や秘法の伝授(イニシエーション)が行われている。今回の錬金術は、その内のごく一部でしかない。
 「13日間のイニシエーション」をすることになった、次の旅では何があるのでしょう・・・・。
 
 「スフィンクスは、ピラミッドより古く、一万年前ぐらいといわれ、超古代文明かもしれない。風と雨で侵食している。スフィンクスは再生復活の神様。 」
 

 スフィンクスについては、この後で再び戻ることを決めた後で、伝えられた。(Diary180にて) それとほぼ同じ内容で、このレポートを書いているときに、このようなことも。

 「スフィンクスは、アトランティスとレムリア両国の業績に関する、諸々の記録を収めたゴールドディスクを保管する目的のために設計された。スフィンクスによって護られた記録は、今日もまだ現存している。
 その中には、真実の意味で地球初期の歴史の各時代、それぞれに同調した波動と、ホログラフ化されたイメージが保存されている。・・・。」

 
 何にせよ、何らかの意味で次の旅に繋がっているみたい。それも、また帰った後でわかるのでしょうね。
 
 その後は、パフュームのお店へ連れて行ってもらった。前回の大型店と違って、こじんまりとしたアットホームな雰囲気のお店。冷たいカルカデジュースを頂いて、まずは一息。

 そこに、アフメッドも入ってきた。そう、ここはアフメッドの友達で、家族でご用達しているお店だったのでした。まずは、ミントでの吸入から。お湯の中に1〜2滴落としただけで、目がバチっと覚めて、呼吸器官がスッキリするくらいに効いてくる。
 続いて、お勧めの香油を次々に試させてくれた。 私は何といっても、サファリで最初に塗り塗りしてもらっていた、例の香油を。それが、「Queen Of The Egypt 」。 別名「ライラ」と呼んでいるものだった。(!) これだけ惹かれるのは、最初に香ったものだからかな〜と思ったけれど、どうやらそれだけではなかったのですね。・・・ その香油が、トリニティシリーズ(ピラミッドセット)の一つである、「アイリスオイル」の原型になっているのでした。 私にとっては、自分の分身のような香油に。(^^)

 エジプトの香油で話題の「Secret Of The Desert 」。 オーナーのHoseimが、すぐ真横に座って、じ〜っと目を見つめながら、この香油の説明を熱く語ってくれるので、思わず赤面しそうになったりして。(笑) それをみんなに話すのに、ちょっと照れてしまったけど。(ははは) 最もパワフルなブレンド香油。・・・ さらに手を加えて、「13」のパワーにしたものが、「アフロディーテオイル」として誕生することに。

 他にも種類がいっぱいあって、もうタイヘ〜ン。今回は、最初から買う気満々ではいたけれど、それでも早くに予算オーバーになりつつあった。(あちゃ〜) 何とか選び終えて、プレゼントのお洒落なディフューザーを選んでいたところで、スタッフのお姉さんがクイーンシリーズの香油を差し出したりして。 それが、ハトシェプスト女王の名前が付いた香油だった。

 名前だけでも欲しくなるけれど、そのまた深い香りといったら・・・。抵抗することも出来ず、追加することにしたら、3本セットにするとまた安くなるとかいって、他にも出してくるし。(ははは) それが、「イシス」と「クレオパトラ」だった。(!) は〜い、わかりました〜。もう意識はどこか別のところへ飛んじゃっている感じなので、とても計算することなど出来ない状態。(笑) 
 ・・・ そうして買った香油が、ヴィーナスプロジェクトへのサインになったのでした。 ピラミッドに入った後だったのも、そのためだったのでしょうね。

   

 もう何種類買ったのかも、良くわからなかった。ただ、手に持ったら重かった。(笑) それで、出発の日まで、アフメッドのところで預かってくれることに。
 その後は、ビュッフェのレストランでランチタイム。続いて、ローカルなスーパーマーケットに連れて行ってもらった。中は結構広くて、日用品なども一通り入っている。箱入りのナツメヤシのバーも見〜つけた。お土産には、ちょうど良さそう。 ルクソールで見つけていたオーガニックハニーや、タヒニも買っちゃおう。スパイスも袋入りで安く、日本では高いサフランが特にお買い得。 地元のスーパーは、やっぱり良いね〜。

   

 両替などを済ませて、ホテルへ戻った。 この後は、それぞれに好きなことが出来るようにフリータイム。 私はというと、アフメッドのパパとママが会いたがっているということで、お家に遊びに行くことになった。ムスタファも一緒に呼ばれていたけれど、部屋でゆっくりしたいということで、私一人に。
 彼の車で迎えに来てもらい、せっかくなので去年買ったガラベーヤにお着替えして行った。エジプトお宅、再訪問編なり。(^^)

 お家の中は、数日前に模様替えをしたばかりということで、雰囲気が少し変わっていた。(エジプト2008編 Page15) ママさんは、ゴールドベースのお洋服にアクセサリーも着けて、お洒落していて可愛い♪(ふふふ) 
 ヒンドゥは、ピラミッドの辺りで頭痛がしていたらしい。春分の日明けだから、ちょっと来ちゃったかな。でも先に帰って休んでいる間に、元気になっていたようで良かった。
 私がモロヘイヤのスープが好きと聞いて、ママさんが用意してくれていた。ヒンドゥ曰く、ママさんのモロヘイヤスープはナンバーワンとのこと。 確かに、マイルドでクセもなく、滑らかな口あたりに作られていて、これまで食べたレストランよりも、ずっとおいしかった。 おかわりまで入れてくれて、いっぱい食べちゃった。(へへへ)

 しばらくしてアフメッドに電話が入り、急な用事で出掛けることになった。戻ってくるまで待つことになって、ヒンドゥ、ママさんとの女性三人だけに。そこで、レディストークが始まって、いろいろ話していたら、ママさんの身体の調子が良くないということで、しばらくヒーリングをすることになった。
 肩から腕が痺れるらしく、腰や膝にも負担が掛かっているみたい。お話しながらしていたけれど、身体の中から温かくなって、気持ちが良いと言ってくれた。このまま、ずっと家に居てほしい〜なんてことも。(うふっ) 私も直接、母親にする機会がなかったので、代わりにさせてもらっているのだと思えて、うれしかった。

   

 それを見ていたヒンドゥから、「私にもして欲しい〜。」ということで交代。足が疲れやすいということで、リフレをすることになった。せっかくなので、お家にある香油も使わせてもらった。 その香油は、病院でお母さんが処方としてもらっているものらしい。 お〜、さすが進んでますね〜。
 原液のまま、たっぷり使うことが出来るのも贅沢だけど、それもエジプトの香油ならでは。昔から、慣れ親しんで使っているのね。 そういえば、去年はパパさんから、メッカでしか手に入らない、モスリムの特別な香油をプレゼントしてもらっていたのだった。(大事に取ってます。^^)

 ヒンドゥちゃんからは、エジプトの人々や生活について聞いていた。みんな基本的には、愛情深く良い人達だけれど、貧富の差があったり、生活もあるから、観光客に対してはトリックしたりすることもあるのだと・・・。その一方で、前回のレポートにも書いていたけれど、過去2回の旅を通して感じた限りでは、彼らは執着心があまりないように思えた。イスラム教の中にある喜捨の教えのように、求められたものは喜んで差し出すことが出来るのではと・・・。それは、私たちも見習いたいところ。

 他にも、いろいろ話していたけれど、こうして家に連れてきたのは、ライラが初めてと聞いて、ちょっと驚きだった。(!) おそらく、外国人としてはという意味だと思うけど。 にも関わらず、温かく迎えてくれていることに、改めて感謝したのでした。

 パパさんも帰ってきて、しばらくしたところで、アフメッドも戻ってきた。気が付いたら、もう数時間が経っていて、11時近くになっていた。(あらあら) 急いで、用意していたお土産を渡した。ママさんに和風のハンカチと、太宰府の参道で買った、だるまさんの縁起もの。幾つも中に入っていて、それぞれに福を招く文字が描かれていた。あとは、日本の味噌汁や雑炊なども一緒に。これは持ってきていたけれど、結局食べる機会がなくて・・・。(^^;

 ホテルまで送ってもらって、おやすみなさ〜い。 エジプトファミリーとの楽しい夜だったのでした☆