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聖なる旅 



RAINBOW TOUR 2009

エジプト 編

〜 アトランティスの封印を開く旅 〜


2009.9.1〜9.14
                                                                                

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 9月 8日(後編)
 ナイルクルーズ最後の締めは、ジャ〜ン! イシス神殿です。 待ってました〜♪ ボートに乗って、聖なる島のフィラエ島へ。最初に、ガイドさんから詳しい説明があった。残念ながら、話すスピードも速いので、全部は理解出来ないのだけれど(^^;、その中で飛び込んできた言葉だけを、メモしていた。書かれていたことをまとめてみると・・・

 ” ナイル川はここから始まり、大事な場所になっている。ホルス神を生んだ受胎を象徴とする神殿。イシスは、魔術の女神でもあり、その時々に合わせて、多くのものに変化することが出来る。イシスは、ナイルの母であり、偉大なるグランドマザーであり、グランドグランドマザーである。・・・・”

 そして、「トリニティ オブ アスワン」という言葉も。(!) その具体的なことはわからなかったのだけれど、この神殿には何か「トリニティ(三位一体)」を示す意味があるようだった。また、外庭のハトホル柱の顔には、笑っている顔と、そうでない顔があることも知った。(!)

   

 神殿内には、コプト十字のマークが描かれている柱もあった。

   

 お気に入りの「はい、アーンして。」のレリーフも。(笑) そして、至聖所の手前には、指をくわえている裸の少年ホルスが描かれているものが。(お〜っ!) このレリーフも、イシス神殿でしか観られないものだそうだ。 これも新発見なり! 
 
   

 神殿の裏に回り、ハトホル神殿へ。入り口に立ったとき、一気にバイブレーションが上がるような感覚を得た。それで、すぐにカメラを撮り出してシャッターを押してみると。(!) もう一枚撮り直しても同じだった。・・・ ハトホル女神が、この場にいてくれたことを表わしてくれたようです。

   

 カリビアンのおじさん達のグループと一緒になった。この時おじさんからは、「ジャパニーズ エジプシャンプリンセス」と言われ(笑)、最後だったのでしばらく、みんなでお話していた。(^^)  その後で自由時間になったので、ダッシュで至聖所へと戻った。そう、あのレリーフに、ご挨拶するために。

 ホルス神を抱いて母乳を飲ませているイシス女神と、オシリス神を後ろから羽で包んでいる姿。母性と女性性の愛に溢れるイシス女神が表わされている。(イシス神殿についての詳細は、こちらのページへ)

   

 > このレポートを書いているタイミングで、今の地球に女神性のエネルギーが強く求められていることを感じ、そこから新たにわかってきたことがあった。
 ・・・ それは男性を押しやって、表に出て行くのとは少し異なり、男性主体の社会でバランスが崩れてきているものを和らげる、和していくために、このイシスのレリーフのように、背後から慈愛の光で包むような感じで。 その中で必要であれば、表に立つこともあるのでしょう。愛するものたちを守る時のように・・・。
 そこでまず浮かんできたのは、ファラオの役目を果たすために男装をしていたハトシェプスト女王のこと。香油を最初に輸入して、平和貿易をしていた彼女自身は、とても女性性に溢れた人だったと思う。それでも、自分の国を守るために、表に立たないといけなくなり、男性の役割も果たすことになった。 また、アクナテンの死を隠すために、彼になりすませていたというネフェルティティも。
 
 日本人の女性には、大和撫子の精神も宿っている。大和撫子というと、男性に尽くして奉仕するというイメージもあるけれど、本来はそれだけではない。中心にしっかり芯が通った状態で、全てを見通していながら、慎ましく一歩下がった状態で支えていくというもの。
 今回、瀬織津姫さまからの要請ということで、ナイル川にお祀りさせて頂いたけれど、それはイシス女神も望んで待っていたことでもあった。そうして、二人の女神さまたちが融合することで、新しい光が生まれ、新たな地球の蘇生実現の道へと向かっていく・・・。 またそれが、私たち女性の女神性の開花に繋がることにもなっていたのですね☆

 もう一つおまけとして・・・ 同じくこの前日、鍵のキーホルダーを変えようと思い立ち、何があるか探してみたら、イシスの形に彫られたものと、ホルスが描かれたもの(シナイ山でお土産のプレゼントとしてもらっていた)が出てきたので、お家の鍵とガルーダちゃんの鍵に付け替えたところだったのでした。(ちゃんちゃん♪) そして、女神の「女帝」も現れていた。(Diary 205にて)      
 
 至聖所で、イシスファミリーに最後の祈りを捧げた。・・・ この時、イシス女神に瀬織津姫さまのことをお願いしていたのだけれど、今思うとそんな必要もなかったのですよね。(ほほほ^^;
 トラヤヌスのキオスクから、ナイル川に向かって光を送り、また戻って来れることを願いながら、女神の故郷であるイシス神殿を後にした。
 
   

 クルーズ船に戻った。みなさんともお別れ。ガイドさんは、知識豊富で本当にプロフェッショナルだった。私もその勤勉さを、もっと見習わなくっちゃね。(ほほほ^^;) 私のフライトは、少し余裕を持って予約していたので、まだ時間があった。チェックアウトをした後だったけれど、それまで船の中で過ごせることになった。わ〜、ありがとうございます〜♪ そうでなければ、どこかでブラブラするか、カフェにでも入ろうかと思っていたけれど、実際には荷物を持ったままだと難しかったのでした。& 外は真夏の太陽サンサンで暑かったしね。

 クーラーの効いたラウンジのソファで、リラ〜ックス。日記を書いていたらウトウトしてきちゃって、そのまま横になっていた。そうして約一時間ほど、ゆっくり休むことが出来た。そこに、エルくん達がやってきたので、最後に一緒に写真を撮ったりして、しばらくお話していた。日本のお菓子やお味噌汁に雑炊なども、お礼に渡して・・・。チップ類は、個人には渡さなくて、最後の日にロビーにあるボックスにまとめて入れるようになっていたのでした。
 クルーズ船に戻る途中で、前回&前々回と利用した「アスワンムーン」のレストランと、イシスホテルの前を通った。すかさずパチリ! そこでまた思い出したのは、そのホテルの向かいに、モーヴェンピックのタワーホテルがあり、いつも目に入っていたこと。(写真右 タワーもしっかり写ってました。^^) それに、モーヴェンピックアイスは、一日に2回続けて食べたりしていたし。(^^) これも良くあることだけれど、モーヴェンピックのクルーズを利用することは、次のサインとして示されていたのですね。

   

 ナイルクルーズは他にもたくさんあって、私は初めてなので比較しようがないのだけれど、出発する前にある人から、クルーズの食事は三食ビュッフェで、それも同じようなメニューばかりだから、すぐに飽きてしまうと聞いていたのだった。なので、食事やサービスなどについては全く期待していなくて、ただお祀りの儀式をするために、クルーズで移動することが必要だと感じて利用しただけだった。
 それが思いがけずに、グレードアップまでしてくれた上に、最初から最後まで本当に楽しく過ごすことが出来ていた。一人での参加だったから、一つ歯車がズレると、真逆な状態に陥る可能性もあったのだけど、スタッフや他の参加者たちのおかげで、わずか4日とは思えないくらいに充実して去り難くなったほどだった。 ・・・ そこで、リリーの花を差し出す大天使ガブリエルも浮かんできた。(うふっ) あらゆる存在に、感謝です☆

 そろそろ時間になって、クルーズ船のリリーちゃんにもお別れ。荷物は、スタッフの人が通りまで運んでくれた。止まっていたタクシーに乗って、アスワン空港へ。 空港は、見事にガラガラに空いていた。チェックインもスムーズに終わり、搭乗口で日記を書いたりしながら待っていた。そこに、ガイドをしているという、若い男の人が話し掛けてきた。一人だったから、私も同業者と思ったのかな。
 そしてしばらくしたら、エジプト航空のスタッフがやってきた。仕事のこととか、いろいろ質問されたので、何かしらんと思ったら・・・カウンターに戻って打ち出したものを渡した。そこには、住所やメールなどの連絡先が書かれていて、今度アスワンに来たときは、家に招待するから連絡してということで。(!?) 何か問題があるのかと思って、ドキドキしていたのにね。 それも、エジプト航空のスーツを着た紳士風の人だったので。 これは、また戻って来れるというサインでもあるのかもね。 だったら、うれしいな〜♪

 エジプト航空といえば、そうホルス神がシンボル。(うふふ) そのホルスに乗って、カイロへ飛び立った。一時間ほどで到着。降りたときに、クルーズで同じグループだった、ロンドンからのカップルとバッタリ。二人は、明け方前から出てアブシンベルへ行っていたそうだ。私が3回目だったことから、お薦めの場所とか聞かれて、しばらく話していた。
 空港では、アメンが迎えに来てくれていた。そう、カイロのホテルで出会った香油のお店の彼。この間に、何度か携帯にメールを送ってきていた。この日はお店を閉めて、早くから空港で待っていてくれたらしい。(ぺこりん) あの時とは違ってスーツを着ていたので、ちょっと別人のようだったけど。(^^)

 今日のホテルは、翌日のことを考えて、ピラミッド通りを選んでいた。コテージタイプで、お庭が広い。迷子になりそうなくらい。(笑) ベッドカバーが薔薇になっていて(うふっ)、ちょっとクラッシックな造り。料金もお手頃だった。後で、アメンがお店に連れて行ってくれるというので、それまでシャワーを浴びて、しばらく休んでいた。

 そのお店は、ギザのピラミッドを通り過ぎて、しばらく走った同じ通り沿いにあった。(!) オーナーは、アメンの叔父さん。車が付くと、すぐに外に出て迎えてくれた。「彼から、良く話は聞いていたよ。」と、温かい笑顔。お店も早めに閉めて、待っていてくれたみたい。アメンとも会ったばかりなのに、ちょっと図々し過ぎるのではと思ったのだけど、その笑顔を見てほっとした。 

 中に入ると、ハーブや香油の香りが漂っていた。その時点で、一日の疲れが吹き飛ぶくらいに、気分が盛り上がってきた。(^^) アトランティスの香油って!? ヒーリングやセッションもしているらしいけど、どんな感じなのかな!? 最初に話を聞いたときから、とても縁がありそうなのを感じていたので、ドキドキワクワクと興奮気味。(^^)

 その叔父さん(サミール)は、僧侶のような雰囲気もあるけれど、威圧感などはなくて親しみやすい感じ。それで、すぐに私もオープンになれた。香油の瓶がズラリと並んだ部屋の奥に、セッションルームがあった。そこには、大きなチャクラの絵なども掛けられている。しばらく話してから、早速セッションをしてくれることになった。
 ブレンドした香油を使ったマッサージをしながら、チャクラのヒーリングも。REIKIマスターでもある彼に、完全お任せ状態でスタート。いろいろなことが次々に浮かんできたけれど、しばらくしたらだんだん意識が遠のいて・・・・。いつのまにか、意識不明状態に。終わったことを告げられて、目が覚めた。一体どこまで行っていたのやら。(笑)

 終わった後は、全身の力が抜けたような感じで、深いリラックス感があった。ハートチャクラは、鮮やかなグリーンで、とてもきれいだと言ってくれた。(わ〜い♪) 第3チャクラが少し疲れていて、サードアイは時々開いたり閉じたりして、まだ躊躇しているところがあるという。それについては、自分でも思い当たることがあった。 その昔も言われたことがある。完全に見通してしまうことへの不安と、そのためにまだどこかで防御する気持ちがあるからかもしれないと・・・。
 掌を広げて眺めていたので、手相もみていた様子。 そして、アトランティス時代に関係しているということも。
 
 いろいろ話し始めると、終わりそうにないくらい。でも、いつのまにか遅い時間になっていたので、明日会う約束をして、今夜はお開きに。セッション料を払おうとしたら、私のことはすでに家族のように感じているから、必要ないと言ってくれた。・・・ 実は、私も同じように感じていて、家族のことを聞かれたので、初対面から両親のことも話したりしていたのだった。
 出る前に名刺を渡すと、サミールは絵を見て驚いていた。つい一週間ぐらい前に、その絵がビジョンで浮かんでいたのだとか。(!) その名刺は、前のバージョンのもので、「LUNA RAINBOW」の女神のイメージで、Marikoさんに描いてもらったものだった。

 長い一日を終えたところで、ここからまた何かが始まるのを感じながら、「999」の日を迎えることに・・・☆