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聖なる旅 



RAINBOW TOUR 2009

エジプト 編

〜 生命の鍵を開ける旅 〜


2009.3.9〜3.28
                                                                                

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 3月 11日(満月)
 満月を迎えた、昨夜から明け方にかけて、今回のツアーのことやワークショップについて、次々に浮かんでくるものがあった。・・・

 さあ、白砂漠のサファリに向けて出発だよ。セキュリティガードとして、ポリスマンも一人同行。シェリフも、手続きのためにオアシスまで一緒に来ることに。
 アフメッドからは、早速エジプシャンネームで呼ばれている。移動中は、彼が教えてくれたアラビアの歌に合わせて、みんなで合いの手を入れて一緒に歌ったりして♪

 まずは、小ぎれいなGSでトイレ休憩。お店の人が、「トイレは、あれで大丈夫だった?」と確認してきたり。(ちゃんと気を使ってくれているのね。^^) その後は砂漠に突入して、前回と同じ休憩所へ。 
 そこで、この後の旅について、昨夜のメッセージからのシェアリングを。今夜の満月のセッションのために、この移動が準備にもなっていた。

   

 外に出たら、お空には羽を広げた大きなフェニックスの雲。反対側には、横向きのフェニックスや精霊の姿も。 「白砂漠で待っている・・・。」 わ〜、ますます楽しみだなあ〜♪ (ワクワク)

   

 その後は、ほとんどの人が爆睡状態に。・・・昨日はみんな早く眠ったと言っていたけど。まあ、それが準備ということで。(ふふふ)

 バフレイヤオアシスに到着。セキュリティの検問を終えて、ドライバーさん達との合流の場所へ。お〜、あれが私たちのジープだ。そこに、懐かしい姿が。サファリのダーリンこと、シェハダの登場♪ 照れくさそうにハグするところが、また可愛い。(笑)
 シェリフは、シェハダのことを「バフレイヤで一番有名な男」だと紹介していた。実際に、その通りなのだ。まだ年は若かったりするけれど(30代なり)、サファリのドライバー達の中のリーダー的存在。今回の旅でも、それが良くわかった。

 普通にツアーを頼むと、ドライバーまでリクエストするのは難しいけれど、アフメッド自身もそのことは良くわかってくれていたから、彼を通して個人的にお願いすることが出来たのだった。(ラッキー!) そして、「シェハダたちは、ライラのためにビッグパーティを用意している。」とも。 わ〜い♪
 ここからは、5台のジープに分かれて出発。私は、柾至・・・おっと、ここではムスタファと、アフメッドでシェハダのジープへ。新しい車に変えたばかりらしい。(やったね!)  準備している間、人懐っこい子供たちも集まってきていた。

 三大ピラミッドのある黒砂漠を走り抜け、温泉が湧き出ているところへ。(わ〜!) ここは、去年立ち寄ったところだった。(エジプト編 Page 6) いたずらな彼らに落とされそうになりながら、足を浸けたりして、しばし遊ぶ。ぬるま湯程度で、ちょうど良い感じ。それにしても、こんな砂漠のど真ん中に、こんなにも豊かに湧き出ているなんて・・・思わず感動〜。

   

 あれっ、靴がない!と思っていたら、ポリスマンがお湯の中に投げ込んだという。え〜っ、うそ〜! ・・・な〜んて、しっかり彼が隠していたのでした〜。その後も、英語は通じなくても身振り手振りでイタズラを続ける、お茶目なポリスマンなのでした。(写真右 後ろから私たちのスキを狙っている。笑)

 

 ランチは、温泉のすぐ横にあるスペースに用意されていた。お花に覆われた中に入ってみると、サファリのカフェという感じで、テーブルや座るところがあり、キッチンで作ってくれていた。その中にも、温泉が小川のように流れている。しかも涼しい。わ〜、こんなところで食べれるなんて素敵♪ 

 トマトやレタス、キュウリなどのフレッシュなサラダにツナオニオンなどを、アエーシのパンにはさんで食べる。パクパク、パクパク。この心地良い雰囲気の場所で、みんなで一緒に取り分けながら食べるから、食欲も進むし、またおいしいのだ。う〜ん、これぞ贅沢なひととき。


   

 の〜んびりとリラックスして、体も心も満たされたところで、再びサファリを滑走。広大な砂漠の一本道を、ぐんぐん走る。この開放感は、たまらない。(写真右 私たちが乗ったシェハダのジープ)

   

 道路を離れて砂漠の中へ。ジェットコースター並みにアップダウン。ヒュ〜、ヒュ〜。 これがまたスリル満点のアトラクションみたいで、楽しいのだ〜♪ 

 いよいよ白砂漠に突入したところで、一旦休憩。車から降りたところで、いきなりアフメッドに持ち上げられた私。 わ〜わ〜!! さらに、そのままグルグル回される〜。 ひえ〜っ! それを面白そうに見ているシェハダ。(でも実際は、見守ってくれていたみたいだけど。^^) 
 やっと降ろされた時には、ふらふら〜。 今年も、また二人に遊ばれたライラなのでした。(笑)



   

 ちょっと小高い岩の上に上がってみる。風を浴びながら、広大な白砂漠を見渡す。白い砂が雪みたいに見えるね。 はあ〜気持ち良〜い♪ 

 ムスタファは、その向かいの山の頂上まで登っていた。わ〜、いつのまに!? そこからの景色は、また絶景だったらしいけど(写真左 高っ!) 
 アフメッドに言わせると、砂岩だから崩れやすくて危ないとのこと。(あらあら) ・・・まあ、守られているから大丈夫とはいえ、どうも山を見ると登らずにはいられないみたい。(真似しないでね〜。^^)



   

 さらに奥に入ったところで、あの白砂漠のシンボルが出てきたよ〜。また太陽の位置が良い感じで、キラキラ〜☆

   

 今なら私たちしかいないので、ちょっと鳥さんの上によじ登っちゃおうかな。よいしょっと! ちゃんとポリスマンが、支えてくれていた。ついでに、写真もお願いしたりして。(へへへ) みんなも、おいでおいで〜。

   

 この大自然の美しさ・・・私たちだけで、独占しているみたいで勿体ないくらい。 白く清らかな砂漠に、太陽の光が反射してキラキラ輝いている。その光を浴びて、私たちも光り輝く☆

   

 どうやら、ジープが一台パンクしていたみたい。修理も兼ねて、車は先にキャンプ場へ行っていた。私たちは、すぐ近くということで歩いて行くことに。
 お空は、夕焼けに染まり始めた。その美しい夕日に照らされながら、白砂漠をみんなでゆっくりお散歩状態で歩いていく。・・・ お馴染みの LOVE & LIGHT の夕日です。

   

 あの岩、おもしろいね。近づいて行くと、二つの岩がくっついて、KISS しているみたいになっちゃった。(きゃっ♪) ラブラブエネルギー満載。 夕日でロマンティックだし、この演出がたまりませんね〜。(ニクイニクイ)

   
 
 今夜のキャンプ場に到着。思わぬことだったけど、このお散歩は、また良いグラウンディングになったのです〜。つまり、また歩かされたということで。(グラウンディング Part 3 ね。^^) 楽しみながらワークショップ。これぞ、RAINBOW TOUR なり。何から何まで至れり尽くせりで、無駄がないこと。v(^^)v
 すでにベドウインテントも出来上がっていて、キャンプの炎もメラメラで、お食事の準備中だった。しばらくしたところで、月が昇ってきた。おっ、来たよ来たよ! みんなで、お出迎え。 ディープなオレンジゴールドの光だ。(!)  また何てパワフルで美しいこと・・・。

   

 そこで、満月のセッションを。ここ数回続けて、光と音のセッションをしていた。このセッションは、聖地のエネルギーと直接繋いで行くので、RAINBOW TOUR でしか出来ない。これまでは、それぞれに合わせたペアでしていたけれど、今回は全員が一つになってするようになった。具体的にどのようにするのかは、その時にならないとわからない。その方法が、昨夜示されたのだった。

 まず12人がサークルになり、その中に私が入った。伝えられたように、今回のセッションの意味を説明。今の時点での目的にフォーカスし、それに相応しくないものや不要なものを解放させて、達成させるための光に変換していく。
 それと同時に、今回は「真の豊かさの根源」と繋いで行くことが加えられていた。それは、私たちがこの三次元の世界において、進化していくためには必要なことでもある。必要なときに必要なものを手にする、受け取ることが出来るように。それによって、より自分を最大限に活かすことが出来るように・・・。
 「清貧」の思想は素晴らしいけれど、もし自分だけでなく、周りに多くの光をもたらしたいのであれば、受け取ることを拒否しないほうが良い。自分の中にないもの、持っていないものは、与えることも分かち合うことも出来ないのだから。

 ここには今、私たちしかいない。私たちのために、全てが完璧な状態で設定されている。最終的に13人になった意味が、ここでも明らかになっている。「12」という宇宙の法則を象徴する数に、「1」がプラスされて、「天と地を繋ぐ聖数」になる。満月の光が降り注ぐ下で、13人が一つになることで、そのエネルギーも無限大に拡大していく。メビウスの輪のように・・・☆

 静寂な砂漠の空間に、宇宙の音が響いていく。そこに光が降りてくる。・・・終わった後で、満月に向かって全員で感謝の光を送った。

 さあ、お待ちかねのお食事も出来上がり、直会のスタート! ここでも男性陣に作ってもらって、私たちは食べるだけ。(へへへ) こんがりグリルされたチキンに、お野菜いっぱいのアツアツのスープと、アラビア風のライスにトマトベースのシチューを掛けて食べる。スープは、ちょっぴりスパイシーで食欲をそそる。 ボリュームいっぱいで、全部は食べ切れなかったけれど、ムスタファはおかわりも。(さすが食べ盛り。^^)

   

 ドラムの音が聴こえてきたよ。 サファリパーティだ〜♪ キャンプファイヤーの前では、すでにサファリのアミーゴたちが集まっていた。 シェハダが、腰にスカーフのようなものを巻いて踊り始めた。 男性版ベリーダンス!?  誘われて、彼らと一緒にレッツダンス♪
 ふと気がついたら、みんなは座ってお茶飲みながら、私たちのダンスを眺めている。 オイオイ、ショー見物に来たわけじゃないんだから、一緒に踊るの! (笑)  そう、じっと見ているだけだなんて、このサファリでは許されません。(^^) フェニックスが示してくれたように、この旅で私たちは脱皮して、また生まれ変わる。その前に、ここで頭を空っぽにして、思いっきり心も身体も開放しちゃおう〜♪ 大丈夫、大自然が私たちを受け止めてくれるから・・・☆。

   

 まるで雪が降っているかのように、たまゆらがいっぱい。約束してくれたように、自然界の精霊たちも勢ぞろいで祝福してくれている。
 セドナでもアダムたちと、フルムーンダンスしていたよね。(セドナ編 Page8) そう、遠い遠い昔から儀式の一つとして、やっていたのを思い出しながら・・・♪
 
   

 彼らの音楽に合わせて、一列に連なって砂の上を踊りながらグルグル回ったり、みんなで輪になってから真ん中に一人ずつ入れて、みんなで押しまくったり。(笑)  肩の上に乗せられた人たちも。(わお〜っ!)
 またまた逆さに抱えられて、ぐるぐるされそうに。(きゃあ〜) これはヤバイから、みんなで砂漠の上を逃走〜。あ〜、結局また捕まってしまった私。・・・でも何とか今回は助けてもらった。(^^)

   



 はあ〜、ちょっとブレイク。 砂の上でのダンスは、結構良いエクササイズになります。(^^) 大地からのエネルギーも、ビンビン。
 横になって休もうとしたら、「ライラ、ウェイクアップ! まだ寝ちゃだめだ〜。」とアフメッドに起こされるし。(ハイハイ) ・・・だって、移動中もずっと起きてたんだもん。(^^)
 気持ち良くて、ほとんど眠ってしまいそうだった。そのうち、もう我慢できなくて、意識が遠のいて・・・。

 そこで、パーティもそろそろお開き。普通のテントも用意してくれていたけれど、私たちはみんなベドウインテント、野営のベッドで寝ることに。 
 満月の光を全身で浴びながら、おやすみなさ〜い☆