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聖なる旅 



ハワイ 編

2006.12.6〜12.14
                                                                                

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12月 6日 (後編)
 入国審査に並んだ。 もしかしたら・・・ピンポ〜ン! 二人とも、33番のカウンターに呼ばれた。(うん、良い感じ♪) 

 現地時間で8時頃だ。日本との時差は19時間。深夜の熟睡中タイムだけど、一日はこれからスタート。張り切って行こう〜。(^^)
 ホテルまでは、エアポートシャトルを使うことにした。(車内で、帰りの分も一緒に買うとお得) ハイウエイを走って、ホノルル市内へ。ワイキキビーチも見えてきたよ〜。車のナンバープレートには、ご存知レインボーマーク。ローカルバスにも、大きなレインボーが。 次々にオンパレードで、さすが虹の町だ〜♪ (ワクワク)

 気候も穏やかで、22度ぐらい。この時期のハワイは、暑すぎることもなく、快適でちょうど良さそう。v(^^)v ワイキキのホテルを、ぐるぐる周りながら、順番に降ろしていく。一方通行が多くて、道も混んでいるので、ホテルはすぐ近くにあっても時間が掛かる。
 まっ、ここではのんびりしないとね。(^^) まだチェックインには早かったので、ロビーに荷物を預けて出た。
 
 ホテルの周辺を散策。お店や大きなビルがいっぱい並んでいる。すぐ近くに、インターナショナルマーケットがあった。露店がズラっと並び、ここだけペルーみたいで懐かしい感じ。(ふふふ) 
 JCBプラザに入った。ここはカード会員に、日本語でのサービスを提供している。インターネットも安く使えるので、早速ブログに書き込み。飲み物などもあり、ゆっくり座ってちょっと一息付くのも良さそう。日本人のスタッフが、ツアーの手配や情報なども丁寧に教えてくれるので、とっても便利。 この後も、滞在中は何度かお世話になることに。

 午後は、現地のツアーを予約していた。オプショナルツアーが、たくさん出ている。どれも似たような感じではあるけれど、普通の市内観光では聖なる旅らしくないので(^^)、ネイチャーツアーというのを選んだ。

 時間前からスタンバイして待っていたけど、予定時間よりもかなり遅れて、迎えの車がきた。やっぱりハワイ。(笑) このペースにも慣れなくっちゃ。(^^)
 参加者は25人ぐらい。いろんな所から集まっていたけど、日本人は私たちだけ。(ははは) ネイチャーツアーも、いろいろなコースがある。この日に選んだのは、ノースショアの海岸線を探索するツアー。
 賑やかなワイキキの町を出て、一時間近く走ると、緑の多い山の中へと入り、空気もガラっと変わった。シャワーの雨が降って、涼しくなって気持ち良〜い♪

 最初にストップしたのは、「Valley of the Temples」(神殿の谷)と名づけられているところ。(この名前にピンと来て選んでいた。^^) 高さ600mの断崖の山々に囲まれた中に、セメタリーが出てきた。緑の芝生にお花がいっぱい飾られ、明るくて日本の墓地とは雰囲気が違う。(あっちの世界も明るくて楽しそう。^^)

 その奥に出てきたのが、何と「平等院鳳凰堂(THE BYODO−IN TEMPLE)」だった。(!) テンプルって、平等院のことだったのね。 ハワイに来て、初めて訪問するのが日本のお寺とは。(ほほほ) 何も知らなかったので、ちょっとびっくり。このサプライズが、いかにも聖なる旅らしいけど。(笑)

 橋を渡ると、鐘つき堂もある。 ゴ〜ン! 子供たちも楽しそうに撞いていた。それにしても、この景色は落ち着いて、ほっとする〜。 自分の場所に帰ったように。 日本人だな〜としみじみ実感。(^^) 


 1968年に建てられた本堂には、立派な仏像も。ここでハワイに呼んでもらったことへの感謝のお祈り。お線香をつけてお参りし終えると、興味深そうに後ろから眺めていた、他の人たちも見よう見まねでお参りし始めた。(^^) 
 奥には、バリ風のお土産屋さん。(笑) 広い池には、たくさんの鯉。その周囲には、ちょっとトロピカルな鳥さんもいっぱい。お寺とのコントラストがハワイらしくて面白い。(思わず、鳥さんの後を追いかけた私たち。^^)


 屋根には、対の鳳凰。英語のパンフレットには、「フェニックス」と訳され、「希望と再生」の象徴だと書かれていた。ここでまたフェニックスとは、うれしい♪ セドナから続いたこの旅は、新たな希望と再生を、統合させる旅でもあるのね。

 ハワイのスピリットたちが宿る山々に、荘厳な日本の神殿。 二つの世界が一つになって、美しく調和している。別世界にきたみたい。 雨が降った後で、より清々しい感じがする。はあ〜っ、大きく深呼吸。 最初にここに来れて良かった。


 コースにないボーナススポットということで、マカデミアンナッツの直営農場へ。入ったところで、貝殻のレイを掛けてプレゼントしてくれた。わ〜い、うれしいな。(か〜わいい♪) ナッツやドライフルーツなどを、いっぱい試食させてもらった。(おいしい♪) 
 そこで、面白いものを見つけた。羽が付いていて、鳥の精霊みたい。すごくパワフルそう〜。名前は現地の言葉で、ちょっと覚えられなかったけど(むずかし〜い。^^;)、先住民たちのお守りらしい。 お家や車に吊るしておくと良いとのこと。 お土産第一号として、早速手にすることに。(^^)
 レジの前に行くと、今度は貝の置物が目に入ってきた。卵ぐらいの大きさで、いろいろなデザインに彫っている。アメジストのようなパープルカラーで、その色の美しいこと。それも天然の色だそうだ。(!) イルカさんとかもあったけど、この時に目に留まったのはカメさんだった。それも勢い良く泳いでいる元気なカメさん。「僕を連れて帰って」 はいはい。(^^)

 クアロアというところを走った。 周辺の連なる山はドラゴンの形をしていると言われているとか。(お〜出てきたよ〜!) 今年の春ごろには、46日間雨が降り続いていたそうだ。(!) 

 この周辺は、オアフの美しい大自然に囲まれ、牧場などで様々なアクティビティがある人気のエリア。谷の奥のジャングルでは、「ジェラシックパーク」や「ジャングルジョージ」などの映画も撮られているとか。(最近では「LOST」も。) 車窓で眺めているだけでも、すっかり気に入ってしまい、今度来るときは是非ゆっくり訪れてみたいと思った。(写真は、チャイニーズハットと呼ばれている大きな奇岩)
 
 ラニロア岬へ。ここにはドラゴン伝説が伝えられているという。(!) この岬が頭で、さっきのクアロアの山が尾になっているらしい。桂浜の龍頭岬を思い出した。あの岬も、龍の背の上を歩いているような感じだったけど、ここでは地面が溶岩になっていて、西洋ドラゴンという感じ。(サフィラだ〜^^) 大きなアーチは、モニュメントバレーを思い出すなあ。 海に浮かぶアーチで、これも対照的。
 穏やかな日差しが、降り注いでいる。優しい風に、波の音が心地良い。時が止まったようだ。いつまでもここにいたくなった。(クロスの光と、赤い玉の光の中にいる柾至くん)
 

 途中で、天然ジュエリーのお店へ。身に着けるジュエリーには、あまり興味がないな〜と思いつつ周っていたら、「ハワイのダイヤモンド」という声が耳に飛び込んできた。
 ハワイの火山地帯にある火山灰の中で見つけられたという、「オリビーン」という石。古代最高の宝石で、ハワイのダイヤモンドと呼ばれているという。 火山!? ダイヤモンド!? どれどれ・・・と覗いてみたら、何と色は淡いエメラルドグリーン!(オリーブグリ−ン)  キーワードが次々に続出。これはさすがに無視できない。でもダイヤモンドという位だから、さぞや・・・と思ったら、とっても手頃なブレスレットがあった。思わずゼロが足りないのではと、聞き直したくらい。 はい、ありがとうございます。(^^)

 このレポートを書くにあたって、もう少し調べてみると・・・
 ハワイでは、女神ペレの涙とも言われていて、別名イブニングエメラルドとも呼ばれている。(ペリドット) 私が手にしたのはハワイ産だったけど、多くはアメリカ先住民たちによって、アリゾナで採掘されているらしい。(!) この石は地球に落下してくる隕石の中にも含まれていて、地球圏外の宝石であることも。(!) 
 極めつけは、”この石は、ゴールド(金)と結びつくことで、より一層パワフルになる。” ということ。(!)  ゴールドとエメラルドグリーン・・・しばらく前から、この二つが一緒になって来ていた。 この二つの組み合わせで、新しい力が生まれ、よりパワーが強くなる。 ここで、やっと謎が解けた感じ。(パチパチ)
 ・・・最後にもう一つ、ゴールドとグリーンの色を混ぜると、この石と同じ淡いエメラルドグリーン(オリーブグリーン)になります。(^^)

 水鳥たちを眺めながら、さらに北上。白鷺ちゃんも、いっぱい登場。(^^)
 サーフィンの聖地サンセットビーチに向かった。この辺りは、かなりの車で渋滞。さすが人気のスポットだけある。その一つ先のラニアケルビーチで降りた。
 冬の今の時期は、ビッグウエーブが来るということで、たくさんの人がビーチに訪れていた。真っ白な砂浜に、大きく打ち寄せる波。ギャラリーたちに見守られながら、サーファーたちが、その波に乗っている。ヒュ〜 カッコイ〜イ♪

 もっと海に近づこうと、柾至と波の近くへ。やっぱり海っていいなあ〜なんて眺めていたら、突然ビッグウエーブが! きゃあ〜、ダッシュで後ろに下がったけど間に合わなかった。二人とも、見事に膝下が波の中に・・・。 靴の中はグッショリと濡れて、砂だらけ。 あ〜やられた〜。(笑) 


 最後のスポットは、タートルビーチ。その名の通り、大きなカメさんがいるという。わ〜い、わ〜い野生のカメさんだ♪ えっと、どこにいるのかな・・・と思ったら、石と同化していて、すぐにわからなかった。(笑) 
 直接触らないように、赤いロープで守られていた。(触ったら、法律で罰金が取られるようになっている。) お休みしているみたいで、全く動かない。出来るだけ近づいて、じ〜っと眺めていた。そしたら、胸が温かくなってきて、何だかうるうるしてきた。カメさんの中に、大いなる存在がいるのを感じた。 
 

 そうだ、感謝の気持ちと共に光を送ろう。 (マスターディグリーの)宇宙の根源のシンボルを描いて、カメさんを光で包むように送っていた。
 すると、薄暗くなっていた空が次第に明るくなってきた。そして、雲の間から、太陽が出てきた。目が開いたみたいになって、その目から光が放たれているかのよう。 わ〜! 

 ふと目をやると、すぐ横に気になる雲が・・・。あれは何だろう、剣のようなものを持っている。背中には羽のような・・・ あっ ミカエルだ! 
 出発前に柾至が引いたエンジェルカードを思い出した。大天使ミカエル・・・私も数年前に真実の剣を胸に頂いたことがある。 いつもここ!という時に、私たちの前に現れてくれる。 とても頼もしい存在。(&凛々しくてハンサム。^^) ありがとう〜!! ハートから全身が、熱くなってきた。

 
 その光は、さらに強くなっていき、あっというまに金色の光に包まれた。 わっわっ、すご〜い! 眩いぐらいのゴールドの光。 何てパワフル! エメラルドグリ−ンの海も、ゴールド色に輝いてきた。
 

 瞬きも忘れるぐらいに、呆然と眺めていた。このパワフルなゴールドの光は、両目から光りの通路を通って、松果体の中まで入ったのを感じた。そこから全身の細胞へと流れていく。・・・ 「この光を放ちなさい。この光を伝えなさい。」 ・・・

 ここに来る前に、海に入っちゃったのは、このための禊みたいなものね。途中で買った、カメさんの貝とオリビーンの石は、この日の象徴として来てくれた。・・・  ありがとうございます。 この伝授されたゴールドとエメラルドグリーンの光、私の出来る形で伝えていきます。ミカエルとカメさんたちとの約束として☆
 

 サーファーたちのお店が集まるノースショアの中心を通った。サーフボードが並べられ、ライトアップされていい雰囲気。
 ウトウトしかかったところは、ストーンヘンジやバースストーンがある場所だった。(王妃が出産されたという聖なる場所) 日が暮れていたので、うっすらと浮き上がっているように見えていた。フェニックスの再生から始まり、最後にバースストーン。 全く何から何まで・・・。宇宙のシナリオは、いつも完璧で素晴らしい。(^^)

 ホテルに戻ったのは、7時半ごろ。このツアーは、予定では6時にワイキキに戻るようになっていた。でもタートルビーチに着いたj時点で、もう6時を周っていたのでした。(^^)
 ガイド&ドライバーのスタンはマイペースで、時間のことなど全然気にしていない様子だった。さすがハワイアン。こうでなくっちゃ。(笑) そのおかげで、あのゴールドの空も観れたのよね。(ふふふ)
 彼は若いのに、とても知識豊富で、ハワイの歴史からいろんな話をしてくれていた。(全部理解出来なかったのが残念だけど。^^;) 移動中には、笛やドラムなどのネイティブの楽器に、チャントが流れる曲を掛けてくれたり。  遅くまで、お役目ごくろうさまでした。(ペコリ)

 ホテルの向かいにあるお店に入って、ミネラルウオーターなどの買出しに。どんなものがあるか、一通りチェック。何でも揃っていて、便利そう。
 荷物を受け取り、ようやくチェックインしてお部屋へ。ふ〜っ。例によって、また一日寝ていない状態でのフル活動だったけど、初日から充実した・・・いえ、それ以上に思いがけないことばかりで、とっても満足&しあわせ♪  ゴールドの光を吸収しながら、ゆっくりと休むことにしましょう。