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聖なる旅 



ハワイ 編




2006.12.6〜12.14
                                                                                

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12月12日
 昨夜は、帰ってから荷物の整理をしたりして、眠るのが遅くなっちゃった。朝から、ちょっと喉の調子が・・・。睡眠不足の影響が、少し出てきたのかな。でも、もう最後の一日になったから、思いっきり楽しみましょう〜♪
 
 今回のハワイの最後のお楽しみは、ジャ〜ン! スカイダイビングなのでした〜!!(ヒュ〜ヒュ〜) 朝早いお迎えで出発。家族連れや若いグループなどで、バンもいっぱいだ。ダウンタウンを抜けて、一時間ぐらい走ったところで到着。他にも幾つかオフィスが並んでいた。

 最初に、みんなで説明のビデオを観た。いろいろ注意事項があるみたい。(ほ〜ほ〜) 数ページにわたる同意書のサインもあり。そうか、良く考えたら、いろいろあるのよね。・・・全く何も考えていなかった私。(^^;

  高所恐怖症を克服してから、いつかはスカイダイビングをしたいと思っていた。そして、ある時から、「ハワイに行ったら、スカイダイビング」という公式が、自然と出来上がっていた。
 まず2年前のバリ島で、パラセーリングをして、初めて空の上を飛ぶ体験をした。(当時のレポート) 
 風を受けながら空の上から、海を見下ろした時の感動と開放感。時間にしたら、わずか3分ぐらいだったけど、忘れられないくらい。そして、セドナでのバルーンライド。 高さはあるけれど、みんなでふわふわ浮かんでいるから、空中散歩しているような感じ。その時に、次はスカイダイビングだと思っていた。 だから、それ以上の具体的なことは、何も考えていなかったのでした。(笑)

 ビデオの中で、バンへーレンの「ジャンプ」が流れてきて、鳥肌が立ちそうになった。日本を出発する前に、柾至が80年代のベストCDを掛けたら、この曲が流れて「懐かし〜い」と思っていたところだったから。(その頃、ビデオクリップでもよく観ていた。^^)
 なるほど、そういう意味があったのね。(また、やってくれます。^^) ここで、また気分が盛り上がってきたよ〜♪

 幾つかあるオフィスの中で、飛んでいる時間と高さが一番あるということで選んでいた。(その意味も、あまり良くわかっていなかったけど。^^) 日本人のスタッフもいるから、この時の参加者も7割以上は日本人だった。
 順番に名前を呼ばれて、次々に出発。 待っている間、パラシュートで戻って来るのを眺めていた。

 そうして、私たちの名前が呼ばれた。インストラクターもたくさんいるけど、その中でふっと目に留まっていた人だったので、ちょっとびっくり。 カメラマンもそう! パープルのTシャツにイエローのジャンプスーツで、袖の脇にレインボーカラーのヒラヒラが付いて目立っていた面白そうなおじさん。それで、密かに、「レインボーマン」と呼んでいた。(^^) その二人(Chad & Tom)が、私の担当になった。 柾至の担当の人も、感じの良さそうな人。(みんなそうだけど。^^)

 出発前に、一緒に飛び方の練習。両手を胸において、アゴを上げ、飛び降りたらエビ反りにして・・・。ふむふむ、まあ何とかなるでしょう。(笑) 早速カメラとビデオ撮影もスタート。カメラマンも、一人ずつ付いて、一緒に飛んでくれる。(後で良い思い出になるので、ちょっと高くなってもお薦めです。^^)

 5組で飛行機に乗った。ぐんぐん高く上がって行く。(ハワイ最速の飛行機らしい!) その間に、インストラクターがセッティング。あっという間に、雲の上まできて、13000フィートも超えた。(高度4000mに〜!!) 
 私と柾至は、一番前に座っていた。ドアを開けたら、冷たい風が勢い良く入ってきた。わ〜、すご〜い! ここで、ようやく実感が・・・。もしかして、何か凄いことをしようとしている!? 

 そう思ったときは、もう遅かった。柾至が一番最初にジャンプするみたい・・・。 ドアのところに立ったと同時に、そのまま大空の中へ飛び降りた。 わ〜わ〜!! 
 それを目にしたら急に怖くなって、思わず Chad の両膝をぎゅっと掴んでしまった。 ここでは時間をかけない。 カメラマンが先に飛び降りたら、そのまますぐドアのところに立たされ、アゴを上げて両手を胸にしたポーズを取ったら、間髪入れずにそのままジャ〜ンプ! 


 う、うわ〜!・・・と思っている暇もなく、一気に急降下。 目の前は真っ白。 そこで言われた通りに、エビ反りになる。その体勢を取ることによって、空に浮かんでいる状態になる。
 強い風圧に押し上げられて、顔も思いっきり突っ張っているけど(笑)、カメラマンのTomに向かって、ニッコリ笑顔でシャカサイン。(^^)  (・・・この状態で、カメラとビデオを同時に撮影しているカメラマンって凄い!) そこで、ぐるっと一回転したり、後で降りてきた人と繋がって仲良くパチリ。


 そして再び、もの凄いスピードで急降下のフリーフォール。(時速200kmぐらいあるそうだ!) そのまま真っ白な雲に向かって、突き進むように降りていく。 
 雲の中を突き抜けると、真下には広大な景色と青い海が見えてきた。わ〜、すご〜い! (この瞬間が感動〜!)
 パラシュートが開いて、再びふわっと舞い上がった。 お〜っ! この間は、時間にすると、長くても1〜2分らしい。でも、もう〜充分な長さです。(^^) 


 はあ〜っ、ようやくひと息。「大丈夫?」と言った感じで、Chad が優しく声を掛けてくれる。「空を飛ぶのは、私の夢だった・・・。」と答えていた。そう、鳥のように・・・。
 ここからは、ふわふわしながら、ゆっくりと降りていく。 ここで、ようやく空を飛んでいるという実感が。(^^) パラセーリングよりも、まだ遥かに高い位置にある。
 オアフが全部見渡せそうなくらい。眼下には、美しい海と広大な景色が広がっている。  「あれがノースショアのサンセットビーチ、あそこがワイキキ、あれがダイヤモンドヘッド・・・」と説明してくれながら、ゆっくり空の上を旋回していた。 その美しい景色を眺めながら、小さい頃から何度も夢に出てきていたことが、目の前の現実になっているのを感じて、胸が一杯になっていた。


 約10分間ほどの空中遊泳を終え、少しずつ地面が近づいて着地へ。足を上げてから、ゆっくり降ろす。 地面に立っても、まだ足が地に付いていない感じ。ふ〜っ。 支えてもらいながら、装備を外して、フラフラと歩いて戻った。 オフィスに戻っても、まだ宙に浮いているみたいで放心状態。 Chad にハグしてもらって、やっと目が覚めてきた感じ。(この世に戻ってきたように。^^) 

 柾至も先に戻っていた。彼はジャンプした後、しばらく息が出来なかったとか。そう言われれば、そうだったかも。(その時は、何が何やら。^^;) 
 空を飛ぶぐらいで、フリーフォールで急降下するなんて、私の頭の中には入っていなかった。(ははは) いや、わかっていても、高度4000mから時速200kmで降りるなんて、経験しないと想像の出来ない世界だ。それに、そんなこと頭で考えていたら、とても出来なかったかも。
 何しろ私は、遊園地でもフリーフォール類はもちろん、ジェットコースターも苦手で滅多に乗ることがなかったから。・・・でも大自然の中の生の体験は、全く比較にならない別物だった!
 

 早速、ビデオを流していた。(はやっ!) やっぱり撮ってもらって良かった。後で見ると、その時の興奮がリアルに思い出せるし、空の上からの景色もちゃんと撮っていてくれるから。(日本からセットで予約しておくと、断然お得。v^^v) 

 その後は、同じグループが終わるまで、ゆっくり休んで待っている。Tomとも、一緒に写真を撮ってもらった。すると、彼の名刺をくれた。彼はフリーで働いていて、映画の撮影とかもしているらしい。(「007」にも関わっていたそうだ。^^) すごいね〜、さすがレインボーマン! (彼は、パラシュートもレインボーだったのでした。^^)  

 インストラクターの人たちは、戻ったと思ったら、手早くパラシュートをかたずけて、すぐに装備して次々に飛んでいる。す、すごいパワー! 中には、女性のインストラクターまでいた。(わおっ!)
 
 ジャンプした時から、耳が塞がっていた。気が付いたら、左の肩も突っ張っている。力が入りすぎていたのかしら。手で擦ったりしていたけど、時間が経つに連れて、ますます痛くなってきた。そして、あくびの連続。 一方の柾至は、全然平気そうで、待っている間に単語カードを取り出して勉強していた。(余裕だなあ〜)

 送りの車の中では、揺れながらウトウトしていた。私たちはホテルではなくて、アラモアナショッピングセンターで降ろしてもらった。 お目当ては、ホノルルにあるピザのお店で、一番人気だという 「カリフォルニアピザキッチン」へ。(柾至くん、お待たせ〜♪) ランチタイムだったので、並んでいたけど、先にテーブルに付かせてくれてラッキー♪ (日本人だったから!?) 

 さすが、ピザの種類も多い。どれもおいしそうだけど、私はオールベジタブルピザに。ハチミツ入りの生地に、お野菜満載。とにかく野菜が食べたかったので、シーザーズサラダに、フォカッチャサンドも。
 お腹が空いていたはずなのに、目の前にすると、思っていたよりも食欲がない。ピザは、そのまま持ち帰りにして、フォカッチャサンドを食べた。これは、フォカッチャのパンに、グリルでローストした、赤ピーマンやトマト、ナスなどがサンドされていて、すっごくおいしい♪  マラソン前までセーブしていた柾至も、ここではモリモリ。(^^)

 ここは、大きなショッピングモールになっていて、いろんなお店が一杯入っているけれど、今回はお買い物はパス。ワイキキでも、お店は素通り状態だった。(お目当てが違うもので・・・^^)

 ピンクトロリーに乗って、一度ホテルに戻った。まだ身体がフラフラしていた。横になってアポロをしたら、ようやく耳のプラグが治った。(ふ〜っ) その後は、マッサージを予約していたのだ。首から頭にかけてが、まだ重かったので、ちょうど良かったみたい。
 ロミロミマッサージを受けてみたくて探していたら、日本人が経営するところが見つかった。ヒーリングも一緒にしているということで、そこに決めた。ホテルから歩いて10分ぐらいの場所だった。

 予定がズレていたらしく、しばらく待つことに。ホテルの部屋にも電話してくれていたようだ。スタッフさんが私のHPを見つけて、オーナーさんに話したらしい。それで、終わってからお話がしたいので、時間を取りたかったとのこと。

 ベッドに横になった時から、眠くてたまらなくなっていた。最初にマナヒーリングをしてもらっている間は、時々意識不明になって、自分の寝息で2回ぐらい目が覚めたり。(^^) 夢もみていたようだ。
 ロミロミは、首周辺の痛みを伝えてリクエスト。 途中で足が攣っていた。相当スカイダイビングが効いているみたい。 終わってからも、そのまましばらく眠っていたかったくらい。(^^)
 ちょっとボ〜ッとした状態で、オーナーさんとお話。ペルーにすごく興味を持っているようで、あれこれとお話。ティティカカ湖の水をもらったことがあるらしく、それで強い浄化反応が出たとのこと。
 ・・・わかる気がします。エネルギーのバイブレーションが高い場所なので、いきなりあのエネルギーだけを入れようとすると、身体の反応も大きくなるのでしょうね。(何しろ、地球の第13チャクラですから。^^) そのために、聖なるペルーの旅では、段階を追って同調させて行き、充分に準備が出来たところで、最後の統合を兼ねてティティカカ湖に入るようにしているので。(^^)  でも先にエネルギーが来たということは、きっとご縁があるのでしょうね。(うふふ)

 他にも、オーナーさんがマウイに行った時に、精霊たちに怒られたという体験話を聞いたり(いつかマウイも行きた〜い。^^)、それぞれのヒーリングの話をしたりして、しばらく話していた。このまま話が尽きない感じがしたけど、柾至との待ち合わせがあったので、そろそろ失礼することに。(「朱いハイビスカス」さんでした。^^)

 外に出たら、日が暮れようとしていた。予定より一時間近くも遅くなっちゃった。(^^; その間に、柾至はマーケットでお土産を探していたみたい。(お待たせ〜) 合流してJCBプラザへ。借りていた携帯電話も返した。(会員は無料でレンタル出来ます。^^) いろいろお世話になりました。(^^)

 ビルの中では、ポリネシアンダンスが始まっていて覗いてみたけど、まだ身体がだるかったので、そのまま出ることにした。その途中で、ある像と目が合って気になった。ハワイの精霊の像かな・・・。
 マーケット内の露店で、最後のお買い物。まず、片足サンダルのストラップを買うことに。ハワイのラッキーチャームとして人気。ゴールド色にキラキラしたのを見つけた。わ〜、ピッタリ! もう一つは、紫色にした。可愛くて、お気に入りに♪

 あとは、柾至のTシャツを選んだ。(セットで買うと安くなっている。) シャカサインや、カメさんのデザインなどもあって、どれも良い感じ。彼のバックパックも、安くて良いのが見つかった。友達のお土産を選んでいたら、さっき見た像のデザインのキーホルダーを見つけた。「Tiki」というハワイの神さまだった。Tiki にもいろいろあって、柾至が買ったのは、「勝利」の神さま。マラソンを完走した彼には、ピッタリかも。(自分との戦いへの勝利としてね。^^) おじいちゃんには、「Long Life」 のTiki ちゃんに。(^^)

 この時には、そろそろ限界に差し掛かってきた。肩と首の痛みは変わらず、頭もフラフラして、立っているのもきつくなって、ベンチに座って待っていた。そして、最後にフードパントリーのスーパーへ。 お土産になるものを、いろいろゲット。(カレンダーがすごく良い♪)・・・この時には、私の身体もカウントダウン状態に。(^^)

 お部屋に入って、そのままベッドに雪崩れ込んで、アポロを抱える私。(笑) たまらなく喉が渇いて、お水をゴクゴク飲みまくる。 しばらく休んでから、もうひと踏ん張りとして、荷物のパッキングを。
 全身がだるくなってきた。そのうち身体が熱くなってきたので、オーガニックのアイスクリームを食べて冷やしたり。 買っていたおにぎりに味噌汁で補給。
 1時過ぎぐらいにかたずいて、ようやくお風呂へ。ゆっくり湯船に浸かって、ほ〜っ はあ〜っと、大きく息をつきながら リラ〜ックス♪ 

 その間も、勉強している柾至。帰った翌日に、テストがあるので。(大変ね〜。^^) 彼といろいろ話しながらベッドへ。
 ここでも、またアポロちゃんが大活躍。両手から発する自分の波動と、宇宙の波動を同調させて行く。REIKI の手を身体に置くだけでも同じことが出来るけれど、アポロと併用することで、もっと加速させることが出来るし、何と言ってもオートモードで出来るのが良い。 特に、この時みたいに身体がきつい状態には最適。(ラクチン)

 うつらうつらしながら、身体の中では、いろんなことが起こっているのが感じられる。あ〜う〜と、息を吐きながら喘いでいた。身体は熱に冒されているような状態のままで、意識は半分ある。

 そこで、スカイダイビングでの体験が、またリアルに甦ってきた。強い風圧を全身に浴びたことで、全身の細胞がひっくり返ったような感じだ。それぐらい、私にとっては強烈に効いていた。 ・・・ そう、そのためだったのね。

 高度4000mを境に、エネルギーの次元が変わっているという。そのことは、5回に及ぶペルーの旅で実感していた。
 まず初めてのインカトレールでは、4200mのところまでヘロヘロになりながら登っていた。(当時のレポート) そして2回目以降からは、必ず最後に4000mのティティカカ湖に訪れるようにしていた。そうして、その度に私も変わっていた。

 そう、高度4000mのエネルギーというのは、半端ではないのだ。その場にいるだけで、細胞が変化を起こし始めるけれど、時速200kmのスピードで飛び降りたことで、一気にそのエネルギーを全身に浴びたような感じになったのだ。

 同じ体験をしても、全然大丈夫な人もいる。聖地に訪れても同じ。強烈な体験をする人もいれば、あまり感じない人も。それは感受性にも寄るけれど、どれだけ開かれているかによって、受け取るものが変わってくるという。そのことは、アヤワスカの時に教えてもらった。
 エネルギー体の周りに覆われているもの(ブロックしているもの)が大きいと、それだけ感じにくくなっているから。極端な場合でいうなら、硬い鎧を着けているのと、丸裸で何も身に着けていないぐらいの差があるのだと・・・。

 もともと敏感ではあったけれど、細胞はハーモニーウォーターを飲み始めてから、どんどん変わって行った。6年近く摂り入れているから、身体の70%以上(細胞は90%以上)が、ハーモニーウォーター状態になっている感じ。それに加えて、アポロを使い始めたことで、拍車をかけたようになっているし、ジュエリーエッセンス塗り塗りで、またさらに・・・。(^^)
 それも、その準備が出来ていたからなのよね。 ハワイは、もっと前に行こうと思ったことがあったけれど、この時期まで待つ必要があったのでしょう。

 スカイダイビングは、一人ではない。インストラクターが、ぴったりと後ろから抱えてくれて、完全に任せた状態になっている。自分では、何も動かしていない。ここでは、何も抵抗することなく、100%信頼して全てを委ねきった状態だった。

 そのビジョンが、もう一度浮かんできた。すると、Chad が天使の姿に映し出された。大きな羽を広げて、後ろから私を抱えている。あの天使は・・・ガブリエル!? そう、あれはガブリエル大天使だったのです。(!) (ガブリエルは、ミカエルとコンビになって、時々お世話になっていました。^^)
 ・・・ 担当のインストラクターが、Chad になったのも、ここで納得。彼は若くて背が高く、筋肉質の逞しいタイプだったので、ガブリエルが入るにはピッタリだったみたい。(^^)

 ただ鳥のように飛んでみたいぐらいにしか思っていなかったけど、私にとっては臨死体験をしているような感覚にもなっていた。 そして、この日に空からジャンプすることには、もっと深い意味があったのだと、わかったのです。
 そう、この日は12月12日の数並び。12の数字については、以前にも紹介していましたが、その他にもこのような意味があるそうです。
 ・・・ 「12」の数字は、天の数字「3」(聖父、聖なる御子、聖霊)と地の数字「4」(東西南北)をかけると12の数字になる。12と言う数字は、天と地が合わさった完全な数字とも考えられる。・・・

 何も持たずに、あの真っ青な大空に飛び出した時のように、どんな時でも、後ろには大いなる存在が付いていてくれる。そう、一人ではないのだ。 だから、これからも何も怖れることなどない。そのことを忘れないために・・・。

 ほとんど夢をみているような感じで、こうして次々にいろいろなことが浮かんでいた。これはアヤワスカの時と同じで、深い変性意識状態になっているようだった。

 そうして、眠ったような眠ってないような状態で、朝を迎えた。5時半に起きて、出発の準備。
 チェックアウトしてから、まだ時間があったので、フードパントリーへ。(早朝から開いてます。^^) 機内食を食べる気がしなかったので、マフィンにシリアルバー、ヨーグルトとかフルーツなどを買った。道路がかなり濡れていた。どうやら、昨夜は激しい雨が降ったようだった。一緒に浄化してくれたのかも。(^^) 
 最後に、レインボーバスもパチリ!

 エアポートシャトルバスで空港へ。チェックインは、早くて簡単だった。イージーチェックインのシステムが導入されてから、昔みたいに時間が掛からなくて、本当にラクラクになった。(パチパチ)
 気が付いたら、身体が軽くなっている。昨日の夜の段階では、空港までの移動やチェックインも大変だし、ずっと乗っているのもきついだろうな〜と思っていたのに。まだ少しだるさは残っているものの、痛みとかはなくて、気分がスッキリしている。あまり眠った気はしていなかったけど、その間に必要なことは起こっていたみたいね。 やったね〜イエイ! v(^^)v

 それにしても、昨日は久々に強烈だった。雲の中を突き抜けた時のように、全身の細胞の中を光が通り抜けて、総入れ替えしたみたいな感覚だった。今でも思い出すと、身震いするくらい。
 五感を使って体感することって大事だなと、つくづく感じた。使えば使うほど、身体は進化してくれるし、心と身体が同調して理解することが出来る。
 柾至と二人で、そのことを話していたら、彼もマラソンの後ずっと、頭がガンガンして喉も痛かったらしい。翌日のPCCでも、まだゆっくりしか歩けなかったから、足が痛いのはわかっていたけど・・・。そんなことは何も言わないで、ビデオ撮影とかもしてくれながら、一緒に周っていたのだ。
 彼も強くなったものだ。小さい頃から、感受性が強くて繊細なところがあったので、心配していた時期があった。でも年を重ねるにつれて、身体も強くなったけど、精神的にも驚くぐらいに強くなっている。 ・・・ あちこち連れ回した甲斐があったのかしら。(その度に、大変な思いを一杯させてしまっているけど。笑)

 どうやら彼の場合は、マラソンからのプロセスは、スカイダイビングで抜けたらしい。これも初めてのペルーの時と同じパターンだ。二人同時にプロセスが起こるのではなく、ちゃんと時間差があるから、互いにフォローが出来るし、自分のプロセスに集中出来るようになっている。(同時だったら、タイへ〜ン)  何でもうまくなっているものね。 宇宙のプランって、本当に素晴らしいこと。(あっぱれ、あっぱれ♪) 


 あの日の夜は、身体に応えていたこともあって、スカイダイビングは一回で良いと思っていたけど、今ではまたいつかやってみたいと思うようになっている。(笑) 同じことをするようでも、その時はまた違う体験とプロセスが起こるように感じているから。次の段階への移行のために、必要なことが・・・。(うふっ)

 搭乗口の前にあるお店に立ち寄ったら、Tiki の木彫りの置物があった。種類が幾つかある中で、最初に手に取ったものは、「アバンダンスとフォーチュン」のTiki だった。ふむふむ、きっとこれからの私にも必要なものなのね。来てくれて、ありがとう ♪ これでまた、ハワイにも戻って来れるかも。(うふふ) それと、日本には売っていないという、お店の人お薦めのマカデミアンナッツもゲット。

 帰りの飛行機は、機種が新しいみたい。格安チケットなのに、エコノミープラスのシートになっている。おかげで足元が広くて、ラクラクでラッキー♪ 3本ぐらいあった映画を、少しウトウトしながら観ていた。
 関空で乗り換え。またラウンジに入って、雑誌とかを読みながらリラ〜ックス。そして、お約束の「そじ坊」へ。今度は、温かいお蕎麦を食べて、身体もポカポカしてきた。
 ぐるっと周っていたら、マクロビオティックのお店も見つけた。(お〜っ) 今度は、ここにも寄ってみようかな。

 座席が、さっきと同じ21番になっていた。21の数字にもいろいろ意味があって、REIKI では最初の21日間で、一つのプロセスが終わることになっている。なるほど・・・ここで一つ終わったので、また新たな気持ちで出発ということですね。

 ハワイの旅は短かったけれど、思っていた以上のことが起こっていた。柾至も私もそれぞれに未体験のことにチャレンジして、新たな発見も一杯あり、意味のある旅になっていた。(期末テスト中に学校を休んだりして、リスクを負った以上のものを受け取ったから。^^) 
 
 最後に、「Aloha」の意味を紹介しておきます。
・・・ 「Aloha 」は、一口で言うと「愛」を表している言葉ですが、一文字ずつにも意味があります。
 A=AKAHAI (思いやり) L=LOKAHI (調和) O='OLU' OLU (喜び) H=HA' AHA' A (謙虚) A=AHONUI(忍耐)

 「Aloha」の“Alo”は、「共有する・今というこの瞬間に心をおく」というような意味で、“oha”は「幸せ・喜び・楽しみ」、“ha”は「息・エネルギー」”を意味しますが、この場合は命、または魂を表します。つまり、“Aloha”は 「今ここで、この瞬間にある喜びを共に分かち合う」 ということになります。・・・ (素敵ですね〜♪)

 私も、ハワイアンのように、もっともっとハートをオープンにして、「Aloha」のスピリットで歩んで行きたいなと思います。 自然界を始め、温かく迎えてくれたハワイの大いなる存在たちにも、心を込めて Mahalo 〜!(ありがとう〜!) ☆