Healing Report 



☆LUNA RAINBOW☆のセッション及びワークショップの体験談や、
具体的な方法を紹介しています。


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No.
 日本への一時帰国から帰ってきて約2ヶ月後。
アメリカにしばらく行っていた主人が戻ってきた。サードまで受け、日本での経験に自信をつけた私は、初めて彼にフルセッションをしてみた。
 その翌日。コーヒーが切れてなかったので、彼は息子を連れて近くのドーナツショップに行った。私は昔からあまりコーヒーは飲まなかったし、飲みすぎると身体に良くないことは知っていたので滅多に飲むことはなかった。彼は、その反対でコーヒーがないと一日がもたないと言うくらい依存していた。頭を使う仕事なので無理もないとは言え、その摂り方を見て心配だった。カフェインが切れると頭痛がするらしい。飲まないと治まらないと言う。毎日その繰り返し。その量も増えているようでもあった。いわゆるカフェイン中毒のようなものだ。いつか身体を悪くするのではないかと心配だった。
 行ってから30分もしないうちに帰ってきて、急いでバスルームに駆け込んだ。すごい音!?をたてながら戻していた。それも長い時間がかかって、なかなか治まらない。突然どうしたのかと聞いてみるとコーヒーを飲んで車に乗った途端、急に気分が悪くなったらしい。頭も割れるように痛いという。ベッドルームとバスルームを行ったり来たり数時間。苦しそうに唸っている。ヒーリングをしてあげようにもじっとしていることが出来ない。それで、隣の部屋から遠隔でヒーリングをした。20分くらいして見てみるとベッドでそのまま眠っていた。3時間くらいして起きてきた。どうやら気分は良くなったらしく落ち着いていた。彼にとっては全く初めての経験だった。もうしばらくコーヒーは見たくもないと言った。
 これがREIKIのいうヒーリングcrisisだった。私がいくら注意をしても聞いてくれなかったのだが、彼の身体が文字通り身をもって教えてくれたのだった。REIKIをする時に、する側は何もそのことに意識しなくても、受ける側の身体や心が全てを知っている。今一番何が必要なのかということを。本人にそのことを気づかせてくれる。だから、自分でする時も受けるときもただ信頼して任せることが大事だということを、この時に私も実感した。
 このあと彼はどうなったか・・・。約2週間ほどは、もう私が言うまでもなく全くコーヒーを口にしなかった。でもそれから少しずつまた飲み始めてしまった。もっとも以前のような無茶な飲み方はしなくなったとは言え、せっかく止めるチャンスを与えられたのに残念だった。私も結局、そのあとフォローとしてヒーリングを続けていれば良かったのにと反省した。 
 う〜ん、やっぱり一回しただけで良くなるほうが無理というものだった。それまでにもう何年もの毒素が溜まっているのだから。 これもそのことを知る良い経験でした!


No.
 ヒーリングルームをオープンさせてまだ間もない頃、Tさんという女性がリフレクソロジーを受けに来た。初対面にもかかわらず、すっかり気があってしまい、お互いの過去のことまで話したりして、セッションはお昼前に終わっていたのに、気がつくと1:30を過ぎていた。Tさんから、「近くにあるハーブショップに行きませんか?」と誘われ、そのまま外に出てランチも一緒にした。そして、私がヒーリングもしていることを知ると、とても興味を持った。
 その日の夜、Tさんから電話が入り、次の日ご主人と一緒に来ることになった。実は、ご主人は中学生の頃に潰瘍性大腸炎にかかっており、それ以来約20年近く薬を服用していた。現代の医学では残念ながら、薬で炎症を抑えるしか方法はない。それでも何とかしたいという気持ちから、奥さんが足心術を習ったり、波動水を飲んだり、いろいろなことを試していたのだ。私もこの時点ではヒーリングについてあまり詳しく説明をしなかったのだが、ご主人はセッションが終わるとすぐに、明日から5回セッションを受けたいと言った。それを聞いた奥さんは、自分もヒーリングを受けたいと言って、また次の日に来て受けた。そしてそのあとすぐに、アチューンメントを受けたいと言われた。そのTさん自身はとても健康ではつらつとしている。素直な性格は一目みただけでもわかり、とても可愛い人。私が持っていたある精神世界の雑誌と同じものを彼女も持っていたり、「光の手」というハンドヒーリングの本も随分前に買っていて、難しくてほとんど読まずに実家に置いてあったことが後でわかったという。おまけに字は違うけれど名前も私と同じなのだった。私には妹のようでもあり、彼女も私を慕ってくれていた。
 その日からご主人は、仕事の帰りに直行して受けに来た。外は寒い時期だったけれど、私の手はとても熱くなったので、終わると二人で暑い、暑いと言っていた。受け始めてから毎日ちゃんと日記をつけていて、変化を報告してくれた。4日目のセッションの時、顔に大きめの吹き出物がポツポツ出始めた。頭にもできているらしい。そろそろ反応が出てきていた。実は、1日目から薬の服用をやめていると言う。私もこのことについては悩んだ。でも、彼が自分の意志で決めたことだから、結局何も言う事はできなかった。ただ無理はしないようにとは伝えた。タバコも止めていると言う。彼の強い意志と前向きなところに感動し、私も何とかしたいと思いながらガイドにお願いをしていた。とりあえず、5回が終わりしばらく様子を見てもらうことにした。
 この間に、奥さんのほうはアチューンメントを受けた。受けている間、亡くなった祖父母にちゃんと受け取れるようにお願いしたと言う。ハンドポジションを教える時、私にもしばらく手を当ててもらったが、私も一瞬意識がなくなりそうになるくらいに気持ち良かった。そして、そのあとで今また薬剤師の仕事をしようかと考えていると相談された。私はこれからは必要ならば自然とその機会は来るから、あとは流れに任せてみたらと伝えた。その翌週、電話があった。アチューンメントを受けて帰った後、早速電話で仕事の登録をしたらしい。すると週明けにすぐに電話が入って、2ヶ所紹介してもらったという。そのうちの一ヶ所が家からも近く、給料や休みの条件も良いのですぐに決めたと言って喜んでいた。彼女は、ご主人の病気を少しでも良くしてあげたいという気持ちで受けたのだった。その愛が伝わって彼女にも喜びをもたらしてくれた。彼女はご主人が受けている間も、私にチューリップの花を持ってきてくれたり、貸していた本を返すときも、ハーブティーのお裾分けを持ってきてくれたりと、優しい心使いのできる人でもあった。宇宙は全てわかってくれているんだなと思い、改めて宇宙の素晴らしさを感じた時でもあった。
 その後、ご主人はしばらく様子を見ていた。1週間後、奥さんから電話で様子を聞くと、まだ薬を止めているとのこと。その反応が出ているようで自分からは何も言わないものの少しきつそうだと言っていた。その翌日、久し振りに受けにきた。顔色も少し悪くなっており、前回の湿疹はもう治まっていたものの肌はかなり乾燥気味。セッションも身体全体に来ていて、私の手は今までにないくらいジンジンと熱くなり焼けるようだった。それから、また5回受けることになった。そのあと3回目頃から、だんだんと落ち着いて来て顔色も戻っていた。5回終わった頃には、体調も戻って私もほっとした。このあとは、奥さんも始めたので彼女から受け取ることが出来る。あとはもう大丈夫だなとわかり、私もうれしかった。私も二人に出会って、いろいろ教えてもらったような気がする。ここに来るまでに、いろいろあったようだったが、それでもあきらめずに前向きに頑張って来た二人。そんな二人だったから、何のためらいもなく受け取ることが出来た。素直に受け取れば受け取るほど、宇宙はさらに与えてくれる。理屈や頭で考える必要はなくて、その機会を与えられたのなら、あとはただ受け取ればいいだけ。途中で不安になることもあると思う。そんなときは、初めてエネルギーを感じた時の感動を思い出せばいいと思う。そして、与えてもらったことに感謝の気持ちをいつも持っていたら、またもっと与えてくれる。制限を加えているのは、自分自身の気持ち。宇宙のエネルギーは無限にあるのだから、遠慮なんかしないでどんどん受け取ってほしい。
 二人は、ここに来る少し前から玄米食を始めており、この間にマクロビオティックの講習会にも参加したという。私も以前からマクロには興味を持っていたが、まだ本をちゃんと読んだことはなかった。私も彼女たちから影響を受けたのだ。この機会を与えてもらったことに感謝♪
No.
 私の友人M.Tさんについてのこと。
彼女とは20歳の頃、バイト先で知り合った。同じ年ということもあって、よく二人で遊びに行った。その後私がエステサロンに就職し、結婚して東京に移ってからは、たまに連絡を取り合う位だった。久し振りにカナダから一時帰国した時に会った。海外旅行は香港以外まだないという彼女に、私がまだカナダに居る間に遊びに来たらと誘った。そして、その年の夏に友達とやって来て、短い間だったけど一緒にナイアガラへ行ったりといろいろ案内して楽しく過ごした。 私が福岡に帰り、新しく住むところが彼女の通勤路だったこともあって、よく遊びに来てくれて一緒に料理をしたり、映画に行ったり、柾至と3人でお弁当を持ってよく遊びに行ったりするようになった。
 彼女はおとなしくて真面目なお人好しタイプ。料理も上手で家庭的でもある。ある日彼女のリーディングをしてみると、今年は新しい気づきと関係が築かれる年で、結婚には最大のチャンスの時だった。でもその時点では、特にお付き合いしている人はいなかった。ヒーリングを受け始めて、もう随分前に来たお見合い話があることを思いだして私に話した。彼女は全然その気がなかったので、ずっと返事をしていないとのことだった。私にはその話を聞いてピンと来るものがあったので、名前と生年月日を教えてもらい二人の相性についてリーディングしてみた。すると、二人は私が今までにまだ出たことのない最高の相性だったのだ。それぞれがお互いにとって理想のパートナーであり、幸せは確実に約束されたようなもの。たとえ何か周囲の影響で困ったことが起こっても、二人でいればどんな問題も解決できる。もう羨ましいような相性だった。そして私には、二人の結婚式に参加している自分の姿まで浮かんだ。そのうえ、彼女がお嫁に行くと、一緒に遊べなくて淋しくなるなんてことまで考えたり。(笑) できるだけ話はある程度年内にまとめたほうが良いということもあって、早くこの見合いを進めるように話した。それが今年の夏だった。
 そしてファーストのアチューンメントを受け、お見合いをした。でも彼女の反応は今ひとつだった。何もピンとくるものがないと言う。その後も二人で何度か会ってはみたが、あまり乗り気ではなかった。その間にセカンドのアチューンメントも受けた。彼女いわく、もし私の話がなければ、すぐに断っていたかもしれないと言う。嫁ぎ先が田舎のほうで、彼の親と同居というのも気にいらないらしい。彼のほうは、とにかく一度家に来て両親にも会ってほしいと言っているのだが、彼女はそれも迷っていた。そのうち、彼からの連絡がしばらく途絶えた。私はそれでも自分のリーディングとカンを信じていたので、もう一度今の状況からリーディングをしてみた。そこには、彼女の自分に対する自信のなさから否定的な考えを持ち、そのことが影響を与えており、彼のほうは彼女の本心がわからないのでほとんどあきらめかけていて意気消沈している姿が映し出された。彼も真面目で誠実なタイプの人だったので、このまま行くと自ら身を引くことになりそうだった。それにこのまま来年に持ち越すと、話はさらに難しくなりそうでもあった。私はこのことをはっきりと彼女に告げ、気持ちを切り替えて、一度前向きな気持ちで会ってみるように話した。そして、その日彼女はサードのアチューンメントを受けたので、後は宇宙に任せることにした。
 そして2日前に彼女から電話が入った。先週、彼の家に行ってご両親に会ってきたと言う。二人共優しそうで感じのいい人達だったと少し照れながら話してくれた。その彼女の話し振りで、まんざらでもない様子なのがわかった。私もうれしかった。いい知らせが入るのもあとは時間の問題かな♪ その時は、ここでもまた報告したいと思う。

 ヒーリングとは直接関係のない話だけど、思いついたのでついでにひとつ話してみたいことがある。もしかしたら、このHPをくまなく見て頂いている方なら、気づいているかもしれない。
 それは、私の周りにはMの名前が付く人が多いことである。ここでざっとあげて見ると、まず、息子の柾至に彼の父親。ソウルメイトのMaria。「REIKIとの出会い」に書いた東京の友人Mちゃん。その時リーディングをして力強いメッセージを伝えてくれた占い師はMさん。10年以上前にマイケルを通して知り合い、帰国してからもパソコンからHPのアドバイスもしてくれたのはM子さん。同じ頃パーティで知り合って、スペインの画家と結婚した友人もM子さん。さらにエステ時代の同僚の友人も同じくM子さん。そしてさっきここで紹介したMさん。そのみんなは、途中何年も連絡を取ってなかったにもかかわらず、再会して今また付き合っている人達である。他にも仲人代わりをして下さり、私たちを家族のようにいつも見守ってくださるご夫妻の名前が、お二人共Mで始まる。タロットを教えてくれたのもMさんというプロの占い師。またその昔、お付き合いした人の名前もMのつく名前がほとんど。セッションを受けに来た人の中にも多い。たとえば「セッションの記録」で紹介したのもMさん。ここのNO2のTさんの奥さんも私と同じ名前でMさん。これに名字も入れるともっといる。10月3日のDiaryに書いた人は名字がMさんだった。そして今井美樹ちゃんに、Michael。最近では、マナキッチンのオーナーのMさんに、マクロビオティックに未来食。ここまで入れると、ちょっと苦しいかな・・・(^^;  
 このことに気が付いたのは、日本に帰ってから。そこでまた思い出したのが、私の手相について。私の手相は、頭脳線・感情線・運命線の3つの線が繋がって、真ん中に大きなMの文字を描いている。以前、ある手相師の方から、この手相は”ラッキーM”と呼んでいると聞いたのを思い出した。またDiaryにも書いたのですが、縁あって知り合ったMarikoさんにこのことをお話したら、Marikoさんにも同じことがあるのに気がついて彼女のHPでも話題になり、そこでMの形はハートに似ていることからハート=魂の繋がりではないかと気づいたのです。もちろんMのイニシャル以外にも、たくさんの素晴らしい方達と出会って、お付き合いさせて頂いているし、単にMのつく名前が多いといえばそれまでのこと。でも、私には単なる偶然とは思えないものがある。振り返ってみれば私の人生は、その偶然で成り立っているようなものだったから。それは私に限らず、そもそも人生というのは本当は偶然の連続で出来ていて、一度そのことに気がついて意識して受けとめてみると生きることがもっと楽しくなってくる。さらに、その偶然の出会いや出来事に対して感謝の気持ちが加わると、ますます喜びとワクワクが増えていく。
 みなさんも小さな偶然から見つけてみませんか?そこから、また新しい何かが見つかるかもしれません。
NO.
 REIKIによる効果や変化の表れ方は、人様々です。それはもちろん、みなさんの持っているものが違うに他ありませんが、それでも始めてすぐの場合は、ついつい他の人達と較べてしまいがちです。 特に大きなセミナーとかグループでアチューンメントを受けられ、他の人の体験を聞いて、何も感じられなかった方達は、不安に思うこともあるようです。
 アチューンメントの間に、エネルギーの流れを感じられる方の中で多いのは、すでに何らかのエネルギーワークやボディーワークをされていた方たちです。気功・座禅・ヨガ・瞑想・その他の修行を長年続けている方は、それだけ気の流れもスムーズです。またそれ以外でも、もともとエネルギーに敏感な方もいます。
 アチューンメントを受けると、新しいエネルギーがどんどん入ってくるようになるので、自然にそれまでに滞っていて、肉体的・精神的に影響を与えていたネガティブなエネルギーは出ていきます。つまり、その人が今までにどれくらいそのネガティブなエネルギーを溜めていたかで、最初の表れ方が変わってくるのです。そこで今回は、REIKIをより効果的にするためのポイントを紹介したいと思います。
 まずは、毎日の生活を見直してみましょう。
その中でも食生活は、重要な位置を示しています。食べることは、栄養だけでなく、その食べ物の持っている波動、エネルギーを取り入れることでもあります。毎日何を口にするかは、私たちのエネルギーに大きな影響を及ぼします。添加物や不純物を含む食品はできるだけ避け、生命力を高める食べ物を積極的に取り入れましょう。
 次にできるだけ悪い波動を受けないようにすることです。例えばテレビもそうです。ご存知のように、テレビの画面からはマイナス波動がかなり出ています。毎日長時間テレビを見ることは、それだけネガティブなエネルギーを受け取っていることになります。ダラダラと見るのではなく、見たいものを選んで見るようにしましょう。
 あとは、自分の身体に対する関心をもっと高めることです。自分の身体を見直してみましょう。たとえば、便秘がちだったり、吹き出物が出やすく肌も荒れがちなのは、身体の中に毒素がかなり溜まっているという証拠です。また病気とは言えない不定愁訴が起こるのも、身体がバランスを崩しているということです。そのことに気がついたら、早めに内側からのケアをしてあげてください。それも、薬などに頼るのではなく、自分の自然治癒力を高める方法です。
 REIKIを始めると、自然に食べ物の嗜好が変わってきたり、テレビもあまり見たくなくなったり、自分にシンボルを被せることでも悪いエネルギーやそれによる影響は少なくなりますが、それでも少し自分で意識すると、それだけ早く進化することができます。パソコンや携帯電話による電磁波も、シンボルを使うことで守ることが出来ますので、どんどん積極的に使ってください。
 そして、最も大事なことは心の持ち方です。
アチューンメントやヒーリングを受けているとき、また自分にREIKIを流している間は、感じようとすることに意識を合わせるのではなく、全てを任せる気持ちでリラックスしてください。そのほうがエネルギーはもっとスムーズに流れます。そうしてだんだんエネルギーに満たされてくると、時期がくれば自然と感じられるようになります。
また、不安や心配・恐れ・疑いの気持ちは、それだけでエネルギーの流れをブロックしてしまいます。そのため、REIKIによる新しいエネルギーは、まずそのブロックを解消していくことから始めるでしょう。それとは逆に、受けとっていることへの宇宙に対する信頼と感謝の気持ちは、強いプラスのエネルギーになります。意識して、どのような時でも、信頼と感謝の気もちを持つようにすれば、エネルギーの質は高められ、自分にもどんどん返ってきます。
 あとは与えられたメッセージに気づき、それに合わせた行動をすることです。私たちは、普段から必要なメッセージは与えられているのですが、エネルギーが滞っていると、気づかないでつい見逃してしまいがちです。アチューンメントを受けると、直感力が高められ、魂の成長に必要な気づきや機会、出会いが本人にわかる方法で自然と与えられるようになります。
 つい先日、遠隔でアチューンメントを受けた方から報告のメールが届きました。その方は、アチューンメントの間、何も感じられなかったことに落ち込み、そのあと自分の身体に手をおくことさえうっとおしく感じたそうです。そしてその時は、自分で決めて受けたにも関わらず、全てが信じられなくなったとのことでした。それが翌日になって、自分が求めていた仕事に関する良い情報が入り、問い合わせをして行ってみたら、とても良いお話だったそうです。そしてそのすぐ後に続いて、前に出してあきらめていたところから連絡が入り驚いたということです。そのメールの時点では、突然の動きだったので少し戸惑いも感じているようでしたが、私にはそれが彼女にとって自己実現へのスタートのきっかけとなることに間違いないと思っています。結果はどうあれ、勇気を持ってこの機会を生かしてほしいと思います。
 また、新しいスタートのために、何かを手放さなければならないことも起こってきます。それは仕事であったり、所有物であったり、誰かとの関係であったりします。最初それらの出来事は一時的にショックを与えるかもしれませんが、それらは私たちの成長に役立たなくなったために離れていくものです。より高い魂のレベルへと進むためには、そのあとに入ってくるもののためにスペースが必要になるのです。そのことを理解して、勇気を持って執着を手放してください。特にそれが長く続いた人間関係だった場合は、簡単に手放すことは難しいと感じるかもしれませんが、今はわからなくてもお互いにとっては、それがベストなことなのです。仮に相手に理解してもらえなかったとしても、心の中で祝福し愛を送ってください。その人と出会いによって、お互いにすでに何かを学んでいるのです。これからは、それぞれ別の道を進んで学ぶ必要があるのです。起こる事に抵抗し、後に延ばせば延ばすほど、後でもっと難しくなります。
 REIKIのエネルギーは、とても優しく愛に満ちた宇宙のエネルギーです。宇宙は私たちひとりひとりの本当の幸せとは何かを全てわかってくれています。REIKIを通じて宇宙との繋がりを得られたことに感謝し、それを選んだ自分を信頼して愛してあげてください。

NO.
ここでは、遠隔ヒーリングを行う際の注意点をお話します。
まず大事なことは、遠隔ヒーリングの効果は直接ヒーリングの場合と全く変わらないことを良く認識しておいてください。始めて間もない頃は特に、直接相手に触れて流すほうが実感しやすいので、遠隔をすることに自信がないかもしれませんが、流れるエネルギーは全く同じです。直接フルセッションする場合は、通常一ヶ所に3分から5分間流し、特に気になるところには約10分〜15分すると、身体全体で約1時間かかるものが、遠隔だと15分位で十分なのです。それは遠隔の場合は、最初から身体全体に送るためです。そのため、誰かに遠隔を送る場合は、必ず相手との時間を確実に取り決め、その間相手には、ウロウロしないで静かに腰をかけるか横になってもらう必要があります。
 ボド・J・バギンスキーは、REIKIの著書の中でこのように書いています。

 あるレイキ・セミナーの受講生から聞いた話だが、ある時彼女は、ある施術者に遠隔ヒーリングを依頼しておきながら、約束の時間になっても気にとめずにアパートの掃除を続けていたことがあったという。すると、電気掃除機をかけている最中に、彼女は突如として何とも言えない感覚に襲われた。それはあまりにも強く、真っすぐ立っていることすらできないほどだったという。その後、予約してあった施術者に電話をいれて聞いてみると、その体験の時刻は、施術者が彼女にレイキを送っていた時刻とぴったり一致していた。これに驚いた彼女は、自らもレイキのセミナーを受講することを決意したのである。

 私も、これと全く同じ経験をしたことがあります。カナダにいるMariaと時々遠隔を送りあっていたときに、一定の時間に送ることにしていたのでその時は特に時間の確認のメールを出さずにいつものように送ったのです。すると、翌日の彼女のメールでその夜突然ひどい目まいがしたと書いてありました。よく聞いてみると、その時間は私が送っていた時間であり、いつもより仕事で遅くなった彼女は、その時あとかたずけをしていたとのことでした。また、相手が理解してくれないからといって、一方的に送るこもよく考える必要があります。遠隔ヒーリングは決して相手の意志に反して行ってはならないと言われています。そんな中でも例外として言われているのは、相手が意識のない状態の時などのことで、そんな場合は自分と相手のガイドに尋ね、なおかつ状況をよく把握した上で行うことです。実は、私も息子や父が具合いの悪い時に、黙って送ったことは何度もあります。その時は、彼らが完全に眠っている時間にしています。
 ある時に、久し振りに父に電話をすると力のない声で、その2,3日胃がむかついて何も食べることができず、気分が悪くて動けないと言いました。私は父に、ただそのまましばらく横になっているようにとだけ伝え、すぐに遠隔で送りました。そしてその日の夜遅くにもう一度送りました。翌日の午後に電話をしてみると、朝から身体がだるく眠くてたまらず、ずっと横になっているとのことでした。その日も同じように2回送りました。次の日、電話をすると出ないので心配していたら、元気そうに息子におみやげまで買ってうちまで来たのです。朝にはすっかり気分が良くなっていたとのことでした。このように、相手が意識しようがしまいがエネルギーは届きます。ですから、それだけ注意を払う必要もあるのです。特に運転中は絶対に避けなければいけません。また、ヒーリングを受けた直後もしばらく休んだほうが良い場合もあります。送っている間から眠くなり、そのまま寝てしまう場合も多いですし、そうでない場合もすぐに起きあがって、車を運転しないほうが良いでしょう。これは、直接する場合もそうです。私の受けたワークショップでは、先生から帰りの運転を少し注意するようにと言われました。アチューンメントを受けたときは、特にそうです。終わってから、15分でも少しゆっくりするくらいの時間の余裕を持って受けるようにしてください。自分では意識の中では何も感じていなくても、もっと深いレベルで働いているからです。
 このように、時間と場所を選ばない遠隔ヒーリングのメリットはたくさんあります。遠く離れた相手に限らず、小さい子供や動物にする時や、ケガなどで直接手の届かないところにも遠隔のテクニックを使うことができます。私はよく時間のない時に、自分にも遠隔でセルフヒーリングをしていました。また、相手が全く面識のない場合でも、基本的に名前さえあれば出来ます。慣れないうちはそれに写真があれば、送るときにもっとやりやすくなると思います。経験を重ねると一度でも会ったことがある人であれば、イメージだけで送ることが出来るようにもなります。ヒーリングの最も効果的な受け方は、最初に3日〜4日間続けて受けることですが、直接通う場合は、いろいろな条件が伴いそれが難しいときがあります。でも遠隔を使うことでそれが可能になるわけです。セカンドのアチューンメントを受けて、そのためのシンボルを使うことで、誰にでも出来るのですから、すぐに実感を感じられなかったとしても大いに使って役立ててほしいと思います。

NO.
 今回は、私の兄の家族についてレポートします。
”REIKIとの出会い”の中にも少し書きましたが、私の兄は趣味で合気道を始め、中国拳法や呼吸法を実践していました。そんな兄にカナダから一時帰国した時に初めてREIKIをしたら、彼自身強く感じるものがあり、帰ってきたらぜひアチューンメントをしてあげようと思っていました。
 帰国して最初の夏休みに兄のところに遊びに行くつもりでしたが、いろいろと忙しくなってしまい、その時は行くことが出来ませんでした。HP作りが一段落した10月頃、兄にREIKIの資料を送り、遠隔でもアチューンメントは出来るのでその気になったら連絡してと伝えました。12月になって、兄から電話が入り受けてみたいとのことでした。10月に入って間もなくの頃、合気道の練習中にひざを痛めてしまったそうです。座るのも歩くのも困難になり、半月板なので病院では手術をしないと治らないと言われたそうでした。ちょうどそんなことがあった頃に、私から手紙が届き、REIKIのことを考えていたら、たまたま読んでいた武道の本にREIKIが紹介されていて、ますます興味を持ち、また近くに大きな図書館が出来たので行ってみたらREIKIの本が2冊出てきて読んでみたということでした。
 それで早速、遠隔でアチューンメントをしました。すると、アチューンメントの直後に背骨がバキバキっと音を立てたそうです。兄は、もう随分前から自分でも気が出せるようにトレーニングをしていた人でした。その後も何度も電話があり、とても熱心にREIKIのことを聞いてきました。そして、今度の正月明けに休みを取って私のところに行くから、REIKIのことを直接もっと教えてほしいと言いました。ところが、私が急に肺炎で入院することになり、何とか退院は間に合ったものの、何しろその直後だったので私も少し不安があったのですが、兄のほうは仕事の都合とかもあって、この機会を逃したら今度はいつ来れるかわからない状態でした。結局、私の心配はムダだったようで、兄たちが来た時には、私の体調はすっかり戻っていました。
 着いた夜に早速兄にセカンドを、義姉のMさんにはファーストをアチューンメントしました。そしてその夜遅くまで、3人でいろいろなことを話しました。去年、兄は2月に肺炎で入院し、4月には腰を痛めて1ヶ月間リハビリにかかり、10月に今回のひざと続いていました。それもそのはず、昼間は時々整体の仕事をしながら、夜は毎日別の仕事をしていたのです。そのうえ合間に合気道の練習やトレーニングをしたりして、一日中寝ないこともよくあったそうです。いくら身体を鍛えていても、これでは無理が生じるのも当然のことです。そのことに気づくまで、こうして身体はメッセージを送ってきたのでしょう。
 義姉のMさんとは、兄がまだ付き合っている頃に福岡に連れてきて紹介されました。おっとりしていてかわいいMさんとは、その時からすぐに打ち解けることが出来ました。その後、結婚すると聞いて、私にもお姉さんと呼べる人が出来てうれしかったのを憶えています。離れて住んでいたので、その後も電話や手紙でたまにやりとりをする位で、実際に会ったのはカナダに行く前と、一時帰国の時に訪ねた時くらいでした。そんな中でも、私はいつもMさんのことを時々気にかけていました。私より年上にもかかわらず、何だか放っておけないような感じがして、彼女に何かしてあげられることはないかとずっと思っていたのです。今回アチューンメントをした時に、私の中でやっと安心したような、ほっとした気持ちになりました。翌日、彼女の手は何もしなくても熱くなり、汗ばむほどになっていました。
 そして、二人の子供たち。お姉ちゃんのNちゃんと妹のMちゃん。二人ともとっても可愛くて、私のことを「お姉ちゃん!」と呼んでくれ、とてもなついてくれました。Mちゃんは、一時帰国の際に私が兄にREIKIをしているのを見て、「私にもやらせて!」と言って、時々見ようみまねで手を当てていたらしく、その時から手がとても熱くなっていたそうです。家族の中で一番最初に、自然にREIKIを受け入れていたのです。私はその時に、何気なしに”ドリームキャッチャー”と言う先住民のおみやげを買って渡していました。それは、悪い夢は捕まえて入らないようにブロックし、いい夢だけを通してくれるという言い伝えがあるものでした。Mちゃんは感受性が強いらしく、その頃ときどき怖い夢を見ては、泣いていたらしいのです。それが、その日から自分でそれを握ったまま眠るようになって、いつの間にか夜中に泣くこともなくなったと言うことも聞きました。そのMちゃんは2ヶ月前に8才になったばかり。それを聞いてあることを思い出しました。誰が書いた本かは思い出せないのですが、その本の中で人間の8才という年令は、霊的レベルでとても重要な年だと書いていました。また同時に思い出したのは、小倉充倭子さんのこと。彼女もある考えがあって3人のお子さんがそれぞれ3年生になった時に、必ず海外旅行を体験させたということです。それで柾至のことを考えて見たら、8才になる約一ヶ月前に日本に帰ることになり、私は思うことあって8才の誕生日に彼に初めてのアチューンメントをしていたのです。
 またNちゃんも感性の優れた子です。女の子ながら理科の実験が大好きで、夏に自然科学教室に参加した時に木の鼓動を聞くという実験をし、その時以来、木と話をすると落ち着くんだと言い始めたそうです。
 翌朝、二人にもアチューンメントをしました。二人の将来もとても楽しみです。これからも、また何かあれば彼らのことをレポートして行きたいと思います。

NO.
 REIKIによる効果のひとつに、邪気を受けにくくなるということがあります。
繊細な方や、気やエネルギーに敏感な方の中には、周りの人の邪気を受けやすい方が多いようです。また、ボディワーカーと呼ばれる方たち―マッサージやハリ・指圧・整体など、直接相手に手を触れる仕事や病院に勤めている方たちは、邪気を受けやすい環境にあると言えます。それは、相手の身体のバランスを取り戻す過程で出てきたマイナスエネルギーを被ってしまいやすいからです。そのため、施術を終えた後に頭痛やだるさなどを感じたり、疲れやすくなることがあります。特に気功治療を行っている方たちは、相手の邪気を受けやすいので、相当の修練が必要になっています。
 そのような場合でも、REIKIのアチューンメントを受けると、エネルギーフィールドを防御してくれるので、邪気は自然と受けにくくなります。そればかりか手を使うことが、自然とエネルギーを受け取ることにつながり、エネルギーに満ちてますます元気になっていきます。同時に不要なエネルギーは足から流れ出て行くので、周りの人がそれを受けとってしまうということもなくなります。これは特に意識しなくても、アチューンメントを受けた時点で自然に行われるものですが、それでも自分でも少し意識することで、もっと確実になります。
 例えば、セッションの前には、まず自分に対してREIKIのエネルギーを被せます。セカンド以上の人はシンボルを使います。(サードではマスターシンボル) 次に相手に同じように被せておきます。具体的に言うと、頭より少し上のところから、シンボルを描きマントラを心に唱えながら、両手を身体から15cm前後離した位置で、ゆっくり足まで持って行き、不要なエネルギーは大地に返すつもりで行います。これをセッションが終わった後にも三回ほど行い、最後には光のエネルギーで包んであげる気持ちで行います。他にも接客業などでたくさんの人と接する機会の多い方や、人混みの中に出かける前にも、自分に対して頭からシンボルを被せることで、周りの影響から守ることができます。私がヒーリングのセッションで行う場合は、直接・遠隔を問わず、ヒーリングアチューンメントから始めます。これは滞っているエネルギーのブロックを解放するためのテクニックですが、これを最初にしておくと、後のセッションのエネルギーの流れ方に大きな違いがあります。残念ながら、このテクニックは臼井式では行われてないようですが、替わりに先ほどの方法を行うだけでも充分違ってきます。また具合の悪い人に流す時は、その箇所に意識を合わせるのではなく、エネルギーの源である宇宙に任せるつもりで行ってください。常に自分の力が治しているとは考えずに、使わせて頂いていると言う謙虚な気持ちと、その機会を与えてくれたことへの感謝の気持ちを失わないようにしてください。そうすれば、その人にとって必要なエネルギーは自然と流れていき、あとの必要なことはREIKIのエネルギーが全て導いてくれます。
NO.
 今回はシンボルについてです。
通常REIKIでは、まずセカンドから3つのシンボルが与えられます。第1のシンボルは”Physical body" (肉体)、第2のシンボルは”Emotinal body"(感情)、第3のシンボルは”Mental body”(精神) となり、サードではマスターシンボルとして”Spiritual body"(魂)レベルのシンボルが与えられています。Luna Rainbowでは、現在それらに加えて4つのシンボルをサードでお渡ししています。
 では、それらのシンボルについてお話してみましょう。そのうちのひとつは、Tibetanマスターシンボルとも呼ばれ、欧米REIKIでは伝統的なシンボルよりもパワーが強いと言われ、こちらのほうがメインとして使われているようです。それ以外には、”7つのチャクラを安定し位置付ける”・過去の傷を癒し、バランスを取り戻し、調和を取る”・”過去生の癒しとカルマの断ち切り”がそれぞれテーマとなっているシンボルです。これらのシンボルは、いずれも伝統的な臼井式のものではありません。Workshopのコーナーにも書いていますが、欧米にはKarunaと呼ばれるREIKIがあり、マスター(ティーチャー)のみが受けられるコースとなっています。日本でも私が知っているところでは、同じように別にコースを設けており、10万円前後で受けられるようにしているようです。このように、時代や人々の進化と共にREIKIもどんどん新しく変化しつつあります。私が受けたREIKIには、”21st Century REIKI"と名付けられていました。そして、私はさらに自分と波動のあう植物のエネルギーを取り入れるようになりました。また欧米では、REIKIにクリスタルのエネルギーを一緒に取り入れているヒーラーもいます。このように、REIKIはひとつの形にこだわることなく、受けた人それぞれの思いで新しいエネルギーも加わってきています。私は幸運なことにマスターコースで、ティーチャーが持っている全てのシンボル、全部で30個近くを授けて頂きました。それらはKaruna以外にも、サイババやその他のマスター達が後から授かり、伝わってきているものです。その中で私が実際に使っているのは、ほんの数種類です。与えられても全てを使う必要はありません。アチューンメントをした時に、身体の中にインプットされていますから、あとは使いたくなったら使えばいいだけで、自由に判断して構わないのです。私はその中から、特に感じたものを選んでサードでアチューンメントしています。いずれもパワフルであり、そのことについてはいつかお話する予定ですが、シンボルについての注意事項をここで先にお伝えしておきます。
 シンボルは、その昔とても大切に扱われており、受けた人は書き残すことも許されず、その場で憶えて帰らないといけなかったと聞いています。それも現代は本の中にも堂々と載せられるようになり、一部では反論もあったようですが、少しずつ考え方も変わってきました。それは、結局アチューンメントを受けない限り、見ただけでは何の役にも立たないからです。ただ、それでも持っていない人、まだ受けていない人が、その形を見ただけで勝手に判断してしまう場合があります。そのため、アチューンメントの時でも通常は、終わってから見せるようにしているわけです。シンボルは、受けてみて実際に使ってみないと本当の意味は理解できません。ですが、中には理論や理屈、又は自分の考え方だけで判断しようとする方もいらっしゃいます。また同じシンボルでも、アチューンメントをする人によって、微妙に波動に違いがあります。私はマスターシンボルを2人のティーチャーから受けたので、そのことを実感として感じています。シンボルに対する誤った情報を避けるためにも、まだ受けていない方に安易にシンボルを見せるというようなことはされないようにしてください。これらのシンボルはまだ日本ではあまり知られていないために、興味半分で聞いてくる方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、いいかげんな形では広まってほしくないので、よろしくお願いします。
 REIKIは、一度授かるとそのパワーは生涯失われることはないと言われています。それはそれで事実ですが、エネルギーの表れ方は、その人様々です。興味本位だけで受けられた方―例えばハンドパワーを身につけたい、どんなものか自分で確かめて見たい―というような場合は、その目的を果たしたレベルで止まってしまうこともあります。(パワーがなくなるということではありません)なぜなら、その人はREIKIによるそれ以上の進化を望んでいないからです。それとは逆に、素直な気持ちで本当の自分らしく生きてみたいとか、自己を成長させたい、自分を癒してその後は身近な人や周りの人も癒せるようになりたいと願っている人には、そのステップに合わせて新しいエネルギーがどんどん入ってきます。REIKIが使えば使うほど磨かれるというのは、そのことです。それが、REIKIの奥深いところでもあり、素晴らしいところだ思います。いずれにしても、REIKIという名前に囚われたり、第三者の意見に惑わされたりしないで、自分で感じたものが自分にとっての真実であるという確信を持って使ってみてください。
 
NO.
 ”人はエネルギーを高めるために生きている”
相手にプラスのエネルギーを渡せば、自分自身の中にも、プラス・エネルギーを流していることになる。―中略― 人間のからだはエネルギーそのものだからです。エネルギー体が肉体という衣を着ているのです。エネルギーを”波動”と言いかえてもかまいません。プラスの波動を出していれば、周囲にプラス・プラス・プラスと影響を与えます。マイナス波動ならその反対で、その波動と同じように、いやなものを引きつけます。また、マイナス波動のままお料理を作れば、家族全員がマイナス波動の食事をし、マイナスに向かいます。たとえば朝、夫と喧嘩した妻が、いらいら不満の気持ちいっぱいで朝食の仕度をしたら、刻んだ野菜や玉子焼きにそんな否定的な気持ちが入ってしまい、それを食べて出かける子供たちにいいエネルギーを補給することにはならないのです。 
                             「わたしが変われば、まわりも変わる」 

 REIKIを受けられた方たちは、もうすでにこのことはよく実感されていることと思いますが、ここでもう一度エネルギーについて考えてみましょう。様々な理由でアチューンメントを受けることになり、ある最初の大きな過程が過ぎ、REIKIを始めた目的が自然と達せられてくると、だんだん自分自身に与えることを忘れてしまうことがあります。それは、例えば自分はもう充分癒されたと感じ、周りの人に送ることに喜びを感じるようになった頃などです。私自身がそうでした。REIKIの特長でもある他の人にエネルギーを送る時に、同時に私たちも受け取っているということ。それは確かに事実です。私もたくさんの方に送る機会を与えられ、一緒に成長させて頂いています。そのため、自分自身のためにわざわざ時間を取ってエネルギーを受け取ることがだんだん少なくなっていました。それが、そのことを気づくための機会を与えられてからは、それまで”時間があったらする”から、できるだけ少しの時間でも”そのための時間を作る”ようにしてみました。それからです! 自分としてはすでに充分と思っていたエネルギーが、次から次へとどんどん入ってきたために、さらに成長するための新しい出会いや機会が続き、最近はまたエネルギーで満たされた気持ちになり、毎日がさらに楽しいものになっています。宇宙のエネルギーは無限にあります。また私たちの魂の成長にも終わりはありません。肉体から卒業するときに後悔しないように、生きている間に少しでも多くのことを学んでおきたいですよね。ここでREIKIを受けた方たちをリーディングした時にわかったことですが、始めたきっかけは何であれ、こうして受けられた方たちは、無意識のうちに今世で魂のレベルでの自己成長を望んでいたり、またはそこから誰か他の人のためになるようにとの使命を持っている方たちばかりでした。いえ、それは私たち人間みんなに与えられた使命でもあると思っています。ただそのことにまだ気づいていない方たちが多いということです。それがこうしてアチューンメントを受けたことで、自然とその使命を果たす方向へと導かれて行っていたのです。それならば、自分に制限を加えないで、遠慮しないで(笑)どんどん受け取ってください。常に新しいエネルギーを受け取っていれば、周囲にあるネガティブな影響も受けなくなります。またたくさん受け取れば受け取るほど、進化のスピードはアップしますし、身近な人たちにもそれが自然と伝わっていきます。そしてヒーリングの能力も自然とアップしていきます。セカンドレベル以上ならば、フルセッションに30分もかかりません。また自分に遠隔のテクニックをすると15分で充分でしょう。せっかく与えられたこの機会、この力を充分活用し、自分自身のため周りにいるみんなのためにも活かしてみてください。
NO.
 今朝、ワークダイアリーでも紹介したM子さんから電話があった。数日前から急に赤ちゃんの目から目やにがどんどん出始めたという。病院に行くと、何か菌が入ったのだろうということで、抗生物質の目薬を出してもらい、それを使うとすぐに治まったらしい。でもそのすぐ後に、今度は鼻水がどんどん出て来ている。それも黄色くてドロッとしているものらしい。小児科で診てもらったら喉もかなり腫れているということだった。でも赤ちゃんは元気があって機嫌も悪くないらしい。M子さんは初めてのことなので心配していたけれど、私はそれはいいサインだと思った。ファーストを受けて約2週間。彼女は毎日、抱っこをしながら意識して出来るだけ赤ちゃんに手を当てていた。通常、除去食をしていてもお母さんのお腹にいた時に受け取った胎毒は、なくなるまで数年かかると聞いたことがある。生まれてからもまだ取り続けていた場合は、さらにかかることもあるという。それが今、REIKIのエネルギーによる肉体の浄化のプロセスとして出て来ているのではと思っている。私たちの身体は本当に良く出来ていて、身体の機能がちゃんと整っていれば何か害のあるものが入っても、それをいろいろな方法で自ら体外へ押し出そうとしてくれる。柾至が以前ウイルスをもらって高い熱が出た時、翌朝目にびっしりと目やにが出たことがある。でもそれもほんの一時期で一切薬を飲ませなくても熱が下がると同時に治まった。
 このように子供の身体は小さい分、REIKIの効果はそれだけ早く出てきます。また、このことはREIKIによるヒーリングを受ける時でも、信じる信じない、また受け取っていることを意識するしないはあまり関係ないということも証明しています。同じことがセルフヒーリングにも言えます。エネルギーは私たちが意識していなくても、ちゃんと必要なところに流れていきます。ですから、することをしたならば後は信頼して任せてみてください。それは時期が来たら、私たちの身体や周囲による変化として必ず見せてくれます。M子さんの場合も以前ヒーリングを受け始めた時に、喉に強く反応が出ましたが、その後は残念ながら続けることが出来ませんでした。でも今回は、赤ちゃんが代わりに見せてくれることで、もう一度その機会を与えられています。赤ちゃんのアトピーを早く治してあげたいという思いと、もっとたくさんのエネルギーを送るために、手を当てるM子さん自身も意識してセルフをするようになったからです。また好転反応はずっと続くものではありません。一度このように出始めたのなら、早く出しきってあげればそれだけ早く楽になります。それに赤ちゃん自身は充分元気があることからもわかるように、本人が耐えられないような状態で来ることはありません。途中でギブアップしたり投げ出したりしなければ、エネルギーは受け取った分だけちゃんと働いてくれます。
NO.
 今回は、私自身のことについて報告したいと思います。NO.9に書いたように、セルフヒーリングの大切さに改めて気がついてから、毎日少しでもREIKIの時間を取ることを続けています。私は今までどういうわけか、毎年2月〜3月はエネルギーが落ちたように感じていました。毎年この時期になると、いろいろなことが集中して起きていたのです。以前だったら、「あ〜、また魔の2月がやって来た〜」って感じだったのですが、REIKIを受けた頃から「まっいいか、それも必要なんだから・・」と思うようにして、今年もその流れに合わせて無理をしないで比較的静かに過ごしていたのです。そうして気がついたら、何時の間にか3月の月末になっていました。31日の朝に引いたカードのメッセージが”生まれ変わり”。それはひとつの大きなサイクルが終わり、新しい道への始まりを告げています。このカードは、以前にも出たことがありますが、その時は内面での大きな変化を与えられました。そして、翌日の4月1日のリーディング。そのメッセージは、”新しい可能性や才能が開花する。より高い目標を達成するためのトレーニングをすることで、夢や願望の実現が約束される”というものでした。この2枚はある意味では対象的でもあり、それぞれにインパクトのあるとても強いパワーを持ったカードです。そこでの気づきとしてまず一つは、私にとって毎年この2ヶ月は浄化の期間として必要だったということです。今年の場合、肉体のレベルではすでに年末年始のプロセスで浄化されました。そしてそれ以降は、セルフを意識して続けたことによって特にこれといった出来事もなく、スムーズに過ごすことが出来たのです。また同時に手相が変わっていることにも気がつきました。真ん中を走っている運命線は、ちょうど感情線のところで止まっていたのですが、いつのまにかその先に伸びている感情線と繋がって、人差し指と中指の間に入ろうとしていました。よく見ると他の線にも変化がありました。バランスを取り戻すためや、次のステップに移行しようとする時には、何らかの形で浄化することが必要となります。その時にその過程を素直に、ポジティブな気持ちで、さらに言えば感謝しながら受け入れると、余計な苦痛は感じることがなくなり、そのプロセスはとてもスムーズに行われます。実際にその状況になるとそんな簡単には出来ないと思うかもしれませんが、前回も書いたようにその方にとって超えられない壁が目の前に来ることは絶対にありません。ですからもう一度そのことを意識してみてください。そして信頼して喜びを持ってチャレンジしてみてください。そのためのサポートとしてREIKIがあるのですから、こういう時こそエネルギーを充分に受けとって活用してください。
 REIKIの特長として、物事が円滑に運ぶ、願いが叶いやすくなるというのがありますね。続いてこのことについて少しお話してみます。Workshopのコーナーにも願望実現の方法を紹介しています。それは自分の思いを明確にすることにも役立ちますが、その方法を使う場合でも、いつでも結果は宇宙にお任せすることを意識しておいてください。なぜなら自分が考えているよりももっと良い状況を与えられることがあるからです。与えられて初めて今の自分にとって、そのことが必要だったとわかる場合があります。自分の意識では気づいていなくても、魂のレベルでは何が自分にとってベストなのかわかってくれています。そのためには、出来るだけ宇宙との繋がりの時間を多くしてみてください。私もそのことに気がついてから、自分のことに対しては敢えて願いをかけるということを手放し、信頼して来るものをそのまま受け入れるようにしてみました。実際4月に入ってからは、メッセージの通りに私の周りですでに次々と新しい動きが始まっています。また必要なものを手にする場合でも、金銭的なものも含めて余計なエネルギーは使わずに済んでいます。つまり無駄なことをする必要がなくなるというわけです。ヒーリングは毎日するなら15分もしていれば十分なのですが、私の場合は一度手を当てるとあまりの気持ち良さに、時間だからやめようという気持ちさえなくなります。手を動かそうとしても、その部分に手が吸い付くような感じで離れられないのです。 そうするとあっという間に時間が過ぎてしまい、途中で終わらせることのほうが難しいほどです。やり過ぎても困るというようなことはないのですから、安心してどうぞ♪ また、REIKIをすることで今までしていたことをやめる必要はないですし、むしろ他のワークと併用することでそれぞれの効果をさらに高めることも可能です。いずれにしても、必要であればその機会は自然と与えられますから、その時には積極的に行動することをお勧めします。REIKIは自分自身の力を最大限に生かすためのもの、言い換えれば今の自分にとってベストな状態に導いてくれるものだと思って良いでしょう。ですから、これから何を始めるにしても自信を持って望んでみてくださいね。

NO.
 前回に引き続いて、私の体験談です。Diaryにも一部書いたのですが、その後またいろいろなことがありました。以前から知っていた呼吸法―正心調息法―をタイミングよくテープが手に入ったことから再スタートし、そのときにマスターシンボルをイメージしながらしてみました。すると、去年初めてしたときには感じられなかった体感がありました。その呼吸法を始めてみたのは、私自身の成長ももちろんなのですが、セッションを受けられる方たちのためにも、もっと力をつけたかったからでした。REIKIとしてはマスターも取り、そのあとのカルーナREIKIのシンボルも頂いたので、あとは実践するのみでした。よりクリアなエネルギーを取り入れるために、食べるものに気をつけたり、適度なエクササイズをしたりと出来ることはするようにしていました。そして前回書いたように毎日のセルフヒーリングを再開したところでのことでした。天使との出会いで大天使ラファエルのエネルギーを頂けるようになり、日ごとに私の守護天使との繋がりが強まっていく中で、自然界―ネイチャースピリット達とも繋がることが出来ました。
 それは、MAPでいうところのコーニングを開くことから始まりました。まず最初にしたのは、自分のハイアーセルフも含めて4つの存在たちと繋がり、彼らに癒してもらう方法なのですが、ずっとREIKIのヒーリングをしてきた私にはそれだけでは物足りなく、REIKIと一緒に何か出来ないかと考えていました。コーニングを開くにはいろいろ注意点もあり、中でも気になったのは、閉じたり開いたりすることで自分のエネルギーが消耗しやすくなるということでした。そのため、普段より多めに蛋白質を補ったり、睡眠もしっかり取る必要があるようです。REIKIはその逆で、すればするほどエネルギーに満たされてきます。それで自分でヒーリングのためのプロフェッショナルチームを作ることにし、それぞれの素晴らしいところを生かすことを考えてみました。そのチームには、今まで通りREIKIガイドやラファエルにも加わって頂いています。MAPによるとプロフェショナルチームは、少なくてもMAPのレギュラーセッションを5ヶ月以上は続け、身体的にも精神的にも充分準備が出来てからということでしたが、私の中ではもう大丈夫というものがあり、またそのことは彼らにも確認してみました。
 それ以来、ヒーリングやアチューンメント、リフレクソロジーにリーディングと全てのセッションをするときに、そのチームとその方のハイアーセルフやガイドたちと繋がるようにしました。そのおかげでさらにセッションの効果を高めることが出来ています。そのフィードバックは素晴らしいもので、私自身も驚くほどです。通常REIKIのセッションでは、受けている側が全く初めての場合、その効果が具体的に表れるのは3回から5回くらい受けた後と言われていました。それがこの方法を始めてから、初回でもほとんどの方がエネルギーが入ってくる感覚を感じることが出来たり、何らかの形で気づくようなことが起こってきているのです。ヒーリングに限らず、リフレクソロジーのセッションでもそうです。先日初めて受けられた方は、終わってしばらくすると身体の中がどんどん熱くなり、帰られるころには顔がほてってきて、「暑い、暑い」と汗ばんでいました。そのあとの報告によると、ずっと便秘だったのにあれから毎日お通じがあるそうです。そしてそれ以後も続いて、身体の中からいろいろ変化が表れてきていると報告してくれています。
 そのあとに続いて、マスターシンボル―偉大な神の光―をそのままイメージして撮影したかのような太陽の写真にも出会いました。その写真のテーマは、”慈悲”だそうです。その太陽から出るエネルギーには、パワフルというよりも穏やかな愛と慈悲のエネルギーを感じ、私には聖母マリア様を連想させてくれます。それ以来、セッションの時にはそのエネルギーも加えるようにしました。すると、早速その光をそのまま感じてくれた方もいらっしゃいました。その時3月にリーディングしたときに受け取った、もうひとつのメッセージを思い出しました。―「自分ひとりの力で成し得ることは何もありません。」― そして、先日受け取ったのは”全託”― 「全てを託しなさい」というメッセージです。まだカナダにいた時にMariaから薦められた本の中に、「ほんの少しでも疑う気持ちがあれば、それは信頼とは言えない」と書かれていました。その時の私にはそれを受け入れるのは難しく、私たち普通の人間には完全に信頼することなど出来ないのでは、と思っていました。でも今これらの経験を経て、私にもその意味がようやくわかってきました。今まで自分ひとりで出来たことなど何もなかったのです。私を生んで育ててくれた両親を始め、友人やたくさんの人たちから支えられ、励まされ、また天使や高次の存在たちに見守られながら、ここまで生きてこれたのですから。そのことに気づきを持って感謝し、信頼して全てを神様や宇宙に委ね、そうして頂いたエネルギーを私の身体を通して周りの必要としている人たちに送ることで、宇宙に還していくこと・・・。
 宇宙のエネルギーはいくら受け取ってもオーバーヒートすることはありません。エネルギーが有り余り過ぎて、自分でコントロール出来なくなる心配がないというのもREIKIの特徴のひとつです。それは宇宙と繋がるだけでなく、自分の魂の存在であるハイアーセルフと繋がることが出来るからだと思います。受け取れば受け取るほど、その人の本質が磨かれてくるというのもそのためでしょう。それは、何も癒しに携わる人たちだけでなく、あらゆる分野でその人たちが持っている才能、与えられた才能を活かすためです。ですから、私の場合だとヒーリングのエネルギーが強くなるという形で表れたわけです。それもその人の成長のペースにちゃんと合わせてくれています。去年その呼吸法に出会って始めたときに続けることが出来なかったのは、その時の私にはまだそれを受け取るだけの準備が出来ていなかったからだと思っています。「グリーンマイル」を見たときは、私もあんな風に重い病気でもすぐに治してあげることが出来たらいいな、なんて思いましたが(笑)、実際には何でも早く良くなればいいというものではないと言うことも気づきました。例えば病気などの場合、病気になるにはそれだけの理由があったわけですから、本人がその根本的な原因に気づき、自らを癒す力を引き出すための過程が大事であり、そのための時間が必要になるということも。なぜなら、それがその人の魂にとって大きな学びとなるからです。また物事がスムーズに運ぶといっても、全てが自分の思っている通りになるということではないのですね。自分が意識で考えていることよりも、もっといい方法があるということを魂はちゃんとわかっています。ヒーリングやアチューンメントを受けたあとに、その前に予定していたことが変わることがよくあるのもそのためです。そんなときは流れに逆らわない、抵抗しないことも必要になってきます。心をオープンにして、来るものを受け入れ、いつも柔軟な気持ちでいられたらいいですね。
 先日読んだ日本のレイキ関連の本の中に、自他共楽ということばがありました。自分自身もまたそれに関わる全ての人たちもみんなが楽しく、共に幸せになれる。それが私の目指しているものでもあります。

 もうひとつここでうれしい報告をしておきます。NO3で紹介した私の友人Mさんの結婚がとうとう正式に決まりました。途中なかなか決心がつかない彼女を見ていると、周りにいる人たちにすればじれったくなるようなこともありましたが(笑)、それも彼女にとっては必要な時間であり、ベストなタイミングだったようです。本当に良かったです♪ 何だか仲人にでもなった気分(笑)。

NO.                                            8月27日
 今回はまず、最近ヒーリングを受けに来た50代の元高校教師の男性のお話からしたいと思います。その方は、随分前から身体がねじれたような感覚があり、いつもどこか身体の調子が良くなくて精神的にもいつもせかせかしてしまい、授業も集中して教えることが出来なかったそうです。それで、今年に入ってある有名な超能力ヒーラーに東京まで会いに行き、そのときはかなり良くなったようなのですが、そのあとに他である療法を受けてから、今度はいつも頭に血が昇ったような感覚になり、それは時々たまらなくなるほどで、結局仕事も辞めることになったそうでした。それまでも針灸からカイロといろいろ試してきたものの、どれも満足の行く結果が出なかったそうです。それで、自分にはもうヒーリングしかないのではと思って電話をしたとおっしゃっていました。そのときは私も次の予定が入っていて時間もあまりなかったので、簡単にセッションの内容だけ説明しておきました。2日後にまた電話があり、あのあと場所を探してうちまで2日続けて来られたそうなのです。あいにくその2日ともちょうど出かけている時だったのですが、事前に予約が必要なことを話すとその翌日に来ることになりました。ところが当日その時間になって、また電話があり、私と話したあとはすぐにでも受けたいと言う気持ちになるそうですが、時間が経つと前に悪くなった経験から不安が出てきて迷ってしまうと話されました。私もヒーリングを受けるには何よりも本人の意志が必要なので、自分から勧めるようなことは言いませんでしたが、彼はそう言いながらも一方では受けたいという気持ちもあるのか、なかなか自分から電話を切ろうとはせず同じ話しを繰り返していました。そのときは結局、ヒーリングやエネルギーのこともまだ自分ではよく理解出来ていないので、もう少し考えてからにするということでした。それから1時間位たったあと、また電話があり私のHPを見るために電器店に来ているので、アドレスを教えてほしいとのことでした。そうしてしばらく経ってからまた電話があり、結局HPは見れなかったけれど、最初に電話で話してからいつの間にか腹痛が治まっていて頭の重い感じも無くなり、この2日間夜がよく眠れていたことに気がついたそうです。それで、もしかしたら電話で話している間にすでにそのエネルギーを貰っていたのではないか、そしてこれは何かいいサインなのかもしれないと思って受けることにしたと、今までの感じとは変わり明るく話されました。私もこの間、本当に彼にとってヒーリングを受けることが必要であれば、いつかその機会が彼に与えられるのだろうと思い、ただお任せしていました。彼はこの数日間、自分の内なる声を聞きながらも過去の出来事による恐れと不安に支配され、決断するのに悩みに悩み続けたようです。でも最後には、自分の身体の反応に気づき、その内なる声のささやきを信じることが出来たようです。恐れや不安はエネルギーの流れを妨げます。それに頭だけで考えて納得させようとすると、必ずそこには限界があります。心であなたのハートと身体で感じたことを信じてください。勇気を持ち自分の直感を信じて行動したとき、新しい流れが始まります。

 先日NHKのある番組で、たまたま世界のトップバレエダンサーである小林十市さんのインタビューを見ました。その中で彼が初めてケガをして舞台に立てなくなったときのことを話していました。そのときはショックで立つはずだった舞台を観客席から見ていて、涙があふれるくらい悔しかったそうです。でもそこで彼は、偶然に起こることは何もないはずだと思い、このことから自分は一体何を学ぼうとしているのか必死で考えようとしたそうです。19歳からアメリカにバレエ留学をして、その後スイスのバレエ団に入って以来12年間、ずっとトップダンサーとしてひたすら突っ走ってきたそうです。それがこのケガによって、余儀なく休むことを強いられたのですが、そのおかげで自分をじっくり見つめ直すことが出来、今が自分の人生のターニングポイントだと感じていると話されていました。そして、自分はとにかく踊ることが大好きで、楽しくて仕方がないから今までやってきたこと、今は早くケガを直してまた新たな気持ちで舞台に立ちたいのだとおっしゃっていました。若くして成功を手にしていても、控えめな態度で少しも奢ったところがなく、実際には辛い体験だったと思うのですが、そんな中でも常に前向きに考えようとしている姿勢に心を打たれました。また、こうして実際に体験された方を見たり、聞いたりすると、すでに真理としてわかっていたことであっても心に深く響くことに改めて気づきました。このお話を聞いたこと、それ自体に必要があったということでこれも偶然ではないのですから・・・。私も自分が体験して学んだこと、気づいたことをこれからもみなさんと分かち合っていきたいと思っています。
 ここで最近読んだ本の中から、一節を紹介します。

 私たちが日々の恵みに気づけずにいる主な原因は、あら捜しをしたり、不平不満を言ったり、物事を当たり前なこととして軽視したりすることにあります。私たちは、あら捜しをする人になるか、愛を捜す人になるか、そのいずれかを選ぶことができます。もしあら捜しの方を選ぶと、私たちは人生において手痛い損失を被るはめになるでしょう。しかし、もし愛を捜す方を選ぶなら、恵みを体験することになるでしょう。ですから、日々愛の捜し手となるように心に決めましょう。

 私たちに起こることは全て私たちの為であり、より良く幸せに生きるために与えられたチャンスです。せっかく与えられたその機会を、安定して同じレベルにとどまるために避けようと抵抗すると、後でもっと苦しくなるかもしれません。それよりも更なる成長を目指して、喜びを持って受け入れていくと人生はもっと有意義で楽しく豊かなものになります。なぜなら、それは自分たちの魂がそのことを望んでいるからなのです。ぶつかった壁が高く感じられたとしても、その壁の向こうには必ず祝福と喜びが待っていることを信頼してみましょう。

 では、ここでセルフヒーリングの応用の仕方についてお話します。瞑想が宇宙との繋がりを深めるために有効なのは、よくご存知だと思います。ただその瞑想もすでに熟練した方や、慣れている方は何も問題がないのでしょうが、そうでない場合は瞑想を難しく感じられる方がほとんどだと思います。REIKIを始めると、瞑想の効果がより高まるということで、私もREIKIを受けてから瞑想を始めてみました。誘導テープなども何本か使ったりして、最初はとても助けになったのですが、ある時期になるとずっと同じ内容の繰り返しなので途中で飽きてしまうのか、続けることが難しくなったこともありました。それにセルフヒーリングもしてまた別に毎日瞑想もするとなると、忙しい方たちにとっては負担になるかもしれません。REIKIでセルフヒーリングしている間というのは、宇宙からエネルギーを受け取っているのですから、当然それは宇宙と深く繋がっているということですよね。それならば、その時間を利用して、あなたが瞑想に望むことを一緒にしてみてはどうでしょう。例えば、決断に迷っていて答えを求めているのなら、手を当てながらハイヤーセルフやガイド達に尋ねてみましょう。そしてその答えが必ず自分にわかるようにサインを送ってもらうようお願いしてみるのです。他にもガイド達に話したいことがあるのなら、どんどん話しかけてみましょう。また自分のこんなところを変えていきたいと思うことや、何か夢や目的があるのなら、それをアファーメーションにしてエネルギーを自分に流しながら唱えていくのも良いと思います。(その場合、必ずポジティブなことばを使うように) セルフヒーリングは、ただひたすら手を当てることに集中しないといけないものではありません。眠くなったらそのまま眠ってください。よくヒーリングやアチューンメント中に、エネルギーが入ってきたと思ったら、そのまま熟睡してしまって何も覚えていなくてがっかりする方がいらっしゃいます。先日サードを受けられた方で、午前中アチューンメントを受けてそのまま夕方までぐっすり眠られた方もいらっしゃいました。これは、新しいレベルのエネルギーが入ってきたので、身体がそれを受け入れバランスを整えるために、必要がなくなった古いエネルギーを出そうとしたりして準備をしているからです。ですから、そんなときは抵抗しないでそのままの状態を受け入れてください。
 ヒーリングの仕方やシンボルの使い方は、自分でやりやすい方法が見つかったら、どんどん試して見てください。私も基本を充分にマスターしたあとは、そのときの自分に合わせて改良しアレンジしています。宇宙のエネルギーは無限なのですから、そのエネルギーを最大限に生かしてくださいね。みなさんも体験したことや、何か他にいいアイデアがあればシェアしてください♪
NO.                                            10月19日
 先週、遠隔ヒーリングを受けられた方の体験をシェアしたいと思います。いきなり余談ですが、その方のお名前が、私が子供の頃から10年余り飼っていて、家族同様に可愛がっていたマルチーズと同じ名前でした。実はその犬は、偶然にも親子三代に渡ってMで始まる名前を付けていました・・・(^-^)
 そのMさんは、10年以上も前から自律神経失調症の他にパニック症候群にもなり、精神的な圧迫感と恐怖感、それにめまいと頭痛に悩まされて病院にも通い続け、薬も手放せない状態でした。
 まずリーディングを受けられ、その時にお伝えしたメッセージにはたくさんの気づきがあり、またその前向きな内容にとても感動されていました。その中に、ある人との出会いがあり、その人の援助を受け導かれるという内容のメッセージがありました。実はこの内容は、よくリーディングに出てくるメッセージのひとつでもあり、このことは変化を迎えている大切なときには、ちゃんとそれぞれに必要なサポートが受けられることを表しています。Mさんは、そのメッセージを聞いてすぐに、それは私のことだと言われました。そう思った理由を聞くと、初めて電話で話したときに、Mさんは私の声を聞いた途端に思わずイスからひっくり返りそうになったのだそうです。それに、その日いつも飲んでいた薬がまだ残っていたはずなのに、どこを探しても見つからなかったそうです。そのあとも予定のことでまたお話する機会があったのですが、その2回とも電話の後にとても気分が良くて、それが次の日までずっと続いたのだそうです。そして、リーディングをしてみて身体に顕れた症状の原因に、やっと気づくことが出来ました。それまでMさんは彼女の本来の生き方、つまり彼女の魂が望んでいる生き方とは全く違う生き方をしていたのです。彼女には素晴らしい才能がたくさん与えられていたのですが、そのほとんどがまだ生かされていなかったのです。また、彼女はエネルギーに敏感な方でもあったので、感じやすくて周りの影響も受けやすかったのです。本来の流れを見てみると、現在入っているサイクルでは独立し自分の道を歩み始めるときであり、来年以降からは次の段階のサイクルに入るようになっていました。そのため今年は、今生での目的を果たすためには大切な時期であり、その最後のチャンスの時でした。Mさんは私よりひとつ年下なのですが、まだ家や両親から自立出来ずにいました。仕事に関しても、自分が本当にしたいこと、好きなことをするための機会をすでに頂いていたにも関わらず、安定のないことと新しいことを始める勇気が出なくて、そのままにしていたようでした。でもリーディングで、それこそが自分が今生で表現していくものだと知り、とても喜んで決意を新たにしようとしています。また、そのリーディングの前に不思議なことがあったと言われました。電話する10分位前に、蒼い衣を着たマリア様が突然目の前に見えたそうです。彼女は特に信仰しているわけでもなかったので、何でだろうと思ったそうです。Mさんは、以前受けられた方の紹介の紹介でしたし、パソコンも持っていないので私のHPを見たことがありませんでした。ですから、私自身のことも私とマリア様のことも全く知らなかったので、なぜマリア様が・・と不思議だったそうです。そしてこのことには、まだ続きがありました。
 リーディングのあと、それまで滞っていたエネルギーの詰まりを解消させ、新しいスタートへのエネルギーを取り入れるために遠隔ヒーリングを申し込まれました。5日連続で受けている間に、毎日たくさんの気づきが与えられ、それによって癒しが始まりました。そのまま眠れるようにと、夜ベッドに入って受けるようにしていたのですが、1回目のときは受けている間は気持ち良くてウトウトしていたのに、そのあと身体中がカッカと熱くなってしまい、その夜はなかなか眠ることが出来なかったそうです。それでも、その翌日は気分がすっきりとして軽くなり、手足がポカポカと暖かく、特に足の裏に電気が流れているようにビリビリと痺れている感覚が続いたそうです。そして今まで母親とずっと共依存していたために、一人では何も出来なくなっていたことに気づきました。2回目には、小さい頃のトラウマを思い出され、それが原因で食事をすることに対して恐怖感があり、外で食事が出来なくなっていたことがわかりました。Mさんはこうして受けている間毎日私に電話をして報告して、その気づきをシェアしてくれました。受ける度に朝目覚めると今までと違うものが自分の中に流れてきて、パワフルになったのを感じたそうです。夜も良く眠れるようになり、夏から続いていた微熱と下痢、夕方になるといつも起こっていた頭痛が止まったそうです。この間に過去生のビジョンも見えました。その過去生では人より抜き出ていたところがあったために、ねたまれ斧で殴られ殺されたそうです。それまで何かをしようとすると真っ黒い顔の形が出てきて恐かったことや、くやしさや怒りを抑圧していたこと、人に良く見られたかったこと、もっと愛してほしかったことに気づかれました。その気づきから、全てを許しそれまでバラバラだった自分が一つに繋がったのを感じたそうです。Mさんは、一度催眠療法を受けようと考えていたそうですが、自分でビジョンを見たことでもうその必要もなくなったことがわかりました。そして夢の中でまたマリア様が出てきて、今度は天からものすごい勢いで自分にぶつかってきて、「今からですよ、私を使いなさい、受け止めなさい、私と一体化しなさい。」というメッセージを頂いたそうです。Mさんはその勢いにかなりびっくりされたそうで興奮気味に話されていましたが、今まで自分でなかなか気づかなかったので、今度はちゃんとわかるようにしてくれたんでしょうねと笑って話されていました。もう薬を飲むのもやめたそうです。実はここ数ヶ月、同じように自律神経失調の方が続けて受けられています。それぞれタイプは違っても、どの方も根本的な原因はほとんど同じでした。子供の頃や過去生でのトラウマが原因で、自分の感情を抑圧し本来の生き方が出来ていないということです。身体にこうして不調として表わすことで、メッセージを送ってくれているのです。それは病院に行って検査をしても出てきませんから、その苦しみは本人にしかわからず余計に苦しくなります。ヒーリングの方法にもいろいろあります。受ける方からたまに、「送っている間に何か感じられますか?」と逆に聞かれることがあります。私が送っている間は、何も考えず何も判断せず、ただ宇宙のエネルギーがその方の必要なところに流れ魂を癒してくれることを、その方のガイドやサポートしてくれる高次の存在達にお願いし完全に委ねています。修行を積めば人間でもかなりの力を習得できます。でもそこに自分の力がしているという思いが入ると、限界が出てきます。リーディングにおいてのみ、私がその方に代わってガイドに尋ねてお伝えしていますが、それ以外のヒーリングではその方本人が自分で気づくようにビジョンを見せられたり、そのための直感を直接に与えられています。今回のMさんはその典型的な例ですね。そうして自分で見て感じることで本当に理解することが出来て、もっと深くそして早く癒しが始まるからです。私を通して送られたエネルギーは、その方が本来持っている力に加えられて癒して行きます。私はそのお手伝いだけをさせて頂いているのです。REIKIのアチューンメントについても、最終的な目標は今自分にとって何が必要なのか、何をするべきなのか最後には自分で答えを見つけ出し、どんな時でも自分で自由に問題を克服する力を身につけるためのひとつの方法です。そうすれば、いつも誰かにすがる必要はなくなりますし、余分なものは自然と取り払われ、より軽くなって自分らしく生きることが出来ます。それともうひとつ、毎回のように言っていることですが(^^; ・・・ヒーリングは調子が良いときにするともっと気持ち良くなります。それは癒しが必要な時だけではなく、何も問題がないようなときにも続けてすると、エネルギーがさらにアップするからです。その原理はおわかりだと思いますが、どこか滞っているところがあればそれを解消するためにエネルギーは使われますが、何もかもスムーズに行っている場合は、さらに良くしよう、進化させようとエネルギーが働いてくれるのです。具体的には、またさらに素敵な出会いが続き、毎日がワクワクするようなことばかりになり、それは周りの人にも自然と拡がっていき、自分も周りの人もみんながハッピーになり、思ったことが次々に実現していき、そのスピードがどんどん加速していく・・そんな感じです。そして、その生き方こそが宇宙が私たちに望んでいることだと思います。みなさんには、せっかくそのために必要な力が与えられているのですから、是非それを体験して頂きたいと思います。
 最後に私が始めたことを紹介しておきましょう。日本のレイキの本にレイキボックスのことが載っていますね。それは、自分の目標や願い事などを紙に書いておき、それを箱の中に入れ、毎日箱に向かってエネルギーを送りチャージしておくという方法です。私は、それとは少し違うのですが、ヒーリングルームに置いてあるボードの一番上の引き出しには、エンジェルカードやタロットカード、ロザリーにお気に入りのストーン、マリア様や天使のカードや写真、ヒーラーのヨマンダさんやジュディスの写真、そのほかエネルギーの良いものをまとめて入れています。そこに、次にアチューンメントをする人の写真を事前に入れておいたりしていたのですが、ふと思いついて今まですでに受けて頂いた人の写真を一つにまとめて、みなさんに送っているサードの5つのシンボルを書いた紙で包んで、その中に一緒に入れて置くことにしました。直接受けに来られた方は、リストに名前などの情報を書いて一緒にしています。そして、毎朝の瞑想の後にそこにエネルギーをチャージすることにしました。私も常にいろいろなところからエネルギーを頂いているので、その都度エネルギーがアップし変化してきていますから、すでにワークショップを終えられた方たちにもその新しいエネルギーをこのような形で受けとって頂けたらと思っています。

NO.                                    10月27日
 今回は、また私自身のことで気づいたことをシェアしたいと思います。Diaryにも書いていたように、夏頃から今年の後半は、自分の中で何かが起こる予感がずっとありました。そして今そのことを実際に感じているところです。以前、自分自身の本質についてリーディングしたときに、時として次々に与えられるものと、それによって自分の中に湧きあがってくるもので、Burstしそうに感じることがあるだろう・・そんなメッセージがありました。それがどうやら今のことを言っているようで、今まで眠っていたものがここに来て急に一気に目覚め始めたような、またはそれらがひとつに統合されようとしている・・そんな感じでもあるのです。それは、私の中でいっぱいになって何かが溢れ出しそうでもあり、それは毎日をいつも新鮮な喜びとワクワクした高揚感で満たしてくれるのです。改めて自分の流れをリーディングしてみると、本来なら私のエネルギーは、ここ数年低いことになっており、いわゆるエネルギーの浄化のような時でもあったのです。それがちょうどその時期に入る前にREIKIに出会っていたことと、サードを受けてからはセルフヒーリングをするようにしていたので、そんなこともすっかり忘れてしまうくらいになっていて、気が付いたらいつの間にかその浄化の期間が終わっていたようです。他にも厄年というのもありますね。これもひとつの節目のようなもので、ここで一度立ち止まって今までの自分を振り返ってみたり、見つめ直す時期だと思うのです。ですから、ただ良くないことだけが起こるとは思わないほうがいいでしょうね。以前にもお話しましたが、浄化と言うと何か苦しい思いをしなければいけないと思いがちですが、気持ち良く浄化させることだって出来ます。それは私たちが、どのように受け止めるかによる違いです。思いこみや固定観念を一度捨ててみましょう。ヒーリングも、痛みを感じさせて癒して行く方法もあるようですが、私はどうせなら気持ち良いほうがいいです(笑)。霊的に成長するのも、人生を楽しみながらしたいです。それも複雑なものよりも、簡単でシンプルな方法が好きです。私はそう選択することに決めました。私の場合は、先にREIKIというものを与えられてから、そのことに気づきました。そして初めて、これは私の魂が望んでいたものだったと気づきました。だからといって、REIKIだけにこだわるつもりもありません。REIKIは、そのときに必要なものだけを受けとって、余分なエネルギーは自然と出してくれますから、私はREIKIをエネルギーのバランスを整え、あらゆる面での調和を取ってくれるものとして考えています。エネルギーというのは、ただ強ければ良いというものでもないし、たくさん受け取れば良いというものでもありません。そう、エネルギーにも異なるレベルとタイプがあるのですね。一概にどれが良いとかではなくて、それは相性のようなものです。例えば、私に合うのは妖精やフラワーエッセンス・アロマオイルのような植物や自然界のエネルギー、天使やマリア様・亜美さん・澄子さんのように全てを包み込んでくれるような優しくて穏やかな愛のエネルギー、パンタさんのような明るくて前向きなワクワクのエネルギー・・・などなどです。自分に合うものは自然と引き寄せられ、そうでないものは自然と離れますから自分にとって大切なものがわかります。これは人との出会いも全く同じですね。自分で求める必要がないのです。それには、自分の感覚を大切にしてください。それは自分にしかわからないものです。自分にとって何か素晴らしいものに出会ったときの感覚と、そうでなかったときに感じた感覚との違いを良く覚えておくといいと思います。そうすると、周りに惑わされることもなくなってきます。そして大事なことは、その感覚を信頼することです。先が見えなくても、不安にならないで必ず良い方向に行くということを信じてください。どんな状況でも明るい光りは必ず射しこんできます。そこに意識を向けるようにすると、その光りはどんどん大きく広がって近づいてきます。自分のエネルギーをその光りの部分に注ぐようにしてみてくださいね。

 前回シェアしたMさんは、あのあともまた大きな気づきを頂きました。その後もほとんど毎日のように私に電話をしていたのですが、そのうち私にも気づいたことがありました。彼女の中には、まだ誰かに依存したいという気持ちがあるということです。実は、彼女は3年ほど前にREIKIを受けていたのですが、私にはどう見ても充分に生かせていないように感じられました。彼女曰く、そのときのティチャー自身もまだ始めたばかりのようで経験が少なそうだったということでしたが、良く聞いてみると彼女もあまり積極的には使っていなかったようでした。今回ヒーリングを受けたことで詰まっていたエネルギーの回路も通るようになったので、改めてセルフヒーリングをしてみるように話したのですが、自分ですると頭が痛くなってしまうと言われました。こうして電話で話しているほうがすっきりすると言うのです。彼女は病気になってから母親を始め、周りの友人たちの思いやりや優しさにすっかり依存するようになっていたんですね。そのため、それまでは一人でしていたことさえもだんだん出来なくなったり、外に出て新しいことを始める勇気も次第に失ってしまったようです。そのうちに、労わってくれていた母親や自分の家族にも不満を抱くようになりました。それは、その依存している相手が充分なエネルギーを持っているうちは良いのですが、そうでない場合やそれでは足りなくなってしまったときは、お互いにエネルギーの奪い合いをしてしまうからです。そうして、今回ヒーリングでたくさんのエネルギーを受け取った心地よさから、今度は無意識のうちに私に依存しようとしていることに気がついたのです。私は、その人が本来持っている力を引き出してあげることを願ってしていますから、これではまた同じことの繰り返しになってしまいます。それで私がそのことを説明したら、最初彼女はすぐには認めたくなかったようで不満気味でした。ですが、その数時間後に興奮気味にまた電話をかけてきて、その電話のあとに一度自分に対しての不満と怒りが出てきたようなのですが、急にいろいろな思いが次々に浮かんできて自分でやっと気づいたということです。まだ自分一人で進んで行くことに対して、恐れがあったようです。それでREIKIと一緒にサポートになるようにと、フラワーエッセンスの話をしてみたら、興味を持たれたので選んであげることにしました。その翌日には、今回のことで自分で気づいた病気の原因からそれに対してこれからどう対処したら良いのかまで、便箋4枚にびっしりとまとめあげてFAXしてくれました。そしてそれを書いている途中に、突然半年振りに友人が遊びに来て、その彼女もREIKIをしていることがわかったそうで、そのこともとても喜んでいました。必要なものは必ず与えられることを本当に信じることが出来たようです。私もこれからを楽しみにしています。

 最後に私が最近受け取ったメッセージについてお話したいと思います。春頃からだったでしょうか。Diaryにも書いたことがあると思うのですが、私や息子の写真にたまゆらと呼ばれる丸いものが写るようになりました。中には、写真いっぱいに写っているものも何枚かありました。それが先日久住に行ったときに、息子が撮ってくれた私の写真には、ちょうど胸からウエストの部分を包むぐらい大きくて、白くて丸いものが写っていました。今までとはまた違ったものでしたから、これは何を意味しているのだろうと思いました。またその日は、大雨の後に大きな虹を見せて頂いた日でもありましたから、何か私にとって大切なメッセージのように思えました。そして、それに続いてその1週間後に千代田に遊びに行って満月の下で撮った写真の頭上にも写っていました。(これはまさしのコーナーにも載せたものです) それで、ネットを通して知り合ったところに相談してみました。でもそこでは、私が求めていた具体的なメッセージというのはわからなくて、私と息子が霊感がとても強いと言われたのですが、それと同時に気学で見て下さいました。それによると、私は葉室春日大社宮司と同じ一白水星だそうで、その性質をある著書を引用して以下の様に説明して頂きました。

 「水というのはそんなに単純なものではありません。例えば、水は常温では液体 ですけど、それを地球上で百度まで熱すると気体になります。また零度以下に冷や すと固体にもなる。どこにこんな性質を持った物質がありますか。これを皆さんご く当たり前のことに思うけれど、これは非常に不思議な性質なんです。液体となっ て、そして水蒸気となって上がっていく、また雨になって戻ってくる。で、これが また水蒸気となって上がっていくという、循環する不思議な力を持っている。  また、普段は穏やかですけれど、一度怒ると海の水は荒波となり、全てのものを 飲み込んでしまう。川の水でも普段ゆるやかに流れていますが、これが洪水になる と、全てのものを押し流すという、そういう力を秘めているわけで、どこにそんな 力があるのか不思議なくらいです。  また、水というのは非常に素直であり、どんな器に入れてもどんな形にでもなる 。どんな隅にも入っていく。どんな色にも染まる。それからどんなものでもなかに 包んでしまうという、包容力といいますか、ふところの深さという性質もあわせ持 っているわけです。ところが、泥水というと水が濁っているんだ、泥水になったん だと思われるかもしれませんが、あれは決して水が変質したわけではありませんね 。それが証拠に、濁った水をそのままにしておくとだんだん泥が沈殿して、透明な 水が現われてくる。そうすると水というのは、どんな形にもなる、どんな色にも染 まる、どんなものでも受け入れる。だけど水そのものの本質は絶対に変えないとい うことがわかります」

 気学には今まで馴染みがなかったのですが、このことから自分でも気づくことがありました。私は今までも、組織とかある特定の会やグループに入ることに何となく抵抗がありました。そのため、自分の方向性がわかったときに、私は独立して私のやり方でやって行くことを決めて帰国しました。自分でも昔からマイペースなのはわかっていましたが、そう思う一方で私もわがままなんだなと思っていました。でもそうしないと、自分の魂が自由に自己表現出来なくなってしまい、結局は苦しくなってしまうからです。ですから、REIKIもリフレクソロジーも、今ではどの○○式という形にも当てはまらず、実際にやって行く中で自分で感じたままに自然と変えていきました。そして、自分のところに来たものは縁があると思い、何でも一度は受け入れることにして、それがいつか離れてもそれはそれが一番自然なのだと思っていました。そこに、こうして水の性質が出ていたのですね。そうとわかれば安心です(笑)。これからもやってくるエネルギーは、安心してどんどん受け入れていきます(笑)。そして、それらをREIKIでバランスよく調和させてから、みなさんにも送っていきたいと思います。

 その気づきのあとには、ヒーリングルームに掛けてあるラザリスのカレンダーに目が向きました。今月のその絵には、たくさんの花が咲いて水が流れている森の中に、白い丸い光りがひとつ描かれていたのです。それを見た瞬間に、私の写真に写っているものと同じだと気づいたのです。その絵の下には、ラザリスからのこんなメッセージが書かれていました。
 
Gather 'round as we tell you a story - as we weave a timeless legend right and true.
Gather 'round as we tell you of tradition - of your tradition - and of heritage and inheritance lost and hidden there.
Let us awaken the magical and miraculous of you .
Let us awaken the greater in you.
Gather 'round... we are eager to tell you a story right and true .
We love you so; we love you more than you can know.

これを読んだときに、私の身体の中にまた例の熱いエネルギーが流れました。そして、これにはまだまだ続きがありました。同じ日に息子が遊びから帰ってすぐに、「今日おかあさんの好きそうなカードもらってきたよ!」と言って見せてくれたカード・・・そこにはホーリーエルフが胸に光りの玉を持っていて、その後ろには前に私たちの写真に写っていたたくさんのたまゆらのようなものが描かれていました。そのカードには、「ホーリーエルフの祝福」と名づけられていました。夏に彼が手に入れた同じホーリーエルフのカードは、目を閉じて祈っている絵でした。それが今度はしっかり目を開けて微笑んでいました。そのあとには少し前にひと目ぼれして買った妖精・・・その妖精は、やはり光りの玉を両手に持っていて、それをこちらに差し出すようなポーズを取っているのです。そして、Marikoさんのラファエルの絵。改めて見ると、私がリクエストして描いてもらった光りの粒は、たまゆらを表しているようでした。私のお茶目な天使は、こうしていろいろな形で伝えてくれるのです。これも、いやそれはただの子供の遊びのカードだ、ただのカレンダーの絵だと思ってしまったら、メッセージには気づくことは出来ませんね。メッセージというのは、何も瞑想をしたりチャネリングをして得られるものだけではないのです。ふと読んだ本の一節から目にした看板の文字、映画のセリフ・・など至るところから受け取ることは出来ます。それを見たときに、最初にピンと来たり、自分の胸にすっと入ってきたものやパズルがカチッとはまったような感覚がそうです。
 「内なる準備を怠って、外ばかりいくら捜しまわってもむだなことだ。」「外のものばかりを追い求めていると、いつの間にか内なるエデンの園から迷い出してしまう。」
これは「あるヨギの自叙伝」の中で、修行中だったヨガナンダがヒマラヤに強い憧れを持ち、彼の本当の師である先生が止めるのも聞かずに飛び出して、その途中であるヨギに出会って諭されたときのことばです。答えは、いつでもすでに用意されているということですね。そして必要なものも、すぐ近くにあって本当は全て与えられているのです。ただ私たちは、ついつい外のものに気を取られがちになって、見えなくなってしまっている。それに気が付くためには、執着や余分なものを取り払って自分の内側を磨いて行くことが大切なのでしょう。そうすると、いつも知らず知らずのうちに、本当に小さなことに至るまで正しい行動に導かれていることに、だんだんと気づいて行くことが出来ます。
 前回お知らせしたみなさんへ送っているエネルギーについて、たくさんの方からお礼のメールを頂きました。私のほうこそ、こうしてここでアチューンメントという形を通してみなさんと繋がりが持てたこと、この機会を与えて頂いたことに感謝しています。これからも私がエネルギーを送るときは、それによってみなさんの成長を妨げることがないように、みなさんがそれぞれに自分の道をベストな状況で歩んで行けますように、そのために必要な気づきとサポートがいつも受けられますように・・・。そして、みなさんが何よりも自分自身の持っている力を信頼し、それぞれのエネルギーの中に一日も早く自立出来ることを祈りたいと思います。


♪BGMは、バッハのJesu,joy of Man’s Desiring♪