[聖なる旅] 


聖なる旅



日向・高千穂 2009編



2009.10.24~10.25
                                
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 10月 24日 (後編)
 始まる前に、社務所で例の「さざれ石」のお菓子もゲット。(おいしいのだ~♪) そこに、ミニさざれ石のストラップがあったので、買っちゃった。小さいのに、ちゃんと注連縄まで張られていたりして。(うふっ)

 宮司さんたち御一行が、境内に入られた。勢揃いして本殿に上がられ、神事が始まった。その前に立っていると、足の裏からビリビリしてきた。次第に体の内側からじわ~っと温かくなって、終わりには汗がうっすらと出てくるぐらいに。(!) 凄いですね~。年に一度の例大祭に向けた、みなさんの意気込みに、神々も応えてくれている。この時点で、今年も来て良かったと思った。
 
 結界が張られた舞台へ移動し、私たちも席に着いた。まずは、宮司さんが岩戸の扉に向かい、「ウオ~ッ」と大きく3回声を発した。御扉を開いて神々を迎えるかのように・・・。その迫力と声の響きに、思わず身震いした。

   

 巫女さんたちの美しい舞が始まった。弥栄の榊を手に舞う「豊栄の舞」。心の安らかさと世界平和を祈る「浦安の舞」。最前列は、やっぱり良~い♪ お顔の表情や手の動きまで、良く見える。

   

 宮司のみが舞うことを許されているという「朝日の舞」は、清く大らかな心で神に捧げる舞。神の道の深い香りが漂っている。続いて、産土に感謝する「鎮守の舞」、神々に願いをかける「幣の舞」。人々に幸せを与える舞へと、次々に素晴らしい舞が目の前で繰り広げられていた。

 最前列だと、舞台との間に誰もいないので、その世界にそのまま入って行ける。玉三郎さまの「アマテラス」や、劇団四季の「ジーザス・クライスト スーパースター」の時もそうだった。どちらも舞台のすぐ前だったので、当時にそのままタイムスリップし、アマテラス様やイエス様を目の前にしているように感じていた。 どちらも偶然(!?)に取れたので、そのために用意して下さったかのように。 またここでは、ふと気付けば宮司さまと舞台を挟んだ、真向かいの席だったりして。(あらあら・・・恐れ入ります。^^;)

   

 周りを見渡してみると、境内にはびっしりと人々が集まっていた。振る舞いの甘酒とぜんざいも頂いた。(えへっ) それに、文楽の里で買っていた巻き寿司も食べながら。(これもまた、おいしかった♪) この日はずっと曇り空だったので、夜は寒くなるかと思ったら、海からの風も穏やかで、去年よりもまだ暖かいぐらいだった。午前中は、雨が降っていたらしく、清めの雨だったと言われていた。(さすがです~)

 優雅な「悠久の舞」の後は、恒例の紅白の御餅投げ。一番前なので、取りにくいだろうと思っていたら、ちゃんと私たちの前にも落としてくれた。おかげで一回目にして、15袋もあったりして、すでに記録更新に。(えへへ♪) 
 
 いよいよ「天翔獅子舞」へ。御神託によって結成されて、今年で10年目。毎週一度の練習を欠かさず、この大祭のためだけに舞われるという。

 神を迎えるための「地固め」からスタート。力強く足を踏む音が、ズシンズシンと響いてくる。四頭が四方に位置する「四方祓い」に「邪気祓い」。耳をピンと立て、音に合わせて首を振る独特の動き。 その舞に合わせるかのように、風も動く。(写真右) 目の前にまで迫ってきて、圧倒される。

   

 六頭が揃ったところで、獅子王として、あの金獅子が登場。(出た~!) そこで、風が強く吹いた。(すごい!) この獅子だけが、高座に上がっている。その金獅子を迎えるように、六頭が並び一礼した。(お~っ!) 真横にいるので、また違った角度から観ることが出来ている。 ・・・ ナイトたちを従えている女王さまみたい。(^^)

   

 獅子たちが、絡み合うように舞う。その様子を、金獅子が高座から眺めている。可愛い小獅子ちゃんも登場。(^^) 私たちの席と舞台との間は、花道になっていて、獅子たちが行き交う。 時々こちらに向かって、ガブリと噛み付く仕草をして、思わずキャッ! 人が入っているのがわかっていたつもりでも、この舞台では本物の獅子としか思えない。 アップでド~ン!

   

 獅子たちが、観客席の間に下りて来て、噛み噛みタイム。子供たちは慣れていて、「噛んでくださ~い。」コール。去年は、男獅子のリーダー(銀獅子)に噛まれたけれど、今回はこっちまで来なかった。 あらっ、もうその必要はなくなったかしら。(笑)
 下りてきた金獅子と目が合ってトキッ。こっちに向かってくるよ~。 神々しい光を放ち、パワフルだ~。 フィナーレが近づき、一同が段重ねに並んだ。(わ~っ!)
 
   

 そして最後は、金獅子と向かい合わせて立ち上がる。 最大の見せ場に、大歓声が巻き起こった。(拍手拍手) もう、鳥肌が立ちそう。

 終わってから獅子を外し、休む間もなくメンバー達が御餅投げをしてくれた。その御餅だけは、一回り大きかった。ちゃんと、それも一個だけはゲット出来た。v(^^)v
 メンバーは、ベテランのおじさまから、お子ちゃまにイケメンのお兄さんまで。(^^) 12名でスタートして、今は30名になったとか。どうも、お疲れさまで~す。 素晴らしい舞を、ありがとうございました~☆

 せっかくなので、舞台の裏に行って、一緒に写真を撮ってもらうことにした。そこで嚙み嚙みしてもらって、めでたしめでたし。(へへへ)
 
   
 
 宵まつりの締めとなる 「天の岩戸開き」の神楽へ。アメノウズメちゃんや手力雄神の舞も独創的。特に、バンバンと何度も岩戸に体当たりしている手力雄神は、鬼気迫るぐらいの力強さがあってゾクゾクしてくる。 固唾を呑んで、みんなで見守った。
 そして、日向の伊勢で、次への岩戸が開かれた☆

   

 三度目の最後の御餅投げ。すでにたくさん手にしていたけれど、それでも私たちの目の前に落ちてくるので、有難く頂くことに。(えへへ) 後で数えてみたら27袋で、去年のちょうど3倍に。 それだけバージョンアップしているということにして、めでたしめでたし。(ほほほ)

 宮司さんが、最後に神さまをお送りした。その力強い声が、また夜空に響き渡る。 獅子舞の時に左足が反り返るように動いていて、舞が終わったときに治まっていたのが、この時には右足が動いた。そういえば去年も同じことがあったと思い、レポートでチェックしてみたら、ちょうど逆の順番になっていた。(!) 
 
   

 最後は、お楽しみのクジ引き。番号をみたら、「33」だった! ちなみに、くにちゃんは「181」。この数字は、しばらく前に来たばかりだったので、私も憶えていた。(Diary181) うん、良い感じ~♪ クジには外れたけれど、この数霊だけで満足。(&御餅もいっぱいもらったし。^^) 
 > 帰ってから「33」の意味を確認してみたら・・・

 「33・・・女神と賢者のエネルギーの両方を持つ魅力的な数霊。心を澄ませてまろやかに、”おかげさまで”といった生き方を。恩に報いて 叡智呼ぶ 花のひとひら返り咲く。」
 「Many ascended masters surround you and assist you in all ways. They've come to help you with your mission and to answer your prayers. Tune to them now, and ask them any question you wish.」


 数霊のキーワードの中には、「イシス」の名前も出てきた。(!) 実は、このお祭りの間、「アイシス(ISIS)」の車が呼び出されていて、その時に「イシスだ!」と感じていたのです。 アレキサンドリアで最後の締めの祀りをした時に、女神イシスがサインを見せてくれることがあり、日向の地での祀りにも意味があったこと、今でもずっと見守って下さっているのが感じられて、うれしかった♪ それだけでも、この旅の意味があったと思えたのでした☆ ・・・ まだまだ次の日まで、続いたけれど。(^^)
 ちなみにNEW「アイシス」のCMは、今井美樹ちゃん。CMのテーマ「LINK-UP」は、「結合・結びつけること」という説明まで。(ちゃんちゃん)