[聖なる旅] 


聖なる旅



日向・高千穂 2009編



2009.10.24~10.25
                                
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 10月 25日
 今年の「宵まつり」は、前回以上に素晴らしかった。獅子舞も神楽も、さらにパワーアップしていた。みなさんの努力や祈りに応えて、神々さまの御力もさらに力強くなっているのでしょうね。 和龍もお祀りさせて頂いたので、またいつか訪れるときが楽しみ♪

 海を眺めながら朝食を頂いて、ホテルを出発。朝から雨が降っていた。高千穂に入る手前ぐらいで、その雨も止んでいた。またここで、「777」が登場。 龍神さまが這うような雲が、ゆっくりと現われた。

 まず最初に向かったのは、「八大之宮 八大龍王水神社」。前回みんなで高千穂に訪れたとき、この神社の名前も出ていた。すぐ近くまで来ていたけれど、ここの神様は厳しくもあるということで、人数が多かったこともあり、その日は止めておこうという話になった。その後も、妙見の宮司さんの話にも出ていたし、まだ和龍も入っていないということで、今回参拝させて頂くことにした。

 場所は、地図にも出ていたので、スムーズに見つけることが出来た。駐車場に入ると、一台だけ車が止まっていた。そのカーナンバーが「33」。(!) 

 さすが水神さまだけあって、手水舎の水も豊か。その横に、龍体をそのまま顕現しているような巨木の御神木があった。陰陽の奇根があり、かなり古い老木のようだけれど、ドクドクと脈打っているのが聴こえそうなほどの強い生命力が感じられる。この一角だけが、全く別世界のよう。
 ・・・ 写真右 そのままお顔になっていましたね。私たちを見下ろしていたみたい。

   

 その御神木に圧倒されて、しばらく佇んでいたら、後ろから来た軽トラックから声を掛けられた。
 「そこに茄子を置いてあるから、良かったら持って帰ってください。」 あらあら、それはありがとうございます♪ そう答えながら、おじさんの顔を見て、間髪入れずに聞き返してしまった。(^^) そこで、おじさんは車を止めて降りてくれた。

 この水神社の場所を調べていたところで、もう一つ近くに八大龍王神社があると知った。それによると、この岩戸永の神様が「男(雄)」で、もう一つが「女(雌)」の神様として対になっていると。(!) それなら行くべきだと感じ、調べてみたものの場所まではわからなかった。さすがの山田の父上も、その神社のことまでは知らなかった。それでも、もし行く必要があるのだったら、ここに来れば示されるはず。そう思っていた。

 それで、おじさんに尋ねてみると、まるで予想していたかのように答えてくれた。その方は、この水神社の管理をして下さっている人達の一人だった。週に一度お掃除をして清めていて、今朝ちょうど掃除をし終えたばかりだという。(まあまあ!) 通り掛ったところで、私たちの姿を見かけて、声を掛けなければと思ったとか。ここの神様は、とても力強く、多くの人たちが神気を肌で感じたり、写真に写ったりもするそうで、「あなたたちも、わかられるのではないですか?」と聞かれたりしながら、いろいろお話していた。そのお話をしているとき、また雨が降り出した。さらには、ドンドンド~ンと突然に花火の音まで響いてくるなんてことも。(!) ・・・ わかりやすく、ありがとうございます。(^^)

 二つの神社の謂れや成り立ちについても、教えて下さった。その話によると、もう一つの神社のほうは、後から祀られたもので管理も違うことから、それ以上のことは言えないけれど、あとは行ってみてから感じてみて下さいと言われた。道順も、わかりやすく紙に丁寧に書いて教えてくれた。ついでに、その後に行く予定の神社への道も、確認させてもらった。
 茄子は、その仲間の方が作って下さったもので、無くなるぐらいに持って行って下さいと、袋まで出してくれた。話は、まだまだ尽きない感じをしながら、お礼を言ってお別れした後も、また何か思い出したかのように戻って来られた。 その時に、お札とお守りがあることを教えてくれた。社務所というのはないので、言われなければわからないところにあった。それで、家でもお祀りする必要があるのだと感じ、お札とお守りも頂いて行くことに。

 改めて、御神木の巨木に御挨拶して、境内に入った。入り口は、蔦や枝がねじれて絡まっていて、ここだけアマゾン状態に。(血がさわぐ~。^^) 社殿には、八大龍王さまの名前が書かれた龍神祝詞が置かれていたので、和龍と一緒に挙げさせて頂いた。裏には、古い祠がある。ここだけは、写真を撮らないように言われた。その中にいらっしゃるのを感じたので、そこで和龍のお祀りをさせて頂くことに。

   

 最後に、祠と御神木にオメガWを撒いておいた。この10日ぐらい前に、オメガWからオメガUFO水にバージョンアップさせたばかり。v(^^)v 蘇生パワーも、情報とエネルギーの伝達も、さらにアップしていたので、それもちょうど良かったみたい。
 
 すっかり長居をしてしまったけれど、八大龍王さまたちに暖かく迎えて下さったのを感じて、うれしかった。八大龍王さまのことを、初めて意識したのは幣立神宮から。その半年後に、天河の龍泉寺で御縁を頂いた、八大龍王尊さまをお祀りするようになった。(Diary 12 柾至も幼いね~。^^) それから、長野の八ヶ岳へも。(信州編) 

 ”八大龍王は、釈迦生身の眷属で、釈迦生誕の折に、彼等が天より甘露を降らせ祝福したともいう高い神格をもつ龍神。観音菩薩の宝珠(魂)をその身に宿されて、観音と一体となり、観音菩薩の守護神となって霊山の「神々と諸仏、諸菩薩」との橋渡しの役割をされた神ともいえる。異質なもの(神と仏)との和合を願った「釈尊、聖徳太子、役行者」の共存共栄の大きな世界実現に、大きな使命をもたれている神であることが解る。”

 お参りしている間、かなり雨が降っていたにも関わらず、生い茂った木のおかげか全く濡れていなかった。(!?) 木の精霊さんたちも、ありがとうございました☆

 教えてもらった通りに行ってみると、すんなりと見つかった。・・・ 入ってきた道に出て、灯篭の立つ T字路を右に曲がり、道なりに約4kmほど進んだところ。 入り口には、「馬生木 八大之宮」の石碑があるのでわかりやすい。 
 向かいにある稲が、黄金色に輝いてみえた。鳥居の前に来たところで、金木犀の香りが漂ってきた。 周りを見渡したけれど、それらしい木はない。風の精霊さん(ゼフュロス)が、運んでくれたのかも。(うふふ) ・・・ 昔から、香りと共に存在を知らせてくれることがあり、金木犀はサインの一つとして、何度か続いたことがありました。(伊勢 奈良編

   

 足を踏み入れた時点で、柔らかい女性のエネルギーに包まれたのを感じた。鳥居をくぐって拝殿を目にして、ここは間違いなく姫神がいらっしゃると確信。力強く男性性に満ちた岩戸永の神様に対して、女性らしく麗しさも感じる姫神。 トリニティオイルのファラオとアフロディーテにも近い。

 社殿の前には、周りを囲んだ大きな井戸もある。水は、青く澄んでいてきれい♪ その水で清めて、まずはお参りをしようと拝殿の前に立ったら、また風がふわ~っと吹いて、葉っぱがパラパラと一斉に落ちてきた。たまかぜ(霊風)だ。 光も降り注いでいる。 良かった、ここでも迎えて下さっている♪ もしかしたら、待っていて下さったのかもしれない。
 同じ八大之宮と記されていはいたものの、この神社の存在を知る人はまだ少ないのでしょう。どうやら、ここにはお嫁入りをされたように来られたみたい・・・。 それで、和龍のお祀りをして、一緒に和合・融合をして頂くことにした。

   

 和龍のカードを自分で創ろうと思ったとき、まず赤と青の和龍を並べることが浮かんだ。それによって、火(赤)と水(青)で一つになると思った。その後で、裏に世界平和の祈りが掛かれた和龍を入れることにした。そうして作ったものに光をアチューンして、ヴィーナスコースと一緒に送っていた。
 その後で、和龍の裏に書く文字によって、結界が外れたり、強くなったりすることがあると聞いて、表と裏で3体の和龍を並べたカードは、ピラミッドになっていたことに気付いた。(!) ピラミッドは、エネルギーを増幅させる働きがあると共に、三位一体(トリニティ)の意味もある。昨日から続いている「3」の数字と倍数に、今回は3人だけで来るようになったこと。 そのトリニティになったカードで、火と水を使ったお祀りをしていたことも繋がった。 Zさんからも、私が感じたようにされて良いと言われていたけれど、そうして無意識でしていたこと、感じたままにしていたことにも、全て意味があったのですね。・・・ 実際にやってみてから、ようやくわかってくるという、いつものパターン。(^^)

 続いて、瀬織津姫社へ。高千穂に、瀬織津姫さまが祀られた小さな社があると、山田さんから聞いていた。ただ、その場所はわかりにくいだろうから、今度一緒に行ったときに案内すると言われていた。それでも、今回のこの流れで行くのが良いと感じたので、ここも同じくトライしようと思った。前の日の夜、山田さんに電話しようと思ったタイミングで、向こうから掛かってきた。(!) その時に道地図をFAXしてもらい、後は行ってからと思っていた。 それで、その確認も兼ねて八大龍王社の人に尋ねてみたら、さすが良くご存知で、またわかりやすく教えて頂くことに。 そのおかげで迷うことなく、すぐに見つかった。

 細道への入り口には、ちゃんと矢印のサインも出ていた。それも、まだ新しい。鳥居も、立て替えたばかりのようにピカピカ。ここから、かなり下って行くのだけれど、その道もきれいに作られ、しっかりとした手すりも出来ている。調べて出てきたものには、ボロボロの鉄階段に、持つと落ちてしまいそうなボロボロの手すりと書かれていたので、覚悟していたのにね。(^^) 確かに、階段の横は断崖だけれど、聖なる旅で鍛えられているので、むしろワクワクしていた私♪

   

 川のせせらぎが聞こえてくるところに、小さな祠が現われた。その祠も、どうやら造り直されているみたい。密やかに、鎮まっていらっしゃる瀬織津姫さまの姿が、浮かんでくるようだった。最高神であり、大きな働きをされていながら、とても慎ましく凛とされている。それでこそ、日之本の女神さま。 その存在を、ここで感じることが出来て、とても幸せな気持ちになった♪
 御挨拶のお祈りを済ませて、裏に回ってみると洞窟があった。この奥に・・・。(!) その洞窟の前で、和龍のお祀りをさせて頂いた。
 
   

 洞窟の上にも、光が注がれていた。 蔦が伸びている姿にも、女神さまらしさが感じられて素敵♪  断崖の下には、川が流れている。 ご由緒には、こう書かれていた。「・・・ 永ノ内川と岩戸川が合流した場所であり、普通より多くの瀬が折り重なっている所です。この瀬の勢いが全ての罪穢を海へと押し去って下さる、清め祓えの神として知られています。

   

  前の日に山田さんから、宮崎にある早川神社にも瀬織津姫さまが祀られていると聞いていた。ただ高千穂とは方向が反対だったので、今回はこちらに来ることにした。 そうして、水神社の前で道を教えてもらったときに、「大祓詞」にある「早川の瀬」というのは、この場所と聞いてドキッとした。

 大祓詞の後半の部分 「・・・遺る罪は在らじと祓へ給ひ清め給ふ事を 高山の末低山の末より佐久那太理に落ち多岐つ 早川の瀬に坐す瀬織津比売と言ふ神 大海原に持出でなむ。」 
 意味は、「神々が、世の中にある罪や穢れを、遠く山の上まで行って集めてきて、川の流れに流してやると、瀬織津姫が大海原の底にいる神様にまでリレーのバトンのように渡していって、根の国(あの世、黄泉の国)に送りかえしてくれますよ。罪や穢れがなくなって、この世が清くなりますよ。」 

 早川神社が表の役割をして、ここが裏としての奥の院なのかもしれない。その隠れ宮も、瀬織津姫さまの封印が解かれたことで、表に出るときがきて、新しく再建されたのではと・・・。まさに、「復活・再生」です。
 小さいながらも、きれいにお掃除やお手入れもされていて、お世話して下さっている方たちにも感謝です。 神社を出て、空を見上げたら、下から渦巻いてきたような厚い雲が現われていた。

   

 次に、荒立神社へ行くことに。その途中で行き過ぎたように感じたので、止まって道の確認。ついでに、そのお店で塩ドーナツとか買っちゃったりして。(えへへ) 昨日からいつも分岐点として戻っていたのが、「馬門」の交差点だった。この間は、その名の通りに次のゲートとしての出入り口(ポータル)になっていたようです。(^^)

 荒立神社は、前回訪れたときに、全員で正式参拝をしたところ。(Page 2) 主祭神である猿田彦命さまとアメノウズメさまが、男女和合の象徴にもなっていたので、ここでもう一度お参りしておきたかった。また、今回の旅でも、お二人の導きを感じていた。

 出発前に、正式参拝の予約をしようと電話をしたら、宮司さんが直接出られて、ここに来たときに声を掛けてと言われた。いざ来てみると、他の方たちは予約で来られていたようで、あれれ~!?という感じ。 私たちも、あまり時間の余裕がなかったので、どうしようかと思ったけれど、ちょうど次の参拝が始まるところで、その後の予約までに時間が空いていたので、そのまま待ってみることにした。
 その間に、7つの祈願をしながら、勢い良くゴンゴンゴ~ン。お茶を入れて頂いて中に入って待っていたら、思ったよりも早く終わって、私たちもして頂けることに。

   

 奥の上段に上がり、並んで座ったところで扉を閉められた。(!?) 玉串奉納まで一通りして頂き、終わったところでお話の時間に。
 前回は人数が多かったので、宮司さんとお話する時間がなかった。その時に、くにちゃんから宮司さんの話を聞いていたので、今回その機会があればと思っていた。いろいろなお話の中で、特に響いてきたのは、何をするにせよ、自分の信念を強く持って、やって行けば良い。つまりは、自分の内なる声を信じて、後のことはお任せしていれば良いということだった。それは、周船寺の龍神さまからも良く言われることで、それ以上の個人的なことや具体的なことについては、何も言われないのだった。くにちゃんが何年も前に訪れた時には、いろいろ具体的にアドバイスしてもらったそうだけれど、今回は特に何も出て来なかったみたい。それも、このまま示された道を、信じて行けば良いということなのでしょう。 Akemiちゃんには、玉串を二つ渡すように言われたらしく、その意味についてはわからないとのこと。それも同じことで、何も言われないというのは、今は何も言う必要がないということで、そのまま受け入れるだけで充分なのでしょうね。(^^)

 宮司さんが出られた後も、私たちはそのまま猿田彦さまとアメノウズメさまを前に、三人でお話していた。正面に祀られているお二人の石像は、かなり古いもので御本尊そのものという感じ。(この神社は、お二人の元宮になっている。) この時も存在感をビンビン感じていたので、すぐにはその場から出られなかったのです。(写真も撮ろうと思えば撮れたけれど、とてもカメラを向けられる感じではありませんでした。^^)

 しばらくして、そろそろ出ようと思ったとき、扉をみて気付いた。その前に参拝していた人たちのときは、いつも通りに開けられたままだったのに、私たちの時はわざわざ閉められていた。この時、昨夜の神楽の岩戸開きの扉が浮かんだ。そうだ、私たちは自分で開けるのだ・・・。次の岩戸を自分で開くために、ここに来たのだとわかった。
 そこで三人を代表して、ゆっくりと岩戸を開くように、扉を開けた。薄暗かった中(神殿)に、外から光が入ってきた。そして、一段ずつ階段を下りた。 この世に戻って来るように・・・。

   

 外は、雨が降り続いていた。境内は、清々しい神気に満ちていた。すでに和龍は奉納されていたので、お祀りはしないで、トリニティの和龍を納めて祈り、後で和龍の神社にお送りすることにした。時計を見たら、最初に予約をしようと思った時間になっていた。もし事前に予約をしていても、実際に何時になるのかわからなかったので、私たちにはそのほうが良かったのですね。 時の流れも、この世の時間とは違うところで進んでいるようだった。

 高千穂では最後として、秋元神社へ。この神社も、以前は知る人ぞ知る隠れ宮だったけれど、多くの人たちが訪れるようになり、地図にもちゃんと示されるようになったという。 私もかなり前から話は聞いていたものの、これまで訪れる機会がなかった。高千穂神社からの道が一般的のようだけれど、私たちは思うこともあって、もう一つの別ルートから行くことにした。

 その途中で、また例のゲートを通り、もう一つの橋を渡ることになった。昨日、日向へ向かうときに、高千穂まで引き返すことになった場所である雲海橋。何とこの時には、その名の通りに、雲海に包まれたようになっていた。(!)
 車から降りて眺めていると、橋の下は雲に覆われ、山の上まで広がっている。金木犀の香りも漂ってきた。振り返ると、お店の横に見事な木があり、満開の花を咲かせて豊饒のエネルギーも感じた。

   

 中に入ると、珍しい柿があった。大きく三角形に膨らんでいて、ピラミッドのようになっていた。(またまた~♪) せっかくなので、一つお土産に買っておいた。(^^) お店を出たときには、橋の周りの雲はほとんど消えていた・・・。

 再びアメノウズメちゃんのトンネルを渡った。そう、この道は日向へ行く時も通っていた。後になって、「ひむか神話街道」と呼ばれ、多くの神話や伝説に纏わる道だったことを知った。それで、昨日から何度も往復させられていたようです。(ほほほ^^) 
 この後も、雲に包まれた中を走っていた。そして、天翔大橋が出てきた。アーチ橋としては、日本一長い橋。(高さ143m) このルートを選んだのは、この橋を渡ってから入る必要があるのを感じたから。雲に覆われた橋を通りながら、2年前にサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを渡ったことを思い出した。(セドナ編 Page 17) そう、あの時も、ブリッジが次のゲートをくぐり抜けるための出入り口になっていた。

   

 色づいてきた紅葉の中を、しばらく走ったところで直売所が出てきた。店構えが可愛いので、ちょっと覗いてみることに。すると、お野菜以外にも、厚めの切り干し大根や豆類、黒米に干しシイタケなど、種類も豊富に揃っている。しかも安い! プチトマトが一袋50円だったり、ほとんどが100円ぐらい。 ここで三人共、すっかり興奮してワイワイ。
 珍しい「かちぐり」という、干した栗があったので、つい買い占めてしまった。(えへへ) ちょうど、手作り豆乳を作るために買おうと思っていた大豆や、ぜんざい用の大納言小豆もあったので、次々に買っちゃったりして。 それでなくても、御餅や茄子で重くなっていたのだけど・・・。(笑)  聖なる旅では、訪れた先で作られたもの、その土地のものを手にするというのは、現地の方たちとのエネルギー交換として、大切なことでもあるのです~♪  穴場ですので、是非お立ち寄りください。(^^)
 ・・・ 帰ってから調べてみたら、「かちぐり」というのは「勝つ」からくる縁起物で、昔からお祝い物でもあったそうでした。(イエイ!)
 
   

 そこからは、5~6分で到着。噂では、急な細い山道を上る大変な道だと聞いていたので、ここでも覚悟をしていた。途中で反対側から車も来たけれど、ちょうどスペースがあるところだったり、周りにも民家があったりして、私たちにとっては普通の山道と変わらなかった。これまで、アマゾンへ陸路で入ったり、崖っぷちギリギリを通ったり、道なき道を突っ走るという経験も、また活かされるのでした。(ほほほ)

 鳥居横にある手水舎は、溢れるように流れている。雨のおかげで、より澄み渡っているようだった。

   

 鬼門を向いているという鳥居も社殿も、新しく建て直されていた。これも最近のようで、それまではかなり古い造りで管理状態も、あまり良くなかったと聞いている。主祭神は、国常立命さま。そう、瀬織津姫さまと並ぶ最高神。この10日ほど前に、周船寺の龍神さまから、国常立命さまと瀬織津姫さまが一体になられたと伺ったばかりだった。それもあって、今回参拝させて頂こうと思っていた。それぞれの隠れ宮だった社が、同じ時期に新しく建て直されたのも象徴的ですね。

 社殿の中には、古い木版が並んで掛けられている。その両脇には、山を守っている天狗さんと、荒立神社のような感じの古い石像もあり、歴史の古さを感じる。
 
   

 御神木も、真っ直ぐに伸びて力強く、湧き水も澄んでいてきれい。この山一体が、素晴らしい神域になっている。この奥には、長い洞窟があるという。それもまた、瀬織津姫さまと同じ。 ここでも三位一体の和龍を納めて、お祈りさせて頂いた。
 最高神である二神の「再生・復活」と融合は、未来に大きな希望を抱かせて下さることになった。日本の、世界の、地球の再生に向けて、ますますお働きが活発になるのでしょう。それをこの世で現実化させるのが、人間の役目。私たち人間の一人ひとりが、その思いを受けて、現実の行動の中で出来ることをやって行くべきなのですね。 その原点に戻って、神々さまと三位一体で歩みながら・・・☆

   

 高千穂を出るときには、山の中から龍が起き上がるような雲が現われていた。その後、何体もの龍が重なるように・・・。八大龍王(難陀・跋難陀・沙伽羅・和脩吉・徳叉迦・阿那婆達多・摩那斯・優鉢羅)さま!?

   

 ブリッジのように半円を描く雲も出てきて、マチュピチュの空のよう。 再び天翔大橋を渡るときには、大きな鳥が雲の中に飛んで行った。大御神社の獅子舞にも、「天翔」の名前が入っていた。「天翔る」 大空を駆けめぐるように、私たちも大きく羽ばたいて行きましょう。

   

 高森峠を通って帰ることに。その道沿いには、金木犀の木が並んでいた。(金木犀ロードと名づけたいくらい。^^) その途中にある「阿蘇白水龍神権現」へ寄ることにした。弁財天さまと七福神さまたちに御挨拶。あのスカーフを、まだしている!(押戸石のウエサク祭) あの時だけと思っていたのにね。(ふふふ) ここも、八大龍王さまと縁があるということで、この旅の最後にお参りしておこうと思った。

 この日は、次々と若い人たちが入ってきていた。白蛇ちゃんにも御挨拶と思い、中に入ってみると前回訪れたときとは、違うものを感じた。高千穂で参拝した神社とは異なり、この社は新しく祀られたもので、この数年で大きく変化していた。外側だけをみると、全体の雰囲気から現世でのご利益祈願所のように映っている。それが、この日は顕著に見えていた。でも同時に、そこから別の働きがあるのを感じてきた。

 それが、三次元との統合だった。霊的世界の中で、神々との融合をしたとしても、この世との統合が出来なければ、現実に活かすことは出来ない。どちらの世界に偏っても、アンバランスであることには変わりはない。陰と陽があって一つになれるのだから、どちらの世界も否定は出来ない。
 豊かさや幸せを願う気持ちは、みんな同じはず。ただそこで、自分一人の幸せから、家族や愛する人たちへ、わが国から世界の人々へ、そして地球へと、意識や思いを広げて行くことが出来れば。 きっかけが何であれ、霊性に目覚め、神性へと繋がって行ければそれで良いのではと思える。それも、道の一つであるから。
 古来からあるものを敬い尊ぶと共に、新しく降ろされたものも活かして行ければと思う。この時の弁財天さまと白蛇ちゃんは、少しお疲れ気味でもあったので、和龍の中で融合し、引き続きお役目を果たして頂ければと願った。

   

 ・・・ 後で数えてみたら、今回和龍を納めたのは全部で八社になっていた。出発時に出てきた「8」の連番と、くくりの「999」は、このことを示してくれていたのでしょうね。アメンラー神とイシス女神は、エジプトとの融合として。 この旅は、エジプトでの糸結びの「くくり」でもあったようです。
 
 ひと通り終わったところで、遅めのランチ(&ディナー)タイム。途中で、いろいろ口にしていたので(^^)、三人ともそれほどお腹は空いていなかったけれど、高速に乗る前に一息入れることに。 少し引き返して、目に留まったお店に入った。看板だけで決めたけれど、店構えも素敵で、入る前に「ここは絶対良い!」と思った。入れ違いに出てきた奥さまたちが、「おいしかったわよ~。」と絶賛。 中に入ると、古民家風でありながらセンスの良い造り。また、出てきた御主人の雰囲気も。(^^) 

   

 何気に座った横には、大きく色鮮やかな「ほおずき」が吊るされていた。 たわわな実で、豊かさを感じる~♪ 食べる前から、この空間と雰囲気に満たされてしまった。 ピアノの上に、木の筒に虹色が巻いてあるものがあった。もしやと思って見てみたら、ジャ~ン! やっぱり「Made in Peru」だった。(ちゃんちゃん) 

 私たちの貸切状態だったので、御主人ともお話をしていた。蕎麦の実はもちろん、調味料から使っている食材は全て、こだわりのものを選んで作られていた。
 お蕎麦は、「きのこそば」にしてみた。いろいろな種類の茸類を、卵でとじていておいしそう~。一口目で麺のおいしさに感動し、その後は三人ともモクモクと食べていた。(ふふふ) 普段は残している汁も、きれいに飲み干してしまったというAkemiちゃん。(私も~♪) 二人のごぼう天蕎麦も、相当おいしかったらしい。

   

 単品でも、手作りの豆腐が添えられていた。それに、珍しいので「生あげ」も頼んでみたら、今まで食べたことのない食感で、また感動。後で聞いたら、地元の大豆から仕込んだという、お店の逸品だった。(目を付けた、くにちゃんエライ!) 栗ぜんざいも気になっていたところ、何とサービスとして小鉢で出して頂いた。(!) わ~うれしい♪ ・・・ 思いが通じちゃったかな。(笑) また、その栗ぜんざいもおいしくて。(^^) 小豆と一緒に花豆も入っているからか、とろ~り。
 奥さまたちが、私たちに絶賛したくなる気持ちも良くわかった。 一通り揃った「ほおずき膳」も、おいしそうです。 「そば処 ほおずき」さん、是非お立ち寄りください。(^^)

 帰りの高速道路は、工事で長い渋滞になっていた。それでも、御餅や茄子を始め、たくさんのお土産まで頂いて、心が満たされる豊かさも感じたのでした。

 くにちゃんより
 「ありがとうございましたo(^-^)o 家に帰ったら、榊が茶黒くて枯れてました! 行く場所など選択してもらったり色々ありがとうございました☆ お陰様で、色んな形の奇跡や豊かさを見せて頂きました(^O^)(^O^)  私にとっては、『色んな角度・視点から見る』もキーワードでした。書いてある色んな地図を参考にしながら、それだけに頼らず、看板を見たり。。。道や地図を全く知らないので、未知の事でしたが、ちょっとは役に立ってたらいいなと思いました☆ ナスのおじちゃんにも、感謝です☆」

 ヴィーナスメンバーでもあるくにちゃんは、三度続けてRAINBOW TOUR にも参加していて、この旅では三人だけということもあって、宮崎のガイドブックを持ってきたり、最初から積極的に関わってくれていた。旅の間も、助手席で地図を片手にナビしてくれたり。 今の流れにも乗っていて、10月1日には突然パソコンが壊れ(!)、ようやく復活したところで、出発の二日前になって今度はキーボードが壊れることに。 何ともわかりやすいこと。(うふふ) 
 ペルーからセドナの旅、「13日間のイニシエーション」も受けていたAkemiちゃんは、普段は車に乗っているものの、高速道路を自分で運転したのは過去1回だけということで、最初は自信がないと言っていた。それが長い距離にも関わらず、何の問題もなく、最後までスムーズに運転してくれていた。
 初めて訪れる場所もあって、行ってみないとわからない状態でしたが、予定していた場所は全て周ることが出来て、予想を上回る状況で、やるべきことはをやれたと思っている。 それも、それぞれが責任を持って、自分の役割を果たしたからこそ完遂した旅でしたね。もちろん、最後まで導いてくれた多くの高次の存在たちも・・・。 まさに、「三位一体」を示す旅でもありました。
 わずか二日間の旅だけれど、濃密で意味の深いものになっていたのを、今また感じています。(それで、レポートを書くのも時間が掛かっちゃいました~^^;) 今年の「天の月」のくくりも、ここで完了です☆