[聖なる旅] 


聖なる旅 



秋分の伊勢・熱田 編


2008.9.22〜9.24
                                
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 9月24日
 昨夜ふと目が覚めて、時計をみたら 「2:22」なり。(!) しばらく、いろいろなことが浮かんでいた・・・。6時過ぎにゆっくり起きて、ホテルをチェックアウト。名鉄線にて神宮前駅まで。ロッカーに荷物を預けて、熱田神宮へ。そう、最後の目的地は熱田神宮なのでした。(^^)  境内へと歩く途中で、あるお店の看板が目に留まっていた。・・・ふむふむ。

 東門から入ることに。伊勢神宮に次ぐ権威のある神宮とされているだけあって、境内も広い。まずは、詰所で案内マップを手に入れた。それによると、神苑の樹木には、楠の巨木が多く、樹齢1000年前後のものも数本あるという。またこの境内は、古来より不老・不死の理想郷である蓬莱の一つとして尊ばれていたとも。・・・まあ、素敵♪(^^)


 二つ目の鳥居にきたところで、ニワトリさんが! それも、鳥居の真ん前に一羽だけいる。まるで待っていたかのように・・・。今度は、白にうっすら金色の羽。伊勢神宮に続いているので、何の意味があるのかと思ったら、「夜明けを知らせる象徴」だということ。 お〜なるほど! やはり、そうなのですね。秋分の日を境に、夜が明けた。わかりやすく示して頂いて、ありがとうございます☆ ・・・ニワトリさんも、ご協力ありがとう♪
 
 手水舎のすぐ横に、立派な楠があった。それが、弘法大師がお手植えされた「大楠」だった。とても一枚の写真には入りきらないほど大きい。見事な枝ぶりで、さすがお大師さま。いつもありがとうございます。感謝の光を送りながら、しばらく惚れ惚れと眺めていた。


 本宮の前へ。ご祭神の熱田大神は、草薙神剣の御霊代(神霊)として、天照大神とされている。また創建の経緯から、ヤマトタケルとも深い関係がある。・・・ヤマトタケルといえば、4月にご招待で観せて頂いたスーパー歌舞伎。(ブログにて) 事前に予習させてくれていたのね。(^^)


 熱田神宮は、「数霊」シリーズの著書で、重要な神宮として度々出ていたので気になっていた。いつかきっと、最善の時期に呼んでもらえるのではと思い、お任せして待つことにしていた。それが、この日になったのですね。昨日名古屋に入る前に、「日之本開闢」も読み終えることになり、その最後の話の中に「アメノムラクモの剣(草薙神剣)」のことも書かれていた。そこで、出発前日に見せて頂いた龍神さまの雲を思い出した。(Diary162) 手に持っていた剣、それがもしかして草薙神剣!?
 剣は、柾至と同じくミカエルの剣を授けてもらったことがある。それは、真実を見極める剣として。では、この剣はどういう意味があるのだろうと思った。草薙剣は、神話によると八岐大蛇から出てきたもので、スサノオさまからアマテラスさま、そして天孫降臨の際にニニギノミコトさまへと手渡され、伊勢神宮にてヤマトタケルさまの元へ。 ・・・それで、伊勢神宮の後に熱田でお参りすることになったようです。(!)

 本宮でお祈りしているときに、その剣をどう活かして行くかが浮かんできた。著書にも書かれていたように、自分の身を清めて守護しておいて、同じ目的として周りの人たちにも使っていく。 そして、天孫降臨のように光を降ろして、神と人を繋いでいく。

 菊理姫さまから「龍の心」として(一部要約)、
 龍の心は親心。人々に与えられる天の恵み、それこそが龍の御心。人々を護り育てるという。育つこと、玉し霊の成長こそが龍の御心に叶ったことである。そして、龍は神々の手となり足となって働くことの使命を決して忘れない。つまり頂点には立たないということ。その上には神々がいるのですから。・・・ 
 
 読んでいる時に、自分の名前の使命を思い出していた。「大切な人々を守り、日本の為に働きたい」 そしてそれが「地球を蘇生する」に繋がっていく。そのために、今日からまた生まれ変わった気持ちで、出来ることをやっていく。・・・

 前日のセミナーが終わってから、深田さんに熱田神宮でのポイントを教えてもらっていた。その一つとして、本宮の右脇から奥へと入った先にある、清水社へ。その名の通り、水が湧き出ていて、水の女神さまが祀られていた。この水は2000年もの間、湧き続けているそうで、目や肌を洗うときれいになると言われているそうだ。雰囲気は、明治神宮の清正井に似ている。脇には、お守りしている立派な楠も。そこで、持っていたHWを少し流して、光を送りながら地球の蘇生のためのお祈りをした。


 水のあるところは落ち着く。石の上にしばらく座って過ごしていた。 これも後でわかったこと・・・ここは楊貴妃のお墓と言い伝えられている場所だった。(!) 熱田神宮の女神の化身が楊貴妃であったということで、中央にあった石がそのお墓とされていて、柄杓で水を掛ければ美人になるという話まで。(あら!) 残念ながら、その石に水は掛けなかったけれど、光を送っていたし、アポロちゃんで転写したマイリンゲルのHWを流していたので、少しは良いかしらん。(笑) ここに来れただけでも良しとしましょう。(うふふ) 楊貴妃さまも、ありがとうございます♪


 その道沿いにあった、御田神社と龍神社にも御挨拶。(どこも神気が降り注いでますね〜) 授与所を覗いてみたら、面白いお守りがあった。「男守」は、知恵と力と勇気を持つ「ますらお」にあやかった御利益があるとされ、「女守」は、やさしさと輝きと真心を持つ「なでしこ」にあやかった御利益があるとのこと。それぞれに、龍と白鳥のような絵も。他にないような珍しいものだったので、柾至とKちゃんにペアで買うことにした。 & ついでに私にも女守を♪ (えへへ) ・・・今こうしてみると、女守の絵は楊貴妃みたいにも見えたりして。(うふふ)


 花が咲いても実のならない「ならずの梅」などもあり。大幸田神社(稲の神)では、おいしいお米(コスモW栽培よ〜)との縁を感謝し、登録文化財の明治天皇が御臨幸された龍影閣に又兵衛を観て周り、南神池のほとりにある休憩所へ。


 テラスに座って、ひと息ついた。ここにもアイリスの花が咲くみたい。(^^) 亀のような形をした石が目立ち、ピンク色の花を咲かせたところには、光が降り注いでいた。周囲全体も、優しい光に包まれてキラキラ〜☆ ・・・熱田の女神さまの光のよう。


 静かで穏やかな時間が流れている。この満ち足りた感じが良いなあ。(しあわせ〜♪) 名古屋最古の石橋である二十五丁橋に佐久間燈籠。ここにも光が・・・。「光を照らす」 は〜い頑張りま〜す。(^^) 


 徹社を過ぎて、正門の鳥居横から入ったところに、別宮の八剣宮がある。ここにも神剣が祀られているという。熱田大神に改めてお祈りしていたら、また白い布が風でユラ〜っと靡いた。

 境内の中央には、上知我麻神社。ご祭神は、本宮相殿に祀る宮簀媛命の父君である乎止與命さま。それに大国主命さまと事代主命さまが、大黒さま・恵比寿さまとして祀られていた。(!) そう、ここでも御二方が揃って登場なのでした♪ ・・・ありがとうございます。(^^)


 その後、正門の鳥居をくぐって入り直した。正面から右にある日割御子神社から、孫若御子神社へ。ここに「日之本開闢」でお馴染みのニギハヤヒ尊さま(=アマテラスさまとして)が祀られている。御挨拶した後で、しばらく社の正面前に座った。ここで、熱田神宮に呼んで頂いたことへの感謝と、お参り出来た歓びを感じていた。そして、これからのことも・・・。

 シナイ山で朝日を迎えた春分の日から、ちょうど半年後。(エジプト編 Page4) 半年とは思えないくらいに、この間に今までなかったような変化が、凝縮して起こっていた。そして、その区切りとして、秋分を迎えた朝にたくさんの光を浴びながら、伊勢神宮で過ごすことが出来た。その後、81の光のマントラを授かり、この蓬莱島ともいわれる熱田神宮へ。龍神さまが降ろしてくれた剣と共に。
 ・・・蓬莱島とは、遠くからは雲に見え、近づくと海の下になり、着いたと思うと風が吹いて遠ざかってしまうという、不老不死の仙人が住む島で、金銀で作られた宮殿があるともいわれている。
 
 弥山に続いて、一人で来るようにと言われた意味も良くわかった。おかげさまで、この三日間じっくりと自分の内面と向き合いながら、これからの進み方も考えることが出来たから。

 自分はどう生き、何をするか。成した分だけ自分色の風を吹かすことができる。旋風を巻き起こすということも、その人が吹かせた自分色の風なのだ。
 風の色とは、自分次第で何色にも変化させることができる自分色だった。・・・


 私は、虹色の風を吹かせたい。どんな状況でも、また誰に対しても、それぞれに合わせた風を吹かせることが出来るように。みんなが光り輝くために、母なる地球が輝くために・・・☆

 「龍眼」とは・・・
 世の流れ、人の流れを見抜くこと、そこにある気の流れを感じろということ。そうすれば次に何が起こり、自分はどうすべきかも必然的に読めてくる。それが判らないと、いくら自分色の風を吹かせても風下まで吹いて行かない。努力はしているのだが人々の心に響かない。・・・

 「ブッダの目」「ホルスの眼」と同様に、龍眼も磨いていきます。(^^)

 熱田神宮でも、ゆっくりと3時間ぐらい過ごした。ちょうどお昼前ぐらいになったので、目に付いていたお店に入ることに。そのお店は、「ひつまぶし」の専門店になっているみたい。名古屋名物なのは知っていたけれど、今の私の身体にうなぎは重いかな〜と思っていたら、神宮に入る前に止められたのです。そのお店の名前が、「辨天(べんてん)」(!) 「聖なる栄養に変換させるので、食べて行きなさい。」というお言葉に応じることに。(^^)

 それ以上は何も考えず素直に入ったら、創業70余年以上で一つ一つ吟味した材料を使っている、こだわりのお店だった。(好きだわ〜、そういうお店。^^) 
 開店直前だったので一番乗りで、しばらく貸切状態。注文してから活きうなぎを割くので、少し時間が掛かるとのこと。(時間はたっぷりあるから、大丈夫よ〜) その間に、うなぎの骨せんべいをポリポリ。昆布だしで煮込んでいるので、臭みもなし。
 「ひつまぶし」の食べ方の説明もあった。うなぎを盛られたおひつを4分の1に分け、1杯目はそのまま。2杯目は本生のわさびと一緒に。3杯目は薬味のねぎや海苔も乗せて、吸い茶(昆布とほうじ茶のだし)をかけて、お茶漬けとして。4杯目はお好みで。・・・となっていた。ほう〜、何だか楽しそう♪
 うなぎ自体、食べるのは数年振りぐらいだったので、何もかも新鮮。外はパリっと香ばしく、中は柔らかい。それに、継ぎ足しの秘伝のタレがからんでいる。わさびも本生なので、香りも良い。一番のお気に入りは、やはりお茶漬け。吸い茶にタレも溶け出して、全てが一つに融合した感じ。(うふっ) それに、携帯用のSTSのだしマックスも加えたので、もう言うことなし。(えへへ) 
 おかげさまで、心も身体も満たされました。・・・聖なる旅では、いつも食べ物のことまでお世話して下さって感謝です。弁財天さまも、ありがとうございま〜す。

 名古屋空港へと移動。空港でも、時間はまだタップリ。何て今回は、余裕のある旅なのだ〜。乗り継ぎはいろいろあったけれど、いつもピッタリの時間で無駄がなく、そのおかげで現地では、ゆ〜っくり時間を掛けて過ごすことが出来ている。・・・聖なる旅はこうでなくっちゃ。v(^^)v

 お約束の赤福や虎屋のういろう、えびせんべいなども買って、イチジクソフトを食べながら、出発までの〜んびり。旅に出たら、その土地のものを頂いて帰る。それが、その土地へ迎えて頂いたことへの感謝にもなる。・・・これも聖なる旅でのお決まりのようになっている。その昔、ペルーのクイチからも言われていた。こうして訪れてくれるだけで、この土地の人たちに還元することになるから、感謝していると。だから旅先では、お金を使うことも感謝の表現の一つとして、あまり惜しまないようにしているのです。(^^)

 名古屋は、乗り継ぎの玄関口として何度か利用していたけれど(去年のRAINBOW TOURも!)、今回ようやく足を踏み入れることになり、充実した旅をすることが出来た。何から何まで感謝ですね。 お家に帰ったら、この数日間に社会的にも大きな変化が起こっていたことを知った。(政権交代に王監督の辞任、小戸の事件の犯人判明まで) 
 翌日は続いて、太宰府天満宮の大祭でお参りし、その翌日からRAINBOW TOURのエジプトプランに、具体的に取り掛かることになった。統合した光と共に、これからも虹色の風を吹かせていきます☆