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聖なる旅 



2010 伊勢・熱田 編



2010.3.19〜3.21

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 3月 20日(PART 2)
 脇に自転車を止めて、内宮前のバス乗り場へ。窓口が開いたところで、CANバスの一日フリーパスをゲット。しばらくして、お隣の観光案内も開いたので、地図だけもらっておいた。予定通りに始発のバスに乗って、二見ヶ浦へGO−! 

 お山の上には、いつもの安土桃山城も登場。屋根が金色にピカピカ光って、龍ファミリーのシャチホコもピン。シーパラダイスに着いて入ると、水槽の前に人だかり。なんだ、なんだ〜!?と思いきや、トド達が水槽の外に出ているよ〜。わお〜っ。ちょうどイベントタイムに出くわしたみたい。ラッキー♪

 目の前でみると、とにかく大きい。すぐ近くに来て、お口を大きく開けたときは、思わず圧倒されちゃった。(^^) 温厚な性質みたいで、みなさんも触らせてもらったりして楽しんでいた♪  ・・・ シャチホコのポースになってますね〜。どうやら、それが見せたかったみたい。(うふふ)

   

 海に出ると、キラキラ光っている。赤い龍宮門を通り、まずは龍宮社へ。お祀りされているのは、八大龍王王神。海の守護神であり、龍宮に棲む龍神といわれる綿津見(&豊玉姫さまの父神)。 石碑には、「七面大天女王神」の名前も。もしかして、女神さまも。(!?) お社の前には、その神の使いである一対の龍神像。その横にある絵にも、目が留まった。

   

 龍宮橋を渡り、夫婦岩の前へ。カエルさんに、撫で撫でして御挨拶。(お久し振りね♪) 夫婦岩は、海中に鎮まる猿田彦大神縁りの霊石と伝えられる「興玉神石」と、日の大神を拝する鳥居になっている。夏至の前後には、中央から日の出が昇り、天気が良ければ、その背後に霊峰富士を仰ぐことが出来るという。
 日の神皇居の遥拝所から、「和」の光を送りながらお祈り。糸島の二見ヶ浦と対になっていることを意識して、二つが一つに結ばれますように。世界が和合されますように。その結びとくくりのために、これからも私に出来ることがあればさせて頂きます☆

   

 興玉神社の本殿へ。猿田彦大神は、興玉の大神として、魂を導き甦らせる御神威により、「甦りの神」と称されている。改めて猿田彦大神さまに、地球の再生と復活への祈りを。 満願蛙のところでは、猿田彦大神のお使いであるカエルさんに水を掛けながら、ペルーの旅に参加する人たちのことを祈った。それぞれが最善の元に目的を果たして、自分たちのところへと無事カエルことが出来ますように。

   

 天の岩屋には、豊受大神でもある宇迦御魂大神。日の出に対して日の入(隠れられた処)、天照大神と豊受大神という関係が伝えられている。その横には、アメノウズメちゃん。(^^) 近づいて良くみると、その奥は深い洞窟のようになっていた。

   

 再び夫婦岩の前へ戻って、しばらく眺めていた。今回は入ったときから、後ろにある石が気になっていた。その後で、説明書きを見つけた。それによると、古来より烏帽子岩とされていたが、御神威によるものか、近年になって蛙の形になってきたという。それで、神様のお使いとして蛙岩(親子蛙)と名づけられていた。ほ〜っ、それで。
 三羽の鳥が止まっていた岩は、横顔のようにもみえる。(右向き) そこで、ティティカカ湖の岩のことが浮かんできた。あの岩も、「GOOD LUCK」のカエル岩になっていた。(2005ペルー編 Page14) 左向きで口が開いているし、二つが狛犬のように「阿吽」の対になっている。 ・・・ やはり、ティティカカ湖とも繋がっていたのだ。(!)

   

 かなりゆっくり周ったつもりなのに、予定していた時間より早いバスに乗れることになった。やったね! 内宮で降りて、再び自転車でGO−。 外宮への道は、御本木通りを通ることにした。これが正解! 御幸通りだったら、外宮へは昇りになるけれど、こちらは途中から下りになった。またまたやったね! おかげで、るんるん走れる〜♪

 ここでランチタイム。地図で確認しながら、目的のお店へ。迷わずスムーズに到着。12時を回ったところで、時間もちょうど良かった。このお店には、伊勢海老が丸ごと一匹入った雑炊があるのだ。カウンターに座ったので、目の前で作っているのを見ていた。食べやすく半分に切られた伊勢海老は、出し汁にも味が浸みている。アツアツの鉄鍋で卵もふんわりとじられて、優しいお味でおいし〜い♪ 私はかなり猫舌なので、ゆ〜っくり時間を掛けて頂いた。かなりの満足度。これで、何と920円なり〜! 「炉端焼き あじっこ伊勢」さん。伊勢市駅からは、自転車で10分〜15分ぐらいの距離で、細い路地に入ったところにある。これも、今回自転車を借りたから来れたのよね。(イエイ)

   

 さ〜て、充電したところで、いよいよ外宮に入りましょう〜。