[聖なる旅]


聖なる旅 



2010 伊勢・熱田 編



2010.3.19〜3.21

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 3月 19日
 朝から雲ひとつない快晴での出発。空港までの道は、少し渋滞していたものの予定通りに到着。その手前で、山田の父上から電話が入った。「和」の奉納をしたいからとのお誘い。みんな考えることは同じなのね。(ふふふ) 今日は御一緒出来ないけど、私も熱田と伊勢で光を入れてきま〜す。
 検査場の前で、大きな大黒さまを発見! 博多山笠だった。太陽の光を浴びて、満面の笑みを浮かべながら、小槌を振り振りしている〜♪ (^^)  これが、この旅のサインと象徴になっていた。
 そして、もう一つ。今日のカードは、ジャ〜ン! ソウルカードでもある「魔術師」になっていた。(イエイ!)

 Friday, March 19
 The Magician Alchemy. Creation. Beginning. Mastery of the four elements of fire, earth, air and water. The Magician is the Master Creator of the Tarot with his ability to forge a new path with seeming effortlessness. The magic of the Magician is that he uses all the tools in his possession to create what he wants and the elements bend to his will. With the universal symbol of infinity over his head the Magician's power is endless.
 

 ついでにホロスコープでは・・・
 You will likely be spending time with spiritual advisors, or with others who share your religious or metaphysical interests today. You have a chance to learn something that puts new energy and enthusiasm into your pursuit of the world's great mysteries.  

 どっちも良い感じですね〜♪ そう、真の魔術師は、自然界の4つのエレメントを動かしてマジックを起こす。アルケミイ(錬金術)の無限のパワーで創造への道を、どんどん進んじゃおう〜。

   

 機内は新しい機種で、横一列も後ろも空いていたので、ゆったり。機内誌をめくっていたら、桂浜の龍馬ちゃんがド〜ン! 早速、登場しちゃった。(うふふ) 近づいてきたところで外を眺めてみると、龍の背のような山々。確か前にも目にしていた。高野山や八剣山のある紀伊山地だ。感謝を込めて、お空の上から光を送った。 しばらくして高度を下げたところで、雲の下がうっすら虹色に見えていた。

   

 名古屋空港に到着。今回は、熱田神宮からスタート。 良いタイミングで特急に乗れたので早く着いた。駅のコインロッカーで、荷物と上着も預けてスタンバイ完了。まずは、ランチタイムにしましょう。お待ちかね、お約束の「辨天(べんてん)」へ。

 おっ、前回と同じテーブルになったよ。(ふふふ) 今日は、半分の量の「半まぶしと刺身セット」にしてみた。小鉢には、白魚ちゃん。お刺身も新鮮。鰻は、外はパリパリと香ばしく、中はふっくら。吸い汁を入れてのお茶漬けもおいしい♪ 
 鰻を口にするのは前回以来になるけど、今日もおいしく頂きました〜。普段は食べ慣れないものでも、旅をしている時は出来るだけ、その地のものを感謝して頂く。それが、その土地や関わる人たちとのエネルギー交換にもなるから。

 では、ゆっくり参拝させて頂きましょう。不老不死の蓬莱島といわれる境内の森。(神宮内の詳細は、前回のレポートで) 春を迎えて、爽やかで気持ちが良〜い。 「和」の光を送りながら、一歩ずつ踏みしめるように歩く。 東門から入り、まずは正門への道に向かった。

   

 小さな橋を渡り、摂社も一つ一つ御挨拶。楠之御前社には、イザナギイザナミさま。南新宮社のスサノオ神は、Zさんに「和」を描かせた神様の御一人でもあるので、改めて感謝のお祈り。 この「和」の光が広がりますように、私も出来ることをさせて頂きます☆

   

 孫若御子神社のニギハヤヒ尊さまは、アマテラスさまの男神。あの時も感じたけれど、この隠れた一画は、また違う雰囲気が漂っている。
 正門をくぐって、別宮の八剣宮へ。ここで、機内から八剣山を眺めていたことを思い出し、八つの剣がグルグルと回転するイメージが浮かんでいた。 上知我麻神社には、主祭神の他に大黒さまと恵比寿さま。(写真右) いつもありがとうございま〜す。

   

 この境内の中央にある椿は、淡いピンク色でかわいい。樹齢300年の太郎庵椿は、白い清らかな花。 ・・・ その後も至るところで、椿の花が迎えてくれることになった。

   

 再び正門をくぐって橋を渡り、佐久間燈篭、二十五丁橋のある南神池へ。光が射しこんで、キラキラ輝いている。

   

 二対並んだ亀石さんも、こんにちは。池に映し出された太陽が、月のように見えていて幻想的。その動きに目を奪われて、しばらく眺めていた。何かを伝えようとしている・・・。 その意味は、旅の最後にわかることに。

   

 手水舎前の鳥居に来たところで、木陰にいるニワトリさんを発見! そういえば、前回もこの鳥居の前で一羽だけ現われていたね。今日は、仲良く二羽いるよ。 番(つがい)のように・・・♪(うふふ) 鳥居をくぐったら、強い風が吹いて葉っぱが一斉に舞った。そして、大きな鳥が目の前を横切った。(!) 
 弘法大師の大楠さんにも御挨拶。相変わらず、枝ぶりが素晴らしい。
 
   

 本宮の前へ。建築中だった授与所も、立派に完成している。 お宮参りの家族連れの姿もあって、温かい雰囲気に♪

   

 アメノムラクモの剣(草薙神剣)の神霊である、熱田大神さまにも「和」の光を送った。すでに「和龍」は奉納されているけれど、こうして祈ることで、新しい光が加わり、さらに「和」の光が強くなっていく。それは、この後に行く伊勢も同じ。神々さまも、私たち人間が真摯に祈ることで力が増していき、御力を発揮してくれるようになる。 それが三位一体の働き。
 
 参拝が終わったところで、何やら音が聴こえてきた。周りを見渡したら、すぐ隣にある祈祷殿で結婚式が始まろうとしていた。(!) 白無垢姿の花嫁さんと花婿さんが、今まさに入ろうとするところ。 まあまあ、何と言うラッキーなタイミング。 せっかくなので、見学させてもらいましょう♪
 しちりきが奏でられ、祝詞が挙上されて、結婚の儀が執り行われた。思わず胸がいっぱいになって、ウルウルしてしまったり。(ほほほ) これまでも、あちこちの境内で何度か目にしていたけれど、儀式まで見れたのは初めて。 めでたい、めでたい♪ ・・・ 神社で花嫁姿に会うと、幸運のサインと言われています。v(^^)v

 お祝いのお裾分けをしてもらって、幸せな気持ちで神楽殿のほうへ。ここもすっかり改装されていてピカピカ。すると、そのすぐ横にある斎館から、何と白無垢姿が! またまた御一行さまが出てくるところだった。(お〜) 枝垂れ桜の木の下で、また絵になること。 さっきは三々九度まで観てから出てきたのだけど、このタイミングの見事さといったら。(!)
 
   

 おめでた続きで、どうにかなりそう。(笑) 大きな桜の木も、満開でお見事♪ るんるん気分で、その奥へ。龍神社を過ぎて、水の女神さまの清水社。今日は、明るく輝いている。前回来たときは、一番奥にあることもあって、少し暗い感じがしたのだけど。

 御挨拶してから、その裏に行くと・・・。 椿の花びらが浮かんでいて、美しく彩られている。清水社といい、ガラッと雰囲気が変わっている。 あの時は帰ってから、楊貴妃のお墓と伝えられていたことを知った。熱田の女神さまの化身でもあるので、改めてお参りして例の石にも水を掛けることに。
 柄杓はあるものの届く位置ではないので、石壁を掴んで伝い歩き。掴み損ねると、水の中にドボンしちゃいそうだけど、谷底アセンションのカセドラルロックのことを思えば、何てことはないのだ。(笑)  やさしく数杯掛けて完了&満足。(えへへ) 

   

 戻る道は、光に溢れていた。お参りをする前よりも、さらに明るく輝いて。 何もかも、前回とは違っている。あの時も天気は、すごく良かったのだけど、そんな問題ではなくて、生まれ変わったように、確実に光が強くなっているのが感じられた。改装された熱田神宮のように、この1年半で私自身も変わった ・・・。 そう素直に感じられた。

   

 本宮の前に戻ると、2組目の式が始まっていて、最初の組は写真撮影をしていた。改めて、おめでとうございま〜す♪ ゆ〜っくり回ったつもりでも、一時間半ぐらいだった。(前回は、3時間掛かったようだけど。^^) まだまだ予定していたよりも時間があったので、駅ビルに入ってみた。マクロ系のお店で、ヘルシー弁当を見つけて夕食用にゲット。他にも、地元手作りの出店もあって、桜餅や黒ゴマのおはぎがおいしそう〜&安い♪ ということで、旅の間のおやつとして買っちゃた。(へへへ) 

 名鉄に乗って名古屋まで。そこから近鉄線に乗り換えて伊勢へ入った。その手前で、例の「777」の大きな看板も出てきたよ。(ふふふ) ちょうど予定していた午後6時過ぎに着いて、今夜のお宿へ。 明日に備えて、ゆっくり休んでおきましょう〜☆