[聖なる旅]





聖なる旅


出雲編

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2002.4.21〜22

4月 21日
 前日の夜から、またフェリーで松山へと向かった。5時に港に着き、夜が明けて行く中をバスとローカル汽車に乗って今治へ。そこから兄と合流して、Kさんの家に集まった。10数人は来ていた。車4台で出雲へと向かう。
 2週間前の鳴門・剣山から、すぐに出雲へと繋がった。帰った翌日、兄が久しぶりにKさんに電話した時に、この出雲行きの話を聞いた。そのKさんと兄は、去年偶然に龍村監督の神事に立ち会った天河から帰った後、近くで行われたガイアの上映会で知り合っていた。その後、一緒に出雲へ行こうと誘われ、11月の大祭のときに行く予定になっていた。私も出雲へはいつか行こうと思っていたので、一緒に行きたかったが、そのとき私はM.Sさんたちと高千穂・幣立へと行くことになっていた。それが二人とも直前に用事が出来てしまい、出雲行きはキャンセルになった。私は当時のDiaryにも書いていたように、去年の冬に東京の方たちと出雲へ行くつもりで、切符まで予約していた。それが直前になって、私には別の機会が用意されているとのメッセージを受け取り、急遽キャンセルした。そして、幣立へと行くことになったのだった。私は今回もこの流れを信頼した。このすぐ後、5月には剣山でのイベントもあるという。しかも、悲願寺でメモをしたUさんの名前まで出てきた。そして、その人と兄はガイアの時に、すでに会っていたこともわかった。「早速、繋がったよ。」と兄。これだけお膳立てをして頂いたなら、もう行くしかないでしょう。v(^^)v 前の週、兄は六甲へ行くことになり、私はAikaさんと半田先生から、たくさんのエネルギーを受け取っていた。(本当にノンストップだわ〜)

  しまなみハイウエイを通り、瀬戸内海大橋を渡って行く。この日は、朝から雨が降っていた。(また、準備してくれているみたい) 新緑が目に鮮やか。ログハウスの可愛いお店でランチタイム。そこで一緒のテーブルになったのが、UさんとMさん。Mさんは、四国八十八ヶ所を今までに4回も周っている人。Uさんは年配の方で、とても上品で感じのいい女性だった。兄が持っていた写真を見せると、「半田先生が写ってる!」とUさん。何と何と、Uさんはもう何年も前から半田先生のことを知っていて、この水を使って波動タオルを作っているのだった。いきなり、びっくり!でもこれもまだ序章のうち・・・。

 私たちは出雲に行くことぐらいしか知らなくて、全部お任せして付いて行っていたが、この日は金屋子神社で神事をすることになっていた。私はこの時初めて知ったのだが、出雲では鉄の神話から厚く信仰されている神社だった。「生き物に生命をよみがえらせたり、田畑の作物を豊かにみのらせるためには、水は最も大切なものの一つ・・・」村人たちの雨乞いを聞き届けてくれた金屋子神は、このように言っていたそうだ。到着したとき、雨はほとんど上がっていた。ここで、さらに何人かの人たちと合流して正式参拝をした。終わって拝殿から出ると、雲の中から太陽が顔を出し始めて、瞬く間に青空が広がって行った。(写真・左) 

神社の方たちが、お茶と名物の”ひだまんじゅう”(焼き立てでおいしかった〜)を用意してくれて、みんなで頂いた。一緒に行った中に笛を吹く人がいて、境内で吹いていた。誰かが彼のことを、笛吹童子と呼んだ(笑)。その笛の音を聞きながら、境内を歩いていた。大きな桜の木の花びらが、風に吹かれて舞っていた。

参拝の後

 しばらくして、鐘の儀式をするからと、もう一度拝殿に集まった。Kさん他数名が、お皿のような形の鐘を並べ、鳴らし始めた。きれいな鐘の音が響き渡る。その鐘の音と一緒に、私も祈った。すると、上に吊るしていた大きな提灯が揺れるぐらいの強い風が入ってきた。「あっ、来た!」。すかさずカメラを出してシャッターを押した。ちゃんと神様に通じていた。終わってからKさんたちに写真を見せて、そのことを伝えると、感激して泣いていた。その鐘とも運命的に出会えたのだという。私も一緒に参加出来たことに感謝した。


 神社を出る前に、すぐ下にある資料館に入った。みんなが入っている間、私と兄は受付の人から、地図を見せてもらって道を教えてもらっていた。その係りの女性も、すごく感じの良い方で、私たちにコーヒーまで出してくれて丁寧に教えてくれた。そこに、一緒に来ていた内の二人も座って待っていた。兄とは前に一度会っていたそうだ。

三人の話を聞いていたら、男性の方(M.Kさん)から「妹さんもすごいですね。そっちからエネルギーがどんどん来る。」と言われた。M.Kさんは、ほとんど目が見えないのだが、光りやエネルギーは敏感に感じるのだという。一人では歩けないために、パートナーのJさんといつも一緒にいる。それでいて、話すと明るくて楽しい人だった。握手を求められたので、両手でM.Kさんの手を包んだら、掌の中心にエネルギーが入ってくるのを感じられたようだった。M.Kさんの手も大きくて、柔らかく、温かい手をしていた。松山であんまとマッサージの治療院をされているそうだ。きっと気持ちいいだろうなあ〜。頂いた名刺には虹の絵が描かれていた。(^^)

 私たちが泊まったところは、まだ新しいみたいで、広々として木の香りがしていい感じのところだった。 早速、温泉に入ってひと息。夕食は、みんなで大広間で頂いた。次から次へとたくさん出てきて、また食べすぎ〜♪ 私の隣は、さっきのM.Kさんたち。いろいろお話していたら、「最近、水が気になって・・・」とM.Kさん (!?) 持病があるので、水の大切さを特に感じるとのこと。テレビで大分の水がいいと聞いたので注文したのに、まだ全然送って来ないとも・・・。その水のことは、長野のセミナーでも話に出ていた。ちゃんと教えてあげたほうが良いのかなと一瞬考えてしまった。私にこんな話をするのも偶然ではないのは、わかっている。そのために、昼間も一緒になって話をすることになったのだと思う。でも、何て話してあげたらいいのかな。ハーモニーウオーターは、飲めばわかるんだけどな。特に、エネルギーに敏感な彼なら、いろいろ説明するよりも実際に飲めば、その違いと良さがわかるはず・・・。半田先生に会えば、もっとわかるだろうな。きっと、目の前に立っただけで感じると思う。後で、持って来ていたハーモニーウオーターのお水を分けてあげた。(いつも持ち歩いてます ^^) M.Kさんは低い霊的なエネルギーの影響も受け易く、そのエネルギーはいつも右後頭部から来るそうだ。それが今日は、頭の上からビリビリ強いエネルギーがずっと入っていて、こんなのは初めてだと言われていた。

 みんなで自己紹介していると、Mのつく名前の人が多くて、他の人たちまで「似たような名前が多いわね。」と気づくくらい。中には修験者の人もいて、そのYさんからは明日出雲大社に行くことには意味があるとのお話。偶然ではない必然のことが前日に起こったようだった。興味深いお話をいろいろ聞かせて頂いた。その後も、各お部屋で座談会。Uさんとは一緒のお部屋。そこで波動タオルを頂いた。それが、またきれいな虹色のタオルだったのだ! 

出来る限り自然に近い作り方をして、染料も優しいものを選び、その上でハーモニーウオーターを使って無害化して波動を高め、さらに足立幸子さんのプレートからも波動転写するなど、とことんこだわった癒しのタオルだった。虹のイメージをした宇宙のアートのカードも添えられている。その裏には、「人のいのちの はじまりから旅立ちまでを やさしくやさしく包みます  今ここへの感謝をこめて・・・」とのメッセージも。ある気功師の人からは、このタオルから光りが出ていると言われ、またある人からは十字架が立っているとも言われたそうだ。それもわかる気がする。私はこのタオルを手にしたとき、暖かく柔らかい光りを感じて、手の中に包み込みたくなったのだ。そのタオルの名前が「にじのひかり」(!)  もう、参りました〜。いや、まだまだこれだけでは終わらなかった。何と何と、この時Uさんの顔に金粉が出たのだ! これで3回目だという。1回目も2回目も、大事なときに出たそうだ。そういえば、今日の神社の名前にも金が・・・。まだまだ続く金色のメッセージ。

 そして、最後のとどめはUさんの名刺。Uさんは、他にも自然農法や自然療法の研究もされていて、(地球環境蘇生もちゃんと入っていました♪) その活動の場の名前をミュールと付けている。ミュールは宇宙語だそうだが、そのスペルを見ると「MIYULH」になっていて、私の名前にも近いのでびっくり! 虹色の光りの同胞団が、にこにこしながら私の周りで見ている様子が目に浮かぶようだった。(^^) 悲願寺でのメッセージは、このことを伝えていたのかな。メインの出雲大社参拝は、まだ明日なのにね☆