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聖なる旅


高知編 2003

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2003.6.14〜6.17

6月 15日
 今回も、朝の日曜市へ。Kazukoさんたちに、例の市場の芋ケンピのお店を紹介。朝ごはんに、手作りのタケノコやこんにゃくのお寿司も買った。でも、その後で名物のお芋の天ぷらをつまんだら、もうお腹一杯になってしまった。(アツアツでおいしかった〜。日曜市のおすすめ!) はっさく100%のジュースは、お口の中でシュワッと酸味が広がって、すっきり爽やか。高きびや紫イモのお餅も、おやつにGET。小雨が降っていたけれど、朝のお散歩には最高。 ホテルに戻ると、東京の支局長さんたちがロビーに座っていた。ホテルは他にもたくさんあるのに、同じホテルに泊まっていたなんてね。(^^)

 私たちは、観光タクシーを手配していた。その名も ”さくらハイヤー”!  9人乗りのジャンボタクシーに、可愛い桜の模様が入っている。また桜さんを通して、木の花ちゃんが見守ってくれている。v(^^)v 目指すは、もちろん桂浜。その途中で、運転手さんのお勧めで、五台山の展望台に寄ることになった。緑の鮮やかな庭園で、蝶々もお出迎え。 高知市内から海まで見渡せる。そこで、KazukoさんとKaoriさんが朝市で買った鳥笛を、Masayoさんが土笛を吹いた。どこからともなく白い鳥が飛んできた。
 道路を渡って下ったところに、お寺があるというので、ご挨拶をすることに。手水舎の龍が、また私を惹きつけた。白龍が、ぐるっと囲んで横たわっている。思わず写真を撮ると、眩しいくらいの光りを放っていた。(おお〜っ!) お水をかけてあげると、喜んでくれていた。その横の池も神秘的。蓮の花に、赤いお魚が鮮やかで、置物のような大きなカエルまでいた。このお寺は、31番札所の「五台山 金色院竹林寺」。 ご本尊の文殊菩薩像は、国宝に指定された秘仏だそうだ。総桧造りで、朱色の五重塔も素晴らしい。朝のお寺は、清々しくて気持ち良かった。


眩いほどの光り

肉眼で見える姿

 次に、龍馬記念館に入った。当時の資料や写真、龍馬が持っていたピストルに直筆の手紙などが展示されていた。そこで、私の目を釘付けにしたのは、龍馬の血痕の付いた屏風と掛け軸。その生々しさに、しばらく声も出なかった・・・。そして、その屏風の絵を見て呆然とした。血痕のところには、墨で描かれた猫。その絵を見たときに、高知に来る前に登った天拝山の麓で現れた黒猫を思い出した。私の足元をぐるっと回って、しばらくじゃれついていた。何か、私に伝えたいことがあるかのように・・・。 そして、先ほどの五台山でも黒猫が姿を見せていたのだ。その絵の猫は、まっすぐ正面を見ていた。その目が、私に語りかけてくる。そう・・・この猫は全てを見届けていた。 龍馬の最期の全てを・・・。その目が、今でもしっかりと焼き付いている。 ・・・伝えたいことはわかりました。 その思いをしっかりと胸に受け止めます ☆

 黒猫ちゃんには、他にもこんなシンクロがありました。
Mihoちゃんからのメール

 昨日Miyukiさんから黒猫ちゃんの話を聞いてるとき鳥肌が立ってました。 だって昨日、ミクロウェーブさんのあるマンションの角を曲がる直前にいきなり目の前に黒猫が路地から出てきて、私動物好きだし追い越して振り返って手を振ったら猫が意味ありげに(猫ってまなざしが意味ありげに見えたりするけど(^^ゞ)光る目で私のことじっと見てたんです。 天拝山に登った時もそうでしたが。 きっとMiyukiさんの黒猫ちゃんの話を通して、龍馬ちゃんきてるよ〜、っていう知らせだったんだと思います。 龍馬ちゃんのキーホルダーもいただいてしまったし。 うれしー!

 桂浜の入り口に、「ようこそ 月と龍馬の桂浜へ」の看板があった。ペルーでの旅から、月のメッセージに敏感になったMikiちゃんと私は、揃って 「えっ、月?何で月なの?桂浜と何の関係があるの?」 
 龍馬の像のある高台へと登る。朝から降っていた雨も止んでいた。あ〜、もうすぐだ。また、あの龍馬と会える・・・。ドキドキ。後ろ姿が目に入った。去年の感動が、甦ってくる。ぱっと最初に目に入ったのは、金色の紋章。一際光って見える。去年は、気づいていなかった。うれしい。また会えた♪ 周りは、すでに観光客で一杯だった。挨拶を終えてから、龍頭岬へ向かった。立ち入り禁止の札が置かれてあるが、今回も気づかない振りをして(笑)、Mikiちゃんと私はさっさと進む。やっぱり、龍の背中だ。ところどころに背びれを思わせる岩も飛び出ている。中ほどには、それ以上先には行けないように、岩の端から端までしっかりとロープが張られていた。でも、これくらいで引き返すわけには行かない。私とMikiちゃんは、何の躊躇もなく、ロープを越えて岬の先端まで行った。そのうち、Masayoさんもやって来た。五十鈴を鳴らし始めると、危なげながらもKazukoさんも来た。(この前の阿蘇の効果だわ。パチパチ) 雨と波しぶきで濡れて滑りやすく、危ないかもしれないけれど、そこにはちゃんと守ってくれているという確かな信頼があるので、怖さなんて全くなかった。 ヤッホー!(山じゃないんだから・・・^^;) ちゃんと戻って来たよ〜。大声で叫びたくなる。今度は、海に飛び込みたくなった。(笑) 海に向かって、塩を撒き、五十鈴を鳴らして土笛を吹いた。「どうか、私たちの美しい日本の海を、地球の海を蘇らせてください。」 風が吹き、小雨が降り始め、静かだった海が大きな波しぶきで答えてくれた。何度も何度も、強く打ち寄せる波。・・・生きている。海にも生命があるのだと伝えている。私たちは、この海を守らないといけない。自然界の力を呼び起こすには、私たち人間の力が必要なのだから。 どうか、そのことに一人でも多くの人々が目覚めてくれますように・・・☆


裸足のMikiちゃん

龍の頭から、奥に見えるのが龍王岬

 先に戻っていたKazukoさんは、私が塩を撒いているときに、龍の頭の部分の岩が光り始めて、黄金色のオーラで包まれたのを見たそうだ。 (龍神さまにも、喜んでもらえたみたい。^^)

 桂浜には、もう一つの岬がある。上から見ると、龍が弓状になっていて、龍王岬と呼ばれるもう一つの岬が、龍の尾を表している。その姿は、まさに竹林寺の龍そのものだった。だから、ここに来る前にお参りすることになり、光りを放って知らせていたのだ。運転手さんから、この岬が古来から月の名所と呼ばれていると聞いた。(それで月だったのだ!) 私とMikiちゃんとMasayoさんの三人は、迷わず龍王岬へ直行。登り口の手前に、きれいな橋が架けられていた。その名も龍宮橋! この橋を渡ると、その先にはもしかして・・・!? 白い石段をワクワクしながら登った。まさに龍宮城へと向かう道のよう。 頂上には赤い小さな祠があって、ますます龍宮城を連想させた。 そして、今度は天拝山の麓のお店で見た掛け軸を思い出した。天女のような絵だと思ったが、今思うと乙姫さまのようでもあった。 こうして、いつも事前にサインを見せてくれている。 
 ここでも、白い柵を乗り越えて岬の先端に立った。満月の翌日に、ここに来れてうれしいな。月の姿は見えなくても、そのエネルギーはしっかり降りていた。塩を撒いて、五十鈴と土笛を捧げた。これで、今日の目的が一つ完了した。 (ほっ。)
 

龍宮城への入り口!?

ようこそ!

 桂浜でのもう一つの目的は、龍馬ちゃんグッズをGETすること!(笑) 何か良いものはないかな〜。見〜つけた! お財布や携帯に付けるのにピッタリの可愛い龍馬ちゃん。紫色のものは、最後の一つだった。(わ〜い!) 他には、龍馬ちゃんの手拭いも。(ちゃんと目的があるのだ。^^) 柾至に、黒に金色で龍馬の文字と龍が描かれたTシャツ。そこで、私が松山で買っていた、RAINBOWの和製袋を見つけた。何気なく金色と淡い紫の入っている、私とお揃いのものを、Mikiちゃんも買った。(RAINBOWファミリーだもんね〜) 通りかかったもう一軒では、お龍さんと龍馬が一緒のスペシャルバージョンのテレカもGET。(きゃーきゃー) 桂浜での目的も全て果たして、すっかり満足なのでした〜♪

 33番札所の雪渓寺に参拝した後に和霊神社へ。高知に出発する前に、偶然この神社のことを知った。今から約140年前の3月24日、脱藩を決意した28歳の龍馬が、花見に行くと言い残し、最後に立ち寄って、同士と杯を交わした場所だと言われている。当時、脱藩するというのは、命を捨てるも同じこと。それだけの覚悟と決意を持って、自らの命を国に捧げた龍馬のエネルギーが、この神社に残っているはずだと思った。過去を切り離し、歩むべき自分の道へと進む。今回集まったメンバーを見て、今日のツアーの最後を飾るには相応しい場所だと思った。Junkoさんは、小さい頃に宇和島の和霊神社に行ったことがあるそうだ。(やっぱり、呼ばれていたのね。) 当時から、桜の名所だったという。 龍馬が訪れたときは、満開の桜が見守ってくれていたのでしょうね・・・。(ウルウル)
 運転手さんも初めてだったようで、途中で道に迷っていたが、無事辿り着いた。細い坂道を登り始めると、空気がどんどん澄んで来るのを感じた。当時の面影がそのまま残った小さなお社が、ひっそりと建っていた。ここにも来て欲しかったのね。参拝しながら、私も真っ直ぐに自分の道を歩んで行くことを誓った。周囲を見渡して、ゆっくり深呼吸すると、細胞の奥から清められた気がした。


エネルギーのシャワー
(クリックして拡大)

ありがとう、しっかり受け取りました。
(クリックして拡大)

 朝の観光も終わり、セミナー会場へと向かう途中、窓の外を見た瞬間に、「龍馬生誕の地」という看板が目に飛び込んだ。あの場所だったんだ〜。最後にちゃんと見せてくれて感激。(ウルウル)
 運転手さんは、約束の時間を一時間もオーバーしてしまったのに、最後まで丁寧に案内してくれて、とても感じの良い人だった。(さすが、さくらハイヤーさん ^^) 感謝です ☆

 会場に荷物を置いてから、再びひろめ市場でランチタイム。テーブルは、どこも一杯。私とMikiちゃんは、去年玄米のランチを食べたお店へ。タイミング良く席が空いて、みんなもやって来た。デザートのぜんざいは、甘さ控えめの大納言の小豆でおいしかった〜。(去年は食べ損ねていたのだ。) 人気のかぼちゃドーナツも、生地がしっかりして、やっぱりおいしい♪ 
 最後に、昨日時間がなくて、見れなかった市場のアジアン雑貨のお店で、それぞれにお気に入りをGET。満足・満足。ここまでで、充分に満たされていたけれど、まだまだ一日はタップリ残っているのでした〜。

 会場に戻ったときは、尺八の演奏が始まったところだった。高知支局開設一周年の記念セミナーとして行われていた。地元で実際に活用している方たちの体験が紹介された。自然に囲まれた山奥で、お好み焼き屋をされている方は、HWはもちろん、オメガウオーターからアルファスリー、キトサンに融合パック・・・etcを、生地の中にタップリ使って作っているという。(何て気前の良い!) 最高においしくて、贅沢なお好み焼きだ。一口食べただけで、細胞イキイキ元気モリモリになりそう。(食べてみたいよ〜) これからは、自然療法も取り入れて、一階を入浴場にして玄米菜食も提供したいという。世の中に、どれだけ貢献出来るか、生きているうちに出来る限りのことをしたいと言われていた。(素晴らしい・・・!)
 昨日、お昼に伺ったお店の方は、STSに出会って、未来に大きな夢を持つことが出来たと言われていた。最初はこの水が何でもしてくれると思ったが、その先は自分でやらないと出来ないことに気づいたそうだ。・・・そうですね。ただ依存するだけではなく、そこに私たちの真っ直ぐな思いが入り、行動を起こすことで、自然界も宇宙も動いてくれる。それを教えてくれるのが、この水であり、クォークのエネルギーでもあるのだ。
 電気店をしている方は、お店の商売よりもSTSの普及に熱心で、みんなに水を配ってあげているそうだ。「自分の身体や人の身体に投資するのは、何も惜しまない。」 と言われていた。(素晴らしい・・・!) せっかく最高のものが目の前に差し出されていても、高いからとか、勿体無いからと言って、2番目、3番目のものを選んだり、手にしていても使うことを惜しんでいる人たちも少なくない。もとは、宇宙から与えられたものなのに、一体何を出し惜しみしているのかしらと思うけれど、私も昔はそんな時もあったりして・・・。(^^;  出来るだけ安いものを選んだり、手元には残るように少しずつしか使わなかったり。(笑) でも、それは違うことに気づいたのです。今では、お水以外でも、例えばお塩であれば、一番良いもの(本物)を取り入れて、お風呂にもタップリ入れて使うし(ドバーッと)、自然界に撒くお塩にも最高のもの(もちろん、クリスタル塩)を、どんどん使っていく。(ここでは、特にケチらないこと。^^) そうして、与えられ受け取ったものを自然界に返したり、自分の細胞の中で生かして、肉体も最高の状態にして使っていくことが、宇宙へのお返しになると思っている。投資することをしないで、受け取ることばかりに意識を向けてしまうと、前に進むことも出来ずに、エネルギーは滞る一方。同じ波動のものを、引き寄せることからもわかるように、最善のものを取り入れれば、細胞はさらに進化し、あらゆるレベルでの最善のものを引き寄せるようになりますよ〜。

 セミナーの中で誰かが言っていた。「人間は一生のうちに、必ず会うべき人に会えるようになっている。それも早すぎず、遅すぎることもなく、一瞬の狂いもない。」  後は出会ったときに、ちゃんと気づけるように、出来るだけクリアな状態でいることと、良い出会いに巡り合えるように、心も身体も魂もピカピカに磨いておきたいですよね。

 半田先生は、これからは私たちの一人一人が、龍馬のように立つ時だと言っていた。(そうなのよ〜!) HWを海に流せば、オゾン層が修復される。この水を撒くことが、地球のエネルギーをアップさせることになる。何も難しいことはなくて、ただ当たり前のように、(それでいて気持ち良く ^^) 毎日使うだけで、地球に貢献することになるのだから☆

 セミナー後は、高知支局へ。高知城のすぐ目の前だった。(最高のロケーション!) ガラス越しに見える豊かな緑と、セラちゃんの空気が気持ち良い空間。 2次会は、遠方から来た人を中心に開かれた。(ラッキー☆) 奥のほうに座っていたら、半田先生から真ん中のテーブルに来るように言われた。(真後ろには、半田先生!) それぞれに挨拶が終わった後、皿鉢料理が届いて次々に並べられた。新鮮なお刺身から郷土料理まで、とっても豪華で、どれもおいしかった〜。一人1000円に収まるように、お米や材料も持参で作ってもらったそうだ。女性が中心になっているからか、心配りが素晴らしい。高知支局のスタッフや会員の方達の熱意に刺激を受けて、思いを新たにした。

 支局を出てから、この日の宿泊場所になったホテルの専務さんと、待ち合わせた居酒屋へと向かった。ちょうど一週間前に、セッションに来ていた小倉のJunkoさんから、高知プリンスホテルにS先生の絵があるらしいと聞いた。調べてみると、専務さんが持っていたもので、ロビーに飾られていることがわかった。しかも、そのホテルは、別名「地球33番地の宿」(!) と呼ばれ、3が12個も並ぶ、世界的にみて非常に希少性に富んだ地点に位置しているとのこと。どうせなら、そのホテルに泊まりたいと思ったが、14日はすでに満室。それでも、何かの縁を感じた私は、キャンセル待ちが出来ないかなと思って、問い合わせてみた。すると、その専務さんから返事が来た。四国八十八ヶ所の先達でもあるという専務さんに、弘法大師との繋がりを感じた。弘法大師と言えば、半田先生とHW。(HWの希望シリーズのプログラムには、弘法大師の秘薬も入っている。) すると、専務さんのほうから、15日の夕方に出張から帰って来るので、それから会いませんかと言って頂いた。そこに、山田さん達は15日に泊まって、翌日に松山から帰るので、一緒に乗せてくれると言う。それで予定を変更して、もう一泊することにしたのだ。そうそう、あともう一つは、ホテルの観光タクシーの名前が、”さくらハイヤー”だったこと。それで、今朝のツアーの手配も、専務さんにお願いしていた。これだけ揃って、流れに乗らないわけにはいかないよね。(^^) 

 二次会で遅くなったにも関わらず、夕方から数時間、待ってくれていた。(^^; 山田さんたちも誘って、私たち4人が着いたときには、満席状態。でも、そこで入れ替わるように一人二人と出て行き、気が付いたら私たちの貸切状態だった。その時、専務さんと一緒にいた女性は、先生の絵に出会って専務さんにプレゼントした人で、そのレポートを書いていた本人だった。福岡に住んでいたこともあって、初めて会う気がしなかった。そのお店が閉店になった後は、もう一軒場所を変えた。初めて会ったばかりなのに、車の代行を手配してくれたり、私たち全員ご馳走にまでなった。新しい出会いは、楽しいもの。この縁は、この後どう繋がっていくのかな。

 明日は、もう一度桂浜へ行って、夜明けの瞑想をすることになった。 また龍馬ちゃんに会えるよ〜♪