[聖なる旅]


聖なる旅 



京都 鞍馬 編




2008.12.13〜12.14

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 12月 14日
 夜明け前に起きて準備。昨日の夜、アクセスを確認していたときに、もっとラクでスムーズな方法が出てきた。これで、最初の予定よりも時間短縮になりそう。(やったね!) 一晩中降っていた雨も、ちょうど上がったみたい。(ほっ)
 まずはタクシーで駅へ行って、ロッカーに荷物を預けて移動。これでラクラク。鞍馬駅までの乗り換えもスムーズ。出町柳からのローカル線では、登山の人たちもたくさん乗って来た。山の中に入り、貴船口駅に近づいたところで、太陽が顔を出して光が射し込んで来た。(キラキラ〜) 柾至は、昨夜もぐっすり熟睡していたし、この時も爆睡中。しっかり準備しているみたい。(うふふ)

 鞍馬駅に到着。ホームに出たところで、赤い天狗さんと目が合った。待合室では絵の展示がされていて、天狗さんと修行に励む義経ちゃんも登場。駐車場には、鼻の長〜い大きな天狗さんがド〜ン! 説明書きによると・・・

 ” 天狗は、古くから山岳信仰と関わりがあり、修験者が守護神として祀っていたが、中世以降山伏の堕落もあり、天狗を妖怪や「魔」とみなす風潮も生まれるなど、時代とともに姿やイメージも変遷していった。本来の天狗とは、山に宿ると考えられる「精霊」で、姿を見せない神秘的な存在であろう。 ・・・・なかでもここ鞍馬山の大天狗は、「僧正坊」と呼ばれ日本各地の天狗たちの総元締めとして、また僧正が谷は総本山ともいえる場所の一つとして語り継がれている。

 これを読んで、自分の中で納得した。同時に、夏に弥山の三鬼堂で、雲として現れた大きな天狗さん(宮島 弥山編Page2)、秋のときの大聖院のからす天狗さん(秋の宮島 弥山編 Page2)を思い出していた。・・・


 前に食事したお店で、とちの実入りの「牛若餅」というお餅を買った。う〜、帰ってきたんだ〜と実感しながら、仁王門への石段を一歩一歩ゆっくりと登る。この門からが結界になっている。ふ〜っ、息を調えて深呼吸してから入る。


 そこからは、ケーブルカーで上がる。この時に、翌日の15日からしばらく運休することがわかった。わ〜危なかった〜。登山道があるとはいえ、今の私には大変そうだったから。(^^; ・・・アセンションでも、ちゃんと加減をわかってくれているところが有難い。(ほほほ)

 入り口には、木の杖が置いてあった。わ〜ガンダロフの杖だ〜。(私にとっては三代目だったかな。^^) これはとっても心強い。久し振りに、お世話になります♪
 ここのケーブルカーは、車内も急な傾斜になっていて珍しい。昇っているときに、流れるメッセージが心に響く。また入り口には、このようなことも書かれている。

光に向かって
天を覆う雲は厚くとも、太陽は常に大空に在る。
風が来て雲を払えば、黄金の光が燦然(さんぜん)と輝く。
人の心に吹きすさぶ八風を、苦悩の雲を吹き払う風として、
真実を観る智慧の光を迎えよう。

智慧の光が輝くとき、宇宙生命に生かされている万象を観る。
あなたも私も、花も鳥も、みな共に生かされているこの世界。
万象が織りなすいのちの相(すがた)、宇宙に懸かる金色のいのちの網羅、
遠い昔から受け継いで来たいのちの絆、
私もその中の一つのいのち、たがいに手を繋ぎ響き合ういのち、
あなたも私も、樹も水も、みな共に厳然と生かされている。

慈愛の温もりに抱かれ、智慧の光に照らされて、豊かな活力に満たされて、
今ここに生かされていることの嬉しさと有り難さ、
この歓びと感謝の輪を広げよう。
あなたも私も、あの人もこの人も、たがいに光り合い照らし合う、
明るい未来を信じ希い(ねがい)ながら、1日1日を宝石のように大切に生きよう。

 いま鞍馬に来て良かったと、心から感じた。鞍馬寺までの登り道の途中に、弥勒菩薩さまのお堂があった。お参りした後で写真を撮ったら!(写真下左) 見守って下さっているのですね。ありがとうございます。11月に真名井(今心工房)さんで観た、美しい姿が浮かんでいた。

 さらに、てくてくと歩く。空では、カラスが大合唱。優しい風がそよそよ。本堂の手前には、水琴窟のある弁財天さまのお堂も。・・・いつもありがとうございます。


 登りきったところで、手水舎の龍ちゃんと目が合った。おっと〜! これはまた珍しい。石段を昇って来る参拝客を、正面からじっと見てチェックしているような感じ。

 本殿金堂に到着。まずは、翔雲薹(しょううんだい)から山を見下ろして、ゆっくり深呼吸。(ふ〜っ)心の準備をして、六芒星が描かれたサークルに立とうとしたところで、雲の中から太陽の光が降りてきた。(!) 
 お祈りを終えて、ふっと空を見上げたら、雲が動いて真上のところだけが開いたようになった。 わ〜見て見て! 柾至に伝えて、急いでカメラを受け取ってパチリ。



 天と地を繋ぐ象徴でもある六芒星の中心には、エネルギーが降りているという。その形はピラミッドでもあり。(!)・・・前回訪れたときは、意識していなかったので立った覚えがない。
 祈りに応えてくれている。そして、新しいゲートも開いた、私の中の岩戸が一つ開いたのを示してくれたのだと感じて、胸が一杯になり、心の中で「ありがとうございます。」と繰り返していた。

 ご本尊である尊天とは、
 「宇宙の大霊であり大光明、大活動体」であり、私たち人間をはじめ万物を生かし存在させてくださる宇宙生命・宇宙エネルギーであって、その働きは愛と光と力をなって現れる。

 初めて訪れたときに知って、私が思っている REIKI の働きそのものでもあると感じた。だから、ここで REIKI が降ろされたのだと。

 その尊天は、愛の千手観音菩薩(月の精霊)、光の毘沙門天(太陽の精霊)、力の護法魔王尊(大地の霊王)の三身で一体。 
 ” 「月のように美しく、太陽のように暖かく、大地のように力強く」 ・・・鞍馬山の信仰は、自分の霊性にめざめ、自分に与えられた生命を輝かせながら、明るく正しく力強く生きてゆくことにある。宗派にも人種にも国境にもこだわることなく、ひとりひとりの真のめざめと、共に生かされている万物の調和を祈るのである。・・・ 

 私もそのように生きたい。そうありたいと心から感じている。だから今生においては、REIKI という一つの手法を、自分の形に発展させながら使って行くようになったのですね。そのことを、ここに来てまた確認した。そのために、今ここに来たのかもしれない。

 阿吽の虎さんと、対話していた柾至。・・・寅の年・月・日・時間にサナートクマラが降りてきたことから、虎が聖獣とされ、狛犬の代わりに、「阿吽の虎」が鞍馬寺の金堂を守っている。

 開いた空はその時だけで、すぐにまた雲に覆われていた。光明心殿には、護法魔王尊が祀られている。薄暗いお堂の中で、魔王尊の像の目だけが強く光っていて、その迫力と存在感に思わず後ずさりしそうになった。(ひゃあ!)

 いよいよ奥の院へ。入り口から迫力があるので、またドキドキしてきた。先週の弥山からは回復しているとはいえ、登り坂になると、まだ胸が息苦しくなる。ゆっくりゆっくり時々立ち止まって、息を調えながら歩いた。ひんやりとした空気が清々しく、身が引き締まる。


 牛若丸が修行に通う道で、喉を潤したといわれる「息つぎの水」。水が湧き出ているようには見えなかったけれど、柾至は迷わず口にしていた。
 この辺りの石には、黄泥が付いていて、それが雨上がりで金色に光って見えた。・・・改めて写真を見たら、左角に顔が浮かんで見えています。(!)
 牛若丸が名残りを惜しんで背丈を比べたという「背比べ石」と「遮那王堂」。ここで最初に、義経の存在を感じることに。(写真下右)

 
 そこから横道に入って、大杉権現社へ。この周辺の杉は、千年近い樹齢になっている。神気に満ちて、空気もさらに冷たくなっていた。 木の根が出ている大杉に寄りかかるように座って、牛若餅を食べて一息。 これはまた、なかなかおいしい♪ 桃太郎のきび団子じゃないけど(笑)、一口で元気をもらったみたい。(イエイ!) かなり冷え込んできたので、手袋も取り出して再び出発。
 
 ここからは下りになっていたので、一気にGO−GOー! 僧正ガ谷不動堂に到着。ここにも六芒星のサークルがある。すぐ横には、小さな池。山田さんから、この池は台風の時に色が変わったと聞いていた。(ほ〜っ)
 ここには、義経が護法魔王尊の脇侍「遮那王尊」として祀られている、義経堂もある。柾至は、何やら思うことがあったようで、しばらく時間を掛けて参拝していた。私は前回訪れたときに、この場所で起こった現象のことを思い出した。・・・(奈良 伊勢編


 杉の大樹に覆われた奥深い森の中、厳かで深遠な気に満ちている。ここで、牛若丸が天狗と出会っているという。その話を、柾至としていた時だった。森全体に、不思議な音が響いてきた。しいて表現するなら、風の音と、飛行機が飛んでいる時の空の音が一緒になったような感じ。(う〜、何とも言葉では表現のしようがない。^^;) 
 さらには、強い風が吹いて、森が動き始めた。(!) その突然起こった現象に、柾至と二人で顔を見合わせた。二人とも声を出すことなく、ただその起こっている現象を感じていた。天狗だ、天狗さんが動かしている! 直感的にそう感じた。 そうとしか思えないような出来事だった。 

 義経と天狗さんが、修行をした場所。おまけに、全国の総元締めの大天狗さんがいる総本山。この場所でなら、有り得る。 エジプトから帰って・・・特にここ数週間立て続けに起こった出来事。弥山でのアセンションのことを思い出した。あの時も、天狗さんは見守ってくれていた。牛若丸の修行にはとても及ばないけれど、私たちは私たちなりにしてきたのだと。 きっと、遠い遠い昔から・・・。
 そのことを、ここで思い出すために、私たちは呼んで頂いたのかもしれない。その時の力を目覚めさせ、これからに活かすために。

 そう気付いたところで、森が再び静かになった・・・。私たちは木の根の道を歩きながら、さらに進んだ。地面に張り出した木の根は、蛇のようにも見えて今にも動き出しそうだった。(写真左 手前に頭を持ち上げた状態で)

 >ここで、おまけです。・・・このレポートを書いていた日に、何気に借りてきたDVD(「ジャンゴ」)を柾至と一緒に観ていたら、源義経が出てきて、またひっくり返りそうになりました。(笑) 天界もわかりやすく、演出してくれます。(うぷぷ)

 ほどなく、奥の院魔王殿へ。650万年前に、人類と地球救済のために金星より降り立った護法魔王尊。地球の霊王として、創造と破壊を司っている。別名サナートクマラ。
 魔王というと怖いイメージが出てくるけれど、サナートクマラは大きな翼を持ち、プラチナの髪とヒゲを生やした歳をとらない16歳くらいの少年の姿で、背が高く肌が白く、鼻筋が通った美形だったという説がある。(それは素敵♪) また、天狗は「天の犬」のことであり、サナートクマラの忠実な僕でもあるとのこと。
 中に入ってお参りをし、しばらく座って心を落ち着けた。今回も続けてサインを頂いて、こうして二人で来ることになった。 私も柾至も、金星と深い繋がりがあるのは知らされていたので、一緒に来れたことがとてもうれしい。まずは、その感謝の思いを伝えた。


 こちらのページに、サナートクマラのメッセージが紹介されています。一人の力では、大したことは出来ないけれど、一人ひとりの意識が目覚めて、一つ一つの力が集まっていくと、この地球も蘇生させることが出来る。そのことを信じて、これからも出来ることからやって行く。そう宣言していた。

 優しい風が吹いてきて、空が明るくなり、周囲がキラキラ輝いてみえた。良かった、ここまで何とか来れた。一つ目的を果たせたことに、私も歓びを感じていた。
 ここから山を下っていく。 シャンバラへの入り口が、貴船へと向かう山の中にあるとも言われている。天に向かって、真っ直ぐに立つ杉林。セドナもびっくりの、大きなねじねじの木も出てきた。(わ〜!)
 明るい陽射しがキラキラ注ぐ中を、どんどん降りていく。さっきとは、空もまるで変わっていた。新しく示された光の道を、進んでいるように感じられて、心もウキウキ♪


 西門の赤い橋がみえた。この橋も、鞍馬山との結界。ここからエネルギーも変わる。ガンダロフの杖もご苦労さま。重く感じる登りも、滑りそうになる下りの石段も、ガンダロフの杖のおかげで随分と助かった。(ペコりん)

 貴船神社の緩やかな石段をてくてく。貴船は水の地だけあって、鞍馬とはまた違った清らかさがある。陰と陽で対照的でもあり、その二つで一つになってバランスが取れているみたい。
 本殿は、淡い金色に輝いた新しいお社に変わっていた。(ピカピカ〜) 貴船大神さまは、水神(たかおかみのかみ)でもあり。貴船は「気生根」とも書かれ、水の神が鎮まるところは、「気が生じる根源」という意味もあるとのこと。


 日本のルルド(!)といわれる、貴船の御神水を頂いて、お約束の水占みくじをして出発。透き通った水の川沿いを、散策しながらてくてく。両側には、川床で有名な料亭や旅館が建ち並んでいる。

 中宮の結社へ。御神木の桂の大木もお久し振り。 ” いくつもの枝が天に向かって伸び、上の方で八方に広がる。これは御神気が龍の如く、大地から勢いよく立ち昇る姿を表している。” 

 ご祭神は、磐長姫命。「我長くここにありて縁結びの神として、世のため人のために良縁を得させん」という伝承によって、ご縁結びの神社として知られている。かの和泉式部もお参りして願いが叶ったということで、この川沿いの通りは「恋の道」とも名付けられている。(素敵♪)
 ご縁といっても恋愛だけでなく、あらゆるものとの良いご縁結びの霊験があらたかであるとのこと。そう、何をするにせよ、縁というものが元になっている。その縁によって、大きく人生が変わっていく。それも、その人の生き方次第。ここでは、これまでの良いご縁に感謝し、これからも繋いで頂いたご縁を大切にすることを誓った。


 さらに上流を歩いて、貴船神社の奥宮へ。同じ根から生えた2本の杉の大木が、ぴったりと寄り添った「相生の杉」は、樹齢1000年ともいわれ、その寄り添う姿が仲睦まじい老夫婦の姿に例えられている。思ひ川を渡った先に、奥宮がある。
 本殿の下には、大きな穴の開いている龍穴がある。(日本三大龍穴の一つ) 玉依姫が黄船に乗って、浪速から淀川・鴨川・貴船川をさかのぼってきて、この地に上陸して水神を祀ったのが貴船神社の起こりという伝説にまつわる舟形石。全国のあちこちに舟形石はあるけれど、これは石を積み上げて出来たもので、大きさも形も珍しい。


 御神木の「蓮理の杉」は、杉と楓が一つになったもので、蓮理とは別々の木が重なって一つになる意で、夫婦、男女の仲睦まじことを意味しているという。これも男女の和合を表しているのですね。
 これで全部、一回りしたよ。やった〜! まともには歩けなかった弥山でのガタブルアセンションから、まだ数週間だったので、内心ドキドキしていた。おまけに、前日の予報では80%の雨にもなっていた。(!) 同じことが起こるはずはないと思っていても、ここは鞍馬。呼ばれたからには、何もないはずはない。まず、ここに来るまでも、ちゃんと歩けるのかとか、山に入ってからも何がどう起こるのか、想像出来なかった。 柾至が一緒なので、何とかなるとは思っていても、帰りの飛行機の時間のこともあったから。
 それが有難いことに雨にも合わず、予定通りどころか思っていたよりも早く周れていた。だから、自分の中で達成感のようなものがあって、うれしかったのです♪

 ちょうどお昼を過ぎた良い時間だったので、ゆっくり食事することに。途中で目をつけていた、「貴船倶楽部」というお店へ。古民家の情緒を残した、ジャズが流れる雰囲気の良いカフェレストラン。暖かい木のぬくもりも、冷えた身体を温めてくれる。(ほ〜っ) 
 何を食べようかと思ったところで、目に留まったのが「気生根丼」。すっぽんのスープで、猪の肉を炊いているという。その名の通りに、滋養たっぷりということで、このお店の一番のお薦めみたい。普段なら猪肉というだけでパスしていたと思うけれど、これを食べるために入ったのだとわかり、素直に二人とも注文。 いざ食べてみると、臭みもクセもなく、食べやすくておいしい♪ 身体の中からも、温まった感じ。また聖なる栄養にして頂いたのですね。何から何まで、ありがとうございます。

 ここから貴船口の駅までは、2kmほどある。すでにかなり歩いたので、タクシーかバスとも思ったけれど、まだ時間もあったし、今の感じなら歩いたほうが良いように感じた。これも気生根パワーのおかげかも♪
 「恋の道」を下りながら歩いていく。だんだんペースにも乗ってきたよ〜。途中で、幾つか小さな祠もあった。一羽だけ止まっている鳥さんがいた。鷺のようだけれど、うっすらと青い。青鷺っていたかしらん。(^^) お使いご苦労さま。
 何やらこんもりとした岩があると思ったら、「蛍岩」だった。苔と落ち葉で、お花が咲いているようにも見えた。さすが恋の道。ロマンティックな感じ。(うふふ)


 そうこうしている間に、駅まで到着。やったね! 地図をみたときは、今の私にはまだ無理と思っていたけれど。 鞍馬&貴船パワーで、アセンションから復活したのも感じた。
 午後 2:22発の電車に乗ることに。一部の座席が窓のように向いていたりしてユニーク。この時には、青空が広がっていた。

 予定していた時間よりも、一時間ぐらい余裕があった。それで、荷物を預けている乗り換えの京都の駅で降りることにした。地図をみたら、その近くに八坂神社がある。実は昨日の夜から、八坂神社のことが少し気になっていた。 
 
 この時まで、どんな神社なのか、何の情報も入っていなかった。ご祭神は、素戔嗚尊、櫛稲田姫命、八柱 御子神で祇園社だった。(ほ〜っ) 境内もかなり広そう。 本殿に向かう途中にある、末社にお参りしようとしたら、ご祭神が猿田彦命と天鈿女命だった。(!) ここでもお二方揃って、お会い出来るとは・・・。う〜うれしい♪ 

 その先にあるお社は、何と事代主神こと、恵比寿さまだった。(きゃっきゃっ♪) ここの恵比寿さまは、「祇園のえべっさん」と呼ばれて親しまれているようだった。大黒天さまともども、いつもありがとうございます♪ にっこり笑顔のお顔を、撫で撫で。


 疲れるどころか、どんどん気持ちもハイになってきて、るんるんしている私。(うふっ) 本殿も立派だ〜。太陽の光が射して、神々しく輝いてみえる。最後に、ここに呼んで頂いてありがとうございます。


 その奥にも摂末社がみえたので、向かってみたら・・・。そこにお祀りされていたのは、天照大神と豊受大神だった。それも「大神宮」として、伊勢神宮の内宮と外宮になっていた。(!) まさか、ここで伊勢神宮にお参り出来るなんて。・・・感激でした。それで、最後の最後に八坂神社に来ることになったのだと。それにしても、こんなサプライズを用意してくれていたなんて。う〜、アマテラスさま。(うるうる) ・・・今年は、これで三度目の伊勢参りになった。(わ〜い♪)
 奥のほうにも、たくさんあるようだったけれど(20数社)、これで締めて良いのですね。ありがとうございました☆
 
 社務所を覗いてみたら、青龍石というのがあった。その説明書きには・・・

 ”八坂神社は、古来より大地に宿る「青龍」により守護された聖地とされている。陰陽道の思想によれば、「青龍の地」は気が集中される場所とされ、本殿床下の池(古来より龍穴と呼ばれている)からは、大地の氣(大地の力)が清水とともに湧き出ているとされている。その龍穴から湧く清水で祓い清め、ご神前に供えた石が、この「青龍石」です。
 青龍石をお持ちになると「力」をいただき、神棚か家の中心より東(青龍)の位置にお祀りすると、「福」を呼ぶとされています。・・・”
 
 小戸の妙見神社の青龍王神さまもそうだけれど、鞍馬・貴船からも繋がっている。この石を手にする意味があるのを感じた。・・・奉賛金と一緒に、住所や名前などを記入する用紙を入れておくと、お祓いもしてくれるようになっています。
 >帰ってから、HWの水に一日浸しておき、翌日からアポロでHWに転写して飲むようにしました。これで細胞を通して、直接入ってくる。・・・アポロは、これが出来るからGOODなのです〜♪

 境内を出る頃には、眩しいくらいに、明るい陽射しが降り注いでいた。 せっかくなので、参道沿いのお店を散策しながら、お土産もゲット。(京都のお漬物や生八つ橋などなど。) 駅を出た頃から、ぜんざいが食べたくなっていた。その通りには何軒もあったけれど、気にあるお店があったので、そこに入ることに。
 店内に入ると、列になって並んでいた。どうやら、すごく有名なお店だったみたい。時間が掛かるかな〜と思っていたら、回転が速くて、しばらくして入ることが出来た。後ろに並んでいた人によると、ここのぜんざいがおいしいので、是非食べるようにと薦められて来たのだという。わ〜い、やったね♪
 他にも、くずきりが有名だったみたいで、ほとんどの人がどちらかを注文していた。出てきたのは、きび100%のお餅に、ほとんど汁気のない状態になっている。まあ〜、こんなのは初めて。きび餅ももっちりとして、せんざいも濃厚で満足なり〜♪ この間も次々に入ってきて、列が途切れることがなかった。(「鍵善良房」さん) 
 ・・・知らない土地でも、入るべきところ、食べるものまで、ちゃんと示してくれるので有難いですね〜。

 ちょうど良い時間になって、伊丹空港へ。それも、最初に予定していたよりも、まだ余裕のある時間に到着。体調のことで、出発前に心配していたことが嘘のよう。あれだけ一気に歩いたのに、行く時よりも帰りのほうが、もっと早く歩けるようになっていたし。(イエ〜イ!)
 そして、お約束の「そじ坊」さんへ。そう、この空港にもあるのですね。前に、関空で二人で食べたことがあった。山菜そばにして、生わさびをたっぷり入れて、最後にそば湯も。ランチとの陰陽バランスも、これでバッチリ。v(^^)v

 機内に入ったところで、無意識に手に取った新聞を開いたら・・・イタリアのバチカン市国のカラー写真がド〜ン! サンピエトロ広場の中央に、エジプトからのオベリスクが聳え立っている。そうか、そうなのね。だからエジプトの後にローマに行くことになった。昨日の夜のフィレンツエのテレビに続いて、またわかりやすく示してくれた。今回の旅も、その前の弥山でのアセンションも、次の RAINBOW TOUR に繋がっている。そのために、準備させられたのだと。
 >この翌日は、妙見神社での青龍さまの神事。そのときに、イタリア滞在をもう一日延ばして三泊に変更することになりました。(ちゃんちゃん)

 窓からは、また煌々と輝く月が見えていた。行きも帰りも、月(千手観音さま)に見送って頂いた。 「月のように美しく、太陽のように暖かく、大地のように力強く」 そんな生き方が出来るように、少しでも近づけるように、これからも歩んでいきたいと思います☆