[聖なる旅]


聖なる旅 



大和の巨石 編



2003.12.23
                          

12月 23日 (新月)
 今年最後の新月の日。いろいろ呼ばれている中で、最有力候補が巨石パーク。そこに、月見堂さんでの渦巻きサインで間違いないと確信!(Diary 50) どんなところなのかな・・・ドキドキ・ワクワク ♪ 

 早く行きたい気持ちとは裏腹に、出発時からハプニング続き。JRの時間に合わせて、バスに乗ろうとしたら、目の前をむなしく通過。え〜、うそ〜! これで、まず一本遅い便になった。次に、佐賀駅で待っているはずのさっちゃんが遅刻。おまけに、出口の北と南を間違えて私にメールを送っていた。続いて、「かつみ」さんで先に着いているはずのともちゃんも、何故かまだ来ていなかった。そうして、最初の予定よりも一時間以上ずれることになった。
 「かつみ」さんで、私のお薦め鍋焼きうどんを食べて出ようとしたら、レジの横で椿の絵を発見。その絵は、先日の木の花ちゃんと同じ人が描いたもの。12月用として届いたばかりだという。(うれしいな♪) 可愛い椿の精霊さんに見送られて、ようやく出発。お待たせしました〜。(^^)

 今日は、前回(Diary 45)の突然の大雨と対照的に、朝から快晴。入り口にある杖を持って、西さんのアドバイス通りに、石段の道を登り始めた。まず最初に現れたのは、神頭石。(写真右) 形が神様の頭に似ていることから名付けられ、ご先祖様の顔にも見えてくる不思議な石。三角のおむすび山みたいで、ピラミッドの押戸石を思い出すな。
 道行く人を守る道祖神石、石神様が航海に使用したと言われる御舟石、武将の肉体は滅びても、兜と大和魂を今も残しているという兜石。(ラストサムライ!) 龍が天に昇る姿にそっくりで、大願成就の神様と言われている龍の石。確かに、上を向いて昇っているかのよう。それにしても大きい。どうやって、こんな形になったのかしら。本当に不思議・・・。
 造化大明神は、天地万物をお造りになった神様といわれ、世田姫を祀られており、与止日女神社の上宮にもなっている。男神石女神石からなり、下は洞窟になっている。ここで塩と水を撒いて参拝し、洞窟の中で土笛を吹いて御挨拶。
 五穀を司り、各種産業の守護神であるイナリ石、この石から全ての動物が生まれ、子孫繁栄、夫婦和合、腹ごみの神様と言われる誕生石。(生命を与えて下さり、ありがとうございます。)  屏風のような形をした屏風石。平安時代の貴族の帽子の形の烏帽子石は、高さ7.5mもあり、先端が尖っている。その下は洞窟。さっちゃんとともちゃんは、岩の上までよじ登っていた。私は石の上で、しばらく横になった。ペルーでも、こうしてエネルギーを感じていたのよね。




 御座石は、神様がこの山頂から佐賀平野を眺められた時、お座りになったことから名付けられている。長さが約10m、幅が33.3mの長方形で平面になっていて、悟りを開くための場所とも言われている。土笛を吹いて、しばらく瞑想しながら、全身に注がれる光を感じていた。(写真下右・ここにも降り注いでいるでしょ) 身体を撫でる風が気持ち良かった。

 
天神様の菅原道真公にあやかり、学問の神様とも言われている天神石。(道真ちゃん、ここにも・・・・^^) そこから、いったん道を下って、天の岩門に向かった。(お待ちかね〜♪)
 その手前には、強気をくじき弱気を助け、仁義を重んじるように指導した神様の雄神石があり、その先にようやく天の岩門がある! 神を守る神籠石に守られるように、その姿を現した。
 

 わ〜! 岩門の真上に太陽が輝き、光が降り注いでいる。 眩いくらいの光・・・そして何て神々しい! 私たちは、その美しさにしばらく呆然。 この太陽の絶妙な位置! 朝のハプニングは、この瞬間に出会うためだったのだとわかった。そのために、三人揃って遅れるようになっていたのよね。感激〜♪ そこまで導いて下さったアマテラス様にも感謝です☆
 一人ずつ岩の間に入ってみた。白い光が、全身に降り注いでくる。光のシャワーを浴びているみたい。なんて気持ちが良いのかしら! ありがとうございます。 太陽に向かって心の中で叫びながら、感謝の思いを込めて五十鈴と土笛を捧げた。
 さらに驚くことに、壁面が金色に光っている! 良く見ると、金粉どころか金箔がぎっしり! それらが太陽に反射して、岩全体が金色にキラキラ光っているのだ。削ったら剥がれそうなくらいに、大きな塊もある。一体ここは・・・! 凄すぎるよ〜。 
 私たちは第三の目を付けて、この金色の光を全細胞へと送り込んだ。(またまた、ペルーを思い出します〜)





 その先の蛙石には必ず行ったほうが良いと、西さんから言われていた。ほんと、大きな蛙にそっくり。(私達はケロヨンと名付けた。^^) 頭上には弘法大師が祀られているという。(お〜大師ちゃん、ここにも登場!) 今から80年ほど前に、ある信者の夢に三夜続けて、お告げがあったことから発見され、それから参詣者が絶えないと言われている。弘法大師さま・・・ここにも繋がっていたんですね。二人は塩とHWを撒き、私は岩に向かい合うように立って土笛を吹いた。今度は岩の横から太陽の光が注がれていた。
 この岩の近くに、お釈迦様が立っている石があると聞いていた。さっちゃんが、いち早く蓮華の台座にそっくりの石を見つけ、これに間違いないとわかった。目立たない草陰にあったけれど、ちゃんと気付かせてくれたみたい。ほんと、観音さまがお立ちになっているような石。私は何も考えないで、思わず飛び乗ってしまった。その石の上に手を置くと、熱いものが感じられた。(何て畏れ多いことをしてしまったのかしら・・・。) 紫の光は観音様を表しているという。 岩門の写真に写った光が、そうだったのよね。(ありがとうございます) 山全体に光が降り注ぎ、石の一つ一つに神が宿っている。こんなに素晴らしい聖域が、佐賀にもあったなんて・・・。先月の15日ではなく、新月のこの日に訪れるようになっていたんですね。この日は朝からポカポカと暖かくて、上着も要らなかったくらい。それに、ここに来るまで誰の姿も見なかった。(テーマパークにもなっているのにね) おかげで、自分たちの思うままに過ごせた。 降りるときに、みんな来たりしてね・・・なんて言っていたら、中腹の辺りで10数人の登山グループとすれ違った。(ちゃんちゃん!)





 物産展に寄った後、「かつみ」さんに戻る途中で兄から電話が入った。HWの取り付け工事の話だったが、さっちゃん達も一緒だったことから、石鎚山の話になった。(また誘われているよ〜♪) それに石鎚山=弘法大師だもんね。兄とは普段メールでやりとりすることが多いのに、このタイミングで、しかも携帯に電話してくるなんて、とても珍しいこと。早速、お大師様からのお誘いですね。最も、みんな揃ってHWを摂り入れているから、繋がるのも自然なことですね。(^^)

 「かつみ」さんに戻って報告していたら、岩門の金色の壁のことは気づいていなかったみたい。蛙石の話で、カエルは観音さまの御使いと聞いて驚き! さらに、そこから小郡市のカエル寺と呼ばれているところに、如意輪観音が祀られているという話まで。 まあ!! この日、城本先生の龍の絵をプリントして、西さんに持って来ていたのだ。ここで、如意輪観音にも繋がった。それに、前回ここで会った眞柄さんは、龍と如意輪観音にも繋がっているとのこと。 一つが終わると、また次に繋がって行く・・・。光の道は、こうして示されていくのですね。

 ともちゃんと別れ、さっちゃんの車で駅へと向かう途中、もう一つ次へのインスピレーションが来て話していたら、目の前の車のカープレート「33−33」が目に入った! きゃあ〜! 二人して、思わず歓声&鳥肌状態。 やっぱり、この新しいプランも神仕組みの一つなのね。 う〜楽しみです〜♪