[聖なる旅]


聖なる旅 



巨石パーク 奥の院 編


2009.1.2

                              

                          

 1月 2日
 お正月を迎えたところで、佐賀の巨石パークへ。巨石パークは、何度か登っているけれど(大和の巨石編 ・ 結びのまつり編)、この日は「かつみうどん」の西さんが、案内してくれるという。それも、一人では行けない奥の院まで。(!) ・・・去年最後のSTS忘年会のときに、この話を耳にした。
 新年の御挨拶と奉納が目的でもあるので、お礼参りとして一緒に参加させて頂くことに。また良いタイミングでもあったので、柾至も連れて行くことにして、前から行ってみたいと言っていた、YokoちゃんとAくんを誘って4人で出発。

 早朝に家を出て、二人とは前回と同じく、警固神社で待ち合わせ。日が昇って、空が明るくなってきた。太宰府インターに入って、しばらく走っていると、空が変わってきた。一転して雲に覆われ、周囲は霧に包まれた。 この変わり様は・・・!? 突然、違う世界に入ってしまったかのよう。
 その状態がしばらく続いて、そろそろ佐賀に近づいてきたところで、次第に霧が晴れて空も明るくなってきた。 「ここで、一つ通り抜ける。」・・・その言葉が響いてきた。

 スムーズに着いて、集合時間まで時間があったので、予止日女神社へ。ここに来たら、御挨拶しないわけには行かないですね。(^^) 赤い龍宮橋を渡って、乙姫さまでもある豊玉姫さまに、年明けの御挨拶。いつも RAINBOW TOUR へ旅立つ前も来れるようになっていたので、そのお参りも兼ねることが出来た。また生まれ変わって、帰ってきますね。(うふっ) お参りを終えると、山の上から朝日が昇り始めた。


 お店に入ると、西さんが準備をしていたので、そのお手伝いも一緒に。(まだ内緒よん。^^) みんなを待っている間、中国の観音さまの聖地で手にしたという、珍しいハートの数珠を見せてもらったり、金龍が渦巻いている光の写真を眺めたり、またまたモーゼの話まで。
 いつのまにか、最初にペルーに導いてくれたエハンも来ていたらしく、うどんと巨石パークのパワーに感動していたとのこと。・・・久し振りに、エハンの名前を聞いて、柾至も懐かしがっていた。(^^) また、愛媛の話で盛り上がった。眞柄さんもそうだけど、縁のある人に愛媛出身の人が特に多いとのこと。それに、石鎚山はすごい霊山だとか、天狗さんの話まで。巨石パークにも、三人の天狗さんがいるそうです。・・・やっぱりそうでしたか。(ふふふ) 

 さらには、西さんが登るための準備として、一人ずつヒーリングもしてくれた。その時に、天からのお使いとして来ている、犬のハナちゃんが周りをくるくる回ったり、鳴き声ではなく、明らかに何かをしゃべっているような声をずっと発していた。(写真右 この澄んだ瞳!) たくさんの存在たちが、すでに集まっているみたい。(うふふ) お店の中では、眞柄さんの唄がずっと流れていた。
 そうこうしている内に、一組二組とあちこちから集まってきた。予定のメンバーが入れ替わることもあり、最終的には21人に! 西さんによると、21というのはお大師さまに縁のある数字とのこと。何だか面白いことになりそう〜♪ 

 柾至には、西さんから鈴を持つように渡されて出発。(この鈴が、また意味のある働きに・・・。) ハナちゃんが案内役として、ずっと先頭を歩いていた。ちゃんと、後ろを振り返って確認しながら。(さすがだ〜) 
 今日は巨石群の入り口からではなく、裏にある知る人ぞ知るスポットから一つ一つ周っていく。新年のお供えをしてから、西さんが真言を唱えた後でお参り。

 二つ目の徐福さまの場所では、西さんと柾至がお供えし始めたところで、空から光が射しこんできて、周囲がキラキラ輝いて見えた。・・・喜んでくれているみたいね。
 八大龍王さまと不動明王さまの滝では、禊のイメージでお清めを。


 頂上の蛙石に乗っていらしたお大師さまにも、ここで初めて御挨拶。小さい石なのに存在感が凄くて、上でも待って下さっているのを感じられた。十一面観音さまのお堂では、お迎えの太鼓が響いていて、またタイミングよく、光がキラキラ射し込んだ。


 中宮とも言われている、弁財天さまのお堂へ。ここでは、一人ひとりロウソクと線香を立てさせて頂いた。このお堂は、次に行く山の神の後で見つけられたとか。太陽神のペトログリフの石もあり、お堂の横には石鎚山で修行された方がお祀りされていた。金粉入りの御神酒も、みんなで分けて飲んだ。(効く〜!)


 そして、その山の神のところへ。 2005年に眞柄さんたちと、参拝させて頂いたことがある。(Diary92) その時は、巨石の入り口から登ってきた。今回は、その時に降りてきた裏山から登る。段階別にエネルギーが変わって行くと言われていたけれど、確かにその通りで、上がれば上がるほど、次第に私の足が重くなってきた。
 途中で木の間を通っていたら、目の前に枝が一本落ちてきた。おっとこれは! ちょっと曲がっているけど、杖としてちょうど良さそう。ガンダロフ4代目の登場なり〜。 ・・・これがまた役に立ってくれることに。(うふふ)

 その内、みんなとは同じペースでは登れなくなった。道がわからなくなるので、無理してでも付いて行こうとしたけれど、そうすると余計に苦しくなるので、後ろから自分のペースで歩くことにした。さっちゃん達も一緒にいてくれて、ヨガの先生の資格を取ったばかりのAくんが、身体のほぐし方を教えてくれたり、荷物を持ってくれたりして有難かった。(ペコりん)


 山の自然が素晴らしかった。水も透き通っていて、所々が雪に覆われている。頭の上には、木の枝からの氷が落ちてきて濡れてしまうけれど、それも気持ち良く感じられた。 道の分かれ目のところで休憩している間に、子供たちが雪だるまを作っていて可愛かった♪  (七人の小人みたい。^^)

 
 濡れた落ち葉で滑りそうになりながら急斜面を登り、ようやく山の神の場所へ到着。前回は岩の上から下りてきたけれど、その時はお許しを得てのことだったので、神々さまのところへは、下から上がってくるのが正当ということで良かった。それに、この道はとても自分たちだけではわかりそうにないから、一緒に来させて頂いて感謝。

 ここは、ウサギさんの道案内によって見つけられたと言われている。(その後で、さっきの弁財天さまのお堂が見つかった。) それに、こんな山の中の急斜面に、一枚岩で支えられているのは、どうみても不思議。
 お供えをして順番にお参り。・・・ご無沙汰していました。新年にお参りさせて頂き、ありがとうございます。岩のところでは、第三の目をつけてエネルギー交換も。御神酒を頂いて、お供えしていたお菓子やパンなども頂きながら、しばらく休憩して過ごした。

 そこからまた急斜面を登って、巨石パークの頂上に到着。蛙石さんが目の前にド〜ン! さっきのお大師さまの座っている姿が、浮かんできた。西さんも、今日のエネルギーは凄いと言っていた。 高知でもお世話になり、ありがとうございます。

 そして、天の岩戸へ。この岩にも、ヒエログリフがあったことを教えてもらった。 例によって、岩の間に立ってお祈りさせて頂いたら、他の人たちも後に続いた.初めて訪れた人たちも、岩戸の素晴らしさに感動していた。 今日も紫の光に包んでくれた。そこにまた、太陽の光が木漏れ日の間から降りてきた。



 神籠石にも御挨拶してから、山を下りた。途中で、観音さまと龍神さまがいらっしゃるという場所もあった。 お昼頃になり、暖かい陽射しが降り注いで気持ち良い。ハナちゃんも、ゴロンと横になって休憩している。(お疲れさま〜。^^) 


 すっかり終わった気分で寛いでいたけれど(^^;、最後の大事な奥の院があった。さっきよりももっと険しい道と聞いて、ちょっとビビった。 ここでは、完全に道なき道を登る。他の人の足を止めないように、途中からまた後ろについた。
 Aくんと柾至、さっちゃんとの4人になっていた。斜面はまた、濡れ落ち葉で滑りそうになる。(おっとっと) 掴まるところもなかったので、柾至とAくんが、さっちゃんと私を引っ張り上げてくれた。おかげで、最後の難関も何とか突破し、奥の院に到着。


 ここはまた・・・(!) 二つの大きな岩が支えあっていて、その岩の下に祭壇が作られている。その入り口が、ピラミッドの形にみえた。(お〜っ!) ここは、80年前に夢のお告げで見つけられたという。ハナちゃんは、ここに来ると必ず狛犬のようなポーズで、大人しく座っているのだとか。その後で、スフィンクスのポーズも。(さすが〜!).
 
 去年の夏に供えたという榊が、この時になっても枯れていないなんてことも。(!) 「ご縁のない人は、ここには入れない。」と西さん。・・・ありがとうございます。感謝を込めて柾至と並んで、岩の下に入ってお参り。まるで、ピラミッドの中に入ったような感じだった。・・・山の神と同じく、大切にしたい場所ということで、内部の写真掲載は控えさせて頂きます。(ペコりん)
 
 そうして、みんなのお参りが終わった頃、音が響いてきた。それも何とも表現のしようがないような音。鞍馬でのことを思い出した。(京都 鞍馬編 Page2) 山の神々さまたちが、自然界が奏でてくれている!
 ここでの音は、敢えていうなら龍笛のよう。鞍馬での山全体が揺れ動くようなパワフルな音とは異なって、ピ〜ンと張り詰めたように響く音。そうだ、鞍馬を男性性とするなら、弁財天さまの奥の院であるここは女性性。音にも、そのことが出ていて教えてくれている・・・。

 その音も、しばらくしたら止まった。そして、風が吹いた。そろそろ下りる時が来たとの合図。(これも鞍馬の時と同じ) 下りるときは、西さんのすぐ後ろで、あっという間に駆け下りた。さっきの急斜面は・・・!? どうやらみんなと離れたとき、私たちは別のところから登ったみたい。またやられた〜! どうも最後に、ミニミニアセンションをさせたかったようで。(ははは)

 それに、登る時と下りる時の身体の違いも、わかりやすかった。やることやったら、はい終了!という感じで。(笑) シナイ山でも、他の場所でもそうだったけれど、ある時から突然スイッチ入れ替わったかのように、身体の動きが変わってくる。
 一つは、2005年のワイナピチュで、その意味を知らされた。(ペルー編 Page11) シナイ山やルクソールでのことは、別の次元に入っていたからだと、後で教えられた。他の人と同じ場所にいるようでも、霊魂がその中に入り込んでいるということで。・・・その時は、ほとんど意識がないような状態なので、自分ではわからないのだけれど。
 また、肉体がライトボディとして進化していくと、微細で高いレベルのエネルギーも吸収して、細胞の隅々に摂り入れるようになるので、その過程で身体全体が重くなったようになるとのこと。
 そのために、プロセスの間(ダウンロード状態)は、ゆっくりしか動けないようになってしまうのだと。このことがわかるまでは、自分でも体力が以前より衰えているとか、運動不足が原因と思っていたけれど、(実際には、それも充分に含まれていたと思うけど。^^;)、それだけではなかったようです。

 この日も、登っている時と下りた後の違いが顕著だったようで、Aくんにも驚かれてしまった。(ははは) ・・・お世話おかけしました〜。(^^; 柾至が付けていた鈴の音が、山の中に響き渡り、私たちを力づけてくれていた。 ガンダロフの杖も、もう一つの足として支えてくれていた。
 また、これは帰ってから教えてもらったことだけれど、今回のように特別な場所などの場合は、案内する人によっても違ってくるとのこと。同じ場所でも、入れるところと入れないところがあり、一人では駄目なところでも、一緒にいる人によって入れてもらえることがあると・・・。
 今回は、この山の守り人でもある、西さんに案内してもらえて、入ることが出来たのですね。戻る道で、この場所にお店を出すようになった経緯を聞いて、そのお役目があったのだと、改めてわかりました。・・・おつとめご苦労さまです。(^^)

 お店に戻ってから、みんなへのプレゼントがあった。千夏ちゃんが、一文字ずつ描いた書。前回来たときに2枚の書を手にして、今日もう一枚買おうと思っていたのです。(やったね!)
 一人ずつクジで番号を引いていった。(登る前に、その番号を貼るお手伝いをさせて頂いたのでした。^^) 私の分は、柾至が引いてくれていた。それが4番になっていた。(!)
 実は、今朝起きて準備をしようとしたところで、時計をみたら「4:44」になっていて、福岡からも4人で出発し、奥の院でも4人になったりと、4の数字が気に止まっていた。・・・また「444」は、エジプトツアーのプラン中にも示された数字でした。(^^)
 そうして、私のところに来た文字は「栄」。「栄える」という意味とのこと。じっと見ていたら、その字の真ん中に、鳥居が入っているように見えた。(!) そこで浮かんできた言葉、「内なる神の鳥居をくぐり、繋がりが強くなるにつれて、ますます栄えてくる。」 車で向かう途中で空が変わり、「一つ通り抜ける。」というのは、このことだったのかも。 ・・・ありがとうございました☆

 Aくんは「寿」、Yokoちゃんは「福」で、それぞれに相応しい文字を手にしたみたい。(同じ文字でも、字体やエネルギーが違っています。) 一緒に参加した人の中には、私のHPを見てくれていた人や、私の出身である今治の大山祇神社(山の神で、木花開耶姫の父神)と縁があるという人たちも。・・・ちょうど今朝届いたメールのカードで、木花開耶姫の絵を目にしたところ。(!) 西さんからは、インカの太陽神の話も出たりして、また新しいご縁も繋がった。 最後の最後まで、ありがとうございます。

 その後、6人で食事をして帰路へ。帰ったところで、柾至のTOFELの結果がわかることになった。進学のために、目標としていた点数を突破していた。 やったね〜! 彼は大喜び♪ 勉強のことは何もみていなかったけれど、ちゃんと努力していたのね。良かった、良かった。これで、ひと安心。 また、その点数というのが意味のある見事な数並びの数字にも。(うふふ) そう、その試験を受けたのは、鞍馬に入る前日の満月の日だったのですね〜。・・・何から何まで、ありがとうございます。
 年明け早々、素晴らしい時間を過ごさせて頂いて、おかげさまで2009年がますます楽しみになってきました。 全ての存在に感謝します☆