[まさしの一日 Vol.12]












                              Vol.13

                                        Since 1999.8.14






11月23日
今日は、私の友人Mさんと一緒に油山に行って来た。ここに来るのは3回目。この時期は紅葉の見所になっている。朝から良く晴れていて、青空が広がり風もほとんどなくて、またまた最高のお天気だった。
最初に、まさしはもーもーらんど牧場の滑り台やプレイコーナーでひと遊び。その後は、池で水鳥にエサをあげたり、羊や牛小屋を見て歩きながら広い牧場をぐるっとひと周りした。お腹ペコペコになったところで、お弁当タイム。この日は私がおにぎり担当で、おかずは例によってMさんが腕によりをかけて、たくさん作ってきてくれた。もうすぐお嫁に行くMさん。彼女の手作りお弁当をこうして一緒に食べるのも、もうしばらくないかな・・・。私達が食べている間、3匹の猫がやってきた。愛宕神社に行ったときから始まって、私とまさしが遊びに行くところに続けて猫が出てくる。この日も周りでみんなお弁当を広げているのに、なぜか私達のところに最初に寄ってきていた。偶然でもおもしろ〜い。デザートは、牧場名物のミルクソフト。これが午後になると、長蛇の列になって大変なの。だから今日は早めに食べておいたのです。へへ・・・。
しっかり栄養補給したあとは、市民の森へ。前回おじいちゃんと行った時は、カブトムシの観察小屋から夫婦石の展望台まで行った。今回は紅葉狩りを兼ねてつり橋のあるもみじ谷を目指して行った。途中の自然観察センターでは、まさしのクラスメートにもバッタリ。この市民の森はとにかく広い!全部周るのに一体どれくらいかかるんだろう。もみじ谷までの道はずっと登りでフーフーだけれど、途中で止まると足にド〜って来そうだから「あと、もう一息!」と思いながら一気に歩いた。まさしは、またポケモンなどの好きな歌を歌いながら元気に歩いていた。やっとつり橋に着いて、赤く色づいたもみじを見ながら、森の新鮮な空気を思う存分味わった。気分爽快!私達が休憩している間も、まさしはアスレチックで遊んでいた。子供ってやっぱりパワフルだな〜。その前にすでに牧場をひと周りした後なのにね。降りる時は、道を変えてつばきの森を通って行った。ここにはたくさんのつばきが植えられていた。この山の頂上あたりでは、まだ固くつぼみを閉じているが、日当たりのいいふもとでは、すでに濃いピンクの花を見せてくれて、とってもきれいだった。途中、まさしは涌き水を手にすくって、「冷たくて気持ちいい〜、おかあさんもさわってみて〜」と言ってはしゃいでいた。またその周辺は空気が違う感じ。今日はとにかく良く歩いた。でも不思議と疲れは感じなかった。私は、昔は歩くのがあまり好きではなかった。その頃は歩く=疲れると思っていたから、カナダでもすぐ車に頼っていた。あんなに素晴らしい自然に囲まれたところに住んでいたのにね。それが、今はこうしてたくさんの自然のエネルギーを浴びながら歩くと、ますますエネルギーに満たされてくるから楽しくなって来た。自然の力ってすごい! これからも出来るだけ自然と触れ合う時間を持ちたいな。



11月 4日
 今日は、おじいちゃんと3人で篠栗にある南蔵院というところに行って来た。ここは、篠栗四国霊場の総本寺で第一番札所の南蔵院は、高野山真言宗の別格本山でもあるそうです。そこに建立されている釈迦涅槃像は、ブロンズ製では世界一だそうで、ねぼとけさんとして親しまれています。―その話を先週おじいちゃんが聞いてきて、ぜひ行って見たいと思い、早速行くことになったのでした。篠栗までは約50分。今までこっち方面は、あまり縁がなかったけれど、まさしのパパは学生時代に篠栗で英語を教えていたと言っていたことを思い出した。周りを山に囲まれた静かで落ち着いた所だった。さすが、霊場八十八ヶ所が集まっているところだ。昨日までのどんよりとした天気とは打って変わって、今日は見事な青空で暖かく、最高のお天気だった!
 一歩入るとたくさんのお地蔵様がお出迎え。本堂の前には大黒様。七福神トンネルの手前には白衣観音像があり、私はその美しいお顔からしばらく目が離せなかった。まさしは向かいの可愛いわらべじぞうが気に入ったみたい。林の中の参道を通っていよいよ涅槃像へ。その真下には、ミャンマーから贈られた仏舎利が安置されており、仲見世もある。階段を登ると、それはそれは大きなお釈迦様が青空の下で気持ち良さそうに横たわっていた。全長41m・高さ11m・重さ300トン。足の裏には紋様が施され、まさしはリフレクソロジ〜♪なんて言いながら、触っていた(笑)。 その裏には、四国霊場八十八ヶ所のお砂踏みをするところがあり、これで私達も全部お参りしたような気分・・(^^; そこには、お釈迦様が木の下で瞑想している絵が掛けてあり、まさしは少し前から「ブッダ」を読んでいるところだったので、ちょうど良かったみたい。 大師堂の下には、たくさんの亀がいる小さな池もあった。まるで置物みたいで見ていておもしろい。干支で言うと、今年は半吉だったらしく、来年は大吉となっていた! 今まで私の見た限りでは、来年はさらに良くなるのは間違いないのだ。イエ〜イ! v(^-^)v
 荒神茶屋で名物の昼食を食べたあとは、高さ11mの不動明王像の奥にある不動の滝へ。ひんやりとして澄んだ空気に包まれて生い茂る木立の中を登ると、滝の流れる音と共に雰囲気ががらっと変わった。数々の不動像に滝が流れ落ちており、そこに木洩れ日が射して神秘的な雰囲気を醸し出している。滝の横には、奥の院。その横の洞窟を抜けると竜の像のある不動霊水窟。そこには、大きなVajra(日本語で何か忘れてしまいました)があった。―それの手の平サイズのものを、私はカナダにいる時にREIKIの本で見てREIKIセンターから取り寄せて持っていました― 滝の奥には、平家岩と言うのがあって、平家の落人が住んでいたという伝説があるらしく、抜け穴のようになっていた。まさしはおもしろがって先頭に立ってその岩を登って行った。そこをくぐり抜けると立派な竹林があった。こうして、一通り周った後、私はもう一度不動の滝に戻った。流れる滝を見つめながら、私はまた自然のエネルギーと一緒に、今日出会ったたくさんの守り神たちのエネルギーを全身に受け取っていた。この滝の水に私の魂もまた清められた気分だった。まさしは、擦り寄ってきた猫としばらく遊んでいて、すっかり気に入ってしまって、連れて帰りたいと言い出すほどだった。残念だけど、とても今のところでは飼えないものね、それにハムスターがいることを忘れちゃあダメよね。と言うことで最後にどんぐりがたくさん落ちているのを見つけて、3人でハムスターのお土産に拾って持って帰った。南蔵院の周囲には、昔の雰囲気そのままのお土産屋さんがいくつかあって、一歩入るとまたどうぞ、どうぞとお茶を出してくれる。こんにゃくも名物らしくて、珍しい乾燥こんにゃくや、手作りの山芋まんじゅうにおじいちゃんの好きな羊羹やお菓子も買って、ウキウキ♪ お決まりの今日のアイスは、名物の抹茶タップリのソフトクリームで、最後を締めました。うしし・・♪