[聖なる旅]


聖なる旅 



雪の北海道 編

2006.3.12〜3.15
                                                                                

                                                       Page 1

 3月12日
 去年の秋に続いて、再び北海道に行くことになった。そのきっかけは、お正月に筥崎宮にお参りに行ったことから。境内でアンケートのようなものがあった。滅多に自分から記入することはしないのだけれど、主催が聖なる旅の国内ツアーで、お世話になっていた旅行会社だったのと、筥崎宮でのことだったから。
 忘れた頃に、特別料金での御招待に当選したとの案内が届いた。それが、再び北海道のサインが来ていた時であり、内容もどこか惹かれるものがあったので決定。日程を考えていたら、セドナ行きと、柾至の入学手続きやSTSの久留米セミナーなどが、パズルのようにピッタリと入ることになった。

 出発を待っている間、搭乗口のテレビで長崎の亀山社中が映っていた。早速、龍馬ちゃんの登場でスタート。(ふふふ) 前回と同じく、新千歳空港に到着。場所もわかっていたので、到着と同時に直行して、鮭イクラ弁当もゲット。(^^) 
 気温は1℃で、お空は快晴なり。ここでは雪も少ないし、思ったよりも寒くないから、あれって感じ。77−77のサインも現われて、この旅も楽しくなりそう♪

 今日は移動日だったけれど、途中で支笏湖へ寄ることに。 ここまで来ると、辺り一面は雪景色に変わっていた。でも見た目ほど寒さは感じず、空気が澄んでいて気持ち良〜い。・・・と思っていたら、湖の前に出たところで強い風がビュ〜ビュ〜。お〜っ! さすがに吹きさらしになると寒い。(写真下の髪の状態で、わかるかしら。^^) 風の音もすごくて、しっかり耳をカバーしていないと、しばらくすると痛くなる。これぞ冬の北海道、なめてはいけません。(笑)
 前回訪れた洞爺湖は女性的で、支笏湖は男性的な湖と言われているそうだ。なるほど〜、これで統合になったのね。 支笏湖は原生林に囲まれたカルデラ湖。田沢湖に次ぐ日本で2番目の深度で、透明度が高い不凍湖。波々として、水の色もきれ〜い。周囲には、活火山の樽前山や恵庭岳もくっきりで、真っ白な景色に赤い橋が鮮やか。ここでも氷濤祭りが行われるそうで、氷の塊がド〜ンと積み上げられていた。 石狩川の水で出来た氷らしく、透き通った淡いブルーできれいなこと。(食べちゃいたいくらい。^^) 


 参加者の若い女の子に話し掛けられた。韓国から留学していた学生で、卒業して帰る前に、北海道に来たかったのだという。(まあまあ、一人でエライね♪) 売店で、あったか〜い木の子汁を買って、バスの中でお弁当と一緒に食べた。(ほっ) 野生の木の子が一杯で、おいしかった。
 トイレ休憩で降りたハイウエイオアシス砂川は、お城のような建物で面白く、中にはお店が一杯。ここではやはり北菓楼でしょう。お得なセット(ホワイトデー用だった)があったので早速ゲット。天使の鈴まで入っていて、うれしい。お薦めソフトもおいしかった。外は雪が降っていた。
 
 数並びの車が次々に目に飛び込む。中でも繰り返し続いたのは、「88」だった。今夜のお宿がある層雲峡へ。大雪山国立公園というだけあって、すごい大雪になっていた。(良くバスが走れるなあ〜と感心) 
 断崖絶壁が24km続く峡谷に入った。白蛇の滝から、銀河の滝(女性)に流星の滝(男性)・・・名前も素敵だけど、ここでもペアになっている。(ラブラブは続くのです〜。うふっ) キリストを抱いたマリア岩に観音岩も。 外に出ると、吹雪みたいになっていて凄かったけど、それもまた面白かった。これこそ冬の北海道の醍醐味。(^^) さらには、野生の鹿ちゃんが御挨拶に現われてくれて、みんなで盛り上がった。(ありがとうね〜)


 「ホテル大雪」のお宿に到着。(名前もそのまんま。笑) この大雪なのに、予定より早めに着いたらしい。(ドライバーさんに拍手!) 熊さんの置物にも御挨拶。(よっ!)
 夜はお出掛けがあるので、お風呂は後にして夕食に。名物の石狩鍋を堪能。鹿のスモークまであり。(会ったばかりで複雑。^^;) お部屋でしばらく一休みしてから、重装備スタート。今日のメインである、層雲峡の氷爆まつりなのだ〜。シャトルバスに乗って到着。この時間は、マイナス9度ぐらいだそうだ。やっぱり夜になると、風が冷た〜い。
 石狩川の河川敷を利用した、広さ1万平方mの会場になっている。真っ白な氷が、七色にライトアップされ、幻想的に浮かび上がって見える。その美しさに寒さも吹っ飛んで、思わずはしゃぐ私たち。(^^) どこから周ろうかしら、ワクワク。地面はツルンツルンだけど、バスの中で滑り止めを買って付けていたので大丈夫。(これが大いにお役立ち。) 


 氷で作ったカマクラが幾つもあって、順番に入ってみた。中に入るとあったかい。それぞれ違う色でライトアップされて素敵。氷爆神社というのもあったので、手を合わせて御挨拶。橋の上に立つと、突風が吹いてきて、きゃあ〜♪ 


 アイスドームに入ろうと、氷の階段を一歩ずつゆっくり登ると、一面美しいつららの世界。わ〜、すごいなあ〜。窓もあって、会場が見渡せたり。ここで韓国人の若いカップルに写真を頼まれた。その二人が、また初々しくて可愛かった。(^^) 私たちは、親切な熟年カップルに声を掛けられ、撮ってもらうことに。


 他にも、太陽の門のような氷像があったり、アラムムルの神殿を思わせるようなものまで。雪と氷の精霊たちもいっぱい。最後に売店に入り、あったか〜い甘酒を飲んで、じわ〜ん。(ほ〜浸みる〜) ここで摩周湖やアイヌの紋章が描かれた切手を見つけて、思わず買った。
 

 お宿に帰って温泉に入り、冷えていた足先や指先を、じ〜っくり温めた。(ポカポカ) 今日はこのまま、お休みなさ〜い♪