[聖なる旅]






聖なる旅


信州 編

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2002.3.23〜26


3月 23日
 山田さん、K.SさんことShinoさんの3人で、AM7:10発の飛行機に乗って出発。
機内でしばらくウトウトしたあと、ふっと窓の外を見た。青い空にポッカリと雲が浮かんでいる。その上を、さあ〜っと薄く細長い雲が流れるように現れた。こっちに向って、ゆっくりとやってくる。もしかして・・・龍!? やっぱり、今度も迎えに来てくれたんだ。うれしいなあ〜。私はこうして魂の目的を果たすための機会を与えられたときも、毎回必ずガイドたちに祈りを捧げる。”私と関わる人達を守り、それぞれの目的を最善の状態で果たすことが出来るように、見守ってほしい。” 今までも出発した直後に、その答えのサインを見せてくれていた。”大丈夫、全て任せなさい。安心して楽しんで来なさい。”と・・・・。
 だんだん東京が近づいて来たときには、雲の絨毯の上から三角に飛び出て、頂上だけを表した富士山の姿も見えた。今回も楽しい時間を過ごせそう♪

 東京から新幹線で長野駅へ。長野に近づくと、曇っていた空がどんどん晴れてきた。雪の積もったアルプスの山も見えている。この間、山田さんがShinoさんにヒーリングをして、固くなっていた身体をほぐしてあげていた。長野は思ったほど寒くはなかった。まだ時間があったので、駅の近くでランチを食べることにした。やっぱり長野と言えば、おそばでしょう! そこに、「五岳そば」というお店発見。五岳と言えば、すぐ浮かぶのは阿蘇の五岳。それでこのお店に決まり! 五岳きのこそばを頂いて、お腹も満足したところで会場へ。 
 1日目の会場は、ビックハットの隣。まだ新しいみたいで、広くてきれいなコンサートホールだった。しばらくして、アンコールワットツアーで一緒だったHisakoさんも来た。セミナーが長野だったので、清里に住んでいるHisakoさんに連絡を取ったのだ。それでこの日に休みを取って来てくれた。久しぶり〜。山田さんに紹介すると、「前に会ったことありますよね?」 てっきり冗談で言っていると思ったら、何と二人は2年前のメキシコツアーで一緒だったことが判明! いやあ〜、いきなりまた・・・。予想外だったので、これには私もびっくり。やっぱり、Hisakoさんも来ることになっていたのね。このセミナーでは何があっても、不思議ではないって感じ。(^^)
 開場を待っている間、Hisakoさんが買っていた”おやき”のお裾分けを頂いていた。そこへ、半田先生が現れた。パネルを見ながら、ゆっくりこっちにやって来る!すぐ横で立ち止まって、しばらく私の斜め前にいたけれど、おやきをパクついていた私は、思わずパネルの後ろに隠れてしまった(笑)。山田さんも、挨拶しておいでよ、と促してくれるのだが、自分から行く勇気はまだ出なかった。(^^; 高知から1ケ月以上経っているからか、また会うとドキドキしてしまう〜。いつかは、他の人たちみたいに気軽に声が掛けれるようになるのかな・・・。(^^) 
 伊丹からの飛行機で来た兄も、ギリギリで間に合った。半田先生の挨拶の後、Aikaさんのメッセージでコンサートは始まった。それは自然界からのメッセージだった。

 もうすぐ春ですね。
 あなたに私の声が聞こえますか?
 あなた方に私たちの悲しい声が聞こえますか?
 昔々、あなた方がこの世にいなかった頃、私たちは大きな声で春の喜びを歌い上げました。
 そして、あなた方がこの世に生まれてからも
 あの頃は私たちの歌声が聞こえました。
 一緒に歌ったものですね・・・
 
 それがいつ頃からでしょう・・
 あなた方が、私たちの声に耳を貸さなくなったのは・・・
 今、私たちは必死にあなた方に呼びかけています。
 あなたの目に映るあの緑
 あなたの目に映るあの花の色
 そして、私たちの命の源 朝日、光り、あの水の輝きを・・・
 今では本当の私たちではなくなってしまいました。

 ほんの少しでいいんです。
 ほんのわずかでいいんです。
 私たちの呼びかける声に、耳を傾けてください。
 私たちは、あなた方と命を支えあって生きているんです・・・

 Aikaさんは、そのあと美しい声で地球へのメッセージを歌った。もしかして、この唄なのかな・・・半田先生が作った歌は。今回は、堀田さんのオカリナ、ピアノ、バイオリンに新しくチェロも加わって、さらに素晴らしい演奏を聴かせてくれた。堀田さんのインディアンフルートも相変わらず素敵で、魂に心地良く響いてくる。大地からのメッセージのように・・・。
 宇宙からのエネルギーを受け取る呼吸法をしたり、隣の人とペアを組んで軽く腕をほぐし合って、ハグしたり。最後にはAikaさんもステージから降りて、みんなと一緒に「ハレルヤ」と「ふるさと」を歌った。「ふるさと」が始まってからは、もう歌えなくなって私はボロボロに泣いてしまった。いつもいつも素晴らしいコンサートをありがとう。
 コンサートの終了後、AikaさんはCDのコーナーで、みんなにサインしてくれていた。兄もCDにサインと写真を撮ってもらって喜んでいた。Aikaさんは私の顔を見るなり、「この前は写真どうもありがとう〜。お子さんは元気ですか?」と声を掛けてくれた。一度挨拶しただけなのに、覚えていてくれて感激♪ 
 タクシーでホテルに向かう途中、運転手さんからいろいろな情報を教えてもらった。わたしたちのホテルは、善光寺の近く。おやきだったら、このお店ということで、散歩がてら「小川の庄」のお店へ。野沢菜からなすに、干し大根、しめじ、カボチャ、スッキーニ、あずき、ポテトコーンにりんご入りなどなど、種類も豊富。どれもおいしそう〜。出来たてのアツアツを、みんなでいろいろな種類を買って、味見仕合った♪ 自然の恵み一杯の食べ物を頂くと、心まで暖かくなって優しい気持ちになれる。ほんと半田先生がいつも言っている通りだな。
 その後は、STSの長野支局に連れて行ってもらった。半田先生は、奥で打ち合わせ中。私たちは、ハーモニーウオーターで作ったリンゴをたくさん頂いた。やっぱり、甘味が全然違うなあ。今、私もハーモニーウオーターで作ったお米を毎日頂いているが、食べる度に自然と幸せだなと思える。自然と共存している食べ物は、私たちも自然の中へと戻してくれるような気がする。
 ホテルに戻る途中で食事が出来るところを探していたら、日本家屋風でいい雰囲気のお店を見つけた。長野名物のお料理の盛り合わせでどれもおいしく、それがこんな大きなお店にも関わらず、ランチ並みのお値段だった。居心地も良かったので、話も盛り上がった。ホテルに戻ってからも、山田さんの部屋に集まって、さらに続く・・・。Shinoさんは、ここでも山田さんや兄から身体を調節してもらっていた。「この水は、こんなことにも使えるよ。」と、Shinoさんに最初に前屈してもらった状態を覚えてもらい、その後ハーモニーウオーターをエーテル体の辺りにスプレーで吹き掛けてから、再び前屈すると、あらあら不思議。たったそれだけで、身体が前より柔らかくなっていた。外食するときには、一度吹き掛けてから食べると、それだけで中和されて、おいしく安心して食べれるので、私もいつも持ち歩いていたが、この水は他にもいろいろなことに使えるのだった。Shinoさんは最後には顔色まで変わってきて、目もすっきりしていた。最近、自分でも何か新しいことを始めたいという意識が強まって、ここに来る前にあるリフレのスクールに4月から通おうかと考えていたそうだ。でも、まだ少し迷いがあり、申し込みをするのは長野から帰ってからにしようと思っていた。その答えが、この時はっきり出たようだ。今の状態で始めるよりも、先に自分の身体をもっと整えてからしたほうが良いとの、みんなのアドバイス。さらには山田さんからも、そんな高い授業料(40万以上!)を払って長い時間を費やさなくても、いい先生を知っているから、その時には紹介してくれるとのこと。Shinoさんも大喜びだ。このセミナーもセカンドの後で突然参加することになり、それ以来、熊本・高知、そして長野にまで来ることになった。この間に、家族との関係も大きく変化している。今年に入って、彼女も岩戸が開かれたように、どんどん必要なものが流れてきている。窓の外を見ると、雪が降っていた。また祝福だね☆