[聖なる旅]  [2009 エジプト編]


聖なる旅 



押戸石のウエサク祭 編


2009.5.9〜5.10

                                                                                

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 5月 9日(満月)
 家を出る前に、今年のRAINBOW TOUR のサファリ編 をアップしておいた。またシンクロして、満月の日のレポートになっている。& 旅に出発したのは、2ヶ月前の同じ日。予感通りに、この日は旅のエネルギーと融合&統合する一日になった。・・・・

 出たところで、「111」 「88−88」。 先日の玖珠に続いて、いつもの神社で集合し、Yokoちゃんの車で出発。同じ道を通るので、「風林火山」も再登場。(自然界の精霊たちも、待ってるよ〜♪) 
 休憩したSAで、まずピラミッド型のお菓子が目に付いた。それも真っ黒。(!) 浮かんだのは、レポートしたばかりの黒砂漠のピラミッド。早速来ちゃった。(へへへ)・・・ということでお土産に。(^^)
 Yokoちゃんは、私たちが前に食べたジェラードが気になるといってダッシュ。そこで、イタリアとエジプトを思い出しながら、マンゴーを選んでいた。(ふふふ)

 日田のインターで降りて、山の中を走っていたら、何度か訪れたことのある「木の花ガルテン」の前を。(Diary27) そのすぐ前に、4日前に太宰府で買ったばかりの天領窯の工房があることを思い出した。(ブログレポート) そう、ここで作られていたのだった。(!) 自然界のエネルギーを融合させて・・・。

 すぐ先に、ピラミッド型の屋根があるのも目に付いた。鮮やかな緑に覆われた、川沿いの山道を走る。しばらくして、杖立温泉の横へ。ここも何度か訪れていたけれど、ふっと思い出したのが、外の壁にクレオパトラの絵が描かれていたこと。(!) ちょっと周りの雰囲気からは浮いていたので(笑)、印象に残っていた。(Diary81にて)  ・・・まだまだ続くよ〜。(むふふ)

 小国町に入った。そう、ここにはピラミッドそのままの建物があるのです。(!) まずその前に、ランチタイム。そば街道のお蕎麦を食べることにして、石臼挽きそばと葛料理の「吾亦紅(われもこう)」さんへ。
 周囲には、田植えの準備をした田園風景が広がっている。お店も、古民家風で良い感じ〜♪ 名物そばづくしの「鈴蘭膳」をオーダー。まずは、甘いフルーツワインの食前酒に、ざるそばからスタート。すりすりした生わさびが効いて、程良いコシでツルツルッ。 続いて、少し甘めの出しがおいしい、温かいとろろ蕎麦に、サラダ蕎麦。麺はどれも食べやすい長さに切られている。(この心配りが素敵。^^) 自家製漬物と一緒に食べた、そばの実のそば粥は、優しく癒される味。自家製のゆず味噌をのせた葛豆腐は、濃厚で絶品。最後に、そばシャーベットも。さすが小国そば街道の名物だけあって、大満足〜。それに、スタッフのサービスも良くて二重丸のお店です♪  ・・・「われもこう」というのは、マジェンダカラー(!)の花をつけるバラ科の植物のことだったのでした。(ちゃんちゃん)

   


 続いて、お久し振りの「林檎の樹」さんへ。8年前に、初めて訪れた時のことを思い出します。・・・あの旅も目覚めの大事な旅でした。(阿蘇・幣立編) ここも数年振りですね〜。パンのコーナーが移動して、アップルソフトはなくなっていたけれど、定番の懐かしいパンは健在。ミニアップルパイなど数種類をお土産に。
 合流まで時間があったので、近くにある満願寺へ寄って、毘沙門天さまにご挨拶。

 お次は、山田さんから聞いていた鍋ヶ滝へ。入り口には杖があったので、シナイ山を思い出しながら、ガンダロフの杖としてお供に。(ふふふ) 
 林の中を、どんどん下っていく。お〜っ、これが! 高さ10m幅20mぐらいで、レースのカーテン状に優雅に流れている。この滝は、お茶のCM(菜々子ちゃん主演)にも登場していたとか。(ほ〜っ) 
   

 裏見の滝としても有名ということで、私たちも裏側に入ってみた。 ザイオンの滝を思い出すなあ〜。(セドナ2007編 Page2) ここでも、禊をイメージして全身のクリアリング。スッキリして気持ち良くなった。押戸石に行く前に来たのは、その準備だったみたい。

   
 
 てくてく登って戻ったところで、売店のアイスクリームを。すると、イタリアで食べたジェラード並みの盛り方で、同じく小さなコーンのスプーンまで。(まあまあ)

 合流場所の「きよらカーサ」へ移動。そう、ここがピラミッドそのままの形をしているのです。頂上のキャップストーンからすると、カフラー王のピラミッドって感じかな。ちなみに、そのまた先の小高い山の上には、「ぴらみっと」という小国の物産館もあるそうです。(ほ〜!)

 ここも同じく物産館になっていて、レストランもあり。待っている間に、林檎の樹で買ったパンをおやつに。イタリアで食べたクロワッサンがおいしかったので、ここではお初に買ってみた。すると思いっきり歯ごたえのあるパリパリの生地に、アーモンドが練り込まれていて、これがまた超おいしいの何のって♪ 思わず感動しちゃった。(うふっ)

 しばらく待って、山田さんたちの車と合流し、車三台並んで押戸石へ。・・・お昼頃に出ると聞いていたので、私たちは早めに出て別行動をしていた。
 ガタガタした道を、ゆっくり入って到着。ここも久し振りだ〜。やっぱりここは、ヨーロッパの田園風景みたいだよね。とても日本とは思えない景色が、目の前に広がっている。はあ〜、サファリとは違った意味で、大自然が素晴らしい。 ここから見える山々が、富士山とシナイ山が並んでいるように見えていた。(写真左・・・左端の山が富士山で、右端がシナイ山なり。)

   

 丘の上を登って、巨石群へ。(阿蘇編2003 Page 3に詳細) 初めて訪れたのは6年前。その後も、何度か訪れていた。 先月のDiary を書いていたときに、ふと繋がることがあって思い出していた翌日に、山田さんから押戸石へのお誘いの電話が入ったのだった。それも昇龍のハイライトが明けた後の満月ということで、即効で答えていた。(^^)

 まっすぐピラミッドの石の前へ。まずはご挨拶のお祈りをして、ゆっくり一回り。その後、真向かいにある石の上に乗って、しばらく正面からピラミッドの石を眺めていた。そこで、これからどのような方向で、何を目的として歩んでいくのか、浮かんで来たことを心で宣言していた。それは、朝の祈りのときに浮かんでいたものでもあった。

   

 靴を脱いで、そのまま仰向けになった。足の裏と、仙骨から背中、肩甲骨から頭までが、岩にピッタリと密着状態で瞑想タイム。(クンダリーニもアップさせちゃおう。)
 外の音が遠くから聴こえてくるけれど、意識は別のところに。どれくらい時間が経ったのか。優しい風に起こされるように目を開けると、太陽が西の空に傾いていた。穏やかな金色の光に包まれている。

   
 
 改めて、向かいのピラミッドの石を眺めていて、ようやく私の中で気づいたことがあった。この石は男性性を象徴していたのだ。そして、私が乗っている石は、女性性の石だった。この二つの石がピッタリと向かい合っている。その石の上で仰向けになった状態で、私は男性性と女性性の統合をしていたのだ。 全く無意識の状態で。 ・・・また終わってから気付く私。(ははは)

   

 このテーマは、今年のエジプトのテーマの一つにもなっていた。それを、しっかり統合させるために、ここに来たのだとわかったのです。みんなも、この石の上に呼んだ。隣の石で瞑想していたYokoちゃんが、ゲホゲホと咳をし始めた。奥のほうから詰まっていたものが、良い感じで出てきてるね〜。次の岩戸開きになっているから、どんどん出しちゃおう〜!

 飛行機雲が太陽の上を走り、龍になった。ゆっくりと沈んで行く夕日を、みんなで静かに見送っていた。サファリの夕日を思い出しながら・・・。

   

 山田さんが戻ってきたところで、直会のスタート。私たちの後で鍋ヶ滝に行ったときに、車のバッテリーが急に上がってしまって動かなくなっていたとか。(!) ・・・何があってもおかしくない、今日の満月です。(^^)

 妙見でいつもお世話になっている、青木さん夫婦が特製の焼きそばをジュ〜ジュ〜。今日もおいしい♪ 同じくキャンプに来ていた、二人の男性も直会にご招待。その内のお一人は、満月の日に何度も一人でキャンプに来ていたけれど、他の人たちがいるのは今日が初めてとの話。 東京からのお友達はミュージシャン。みんなでお話していたら、早速繋がっていたことが判明。 何度も予定が変更になって、やっと今日来れることになったそうで、それもどうやらスサノオ神のお導きのよう。(!)

 姿を見せた満月は、燃えるようなオレンジゴールド。そう、まさにサファリの月と同じだった。(エジプト編 Page3) やはり、そうなのですね。あの旅でのエネルギーが、今日再び降りている。エジプトと日本の融合と、それぞれの統合をするために。 そのために、今回はいつもより早くレポートをスタートさせることになっていた。・・・同じマジェンダカラーのストールも持ってきていた。v(^^)v
 
   

 火の周りを囲んで直会も佳境に入り、ふみさんの特製スープも出来上がった。クコの実や発芽玄米のお団子に、お野菜もたっぷり。その中には、オアシスのナツメヤシまで。(!) ・・・テラちゃんお土産として。それを、STSのコンクリンガバランスで作っているのだから、もう言うことなし。v(^^)v 
 二杯目は、モロヘイヤの代役として用意していたというホウレン草が入り、エネルギーと気分は、モロヘイヤスープなり。(ふふふ)  全く何から何まで、オンパレード。

 月のオーラが、金色に虹色が融合された色(LUNA RAINBOW カラー)になっている。そこで、お約束のUFO も現れて、みんなで盛り上がり。(めでたし、めでたし)


   

 佐賀から、さっちゃん達も到着。(久し振り〜) フルーツやロールケーキなどのデザートも頂いたりして、直会がひと段落したところで、丘の上の巨石のところへ移動することに。

 それぞれにマットを持って、瞑想をすることになった。私も一緒に行こうとしたけれど、止められた。(!?) 夕暮れ前の瞑想で、その目的は果たしたということで、Mihoちゃんと二人で火のそばに残ることになった。




 燃える炎を見つめていた。いつまでも飽きることがない。いえ、この時の私は、この炎から離れることが出来なかったのだ。

 そこで、ギターの音が聴こえてきた。それまで気付かなかったけれど、お隣にもう一人テントを張っている人がいた。流れてくる曲は、「レットイットビー」。続いて、E・クラプトンの「チェンジ ザ ワールド」。(!) あ〜もう〜、やってくれます。 この完璧な演出は、もうたまりません。(^^)

 最後に、仕事が終わってから到着したSさんとは、支局の料理教室で会っていた。また何と、アフリカのドラムを持参。その前にミュージシャンの人と、ここでドラムがあったら良かったねと話していたところだった。 まったくもう〜。 何から何まで素晴らしすぎて、ニクイ。(笑)

 巨石のところで、そのドラムを叩いてくれていた。その音が響き渡っていた。丘の上では、Yokoちゃんも踊っていたらしい。(^^) 温泉に行っていたミュージシャンの人たちも戻ってきて、また合流。
 日付が翌日になったところで、みんなも降りてきた。最後の締めのスープは、キノコをたっぷり入れて頂いた。ここで、今夜のところはお開きにして休むことに・・・☆   (次ページへ)