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聖なるペルーの旅 2


〜 月の神に導かれた魂の旅 〜



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2002.12.20〜2003.1.6

1月 1日 (後編)
 いよいよ月の島に降り立った。空には、ソーラーレインボー。その周囲には、女神や天使の雲がいっぱい。ティティカカ湖の水の色も、さらに透明度が増している。聖なる湖と呼ばれるに相応しい美しさで、思わずウットリ。(^^) この湖の底に、光りの都市へのポータルがあるというのも、素直に信じられる。


 ここが、月の神殿! わ〜素敵〜♪ 何て、優しくて穏やかなエネルギー。平和と女性性のエネルギーを象徴したような場所。ここで、太陽の巫女たちが育ったという。・・・わかる、わかる。清らかで、何の穢れもない。何ものからも、汚されることのない、この完全に守られた世界の中で、巫女たちは学び、育てられた。太陽の島とは、また違う感覚がする。太陽の島は、お勤めの場所。ここは、魂のふるさと・・・。
 (ツアーから帰って、ティティカカ湖は地球の第13チャクラを表し、全てのものをワンネスの中へと、全体を穏やかに包み込んでくれている場所だと伝えられた。・・・納得です。)
 「あっ、虹が一つになってる!」 誰かが叫んだ。空を見上げると、ソーラーレインボーの輪が変化していた。さっきまでは、半円だった。それが、ここで一つの円になったのだ。わ〜、すごいよ〜!! ここで、完全な姿になった。太陽と月、男性性と女性性のエネルギー、陰と陽が、ここで完全に統合されたのだ。
 ・・・最初のスケジュールでは、昨日の午後に来ることになっていた。それが、この日に急遽変更になった。(最善を導く、聖なる旅ならではですね。^^) 2003年の新しい年の始まりの日に、ここに来れただけで感謝なのに。 はあ〜・・・(ため息)。 あまりに素晴らしくて、もう何も言うことはありません。(^^)

 それぞれに自分の場所を見つけ、静かに瞑想に入った。何も考えることは出来なかった。ただ、この素晴らしい祝福と至福感を感じていた。
(やっちゃんの写真で、虹が三重になっていたことがわかりました。写真下右)


大空に舞う

神殿の前には、ストーンサークル

完全なる統合ですね。

三重のソーラーレインボーでした。

 時を忘れて、過ごしていた。いつまでも、ここにいたかった。「もっといたい、帰りたくない・・・。」 みんながそう思っていた。
 神殿を離れようとしたとき、あるペンダントを買った。島の人が近づいて来たとき、買うつもりはなかったので、断ろうとしていた。でも、その差し出されたペンダントを見たときに、その中の一つに目が行って、手に取ってしまっていた。
 それから、島を降りようとしたとき、Mikiちゃんがしていたペンダントを見てびっくり! 「これ買ったの? 私も同じものを買ったよ〜!」 そのペンダントは、太陽と月が横に並んで、ピッタリとくっ付いて一つになっていて、太陽の周りは虹色に描かれていた。他にも種類はあったのに、巫女組と私の4人だけが全く同じものを買っていたのだ。「Miyukiさんと同じもので、うれしい〜。」 だって、一緒にいたんだものね。その象徴として、与えてくれたのよね。最後に、もう一度4人で五十鈴を鳴らした。あの頃のように・・・☆


幸せだったね♪

お正月の里帰りでした〜。

 コパカパーナの町に戻り、遅めのランチを済ませて出発。窓から、ティティカカ湖を眺めていた。さよなら、私の魂のふるさと・・・。 また、きっと戻って来るからね。
 船で対岸を渡ったところの町では、お祭りをしていた。広場には音楽が流れ、町の人々が家族と一緒に集まって、ビールを飲んだり、踊ったりして、ニューイヤーのお祝いをしていた。

 日が暮れ始めたラパスへの道は、素晴らしかった。遠くには雪山が見え、どこまでも果てしなく続く広大な草原・・・。何よりも凄かったのは雲だった。4000mの高さに浮かぶ雲。今までこんな雲は見たことがない。大自然の美しさと迫力に、身体中が震えるくらい。動物の精霊のような雲は、生きているかのように本当にリアル。さらに、おもしろい雲も発見。 魔女が飛んでいるみたい。何でも、ラパスにはウイッチ(魔女)通りというのがあって、魔女グッズ専門のお店が並んでいるそうだ。お迎えに来てくれたみたいね。


お正月は、白が正装みたい。

何に見える?

魔女のメッセンジャーかな。^^

生で見ると、もっと凄いよ。

 夜になって、ラパスのホテルに到着。みんな揃ってのディナーは、今夜が最後になった。(淋しい〜)