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聖なるペルーの旅 2


〜 月の神に導かれた魂の旅 〜

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2002.12.20〜2003.1.6

12月 27日
 午前4時前に目が覚めた。やっちゃんはイルカだった。私は人魚で一緒に、楽しそうに泳いでいた。近くにユニコーンもいる。シャスタで一緒だったRokoちゃんとは、人魚ファミリーだったことがあるけど、その時のことかな。 (後でクイチに話したら、クイチはイルカだったことがあると言っていた。^^) Mikiちゃんとたまちゃんは、巫女の姿をしていた。・・・・・

 バスに乗ってマチュピチュへ出発。もう夜は明けていた。くねくねした道を登って行く。龍の形をした雲が迎えてくれた。(おはよう〜!) バスから降りて振り返ると、山の谷間から太陽が顔を見せ始めた。その太陽の周りは、虹色に光っている! しかも、その太陽が顔を出したのは、何と太陽の門!(わ〜♪)  すでに朝日が昇っていた時間だったのに、私たちは幸運にも、太陽の門から昇る日の出を見ることが出来たのだ。しかも、虹がかかっている。「What A Timing!」 さすがのクイチも声を大にした。私たちは、手を合わせて静かに見つめていた。太陽の周りは、赤紫色の光りで包まれ、しばらくするとイエロー、そして最後に真っ白な光りへと変わっていった。マチュピチュに入る前に、こんなに素晴らしい祝福を受けることが出来るなんて・・・・。ありがとうございます☆  心から感謝しながら、マチュピチュへの門をくぐった。


 ” 月の神殿のあるワイナピチュと太陽の神殿とのちょうど中間にある山。そこは、陰と陽のバランスを取り、調和させる働きがある。その中心には、エメラルドが埋め込まれている。ここでの聖杯はエメラルドで作られている。人生において、象徴される重要なものが二つある。一つが聖杯で、もう一つが真実の剣である。ナポレオンを始め、世界を制覇したものが一度は手にしたと言われる、真実の剣は1999年までアメリカの政府が手にしていた。それが、ある時から消えてしまっている。その真実の剣は、実はここに来て、聖杯と繋がろうとしている。この二つが共に繋がったとき、地球に大きな変化(シフティング)が起こる。 世界がひっくり返り、真実が変わる。神や人生、死に対する概念も変わっていくだろう。その時には、スピリチュアルなレベルで準備が出来ている人のみが生き残ることが出来る。・・・どうか瞑想をしたときに、この山の中に入り、エメラルドで作られた聖杯をイメージしてほしい。 
 これは、とても新しい情報である。あなたたちも早く成長出来るようにしてほしい。このように、マチュピチュには、また新たな意味がもたらされている。マチュピチュの聖なる名前は、「The Citadel Of The Rainbow and The Humming bird 」 ワイナピチュから全体を眺めると、ハミングバードの形をしていることがわかる。インカの帝王であったパチャクテックは、この中心に自分の神殿を構えている。マチュピチュには、高い周波数のエネルギーがあり、チャクラのように7つのパワースポットがある。私たちは、そこを今から訪れよう。”


 朝もやの中を歩いていた。誰が何をいうでもなく、私たちはふと立ち止まった場所に腰をかけ、それぞれに目を閉じて瞑想を始めた。すると、遠くから笛の音が聴こえてきた。優しい音が響いている。周りには誰の姿もない。私たちだけのために、聴かせてくれているように・・・。

 「ここに感謝のエネルギーを送ってください。」 私たちは目を閉じて、この素晴らしい時間が持てたことを感謝した。その先のある場所で、クイチがマチュピチュが発見されたときの真実を話してくれた。私たちは、その話を興味深く聞いた。その真実は、一般の人には伝えられなかった。マチュピチュは、聖なる蛇によって完全に保護されていた。その封印が解かれたのは、1911年7月24日・・・(マヤの暦の最後の日!?) 神の導き手によって、信じ難いような奇跡と偶然が重なって起こった出来事だった。(詳しくは、マチュピチュで聞いたほうがいいみたい^^) でも、このマチュピチュなら、確かに有り得ることだと思った。

 ”マチュピチュには、本当に深い意味がある。あなた自身も、ハートの中に真実の導き手を見つけ、あなたの必要なものを受け取ることが出来る。この場所が、それを与えることが出来るのだ。私自身も体験している。そこまでの真実は、どの本にも伝えられていない。ここでは、神秘的なことが数多く起こっている。サインを見るように! 正しい道を歩むためのサインが示される。それを見逃さないように! それぞれに適切な道が、必ず示されるはずである。 
 朝の太陽の虹が輝いていた時のように・・・。 誰もプランしていないのに、私たちは突然目を閉じた、そして音楽が鳴り始めた・・・。この完全なタイミングとシンクロニシティの意味を感じてほしい。”


 (夏のシャスタで、ある聖地に入ったときも同じ事があった。私たちが来るのを待っていたかのように、ある男性がネイティブアメリカンフルートを吹き始めた。私たちは、その笛の音を聴きながら、瞑想に入っていった。)

 私たちは、ゆっくりとしたペースで、7つのパワースポットを一つ一つ周っていった。
インカの人たちが、宇宙を旅するために使っていたという石の前にきた。その上に横になり、マントラを唱えながら飛んでいたという。三角に尖ったところに、頭(クラウンチャクラ)を合わせる。(ロープで囲って守られていたが、例に寄ってお構いなしの私たち。ただ、他の人に見つかったら怒られちゃいますよ。^^) そこから、マチュピチュ全体を見ることが出来た。また戻って来ることが出来た。マチュピチュを見下ろしていると、大勢の人たちが金色の衣装を身に付け、踊っているビジョンが浮かんできた。 クイチは、私がここにいた時のことを憶えていると言った。その時、私は腕にサーペント(蛇)の形をしたゴールドの腕輪をしていたと・・・。


宇宙船に乗って、どこに行きましょうか。

空中都市へ、ようこそ

 三つの神殿の前に来た。ここは、去年私と柾至が訪れていたところ。あの時は導かれるように、この神殿の前にきた。このマチュピチュの中でも、とても特別な場所のように思えた。何も下調べしていなかった私は、太陽の神殿だとばかり思っていたのだ。(2001年のレポートへ
 ガイドブックによると、ここはそれぞれ「3つの窓の神殿」「神官の館」「主神殿」と呼ばれ、この神殿から初代皇帝が生まれたという伝説が残っているという。真ん中が広場になっている。クイチによると、マチュピチュの中心として、儀式や神事が行われていた神聖な広場だったという。石の上に腰掛けていたとき、急に胸が苦しくなった。心臓の鼓動が早くなり、息が荒くなった。一体どうしたんだろう。私は苦しくて、じっと座っていることも出来なくなり、立ち上がって一人で崖の方に向かった。去年五十鈴を鳴らし、祈りながらお砂撒きをし、再びここに戻ることを約束した、あの場所だった。(写真右) ゆっくりと深呼吸をくり返しながら、息を整えようとした。・・・そして思い出した。私はここにいた。私にとって、この広場はマチュピチュの中でも、最も繋がりが深い場所だったのだ。身体中が震えてきて、涙が溢れた。振り返ると、クイチがいてハグした。
 一人一人、神殿の前の石に背中を付けて、エネルギーを感じていた。(写真下右) それを見て、ケイたんには何人かの過去生が浮かんできていた。私は音を使って神託を受けて、人々に情報を伝えたり、神・太陽・月・自然界との繋がりをもたらす女性神官だった。川崎のみっちゃんは、薬草を使ったシャーマン。(そう言えば、初日からペルーの薬草の入ったサプリメントを買い込んでいた。^^) Mikiちゃん、たまちゃん、やっちゃんは太陽の巫女。(やっぱり♪)祥ちゃんは、戦士の一人として巫女たちを守る役目があった。でも、その時にMikiちゃんを守ることが出来ず、後悔に苛まれていた。それで彼も納得していた。このツアーで会ったときから、Mikiちゃんのことが気になって、いつも気遣っていたからだ。

 私は、それぞれの神殿の前で祈り、再び帰ることが出来たことに感謝した。そして、封印していた力を目覚めさせ、この世で再び活かして行くことを誓った。


三人の巫女たちと再会♪
約束どおり、帰ってきましたよ。

懐かしい祭壇の前で・・・

あなたも、ここで過去の扉を開いてください。

 " 十二人の女神官長たちは、神のゴールドの光を受け取り、自分たちの存在を通じて、ボルテックスの特定の周波数にその光を送るという重要な役目を担っていた。・・・高いゴールドの周波数は、神の色あるいは神の光線。そしてまたセントラル・サンの色であり、あなたがたの太陽系の太陽の色でもある。
 ゴールドは神の本質。ゴールドは純粋な神の本質。・・・レムリア時代には、ゴールドの光があらゆるものの土台となっていた。各々の女神官長は、ゴールドの光を自らの存在そのものに自由に取り入れたり引き出したりする力を有していた。・・・・
 女神官はハートセンターを通じてゴールドの光という最も高い周波数を受け取り、愛を具現化するパワーに変えた。・・・・”                                    マーリーン


 神殿からさらに進むと、インティワタナと呼ばれる大きな石の前にきた。石の対角線が東西南北を指していることから、日時計だったと言われている。でも、クイチの説明では、第2チャクラのエネルギー(男性性と女性性のセクシュアリティ)を司っているとのことだった。(やっぱりガイドブックには、真実は語られていないみたいね・・) 私たちは、ここでエネルギーを受け取り、第2チャクラのバランスを取りながら活性化させた。(写真左)
 パチャママを象徴する大きな石では、額を付けてトーニングしながら瞑想をした。私たちの聖なる目的を果たすため、内なるパワーを目覚めさせてください。 そして、この石を通して、母なる地球に感謝のエネルギーを送った。 (写真右)
 

 マチュピチュで、最もパワーが強かったという魔女の部屋にきた。当時の女性神官たちは、魔術を使ったり、ヒーリングをしたり、アヤワスカなどの聖なる植物も使ったりして、どのように飛ぶかも知っており、次元を越える旅もしていたという。(わお〜)
 なぜマチュピチュが突然見捨てられたのか、なぜ人々が立ち去ってしまったのか。 その理由として、戦場になってしまったからとか、充分な水がなかったからだとか、様々な説が唱えられているが、どれも真実を語っていないという。
 その一部を紹介すると・・・
 インカの人々にとって、ライトニング(稲妻)は重要な意味を持っていた。(!) 稲妻が降りた跡に、神聖な場所を作っていた。(お〜!) ある時、呪いがかけられ、人々のセクシュアリティが乱れてしまった。神は、それを罰するために稲妻を落とし、マチュピチュは火に焼かれてしまい、嵐のような状態になってしまったという。その時に、ある賢者が、この魔女(チム)のもとに来て、あなたの子供を稲妻に捧げてほしいと頼み、彼女は自分の子供を差し出した。その子供の骨も見つかっている。私は、その話を聞いた瞬間に胸が痛み、今朝引いたエンジェルカードが浮かんだ。それは、あなたの子供は、神のもとで大切に保護され、加護を受けているから心配する必要はないというメッセージだった。その時は、柾至のことだと思っていた。でも、このメッセージは、自分の子供を捧げることに不安を感じていた、この女性へのメッセージだったかもしれない・・・。私は心の中で彼女に、そのメッセージを伝えながら、部屋を光りで満たした。
 (レポートを書くためにテープを聞きながら、改めて稲妻の意味を知り、鳥肌が立ちそうになりました。今度のツアープラン中に降りた稲妻には、やはり深い意味があったみたいですね。)

 コンドルの神殿は素晴らしかった。コンドルの石の前から全体を見ると、コンドルが羽を広げて飛んでいる姿を表しているのがわかる。(写真左)その美しさには、思わず感動。コンドルの頭を撫で撫で。(^^)  その神殿の上には、牢獄だったと言われている場所がある。でも真実は違うという。(またしても!) 聖域であるコンドルの神殿の上に、牢獄が造られるはずはない。そこは、光りの子供として選ばれた赤ちゃんを産み落とすための場所だった。石の上に座って出産した後、下から赤ちゃんを取り上げるようになっていた。その場にいると、少し生々しくも感じられるけれど、ここでコンドルに守られながら、光りの子供たちが生まれていったのだ。コンドルは、平和・バランス・ハーモニーの象徴でもあるという。

 次に、母なる地球の中心から流れて来るエネルギーを、通している場所にきた。宇宙とのエネルギーに繋がるようになっているという。そして、インカの帝王パチャクテックと正妻の部屋に出てきた。そこが太陽の神殿だった。半円型にカーブし、見事な石組みで造られている。(写真右) インカの人々は、自然を尊重していたために、石も出来るだけ自然のままの状態を残すように使っていた。石でカーブを造るのは大変な技術だった。この神殿だけが2階に分かれている。部屋は全部ゴールドで出来ていた。ゴールドを敷き詰めることで、太陽のエネルギーを集めていた。太陽光線は、変容・進化をするためや時空・次元を越えた旅をするために、必要なエネルギーだった。 

 インカの王女たちが沐浴していた水汲み場にきた。この水は、背後にあるマチュピチュ山から流れているという。マチュピチュ山の頂上には、虹の旗が掲げられているそうだ。 私たちは、最後にその水で顔や手を洗って、チャクラを浄化したり、クリスタルを洗ったりした。私は去年と同じように、五十鈴を清めておいた。



 そろそろマチュピチュを出ようとした頃には、入れ替わるように次々に人々が訪れ、空気も変わっていた。次第に、陽射しも強くなってきた。私たちは、朝の涼しいベストな時間に周っていた。(この時まだ、午前11時頃) 太陽と虹の祝福からスタートし、自分たちのペースで存分に見て周ることが出来、全てが最善のもとにマチュピチュでの一日を終えた。そのおかげで、古代からの多くのメッセージも受け取った。本当に感謝です☆

 バスに乗ると、例のグッバイボーイの登場。(写真左) 私たちを楽しませてくれた。彼らのエネルギーに、拍手・拍手。

 明日の午後は、マチュピチュを出発。その前にマチュピチュでの最後のイベントとして、ワイナピチュも行っちゃうよ〜♪