[聖なる旅]




聖なるペルーの旅 2



〜  月の神に導かれた魂の旅 〜 



2002.12.20〜2003.1.6

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12月 20日
 二度目のペルーに、出発する時が来た。去年ペルーから帰った後で、過去生に関係していたと知った。それは、チチカカ湖の近くのミステリースクールでのこと。でも、そのツアーではチチカカ湖は訪れていなかった。またいつか行く時があるのかもしれない。そう思っていた。そして、今年その時のリーディングが縁で出会ったKeikoさんが、5年振りにペルーツアーを企画すると知った。これかも!! そして、ガイドであるシャーマンのクイチの写真を見たときに、懐かしい思いが込み上げて来た。それを確認するために、9月に来日した時に会いに行き、個人セッションを受けた。その時彼は、私の住む九州に来たいとまで言っていた。そう、私たちは間違いなく、同じレインボーファミリー(虹の家族)だった。
 その後、出発の直前までチチカカ湖に関する情報が、次々に入るようになった。そして、月の神からのメッセージも・・・。 (Diaryへ) 

 このツアーには、フライトの手配も含まれていた。でも、私は内なる声に従って、チケットは自分で手配することにした。偶然に見つけた旅行会社とは、いくつかのシンクロもあり、そのことを確信していた。・・・にも関わらず、南米行きのチケットは、この時期が一番混む時期で、なかなか予約が入らない。出発の一ヶ月前になっても、キャンセル待ちさえ入らない状態。何とかシャスタに行く前に、手配しておかないと間に合わない。いくつかの航空会社にも直接問い合わせてみたが、答えは同じ。この時期は、どうしようもないとのこと。主催しているスタッフからも、どうするのか催促の連絡が入る。(そこでは手配可能とのこと) 翌日までに返事しなければいけない。 これは、どういうことなのかな・・・。このツアーは違うってこと? いや、そんなはずはない。どこで取っても、チケットには変わりないかもしれないのに、私が拘りすぎているからかな・・・。私の中にも迷いが出始めた。そこで、ガイダンスを求めた。 ”自分を信頼しなさい”  もう一度、冷静になることにした。結論は明日にして、そのまま瞑想会に行った。そして帰ってみると、私が頼んでいた旅行会社からチケットが取れるとの返事が入っていた! 私にとっては、それは奇跡に近い出来事だった。 そして気づいた。これは、どんな状態であっても周りに左右されず、自分の直感や内なる声を信頼することへの試しでもあり、同時に、この旅もまた大いなる導きによるものであることを示していた。
 結局、私の出発はツアー開始より1日早い20日になり、帰りは2日遅れの4日に現地を発つことになった。思いついて、月の暦を見てみると、20日は満月(満月は新しいことをスタートさせたり、目的を果たしたり、積極的に行動をするとき)、最終日の3日は新月だった。  よ〜くわかりました。完璧な采配ありがとうございます。(^^)

 出発の日の明け方、突然左足がこむらがえりして目が覚めた。イタタタッ・・・2回ほど続けて起こり、ようやく治まってから、窓に目をやると、やっぱり・・・! 雲の中で、柔らかい光りを放っていた満月が、私を見つめていた。 ”ペルーで待っています。”  ありがとう、月の神シクイルケ ☆

 朝日に包まれて、家を出た。(いつもの旅立ちのパターンです。^^) 成田への移動もスムーズ。でも残念なことに、通路側の席はすでに一杯で、真ん中しか取れなかった。(私は機内では、ほとんど寝ないので、いつも動きやすい通路側をリクエストしていた) ペルーまでのフライトは長いので、少し気が重かった・・・。
 ところが、機内に入って席に向かうと、私の席は埋まっていて、隣の通路側が空いていた。夫婦だった二人が席を替わってほしいとのこと。もちろん喜んで! 良かった〜♪ この旅で、2回目の奇跡!? v(^^)v
 コンチネンタル航空は、初めてだったけれど、機内のエンターテインメントプログラムのおかげで、長いフライトもほとんど退屈することなく、機内食でリクエストしたアジアンベジタブルは私の口にも合って、意外にも快適な空の旅だった。 途中で続編の「地の掟 月のまなざし」を読みながら、私はまた一人で感動し、ボロボロ泣いていた。

 ” 月はその満ち欠けによって、この世の時の流れを地上のものたちに教え、時の流れのなかでさまざまな営みを導く神でもある。”
 ” また月は、夜露を降らせることから、水とも関係が深いと考えられている。”
 ” 「水のカムイ」は月の神の配下で、父と娘というような考え方である。そして、白い蛇は月の神や水のカムイの使いである。” 
 ” 蛇は、おしなべて水と関係の深い生き物であると考えられている。 特に白い蛇は、水のカムイが姿を変えたものであり、月の神の使いをするために人々の前に現れると信じられている。”

 私は、初めて天河神社を訪れたときに現れた、白蛇のことを思い出していた・・・。