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聖なるペルーの旅 3


〜 内なるマスターの扉を開く旅 〜



2003.9.25〜2003.10.12

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 10月 10日(満月)
 朝は、ゆっくりと朝食を楽しんだ。(朝食は、ここがベストワンかも♪) 夜も眠れたし、精神的にも余裕の朝。v(^^)v 10時から、マスターコースの最終ワーク。ベストなタイミングを待っていたら、自然とこの日になっていた。 一人ずつ別の部屋で、アチューンメントのチェックをした後、マスターのアチューンメントをした。

 まずはNaoeちゃんからスタート。これまで渡していた資料も、ちゃんと持参していて、一番勉強熱心で覚えも早かった。だから何も心配していません。その素晴らしい本質を活かし、マスターとしての道を、自信を持って歩んで下さいね。Mikiちゃんをアチューンメントをしている時には、青龍と白い玉が浮かんでいた。これからも、その水のように清らかな心で、周囲を浄化し、サポートする役目をお願いします。Akiちゃんの額には、白く光る三日月が映っていた。Akiちゃんのビジョンにも、ゴールドの光に包まれたサーペントの女神が現れたとのこと。体調の浄化が著しい中で、最後まで弱音を吐かずに良く頑張ってきましたね。その内に秘めた強さとパワーを、これからに活かしてください。Akemiちゃんは、たまゆらの写真すら撮ったことがないと言っていたのに、後半ぐらいから光が入った写真が次々に写るようになっていた。目には見えない変化が、それだけ齎されているということですね。これからも、その温かい心で、周りを包んであげてください。最後はMihoちゃん。なかなか覚えられないと焦っていたけれど、他のメンバー(優しいお兄ちゃんやお姉ちゃんたち。^^)からも教えてもらいながら、最後にはちゃんとマスターすることが出来た。その素直で純粋な心(あなたのギフトです)を、いつまでも失わずに、これからも自分らしく歩んでください。
 光で溢れ出した部屋の中で、アチューンメントをしながら、内側からどんどん熱くなってきて、私も大変な状態。(^^) これだけ続けて、マスターのアチューンメントをしているのだから当然かも。途中からは、私の右の掌が強く押されるような感覚が起こっていた。おまけに、今日は満月。(しかも、10月10日の10時スタートで3つ並びでした!) 全てが最善のもとに、行われていたのですね。感謝です。マスターでアチューンメントをするシンボルは、宇宙の究極のシンボルです。内なるマスターの扉が開かれた今、あなた方が必要な時には、いつでも必ず最善のものが与えられ、マスターとしての相応しい道が示されるでしょう。あなた方は、そのためにこの世に降りてきています。これからは、一人一人がマスターの道を歩む時に来ています。どうか、あなた方の元に集まって来る人たちを、サポートしてあげてください。あなたが導かれて、ここまで辿り着いたように・・・☆

 予定通りに終えて、ホテルを出発。この旅で、最後に訪れる場所として選んだのは、ピラミッドのあるパチャカマックの神殿だった。(パチャは天地、カマックは創造主という意味。) 市内から約40km離れた海岸近くにあった。若くて可愛い女性のガイドさんが案内してくれた。

 まず、入り口にある博物館へ。この中には、プレインカ時代からの4つの文化の土器や織物などが展示されている。そこに足を踏み入れた時だった。今朝のワークの時と同じように、右の掌に強い感覚が来た。何だろう・・・。そう思いながら手を見ると、掌いっぱいに金粉が光っていた! わ〜! その金粉は、指先から手の甲にまでびっしり光り、中には小さなかけらも見えるほど。おまけにジンジンとして熱くなっていて、ガイドさんの説明が頭に入らなかった中で、ある言葉がポンと入ってきた。「・・・最初の名前だったイシマは、レッドカラーの意味」 えっ、赤い色!? この日は、他の服を出していたにも関わらず、朝になって気分が変わって、赤い服に替えていた。さらに持っているものを見渡すと、ハンカチからカメラのケース・・・と赤づくし。ある時から、この旅で撮る写真に、赤い玉が良く映るようになっていた。(今も続行中。^^) 第1チャクラを象徴しているのかなとも思いつつ、何か他にメッセージがあるように感じて、ずっと気になっていた。色が変わったワイルルの玉も赤だった。それに無意識の内に赤い服ばかり買うことになっていたり・・・。やっと、ここで答えがわかった。ずっとメッセージを送ってくれていたのは、パチャカマックだった。(パチャカマックは、大地から生まれ出る、全ての者に生命と活力を与える神。大地を動かす地震を司る神でもあり、未来も過去をも見通す力で予言をも司り、後に創造神として讃えられている。) 太陽と共に、この旅を見守ってくれていた。(あ〜う〜) 全身に電流が走ってゾクゾク。ようやく全ての謎が解けたような気分だった。 「ありがとうございます。」 心の中で、何度もお礼の言葉を繰り返していた。

 そう言えば、最後にクイチが言っていた。この博物館の中に、パチャカマックを象徴とする像がある。その前で祈ってから、神殿に入ると、求めていた答えが得られると・・・。これだ! 神殿の中で発掘されたという、2m半ぐらいの細長い像(アイドル)があった。(写真右) トップには男女の顔が合わさっていて、その下にはコンドルやサーペント、受胎の象徴であるコーンなどの様々なシンボルが彫られている。(写真下) この遺跡にある15のピラミッドの中に、それぞれ祀られていたそうだ。この像は、最も大切なものとして扱われ、未来や過去を見ることが出来たり、地震を起こすことが出来るとも言われていたという。地震は、大地の精が人々に何事かを知らせようとしていると信じられていた。(レインボーは天と地を繋ぐ。) その前に、もう答えが出てしまいましたね。(相変わらず起こることが早いです。^^) 
 

 車に乗って、遺跡を周った。(とにかく広いので、歩いて周ると一日かかる) 乾燥した砂漠地帯の中にある。プレインカの時代に建てられたものを、インカが改築した神殿や、統括の場所として情報交換をしていたピラミッドの神殿と続き、あの像(アイドル)が発見されたというパチャカマックの神殿に来た。その時、曇っていた空から太陽が顔を出した。そして、コンドルが現れ、私たちの上を旋回すると、青空が見えてきた。 ここだ! 私は、素早くこの神殿の砂の中に、例のワイルルとレインボーのミサンガを埋めた。もう旅が終わります。だから、ここに置いて行きます。そして、素晴らしい旅に導いてくれた神々に、感謝の気持ちを込めて捧げます。ありがとうございました☆


 この神殿の後ろに、太陽の神殿があった。丘の高いところに位置し、遺跡全体が見渡せ、反対側に周ると海が見えていた。当時は、この神殿に訪れるために、数ヶ月待たないといけなかったそうだ。ここで時間を取って、各自の時間を過ごした。私は、ずっと海を眺めていた。最後に、水路を廻らせた月の神殿を訪れた。そう、今日は満月。新月と共に始まった聖なる旅も、ここで完結です☆


 入り口に戻り、売店を覗いてみた。そこには、いろいろなクリスタルやストーンが売られ、手作りのパチャカマックの像(アイドル)があった。見事に、全く同じ模様が彫られている。その中で、私はオニキスのものを手にした。淡いオレンジ色にゴールドも入っている。 手にとって良くみると、細かい部分まで完璧に再現されている。艶があって輝いていて、見れば見るほどウットリする美しさ。男女が背中合わせになった姿は、統合を象徴しているのかも。これが、最後のお土産で素晴らしいギフトになった。大切にしま〜す♪ (私の祭壇に置いてます。^^) このすぐ裏には、ペルーの珍しい動物がいた。頭と尻尾にだけしか毛がない。今まで見たことがない。(名前を忘れてしまいました。^^;) その顔には気品があり、高貴なものを感じる。(メスというよりも)女性に違いない・・・。当時の女性神官か王妃の魂が宿っているかのように・・・。
 驚いたことに、この神殿を出た時は、6時に近かった。1時間ぐらいのガイドで周ると言っていたので、せいぜい3時ぐらいだと思っていたのに。 いつのまに、こんなに時間が経っていたのかしら。それだけ充実した時間が過ごせたみたいね。ペルーの聖地には、アマゾンのジャングルから、アンデスの山に高原、海のような湖、そしてピラミッドやセドナと同じような遺跡もある。一つの国で、これだけの聖地とエネルギーが集まっているところが、他にあるのかしら・・・。神の国である日本と繋がるエネルギーも感じる。 だからこそ、多くの目覚める魂が、引き寄せられるように集まるのでしょうね。 

 ホテルに戻って荷物をピックアップ。その時、トイレで鏡を見たら、顔にもびっしり金粉が! 祝福のゴールドの光が降ろされたことを、目に見えることとして表してくれたようです。(イエ〜イ!) ありがとうございます☆ 

 すっかり日も暮れて、恋人たちの公園もライトアップされて、きれいだった。(夜は、さらにロマンティック♪) 最後のディナーも兼ねて、ラルコマルへ。初めてペルーに来たときに、最後に柾至と寄ったところ。海の前にある大きなショッピングモール。あの時、食べ損ねたパエリアのお店に入った。テラスに案内されて座ると、岬の先にある十字架が、ライトアップされて光っていた。(写真左) その光は、マリア様からの祝福の光だと感じた。(公園からの道の途中には、マリア様の小さな像があり、初めて来た時にお祈りをしていたのです。) パエリアは、このお店の名物だけあって、おいしかった〜♪ 魚介類だけでなく、野菜やチキンなど数種類あって、みんなで分けて食べた。ストロベリージュースも、フレッシュでおいしい♪ 最後の晩餐って感じで、とっても満足。(^^) 
 食べ終わった頃に、みんなから私へ一言ずつ伝えたいことがあるとのこと。一人ずつ、うれしい言葉を頂いた。その一言一言を、大事に受け取った。その上、みんなからのプレゼントまで頂いてしまった。レインボーの編み編みバッグに入った包みを開けると、中には木にぶら下がった2羽のオウムのオーナメント。(キャ〜、マカウちゃん♪) さらに、レインボーの色が入ったシルバーのブローチ。それが、極楽鳥にそっくり! 城本先生の絵のように、今にも笑い出しそう。歓び〜♪って感じ。(極楽鳥の絵も欲しいと思いつつ、そのままになっていたのは、ここで出会うからだったのね〜。うふっ^^) それに、レインボーのヘアーターバンまで。 これだけピッタリのものが、良く見つかったわね〜と感激。Kiyomiちゃんが、チャネリングで選んでくれたと聞いて納得。(あ〜う〜・・・これはKiyomiちゃんが流行らせた言葉です。^^) いつそんな時間があったのかしらと思ったら、今朝私たちがマスターのワークをしていた時に、KiyomiちゃんとAyuちゃんの二人が、リマの街に行って探してくれたとのこと。帰りのタクシーでは、運転手さんがホテルを間違えたりして、ハラハラしながら帰ってきたとか。もう感激でした・・・。
 二人はきっと、昔から私や家族をヘルプしてくれていたのでしょうね。(あの頃から、どこか抜けてる母だったので・・・^^;) どうもありがとう。ここで改めて、感謝します。二人も日本に帰ったら、自分の家族や多くの人を支えてあげるのでしょう。(Kiyomiちゃんは、ペルーから帰ってしばらくして、妊娠していることがわかりました! たくさんのエネルギーと祝福を受けた、新しい魂の誕生です。おめでとう〜♪♪) 
 後で一人になってからも、みんなからのメッセージカードを読んでは、一人ウルウルしていた。この旅においては、反省することばかりで、自分に対する不満も一杯だったけど、みんなの温かい言葉に救われた気がした。有難く受け取りたいと思います☆ (その分は、次に活かせるように。^^)

 お薦めのジェラードを食べて締めくくり。(最後まで、おいしく決めましょう♪) 夜のリマの街を走りながら、ペルーにも別れを告げた。昨日の最後のセレモニーで泣くだけ泣いたので、今日は笑顔でお別れします。(^^) 私たちを迎えてくれて、ありがとうございました。歓びの笑顔と感動の涙でいっぱいの旅でした。魂の故郷に帰れて、幸せでした。私たちは、それぞれの場所へと帰ります。彼らの新たな旅立ちを、見守ってください。そして、また新しい家族を連れて、再び戻れることを祈りつつ・・・☆

 もうすぐ日本に着くという頃になって、Mikiちゃんから借りたマヤのカードを開いた。出てきたカードは、「Eight」 だった。 8は、このグループの数字。これはメンバー全員へのメッセージでした。

 ” 8は、調和の共鳴の光線。肉体・心・魂の三つがひとつにまとまる土台に自分の基礎があることを表しています。愛がこの光線を目で見える形にしてくれました。あなたの人生に調和の流れをつくってください。・・・あなたが魅力を感じるもの、ひかれるものに気をとめてください。・・・自然の共鳴の中には調和があることに気付いてください。・・・まずは、現実と実際の環境に、エッセンスセルフが縛られてしまわないように自由でいてください。
 ・・・「天でなされることは地にもなされる」という言葉があります。銀河が進化をしつづける限り、地のわたしたちも進化するのです。(完了を象徴とする)7の次の数字である8をひいたあなたは、新しい進化の段階に入ったことをマヤに告げられたのです。”

 そして、私の霊的な部分を象徴しているという、カウアクからのメッセージも読んでみた。これまで伝えられてきたメッセージとも繋がった。それに今はカウアクの時代に入っていて、2012年のマヤ暦の終わりまで続くそうです。ここで皆さんとも、そのメッセージをシェアしておきたいと思います。(こちらのページへ

 福岡に着くと、雨風で飛行機が遅れていた。(昼間は晴れていたそうです。龍神さまからのお迎えの合図。^^) スーツケースとバッグに付けていたエンペラーちゃんのステッカーが、2枚ともきれいに剥がれていた。もう役目が終わったのね。ご苦労さま。おかげさまで、最後までみんなの荷物も無事でした。一方Mihoちゃんは、気に入っていたペンダントが、空港で切れていた。それも象徴的よね。おめでとう♪
 家に帰ると、テーブルの上には蛇の脱皮した皮が置かれていて、目がまん丸! それは柾至が、この間に行っていた自然の家教室の時に、背振山(昔、二人で良く登っていた龍と所縁のある山)で見つけたそうです。私へのお土産として、大事に取っておいてくれたらしい。形ある物としても、現してくれたのですね。(^^) ありがとうございます☆
 私のお肌は、1週間でほとんど目立たなくなり、驚くくらいの急ピッチで回復。v(^^)v 最後の最後まで、たくさんのミラクルを見せてくれました。レポートを書き始めてからも、シンクロが続き、新たな気付きや発見もありました。2003年の聖なるペルーの旅も、これで終わりです。 それぞれが、内なるマスターへの道へと出発しました。  光り輝く新たな旅へと向かって・・・☆

 参加者レポートは、次のページです。(最後まで、ありがとう♪)