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聖なるペルーの旅 3


〜 内なるマスターの扉を開く旅 〜



2003.9.25〜2003.10.12

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9月 26日(新月)
 ホテルの部屋で、新月の霊源祀りをした。ペルーで、また新月が迎えられてうれしい。朝はゆっくり休んで、外の景色を眺めながらビュッフェの朝食。相変わらず、種類も豊富でフルーツもたっぷり。 さすが五つ星のソネスタちゃん♪
 今日は一日フリーにして、希望者にはリマ観光をプラン。長いフライトの疲れも何のその、全員参加になった。ユーリのお迎えで出発。事前に、衛兵交代がお薦めとの情報をキャッチしたので、その時間に合わせた。
 ちょうど始まるところで、政庁の門の前には人が集まっていた。その建物の上には、ペルーの国旗と一緒に、何とレインボーフラッグが! 「Welcome!」 虹の光の同胞団たちの歓迎の合図。わ〜、ありがとう〜。(すでに感激 ^^) 楽隊が前に出て演奏している。流れる音楽は、フォルクローレ。(お〜!) 赤と青の制服に身を包んだ、衛兵交代がスタートした。 カナダで見ていた衛兵交代とは、趣きが変わっている。行進の足元が、時々揃っていないのも、ほのぼのしてご愛嬌。(^^) 空を見上げると、大きな鳥が旋回していた。あれは・・・? どうやらイーグルのよう。私は空のほうが気になり始めて、じっと見ていた。すると、最初は2〜3羽だったイーグルが、どこからともなく次々に集まってきて、あっというまに数十羽になった! すごい光景だった。空一杯の鳥たちが、私たちの真上をずっと旋回しているのだ。私とMihoちゃんは、衛兵交代もそっちのけで、鳥たちの写真をバシバシ。その時に、「コンドルは飛んでいく」の曲が流れてきた。感動して、涙ウルウル。そして、私たちに挨拶しているかのように、曇り空から真っ白な太陽がゆっくりと顔を出した。思わず手を合わせた。これから始まる旅への祝福を感じて、胸が一杯になった。ありがとうございます。素晴らしい旅になるように、私も最善を尽くします。


 次に、教会に入って、ご挨拶をしておきましょう。広場の中央に堂々と建っているカテドラル教会へ。リマのカテドラルは、フランシスコ・ピサロが自らの手で礎石を置いたという、ペルーで最も古いカテドラルとされている。外壁には、木に彫られた天使たちがニッコリ。教会内には、16の祭壇がある。教会のガイドの人が、私たちを案内し、一つ一つ丁寧に説明してくれた。中には、内臓の一部(!?)を使って作られたというキリスト像もあった。(肌の色が、とてもリアル) どの祭壇も、金や銀で装飾されていたり、見事な彫刻で素晴らしかった。私は中でも、青い光を放っていた美しいマリア像に惹かれた。教会のガイドの人は、いつものツアーの倍ぐらい時間をかけてくれたようだ。たくさんのインフォメーションと、スペイン語訛りの早口の英語に、私たちも付いて行くのが精一杯だったけど、辛抱強く案内してくれて、ご苦労さまでした。(通訳のAyuちゃんも、お疲れ〜) 最後に、中央の祭壇の前で静かに瞑想し、お祈りをして出た。 どうか、この旅を最後まで見守ってください。そして、メンバー全員に最善がもたらされますように・・・☆


 広いポストオフィスに入り、みんなで早速ポストカードも買って、日本へ送っておいた。セントロの街を抜けて、私のお気に入りでもあるミラフローレンスへ。賑やかな街とは雰囲気が変わり、落ち着いてお洒落な地区。ここは、2年前の旅の最後に柾至と訪れた場所。懐かしいケネディパークからカフェ通りを過ぎて、海の見えるパークへ。そう、ここは「恋人たちの公園」。例の大胆な愛を象徴したモニュメントも健在。 初めてみると、ちょっと刺激的? いえいえ、お年頃のメンバー達は、ラブラブな愛のエネルギーを、しっかり充電していました。(笑) 
 ここでは、海を見ながら、それぞれが思い思いの時間を過ごした。波の音が聴こえるだけで、静かだった。私も座って、海を見ながら、その波の音に耳を傾けていた。やっぱり自然の中にいると、一番リラックス出来るし、自分を取り戻すことが出来て落ち着いた気分になる。太陽が、またゆっくりと顔を出した。白く輝いている姿は、月のようで幻想的だった。ここに来て良かった・・・。
 

 公園のすぐ前のレストランに入った。お腹も空いてきたところで、お食事タイム。せっかくリマに来たので、セビッチェを食べてみることに。セビッチェはペルーを代表する料理の一つで、新鮮な魚介類をレモンや香辛料であえたもので、ツーリストにも人気のメニュー。海に囲まれたリマが本場。私もまだ食べたことがなかった。Akemiちゃんは、食べたいリストの一つに、しっかりセビッチェを入れていたようだ。(さすが、グルメのAkemiちゃん。 ^^) セビッチェのおいしいお店をユーリにリクエストしたら、この公園のすぐ目の前だった。(パチパチ) 一番上の3階の海が見える、とっておきのテーブルへ案内してくれた。ランチタイムは、とっくに過ぎていたので、私たちの貸切状態。人気があるお店だけあって、スタッフのサービスも良くて、セビッチェの種類も豊富だった。貝にタコ・イカ・エビ・白身魚がタップリ。セビッチェは、ビタミンが多くて身体にも良いという。酸味の刺激と冷たさが、細胞からシャキっと目覚めさせてくれた感じ。時差ボケ気味の私たちの身体には、まさにピッタリで、必要だったみたい。 付け合わせの甘いスイートポテトや、炒ったコーンも香ばしくてクセになりそう。それに、ユーリがオーダーしていたパエリア風ライスが、またおいしかった。(今度来たときは、これも頼んでみよう〜)

 ホテルに戻って、ヒーリングサークルをすることにした。順番に一人ずつ、ベッドの中央に横たわり、残りの全員で手を当てていく。手を当てている側も、次第に気持ち良くなってウトウト。ヒーリングされている側は、どこかに飛んでしまう程のトロトロ状態に。明日からのアマゾンを前に、ここで日本から持ち越した古いエネルギーを、新しいエネルギーで変換させておく。最初に身体の調整を充分にしておくと、後が全然違ってくる。それに、みんなでサークルをすることによって、エネルギーが一つに繋がる。聖なる旅の準備も完了。
 この日は、ツアーのスケジュールにはなかったけれど、希望者には一日早く入れるように用意していた。結局、全員揃って来れることになり、それがベストだったとわかった。そうでなければ、夜中に着いて2〜3時間休んだだけで、次の日は早朝出発というのが、これまでのパターンだったから。
 ホテルからは、ウエルカムドリンクとして、ピスコサワーのサービス。下のバーで全員でカンパーイ! 明日から、思いっきり楽しみましょうね! ピスコサワーも、ペルー人気のカクテル。(私は泡を舐めるのがやっとだったけど・・・^^;) このホテルのインターネットは、日本語OKだったので、柾至の携帯にメールしたら、タイミングが良くてすぐに返ってきた。(地球の裏側にいるのに、凄いね〜。) ほっと一息。
 さあ、明日からはアマゾンだよ〜!
 
 今度から、メンバーのレポートも一緒に紹介することにしました。

< Mihoちゃんレポート >
 いよいよ待ちに待った、でも明らかに準備不足の(^_^;)ペルーの旅が始まりました。何せ、海外旅行が始めてです。行きの飛行機の中から、何もかもが目新しく、良くも悪くも落ち着かない感じの私。。Miyukiさんがオーラソーマの香水(?)を持ってきていて、付けさせてくれました。こういう時はすごーく、癒されているのが自分でもわかります。ホッとできた時間でした。
経由地のヒューストンでMikiちゃんが今回のメンバーでない日本人の女の子と話していました。たまたま乗り合わせた飛行機が同じだっただけでしたが、なんとその子は今から一人でメキシコ(だったかな?)に一ヶ月行って来るといいます。どおりで大きなバックパックを背負っています。それにしてもTシャツ姿というラフな格好で、とてもそんな旅に行っている感じがしません。ちょっと感動。。私もいつかそんな旅が出来たらいいなと思いました。
 無事乗り継ぎもうまくいき、(入国審査では一人ずつ英語で訊かれるから?な私は大変な思いをします(@_@))リマの空港に着きました。午後11時半くらいなのに(Miyukiさんに聞いてはいたものの)、本当にすごいお迎えの人だかりでした。名前の書いてあるボードみたいな紙を持って見せている人もたくさんいます。しかもみんな外国人です(当たり前です)。日本なら有名人が着いた、って感じだなあと思いました。出口付近にユーリさんがいてくれてホッとしました。用意してくださっていたバンにみんなで乗り込んでから景色を見ていると、片側は華やかなショッピングセンターやゲームセンター(?)、片側は土埃のするような高い塀が続いていたり、鉄格子のある家があったりと対照的に感じました。メンバーだけになりましたが、一部の人以外は打ち解けるのはこれからという時でもあり、この時私の中でも期待と不安、二つの気持ちが一番高まっていました。「どんな旅になるのだろうか、でもいい旅にしよう!」そんなことを思っていました。 
 一夜明けると朝食なのにゴージャス&デリシャス!で私の気分は一気に高まりました。(結構単純です。ちなみに最初の写真もこの食卓を写したものから始まっているので、喜んでいたことが後からもわかりました。)
1日目の観光から何もかもが刺激的で感動的でした。思いっきり外国を感じていました。次々と見所に案内され、そのたびに五感が刺激されまくるといった感じです。すごすぎる〜。
 
<Akiちゃんレポート>
 ペルーについた初めての夜は、興奮と、アマゾンへむけての準備がまとまらず(←気が早い^^;)、なかなか寝ることができませんでした。あせればあせるほど、うまくいかず、初日から泣きたくなったことを覚えています。そんなこんなでも、夜中にランドリーを出しにMihoちゃんとフロントに行って、陽気なホテルマンとMihoちゃんのやりとりにお腹をかかえながら部屋に戻ったことも笑える思いです!
 ペルーの参加に決定づけられた言葉はアマゾンでした。小さい頃から、叶わない夢として頭から離れていたことでした。Miyukiさんのアマゾンにも行くのよという一言で私は大興奮で絶対行きたいと強く思ったのでした。それを聞いたその日に帰ってから話せばいい旦那にもすぐにメールでアマゾンへの思いをたくさん伝え、その日に了承を得たのでした。今思えば新婚旅行にもいっていないのに、ほんとによく行かせてくれたもんだと思います。旦那には改めて感謝です。なぜか惹かれて仕方のなかったアマゾンに行くとなって、私は一気に浄化が始まったのだと思います。精神的にも落ち着かなくてとても不安定でした。それでもなんとかまとまって、ようやくベットに入りました。それでもなかなか寝付けず、どうしよう、どうしようと思っていたさなかでした。ぴ〜〜〜♪という音が聞こえてきたのです。!?!?え?何この音?え?え?と、すっごく驚いたのと、なかなか寝付けず興奮状態だった私は、なんかすっごくおかしかったのです。でもそのおかしい気分もすぐに消え、一体何事????って思って、起きると、MihoちゃんもAkemiちゃんもみんな起き出して、どこから聞こえてくるの?とみんなで窓のほうに行きました。カーテンを開けても、特に変わった様子もなく、なんだろ?一体どうしたんだろ?と3人で話していました。何かの警報かとも言っていました(笑)しかし、それもしばらくしたら止まったのでした。私は、始めおかしかったので心の中で笑ってしまったせいか(Miyukiさんごめんなさい)、緊張がほぐれ、やっとその後眠りにつくことができたんです。次の日の朝、Miyukiさんが新月の霊源祀りをしたというのを聞いて、あれは土笛だったんだ!と分かったわけでした(^_^;)
 セビッチェを食べたお店に出ていた、あのとうもろこしおつまみがおいしかったです!