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聖なるペルーの旅 4


〜 完全なる統合へ向けて 〜



2004.9.14〜2004.10.1

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9月14日
 今年は、新月に出発することになった。退院してからの一週間は、息つく間もなく過ぎて行った。何とかこの間のDiaryも書き上げ(Diary67)、前日に荷造りを始めて間に合った。(ふ〜っ) ここまで来たら、もう大丈夫。やることは全て終えたから。(イエイ!) 朝は、さすがに身体が固くて足もガチガチ。これからは荷物を持って、長い飛行機に乗らないといけない。少しでもほぐしておくために、5時に起きてお風呂に入ることにした。(ほ〜っ) 固さが和らいで、リラックスも出来た。準備完了!

 リハビリを初めて二日目で退院して、その後は足をかまっている暇もなかったから、筋肉がどんな状態になっているのか、自分でもわからなかった。ドクターに言われたように、無謀なことをしているのはわかっている。でも同時に、それが求められているのもわかっていた。個人の旅ならば、自分の身体に合わせて動いたり、いざとなれば引き返すことも出来るけれど、この旅は私一人のものではなかった。だから後は、信じるしかない。今は祈るだけ・・・。
 「どうか最後まで、この旅を続けさせてください。それぞれの目的を、最善の状態で果たすことが出来ますように。 私の役割を、完全に果たさせてください。」
 そして受け取ったメッセージは、
 「大きな祝福の光が降りています。神々と天使たちが、あなた方全員をサポートしてくれています。どうか受け入れてください。その導きに従ってください。自分に素直になり、愛を持って真実を語ってください。・・・」
 もう一つの私の課題は、とにかく無理しようとしない。出来るだけ、身体も心もリラックスさせることだった。 (兄からも、今の身体だと普通の人の三倍は疲れるんだからと、念入りに注意されたし。^^) は〜い、了解です!

 家を出るまでの間も、ゆったりと余裕で過ごしていた。去年はギリギリまで、まだ仕事をしていたので、乗り遅れそうになっていた。(Ayuちゃん、ハラハラさせてごめんね。^^;) 何だか、こうしてゆったりとしていたら、余分な肩の力も抜けて、もっとスムーズに進む気がしてきた〜。(いい感じかも。^^) 柾至は学校を休んで空港まで着いて来てくれるという。確かに、自分でスーツケースを運ぶ自信は、まだなかったので、素直にお願いすることにした。
 カウンターでは、先に来ていたともちゃんが席を予約してくれていた。(気配りに感謝。^^) みほちゃんとの3人で、まずは羽田へ。座っている間は、昨日DVDで見たゆるゆる体操でユラユラ。移動の時は、みほちゃんが手荷物を持ってくれたので、両手でバランスを取りながら歩くことが出来た。これまでの私なら、強がって無理をしていたと思うけれど、素直にサポートを受け入れて甘えることにした。(これも私には大きな進歩です。^^)

 成田へのバスを待っていた時に、私たちの目の前をレインボーマークの車が通った。名前を見ると・・・何とびっくり! Mikiちゃんから聞いていた噂のコンドルタクシーだった。 (Mikiちゃんが、去年のツアーのサインとして受け取っていた。) ともちゃんは、来る前に天使の雲、みほちゃんはレインボーの看板に見送ってもらったそうだ。ちなみに私は、BossのCMのレインボー。(笑) 早速、来てくれている〜。うふふ♪

 成田では、チェックインの時間前に到着。 もう一人の参加者であるリカちゃんと合流。明るい感じでハツラツとした20歳の学生。(若い!) 何と持っていたのは、私が2回目のペルーツアーで使ったカラフルなレインボーバッグ! アジアン雑貨のお店で見つけた珍しいタイプのバッグなのに、何て偶然かしら。初対面でも、早速繋がっていることを教えてくれたのでした。おもしろくなりそう〜♪ (ワクワク) 
 そう、今回はこの4人。通常のツアーなら、まず成り立たない人数だけど、聖なる旅は例外。どんな状態でも、示されたのなら行くしかないのです。私個人の事情に、合わせている場合ではありません。(^^) 全員で一つの旅を創って行くのだから。そして今回も、旅が終わる頃には、この集まったメンバーの意味がわかることになったのです。(うふふ)

 エリート会員になったおかげで(ペルーツアーでマイルが貯まったから)、優先チェックインが出来て、荷物も全員プライオリティ扱いになり、並んで席も取れた。さすがコンチネンタル。サービス満点♪ (与えられるものは、感謝して素直に受け取る。これ鉄則なり! それもグズグズしないで速やかに。^^) 全てスムーズで、時間も余裕タップリ。ゆっくり一歩ずつしか歩けない私には、とても有難い。(折り畳みの杖は用意しているけれど、手荷物があると歩きにくいの。)
 いつものお蕎麦屋さんで、お食事。ここでも、私が食べたいと思っていたメニュー(栗ごはん付き)が出て来て満足。(単純な私。^^;) ビデオカメラを持ってきたみほちゃんが、最初の撮影を始め、再び私達の珍道中が・・・(おっと!) いえ 聖なる旅の幕開けになるのでした。v(^^)v

 3の数字が並んだ席になり、数並びのメッセージもスタート。これからは長いフライトになる。じっと座っていると、足腰が突っ張って固まってしまうので、合間を見ては後ろに立って、ゆるゆる体操やストレッチをしていた。しばらくしたら、ターバンを頭に巻いたインド人らしいおじさんが話しかけてきた。ずっと近くに立っていて、視線は感じていた。マイペースで身体を動かしていたもので。(笑) アメリカに住むインド出身のビジネスマンだった。何気ない会話から、お互いの仕事や家族の話になり、瞑想の話から宗教の話にまで発展。インドの人達は、特に家族との繋がりを大切にしているようだった。英語力の貧しさを実感しつつも(^^;、楽しい時間が過ごせた。その後は、神奈川に住んでいる若いペルー人のファミリー。二人とも日本語が上手で、目のクリクリした可愛い赤ちゃんを連れていた。久し振りの里帰りで、今度はマチュピチュにも行くとのこと。(何と初めてらしい!) おかげで退屈することもなく、おまけに予定よりも早く着いて、最初の関門もクリア。(パチパチ)

 乗り換えのヒューストン空港は、改装していた。ディズニーのお店も、別のお店に変わっていたけれど、そこでレインボーカラーのクマさんを発見! テキサスのシンボルになっているみたい。どれも微妙に、顔や色が違う。いろいろ見た中で、やはり最初に手に取ったものが、私のクマさんだった。(しっかり目が合って、呼んでくれるの。) 一緒に連れてきた黄色いうさちゃんと並べてみると、最初からペアだったみたいに、雰囲気も大きさもピッタリ。(二人で約束して再会したみたい。うふふ ^^) カフェでお茶しながら、しばらく一緒に遊ばせてあげました。(^^)
 新しいゲートは、広くて明るくなっていた。(最初のバージョンアップ!) ゲートをくぐる時に、時計が目に入った。 「3:33」 (お〜っ!) 搭乗口への通路から外をみたら、舟のような乗り物に乗った精霊たちの姿が、雲になって浮かんでいた。(写真右 お顔まで、くっきりはっきり) わ〜い、いつもお迎えありがとうございます〜♪

 機内では半分ウトウト。窓際にいたみほちゃんは、虹色の光がこっちに向かって射しこんでくるのを見ていた。パチパチ。(お迎えPart 2) リマに到着し、外に出たところで、小さな雨粒が落ちた。(これから、このパターンも続きます。まずは、歓迎の挨拶として。^^) ユーリも元気そう。一年が早く感じた。ドライバーさんの笑顔が、とっても爽やかで、思わず私たちも笑顔に。 ― 純粋な心は笑顔に表れ、その笑顔一つで人の心は癒されるのだと、改めて感じた瞬間です。
 ソネスタちゃんにチェックインしたところで、クイチからウエルカムの電話も入った。お部屋に入ってホッと一息。まずは飛行機に乗るまで、次は降りて乗り換えるまで、そしてホテルの部屋に入るまでという感じで、文字通り一歩ずつ来たという感じ。時間が決まっていることだから、間に合うように付いて行けることを願っていた。実際には、時間はタップリあって、スムーズに来れたので、ひと安心。 大いなるサポートに感謝のスタートでした♪