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聖なるペルーの旅 5


〜 一つの完結を迎えた旅 〜





2005.9.3〜2005.9.20

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9月 16日
 ホテルのお部屋からも、ティティカカ湖が見渡せた。昨日の夜から、雨が降り続いていた。空は明るくて、太陽も出ているのに、まだシャワーのような雨が降っている。(まあまあ) 景色を眺めながら、ゆっくり朝食を楽しんだ。
 チェックアウトして、そろそろ出発という頃に、ピタっと雨が上がり、太陽の光がパ〜ッとロビーに射し込んできた。そして、壁に虹色の光が・・・! まあ素敵♪  外に出ると、お庭の植物たちも、水に反射してキラキラ光り、眩しいくらい。 ブラックマリアさまと自然界からの祝福ね。(^^)


 ボートに乗って出発。まず、カエルの形をした「GOOD LUCK」のケーブへ。ここも久し振りだ。コインを投げて、願いを念じながらコインを投げて、口の中に入れば叶うと言われているらしい。たくさんの人が訪れているようで、いろいろなものが置かれていた。みんなで挑戦。口のところは斜めになっているので、その中に入れるのは至難の業だ。それで、2枚目のコインは、目のところへ投げ入れておいた。とりあえず、カエルさんのお顔に載っていれば良しとして。(へへへ) その中で、ともちゃんは諦めないで、持っているコインがなくなるまで、何度も挑戦し続けていた。(チャレンジャーだ〜。^^) カエルさんも、その粘り強さには感心しているかも。(^^) 
 まず、みんながここに来れたということが、すでに幸運を手にしているということなのです。(イエ〜イ!)
  
 2階の甲板が、気持ちい〜い♪ お空には青空が広がり、風も爽やか。ティティカカ湖の水も、キラキラ光っている。そこで、クイチのセッションを終えた人のシェアリングもしたりしながら、みんなといろいろお話していた。


 一時間半ぐらいして、月の島に到着。2年振りに、やっと帰ってきた。あ〜何という幸せ♪ 去年は太陽の島だけだったから、余計に恋しく思えた。(月の島は、太陽の島からさらに奥にあるのです。) 時間が掛かっても、今年はどうしても来たいと思っていた場所。
 ボートから降りて、島を登ったところに神殿が現れた。 「Miyuki、This is your Temple  ! 」 女性神官や巫女となる人は、太陽の神殿でお役目をする前に、この月の神殿で学び育てられていた。その過去性は、初めて訪れた時に伝えられた。(ソーラーレインボーが現れたとき)  ただいま〜、私の魂のふるさと。 

 平和と愛に満ちた、美しい神殿。マザームーンとダイレクトに繋がっていて、女性性のエネルギーに溢れているから、自分の中の女性性を目覚めさせたい人にも最適。それぞれの場所を見つけて瞑想。太陽と月、男性性と女性性・・・二つのエネルギーのバランスを取り、一つに統合させましょう。そして、ティティカカ湖の美しく清らかな水のように、自らがこの世に調和と融合をもたらす存在であるように・・・☆


 この神殿に描かれているクロスは、他のクロスとは異なっていて、奥に奥にと入っている。それは、唯一この神殿だけだという。・・・その同じ形が模様になっていたのを、天拝山の帰りに目にして、光に包まれた写真となって見せてくれたのです。(Diary 105) その意味は、離れていても、常にエネルギーで繋がっているということ。だから、みんなもここで繋がったのなら、後は思い出すだけで良いということなのです。 そのために、ここまで来ているのですから。(^^)
 (写真下の右が、プレインカの時代からの神殿として残されている。)


 みんなでサークルになって、最後のセレモニーとして、この旅への感謝の祈りを捧げた。そして、それぞれが自分の元に帰った後、この旅でのエネルギーを、活かすことが出来るように・・・。そして、全員でハグしあった。この旅では、これで最後かも。ハグは、互いのエネルギー交換。内にある愛を相手に送り合う。 涙腺の弱いメンバーは、ここでもまたウルウルと、涙を拭うのでした。(^^)


 私からは、全員に最後のギフトを渡すことに。今年は何が良いかしら、お揃いになるもので、出来ればレインボーが入っていたら良いんだけどな・・・と思いながら、旅の間探していた。そうして、ようやく見つけたのが、マチュピチュ麓のアグエスカリエンテスのマーケット。民族衣装を付けた男の子と女の子が、一つに繋がっている小さなお人形。今年の旅は、「ラブラブ〜♪」が合言葉にもなっていたので、これはピッタリ! しかもお洋服がレインボーカラー。でも最初に見つけたところでは、全員の分(10人)は足りなかった。お店の人は、「待ってて〜」と他のお店に調達に。そうして、持ってきてくれたものから10個を選別。(手作りなので、一つ一つ違っている) その中で、一回り大きいものは、クイチとルーディにして決まり! 

 このラブラブ人形は、カップルの愛としてだけでなく、二つに分かれているものが、愛によって一つになるという意味も込めて渡していた。
 何も考えずに、順番に渡していったけど、それぞれに合った色が入っていたり、どこか似ているものもあったりして。(^^) 良くみると、女の子は赤ちゃんも背負っていたのよね。(私のは二人だった。^^) 
 メンバーの中で、結婚しているテラちゃんとあきちゃんは共に、御主人もワークショップを受講していた。互いのことを理解しているし、理解しようとしている素敵な夫婦。 これこそ、魂レベルでのラブラブ〜♪なのよね。(パチパチ) 

 ラブラブ人形を配っていたら、島のお姉さんたちも集まってきてしまったので、持っていた残りのお菓子を配って、ここできれ〜いにお仕舞いに。(良かった良かった。^^)


  水の色も透き通っていてきれ〜い。石も淡いパステルカラーで素敵。記念に一つだけ、頂いていくことにした。・・・その石は、日本に帰ってから、祭壇に置いておくと、石の中から金色の粒子が浮かび上がってきて光ったことがありました。(^^)
 
 月の島にお別れして出発。そこで戻る予定が、また別の島に向かうことになった。 えっ!? もしかして、この島は・・・。(!) 二つの島を周る時間はないものと思っていたので、何てうれしいサプライズ。
 神殿の中に入り、しばらく瞑想とお祈り。そして、奥にあるシャーマンの部屋へ。「ここで、最後のイニシエーションをしよう。」とクイチ。みんなで笛を吹いた後、一人ひとりにマントラと祈りの言葉を唱えながら、新しいメンバーにイニシエーションをし、虹の光の同胞団としてのシンボルとしてメダリアを授けてくれた。(これは、月の神殿に描かれているのと同じクロスの形をしている。お土産屋さんで売られているのは三段のチャカナで、これが本物のオリジナルクロスで、中央には第三の目を象徴としたシンボルも入っている。石は、天然のマチュピチュストーン。柾至のを見ると、私がもらったものとは微妙に違っているから、間違えることもなさそう。^^)  実は、去年授かったリカちゃんは、ペルーに置き忘れていたらしく、旅から帰ってかなり落ち込んでいたとのこと。それが思いがけず、ここでもう一度授けてもらうことになり、「ミラクルだ〜。」と感動するリカちゃん。(^^) こうして戻ってくることは、あの時から約束されていたのですね。(ふふふ)
 

 私が、この日に着ていたTシャツには、虹色のワンドを持った精霊の素敵な絵が描かれ、「RAINBOW KEEPER」の文字が入っていた。2年ぐらい前にシャスタで見つけて買ったものだったけど、まだ一度も手を通したことがなかった。これも、ペルー完結の旅として相応しかったのかもね。(^^) 
 地球の第13チャクラとして、全てをワンネスへと包み込むティティカカ湖のエネルギーを、それぞれの中でも放っていきましょうね☆


 帰りは、波が大きくなって、すごく揺れていた。いつも静かに湛えているティティカカ湖で、私も初めての体験。それも、龍神さまとティティカカ湖の精霊たちのお見送りのように感じた。 最初は、ちょっと気持ち悪かったけど、体の力を抜いて、その波の動きに合わせるようにすると、大丈夫になってきた。(ガタガタ山道の時と同じ様にね。) そう、何があっても、どんな時でも、抵抗しないで、波に乗っていくように、その時の流れに合わせて行動すれば良いのよね。

 後で聞いたら、柾至は一度吐いたらしく、その後でスッキリしたとのこと。クイチは、柾至はヤングマスターとして、この旅では私達を見守り、プロテクトする役目として来ていると言っていた。 
 私はずっと、彼をこのティティカカ湖に連れて来たいと思っていた。「これからは、女性性のエネルギーが必要となってくる。マザーアースが、そのエネルギーを必要としている。」 昨夜の礼拝の時に、神父さんはこの話もされていたそうです。そう、男性であっても、いえ男性であるからこそ、女性性のエネルギーも、否定することなく受け入れることが必要なのです。この年齢(14歳)というのは、一番アンバランスになりやすい時期だから、その両方のエネルギーを統合させておくと、この後の成長のプロセスもスムーズになる。・・・実際に、この旅から帰ってから、10代特有の不安定さがなく、いつもド〜ンとしている状態です。(パチパチ)
 それに、私がお空に帰ったら、一部はここに返してほしいと前から話していたので、ちゃんと見せておかないと。(笑) それが、この完結の旅で叶うことになって、私もうれしい♪  何から何まで、ありがとうごいざいます。また、いつか一緒に里帰りしますね。
 
 コパカパーナに着き、出発前にランチを済ませることにした。そこで、限られた時間を有効に使うために、持ち帰りをしようと、レストランにお願いしてみることに。
 そうして、適当に入ったところで聞いてみたら、すぐ用意してくれるという。やったね!(フルーツやドリンクも付けてくれてお得だったし。) それぞれにオーダーして、待っている間に、お向かいのお店を覗いてみると、ちょっとインドっぽい服が売られていた。そこで、またピッタリサイズのブラウスや柾至のTシャツをゲット。ほんの短い時間だったけど、思わぬ良い買い物が出来た。(おまけもしてくれたし。^^) そのお店の看板には、コンドルちゃんが! 最後まで、ありがとうね〜♪
 まだ時間がかかりそうだったので、みんなでキッチンに入って、一緒に詰めるのを手伝ったりして。(笑) クイチ達との待ち合わせギリギリの時間だったので、ちょっとダッシュ。でもクイチ達はのんびりしていて、まだ大丈夫ということだったので、ブラックマリアさまの教会へ。青い空に白い建物が美しく、眺めているだけで心が洗われる。お空には、また不思議な雲がいっぱい。(昨夜は真っ暗だったので) 最後の御挨拶も出来て、全てバッチリ!(ふふふ)


 さあ、ラパスに向けて出発。いつものように、途中でボートで渡って、港で休憩したり、バスの中ではの〜んびりリラックス。 外の景色を眺めながら、今日のエネルギーもゆっくり統合。白い月が浮かび、夕日が雪山に反射してきれいだった。
 日が暮れてから、ラパスの町に到着。さすが大都会。ラパスは夜も賑やかだ。いつものホテル(グロリアちゃん)と思ったら、今日は「ホテルロザリオ」と同じ系列だった。(わ〜い♪) 賑やかな大都市の真ん中にあるのに、中は同じく自然の木を基調としているので落ち着く。チェックインの間に、ロビーに置いてあるハーブティで一息。(ピーチやベリー系などもあって、種類は一番豊富だった。^^) 

 お部屋に入って落ち着いてから、みんなでお出掛け。クイチは明日の朝帰るので、10人揃っての食事は、今夜が最後になる。(最後の晩餐だ〜) みんなでクイチの後ろにくっついて、通りを歩きながら、良さそうなレストランを探した。そうして入ったお店は、奥に全員座れるテーブルがあり、値段も安くて、落ち着いた感じの良いお店だった。そこで、クイチとルーディ(&ジャネット)に、みんなからのプレゼントと、寄せ書きをしたカードを渡した。喜んでくれて、良かったね。 いろんな話をしていたけど、ここでまた次の旅の話が・・・。今度は、別のところでレインボーツアーをするのも良いねと、盛り上がった。そこで出てくるのは、やっぱりインド。クイチは、すぐにでもしたいみたいだった。(^^) それもまた、楽しみにしておきましょうね♪