[聖なる旅] 


聖なる旅


 カナディアンロッキー編


            
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2005.7.26〜8.7
                          

 7月26日
 前日(プラスワンの日)の夜、柾至にサードのアチューンメントをしておいた。これで、新しい年を迎える準備も完璧。(^^)
 10時の便で、出発にはちょうど良い時間。空港へと向かう道で、「33−88」の車が目に付いていた。「神の存在」と「調和」か・・・。フムフム、今回はどんな旅になるのかしら。(ふふふ♪)

 フライトは、台北経由のチャイナエアライン。3年前と同じ。福岡発なので、成田まで行くよりはラクだし安い。後ろ姿がエハンにそっくりな人が、前に並んでいた。(座席も前だった) その人もカナダ人だった。この旅も、ペルーの旅に繋がっているというサイン。(再びフムフム^^) 夏休みもあって、空港は子供達でいっぱい。私たちのフライトも、台北に帰る子供達で賑やかだった。イキイキとした彼らの姿を見ていると、私たちの気持ちまで明るくなる。(元気ハツラツ〜) シートは、前から3列目で8番。(またまた〜) 2時間のフライトなのに、しっかりお食事付き。私は、オリエンタルベジタリアンを予約。豆類のサラダに、ナッツと椎茸いっぱいで和えたヌードルに、トロミをつけて煮たお豆腐は、しっかり味が付いていて日本人の口にも合う感じ。デザートは、ゼリーとフルーツ。ウエスタンベリタリアンにした柾至は、トマトソースのハンバーグ風で、見た目は色鮮やかだったが、味は薄くてイマイチだったらしい。(やっぱりアジアンテイストよね。^^) それで、次の便は一般食に戻してもらうことに。フットレストがあるからラクチン。乗務員の制服はパープルカラーで、私の服とお揃いみたいだった。(ははは)

 台北の国際空港は、新しいみたいでピカピカ。お店も一杯あって、乗り継ぎの2時間も退屈しなかった。さすが中国、ギフトショップにはカラフルな龍の像が並んでいた。そこで、心惹かれるものがあった。小さな丸い石が、葡萄の房のように一杯付いている。その中で、いろいろな石が混じっているものを見つけた。裏には、七彩石と書いてある。(まあ!) 天然石なので、一つ一つが微妙な色使いで素敵。「吉祥・招財・幸運の吊飾」だそうだ。早速、頂いていきま〜す♪


 バンクーバーへの便では、茸いっぱいのご飯にゴマ風味のサラダにマンゴーのデザート、朝食には温かいお粥に甘辛く煮付けた高野豆腐に野菜類などなど。いつもは、半分ぐらいしか食べない機内食にも、ついつい手が伸びてしまったのでした。(^^)
 映画は、観ていなかった「サハラ」があってラッキー。「Five Children&It」には、龍にそっくりなSandFairyが出てきたり、中国のアニメ「龍の伝説」では、ドラゴンが大活躍。(ふふふ)
 バンクーバーに到着して、降りるのを待っている間に、「アベマリア」の歌が流れ、スクリーンでは「アベマリア教会」が紹介されていた。(まあ!) この旅は、私が思っていた以上に意味がありそう・・・。

 テロの影響からか、入国審査では細かく質問され、荷物を待っている間にも、声を掛けられていろいろ質問された。(そんなに怪しかったかしら。笑)  久し振りに、Daddyに会えるということで、柾至はドキドキ・ウルウルしていた。やっぱり会いたかったのね・・・。一方彼のほうは、写真では見ていたものの、この間にすっかり大きくなった柾至に、驚いていた様子。再会のシーンもつかの間、いきなりショックなニュース。彼の車が、2、3日前に急に動かなくなったらしい。今回は、ロッキーを車で旅することになっていたので、ガガ〜ンとショック! そのために、国際免許も準備していたから。レンタカーを借りることにしたものの、2週間のレンタルになるので、予想外の大きな出費に。急に、この後が心配になってきた。これは、予定を変更させるべきなのかな・・・。でも、やっぱりロッキーには行きたいよ〜ん。現地時間では朝だったので、やっぱり眠い。(現地には、夜着いたほうが、身体はラクですよ〜。) とりあえず空港で借りておいて、後でゆっくり考える事に。

 市内から30分ほどの郊外にある、彼のアパートは思ったよりも広くてきれい。部屋の到るところには、結婚式から始まって、柾至の生まれた時のものに、最近のものまで、私たちの写真が一杯飾ってあって、ちょっと恥ずかしくなった。(^^;
 しばらくリラックス。カナダのテレビ番組やラジオの声が懐かしい。私の好きな完熟マンゴー山盛りに、皮ごと食べれるグリーンの葡萄が出てきたので、思わず満たされる私。(食べ物かい!笑) 

 夕方ぐらいから、外をお散歩。すぐ近くに広い公園があった。青い空に太陽がキラキラ。つい2週間ぐらいまで、一ヶ月以上も雨が続いていて肌寒かったそうだ。青空が広がったのは、つい最近らしく、ようやく夏が来たと現地の人は喜んでいるらしい。(グッドタイミング♪)
 早速リスさんも登場し、思わず目で追いかける。住んでいる時は、いつもお庭で見ていたので珍しくなかったけれどね。木陰で本を読んだり、お昼寝している姿や、プールで水遊びする子供達の声、バスケットをする若者たちに、テニスを楽しむ人たち。この平和で、のんびりとした光景も懐かしいな。空を見上げると、飛行機雲が走っていた。


 お店の並ぶ通りも歩いてみた。この辺りのお店は、5時半で閉まっている。(さっさと仕事を終えて、夕方は家族や友達と楽しむカナダ人。^^)SAFE WAYのスーパーで買い物。何もかもが懐かしい。思わず、いろいろ買い込んでしまった。夕日がきれ〜い。この時期は9時頃まで明るいから、すごく得した気分。夜は、ジンジャーとスパイスの効いたスープを彼が作ってくれた。(一人の時は全然料理をしないが、私たちがいる間は作ってくれるというので、お言葉に甘えることに。^^) さすがに夜になると、眠くてたまらない。一足先に、おやすみなさ〜い☆