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聖なる旅 



セドナ 編




2006.3.18〜3.29
                                                                                                                                      

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 3月25日(後編)
 次は、二つ目のボルテックスであるカセドラルロックへ。 山は、そこに見えるけれど登り口はどこだろう。方向的には合っているみたいだけれど、道がループ状になっていて、いつのまにかまた同じ所に出てくる。途中で尋ねてみたけど、良くわからないみたい。昨日、ビジターセンターのお婆さんが、地図を見ながら説明してくれていたけど、道が二つあるようなことを言っていたような・・・。でも、その地図はうっかり置いてきていた。(!)

 そうこうしている内に、レッドロッククロッシングへの入り口を見つけた。先に、ここに入って聞いてみよう。その手前で、野生(!?)のブタさんが登場。お尻フリフリで可愛くてウケてしまった。(^^) 
 ゲートのところで、カセドラルロックへの登山口があるのかどうか確認したら、この奥にあるとのこと。あら、そうなの? そこで車の時計に目が行くと、1:11なり。 あら、またまたやられちゃいました。(笑) じゃあ、ここで良かったのかな。

 
 この中のオーククリークから見えるカセドラルロックは有名。ガイドブックなどに、必ず使われる風景だ。プロのカメラマンらしき人もいた。小川に足を浸けると、冷たくて気持ち良〜い♪ しばらくチャプチャプ。

 もう水の中から出たくなくなって、そのまま仰向けにゴロン。背中にあたる岩の感触も気持ち良い。ここも、カセドラルロックからのエネルギーが流れてくるパワースポットの一つになっているという。確かにそうかも。 このままじっとしていたくなった。(^^)
 


 でも、せっかく来たので、やっぱり登ろう。本当にここから登れるのか、まだ何か不安があったけれど、そこへカセドラルロックの方から、登山ステイックを持って戻って来ている人がいた。そこで尋ねてみると、この先から頂上まで登れる道があるという。 じゃあ、行ってみよう〜!

 しばらく平坦な小川沿いを歩いた。気持ちが良いので、また川のところで休憩したりしながら、のんびり歩いていた。しばらく歩いたところで、ちょっと急な上り坂になった。先に向かっていた人達が、引き返してきた。「僕達は、この先は止めておくよ。」とのこと。(!?) 私たちは、そのまま先に登った。カセドラルロックの麓が見えてきた。 クリークで見かけた日本人の女の子達が戻ってきた。声を掛けると、前に一度登ったから、今日はここまでで引き返すそうだ。ふ〜ん。(みんな何故か戻って来る・・・!?) 


 大きな岩の前へ出て、ようやく気付いた。別の道から来ている人がいる。そこから駐車場が見えた。あ〜、やっぱりそうだったんだ。登り口は、別にあったのだ。そのことを、あのお婆さんは言っていたんだ。つまり私たちは、かなり遠回りをしてきたということ。 もう一つの道からだと、駐車場からすぐに麓の前に出る。片道約40分とあったのは、ここからだったのだ。でも、時すでに遅し・・・。(ははは ^^;) 
 途中ですれ違った人と話したら、柾至とMCの靴は問題ないけど、私の靴は大丈夫かなと言っていた。そう、私の靴はカジュアルなタイプのものだったのです。でも、ペルーでもずっとこの靴で周っていたし、ワイナピチュも登っていたから大丈夫よ。 ご心配ありがとう。(・・・でも、後でその意味がわかることに。^^)


 
 ここからは、サインや目印になるものもあった。途中から、大きな岩をよじ登っていく。柾至が先に行って、登りやすいところを見つけてくれるので、その後ろを付いていく。 よいしょっと! お尻が重い。(笑) 

 それに、靴が滑りそうになる。さっきの人が言っていたのは、このことだったのね。普通の山道なら大丈夫だけど、岩の上だからもっと踏ん張らないといけない。(それもまた意味があることだったのでした。^^) でもそれ以外は、今までの山と違って面白い。ちょっと新鮮かも。(^^) あと、もう一息だ。ファイト一発〜♪ 
 

 私達とは反対に、降りてくる人たちが多かった。「あともう少しよ!」と声を掛けてくれる。は〜い♪ ようやく頂上の大きな岩の前に来た。お顔に見える。ブッダちゃんって感じかな。 仏教系の温か〜いお顔をしている。じゃあ、あれが手かな。こんにちは〜! お邪魔しま〜す。(^^) お顔の前を通って、奥に行ってみると、景色も絶景なり! 


 
 手の岩の間も、風が吹いて気持ち良〜い。二人組みの女の子がいて、それぞれに瞑想をしていて、私たちと入れ変わりに移動した。場所を譲ってくれたみたい。心使いありがとう。(^^) おかげで、この後は私たちだけになった。

 探検家の柾至は、さらに奥に行って、姿が見えなくなった。あらまあ・・・でも大丈夫でしょう。私は岩にもたれかかって、ゆっくり瞑想タイム。平和だ・・・すごくリラックス出来る。調和したエネルギーを感じる。穏やかで、温かいエネルギーに包まれている感じがする。



 柾至は、この岩のさらに上まで登ったそうだ。そんな登り道なんて、まだあったのかしら。岩をよじ登ったらしいけど。その後、降りてきてからも、一人で崖っぷちに座って瞑想していた。(写真下右 気持ち良さそう〜) さっきの二人組みは、踊りのようなものを踊っていたそうだ。それぞれに、良い時間が過ごせた。


 さてと、帰りは下りだから早いしラクだよね。一気に降りちゃおう!・・・と意気込んでいたら、ハプニング。ついつい勢いで降りていたら、別の道の駐車場の方角へ。オイオイ違うよ、この道は。 私たちは、来た道を戻らなくっちゃ。えっと、どっちかな。 
 麓の辺りは、まだ道らしい道がない。方向的には、こっちかな。しばらくグルグルと探す。ますますわからなくなってきた。とにかく下に降りれればいいけど・・・森みたいな中に入ってしまった。あらっ、こんなところあったかな。 大丈夫、大丈夫きっと見つかる。そう心の中で繰り返していたものの、少しずつ日が落ちてきた。 下りだけで帰れるはずが、また登ったり降りたり・・・。(あらまあ) しばらく経って、フェンスが出てきた。そのフェンス沿いに歩いて行くと、ようやく道らしい道が出てきた。やったね! そこにマウンテンバイクで走っている数人のグループが。もう間違いない。これで降りれる。ふ〜っ、やれやれ。それでなくても、倍ぐらいの遠回りで登ってきたのに、さらにまた倍ぐらいの距離を掛けて歩くことに。まるで引き止められたかのように・・・。


 さすがに、靴が痛くなっていた。そうね、ワイナピチュも時間的には40分ぐらいの登山だったから。今日みたいな山は、しっかりした靴のほうが良いみたいね。早く靴を脱ぎたかった。ようやく小川が見えてきて、あの中に早く足を付けた〜い。 まっすぐ小川を目指して行くと、柾至が再び 「あ〜っ!」  えっ!? あ〜っ、何とそこにはまた本堀さんが! 

 お友達とイルさんも一緒。3人は、ホーリークロス教会に行った後、クリアリングが必要なことがわかって、急遽オーククリークに寄ることにしたとのこと。それも、時間がないので10分だけということで、ちょうど来たばかりだったとか。まあまあ、昨日に続いて、また素晴らしいタイミングだこと! 思わず、カセドラルロックを振り返ってしまった。(ふふふ)
 本堀さんたちは、明日アンテロープに行くとのこと。じゃあ、これが本当に最後ですね。本堀さんは、セドナ大好きで何度も来ているそうだ。偶然の再会を祝って、ハグハグして別れた。 また、いつかどこかで会えるかもですね♪

 3人を見送って、しばらく小川に足を浸した。ふ〜っ生き返る〜。ここで時計をみると、降り始めてからは一時間ぐらいしか経ってないみたい。あ、あれ!? もっと時間が掛かったみたいに思えたんだけど。あれだけ遠回りしても、下りだから早かったのかな。それにしても・・・ねえ。あの間は、時間の流れ方が違っていたみたいな気がする・・・。


 車に乗って、柾至がランダム選曲でCDを掛けたら、ボンジョビの「ミラクル」という曲が!  う〜、出来すぎている〜。思わず3人で笑ってしまった。 私のハイアーセルフやガイドさんは、とっても凝り性なので・・・。(ほほほ)
 ビデオが動かなくなったことも、却って良かったのよね。岩を登るのに邪魔になっていただろうし、どこかにぶつける可能性もあったかも。それに持っていると撮りたくなって、その分集中出来なかったかもしれないから。 全ては完璧!

 この後、イルさん家に行く予約をしていたので、時間がギリギリだった。オーガニックストアで買い物を済ませて、ホテルのジャグジーにも浸かりたいと思っていたから、ちょっとバタバタしたけど、結局それも一通り出来ていた。さっと食事も済ませられたし。何から何まで有難いことです。(^^)

 そして、イルさんのお宅へ。途中、道が真っ暗だったので、わかりにくかったけど無事到着。ここに来たのは、パートナーのリーさんのセッションを受けるため。せっかく癒しのセドナに来るから、何か私も受けてみたいなと思って探してみた。ヒーリングもいろいろ種類があったけど、イルさんのHPを見つけて、シンクロを感じたので、パートナーのリーさんのチャネリングセッションを受けることにしたのだ。
 素敵なお家で、絵や写真、グッズも至る所にある。テーブルに座って、最初に目に付いたのが、アイヌのペアのお人形。(腕をからめたクサリ彫り。^^) お土産に頂いたものらしい。またその人形が、ニッコリと笑っていて・・・。(ふふふ) 
 壁にはシヴァちゃんの絵もあり、イルさんは1週間ぐらい前から、急にシヴァちゃん関係のシンクロが続いていたとか。(あらあら。^^) ペルーには興味があるけど、まだ行けなかったとか、クイチのことは聞いて名前は知っていたとか・・・。イルさんも、龍神さまや観音さまとのご縁があるらしく、カセドラルロックは観音さまの神殿という話を聞いて、今日の出来事が全て納得なのでした。やっぱり出来るだけ長くいるように、引き止められていたみたい。(^^) 予定の時間も過ぎていたのに、セッションを始める前に話が盛り上がってしまって、リーさんをずっとお待たせしてしまったのでした。(お待たせしました〜 ^^;)

 セッションの内容は、リーディングのページに要約してまとめてみました。こちらへ
私のハイアーセルフやアセンデッドマスターからのメッセージを伝えて頂いたことで、確認出来たことも一杯あって、すごく良かった。「111」の数字のメッセージとも繋がることがあって、全ては宇宙の聖なるプランに沿って、動いて(動かされて)いたのよね。
 「今日は難しすぎる〜。」と、通訳をしてくれていたイルさん。そうなのです、高次元からのメッセージというのは、とても深い。 私もリーディングをしていて良く感じることがある。これがご先祖さまとか、身近な存在の守護霊であれば、内容も現実的で具体的なことが多いけれど、それでも敢えてハイアーセルフと、高次の存在たちだけに設定させて頂いているのは、魂レベルでの気付きと目覚めを願っているからでもある。
 頭ではすぐに理解しにくいこともあるけれど、魂ー心の内側では、そうなのだと感じることが出来る。そして、ある日ある時に、このことだとわかることも。なぜなら、それこそがハイアーセルフー自分の高次の部分からのメッセージであるから。大事なのは、その高次の部分との繋がりを強くすること。そうすれば、自分が無意識に考える事、選択すること、行動することの全てが、宇宙(神)と同調したものになる。・・・そのことを、改めて感じた。

 セッションの最後のところで、柾至がお迎えにきた。ちょうど、柾至にも関わることだったので、そのまま中に入れてもらって、後ろに座らせていた。次々にメッセージが降りてきて、随分と時間もオーバーしてしまったみたい。長くなってしまったので、イルさんを疲れさせちゃったかも。(^^; 本当に、ご苦労さまでした。 帰る前に、ミュージシャンでもあるリーさんのCDを頂いた。そのCDは、アヤワスカが何とか・・・と言っていた。帰ってから聴いてみると、確かにアヤワスカを思い出させるようなリズムで、頭の中がまたグルグルしそうだった。 チャネリングしている時のリーさんの声は、とっても渋くて響いてくる。でも、終わってから普通にお話している時のリーさんの笑顔は、どこか子供っぽくて可愛いかったりして。(柾至もそう言っていた。^^)
 最後にリーさんと、お話していた時に、セントジャーメインが目の前に現われたという。(!) ふと見上げると、そのすぐ上の壁にセントジャーメインの絵が掛けられていて、私たちを見下ろしているかのよう。(^^) そして気付いた。私は、この時に紫色のパレオを纏っていたのだ。そのパレオはシャスタで買ったもので、色合いはジャーメインのバイオレットフレームそのもの。そういえば、カセドラルロックに登るときも、紫系のブラウスを選んで着ていて、瞑想する時にもパレオを使ったのよね。(観音さまも紫だものね。^^) ちなみに、そのブラウスは去年のペルーの旅で買ったもの。 思わず、身震いしてしまいました。(笑) これからが、本当に楽しみだなあ〜♪ 
 なかなか最後までお話が尽きず、すっかり長居をしてしまって・・・。(^^; 素敵な時間を、どうもありがとうございました。このご縁にも感謝します☆

 今日も朝から、タップリごちそうさまって感じの一日でした。さあ、そろそろ最後の仕上げに入りましょうか。(^^)