[聖なる旅]





聖なる旅 



 秋分の月の宴 編

2010.9.22〜9.23

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 9月22日(中秋の名月)
 今年もやってきました、十五夜の観月祭。 一年前は天の月に入ってからだったけれど、今年は、秋分の日の前日になった。(!) 朝は気持ちの良い陽射しが降り注いでいたのに、午後に入った頃から雨が降り出した、それもかなり激しい雨に。 確かに予報では雨、それも雷雨の可能性ありになっていた。 
 その時間に、次のヴィーナス エッセンスを創っていた。すると、配合の仕方が変わった。気がつくと、アンデスのエッセンスが多く入ってしまったのだ。出来上がったものは、前よりも濃い金色になっていた。そう、ほんの少し量が変わっただけで、こんなにも変わっていく。これも、イシスマジックなのね。 & この日は、朝から「和合」の祈りを込めて創ったハーモニーオイルを着けていた。(^^)

 創り終えた夕方前には、雨が上がって少し明るくなってきた。おっ! ちょっと良い感じになってきたよ。でも家を出る頃には、再び曇ってきて今にも降り出しそうな空に。(あらあら) しっかり雨の用意をして出発。今年の神事は、雨が多かったので、それも覚悟の内。ガルーダちゃんで走りながら向かっていると、西の空には青空が広がっていた。 空が二つに分かれているように・・・。

 30分程前に到着。糸島シスターズたちと一緒になった。早めに来て、感心感心♪ みんなで準備を手伝った。鳥居の前の「観月祭」の灯籠は、今年も青木パパとママの手作り。境内を優しく照らす小さな灯籠も、一つ一つ手を掛けて。 雨が降っても良いように、前田さん達はテントの屋根も作ってくれていた。それも、大雨の中をびしょ濡れになりながら・・・。

   

 休憩所では、青木ママとフミさん達が直会の準備中。 蒸し暑い中を、早い時間から来て用意してくれていた。持ち込んでいる飲用や料理に使う以外の水は、下まで汲みに行って運んでいる。 それらがわかっているから、雨が降ろうと嵐になろうと、参加したい、しなくてはと思ったのだった。そう、妙見の神事は全て雨天決行。何しろ神事の時には、龍神さまたちが全国から勢ぞろいされていますから。(^^) 

 この日も、雷雨のおかげで、神事に相応しく、清浄な気に清められていた。むしろ天気が荒れているときのほうが、良くわかることがある。それでなくても、交通の便もあまり良くなくて、海に囲まれた足元が良くない場所にある。 それでも来ようという人は、私みたいな余程の物好きか(笑)、何かしらの深い神縁がある人になるのでしょう。

 始まる時間が近づくと、薄暗い中を一人また一人と集まってきた。その時間には、月が現れた。(わ〜い♪) 龍が這うような松の枝の上に、おぼろ月となって・・・。

   

 神事の前に、お先に御挨拶。 まさかこんなに早く観れることになるとは・・・。 この一週間前に、前田さん、青木パパとママ、フミさんに山田さん夫婦の6人が、長崎の壱岐にある月読神社に行っていた。この日、ここに月読大神さまが降臨されるということで、そのためのお参りとして。(ご苦労さまです。) そこで、月読祝詞も頂いていた。 松の木の御神木に降臨されたのは、午後5時過ぎぐらいだったそうで、ちょうどフミさんに電話した頃だったみたい。(!) ・・・ レポートした後で、祝詞は前田さんに直接降りたものだったことを知った。(祝詞の画像は、Diary 207にて)

 宮司さんは、その間もずっと祠の前に座り、瞑想しながら準備をされていた。そうして、厳かに神事が執り行われた。月の神に感謝を捧げ、世界平和と地球への祈りを・・・。そう、観月祭は、月を愛でるだけでなく、月に感謝の祈りを捧げる祀り。 
 思い出すのは、ハウステンボス(&地球博)で上映されていた「もしも月がなかったら・・・」。 もし月がなくなってしまったら、地球はわずか8時間で自転し、強風が吹く殺伐とした環境となり、まさに危機的状況を迎えるという。月と地球の奇跡的なバランスの上で、地球環境が成り立っているのだ。 その地球環境を維持すること、守っていくことが大切であることを思い出す日でもある。

 弥栄の乾杯の後は、楽しくおいしい直会のスタート。具沢山のアツアツ団子汁は、和美ちゃんが持ってきた新生姜が効いて、良い出し汁になっていたし、特製春巻きは手巻き寿司のように、自分たちで作りながら食べたり。 そしてジャ〜ン! 今年も、フミさんお手製の月見団子が登場。お手伝いしている時に、先に試食させてもらっていたけれど(^^;、一つ食べるともう一つ食べたくなるおいしさ。白玉粉だけで作ったとは思えないぐらい、柔らかくモチモチしている。前の日から用意していて、時間が経っているにも関わらず。(!) 
 そう、今年はオメガナノWバージョンだったのです〜。作っている時から、その違いが感じられていたとか。 「ときわ屋さん」の白玉饅頭も、オメガWにしてから、ぐ〜んとレベルアップしていたけど、この月見団子のおいしさは他では味わったことがないぐらい。お腹一杯になっていたのに、つい手が出てしまうと、みんなからも大絶賛。
 材料にオメガWを加えると、細胞を蘇生する食べ物になるので、食べれば食べるほど、身体が軽くなったり、元気になるからでしょうね。それに、自然界と繋がっているフミさんの手も加わり、観月祭に相応しい聖なる供物に。 たくさん作ってくれていたので、みんなでお持ち帰りまで。(えへへ) 

   

 Yokoちゃんは、手作りお菓子のデビューとして、おからベースのブラウニーを持参。これもおいしかったよ〜♪ 他にも、持ち寄りをみんなで分けて頂いた。こうして、みんなで分かち合って、楽しく頂くことも大事な祀りの一つ。(うふふ)

 月は、雲の動きと一緒になって、どんどん様変わりをしていた。 その間ずっと雷の音が鳴り響いていて、海の上では稲光がピカピカ光っていた。それも不思議な光景だった。 満月の光と雷光が同じ空の下に・・・・。 
 この時の雷光も、神さまの降臨の徴になっていたのでしょう。それが素直に感じられていた。

   

 お開きにして帰ろうとする頃には、月の周りがきれいに明けて、煌々と輝いていた。その時、一緒に観ていた人たち(熊本から)が、月の周りで不思議な動きをする小さな光を見つけた。そこに宮司さんも来た。飛行機にしては、不自然な動きをしている。しばらくしたら、その光は月に向かって進み、突然ふっと消えた。(!) 
 月の神さまとお星さまが一緒になって、観月祭の最後の締めくくりをしてくれたみたいね。 今年も素晴らしい光を観せて頂いて、ありがとうございました ☆   ・・・ 私の小さなカメラでは、写しきれないのが残念ですが、雰囲気だけでも感じ取ってみてくださいね。

   

 その後もずっと雷音がゴロゴロと鳴っていて、夜半過ぎから再び激しい雨になった。そして、この月からの光は、翌日の秋分の日へと繋がっていったのでした。 ・・・ 次ページへ