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聖なる旅 



カナダ 2009 編



2009.12.16〜12.31
                                                                              

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 12月31日
 帰りの機内も、サービスが丁寧で良かった。機内食には天丼もあったり。(^^) 隣に座っていた女の子が、雰囲気から話し方までが、前にツアーに参加したリエちゃんに、そっくりなんてことも。(うふふ)
 映画を何本か観ながら、少しウトウトしていたら、いつのまにか着いたような感じ。アナウンスが流れて、予定より30分も早く着いたとのこと。わ〜い、ラッキー♪ ・・・ 後になって、偶然ではないことがわかったのだけど。(Diary190

 福岡までの最終便には、間に合わないということで、そのまま東京で一泊することにしていた。必要な荷物だけ持って、スーツケースと大きな荷物は宅配で。JALカードで割引サービスにも。(^^) ホテルのある品川へと移動。京線急行でスムーズに到着。駅隣のビルで夕食をゲット。可愛い手まり寿司があって、タイムサービスで安くなったばかりだったり。(えへへ)

 ホテルは、お馴染みの品川プリンスホテル。何より、空港からの移動がラクなのだ。東京に泊まるのは、久し振りだなあ〜。この周辺も、またリニューアルされていた。 ホテルの入り口は、ゴールドのイルミネーションでキラキラ〜☆  ゆっくりお部屋で寛いで、おやすみなさ〜い。

 昨夜は、いろいろな夢もみながら良く眠れた。8時前にはホテルを出て、向かったのは浅草。久々の東京なので、どこか一箇所だけ寄って帰ろうと思った。明治神宮も候補としてあったけれど、今回浮かんだのは浅草だった。
 駅には、乗り継ぎの時刻まで教えてくれる、お姉さんがいる。日本は、本当にサービスが細やかで良いですね〜。おかげで迷うことなく、予定通りに到着。空いているコインロッカーを探したら、「41」番が!! お〜っ、まだまだ続いていますね。・・・ 「41」は、私の名前の総画数でもあるので。(えへへ)

 最後に来たのは、いつだったかな。何度も来ているけれど、浅草は東京で一番好きかも。他にも人気があるお台場とか、行ったことのない場所は、いっぱいあるのだけれど、どうしてもここに足が向く。(^^) 雷門の前も、まだこの時間だと少ない。まずは、風神&雷神さまに御挨拶。

   

 仲見世も、まだ開いていないところがあって、人通りも少なかったので、ゆっくり眺めながら歩いていた。すると、宝船も発見することに。(うふっ)
仁王様(金剛力士)の宝蔵門をくぐると・・・何と本堂は修復中になっていた。(あらあら) その代わりに、迎えてくれたのは巨大な金龍!! それが、また目力ビンビンで凄い迫力。 しばらく対話中なり。(^^)

   

 今年の2月から、22年の11月まで工事が行われるらしく、その間は美観プロジェクトとして、この金龍が掲げられることになったそうだ。本堂外陣天井にある、川端龍子画の「龍之図」 をモデルに、山本寛斎氏がプロデュース。 さすが浅草寺。粋なことをしてくれます。(パチパチ) 
 それにしても、この存在力には圧倒される。(縦10.2m 横32.7m) ・・・ 確かに、この時には降りていらっしゃいました。(合掌)

   

 護摩木を納めて、線香を立てた煙でお清め。お水舎の龍神像と、天井の「墨絵の龍」にも御挨拶。・・・ こちらも金龍ちゃんでした。

   

 本堂内へ。昭和33年に再建された、都内最古の寺院。 ご本尊は、聖観世音菩薩さま。一年の感謝と、来年に向けての宣誓を。ここも、いつもより少なかったので、ゆっくりお参り出来た。天井から見下ろしている金龍さまからも、パワフルに注がれてくる。そのお隣には、優雅で美しい「天人散華の図」。(うっとり)

   

 同じく重要文化財になっている浅草神社にもお参りを済ませて、本堂奥の境内へ。そこで、おみくじ発見。今まで気付かなかったな。それで、来年に向けてのメッセージとして、引いてみることに。すると・・・ジャ〜ン! 大吉が出た〜! わ〜いやったね♪ 
 ・・・ 後で調べてみたら、浅草寺のおみくじは、比叡山延暦寺の「観音百懺」という古来からのおみくじで、一般的に「凶が多い」と言われているのだとか。それでもしも大吉が出たら、かなりの強運ということまで。そのことを知って、また余計にうれしくなった。(えへへ)
 表側は、古来そのままの書き方になっているけれど、裏側に現代語(&英語)で説明があった。それによると・・・

 「美しい宝石で作られた仏塔が出現するように、素晴らしいことがありそうです。万事を見渡せる立場となって、周囲の人々からは信頼を得ることでしょう。その正道にかなった、あなたの行いが多くの人々に認められ、励まされることでしょう。なお、物事をいい加減に見ることなく、正しく見る心が益々良い結果を招きます。」

 新年を迎える前に、励まして頂いたようでうれしかった〜♪ ありがとうございま〜す。それを、さらに最善の状態で、現実化出来るように、日々心掛けていきます☆

 そのすぐ近くには、阿弥陀如来さまもいらっしゃった。お参りしていたら、風が吹いてきた。(ふふふ) 池の橋を渡って、影向堂で十二支像にお参り。その先には、戸隠山の地主神で浅草寺の守護神になられた九頭龍権現。そして、金龍権現の登場。(!)

 ” 寺伝の縁起によれば、浅草寺ご本尊観音のご示現にあたり、天より百尺ばかりの金龍が舞い降りて、その功徳を讃え観音さまをお守りしたとされることから、浅草寺の山号を「金龍山」という。

 百尺の金龍!? それって、今まさに出現されている金龍さま・・・!!

   

 弁財天さまも、いらっしゃった。さらには、恵比寿さまと大黒点さまも仲良く並んでいたり。しかも、お大師さま作になっていた。(!) ・・・ いつも、ありがとうございます♪

   

 そう、この浅草寺は勢ぞろいだったのだ。今更ながら、いつも立ち寄るようになっていた意味に気付く。(^^; この大晦日の日に、一年の締めとして、感謝のお参りをさせて頂いて良かった。自分の中でも区切りが付けられたし、来年へのうれしいメッセージまで頂くことが出来て有難い。
 境内を出るときに、もう一度巨大な金龍さまを見上げながら、その感謝を伝えた。・・・

 この頃になると、たくさんの人たちが次々に訪れて、仲見世も大賑わい。お店を覗いていたら、またいろいろ目に付いちゃって。(笑) うさぎさんマークに引き寄せられて、甘酒ときび団子も食べちゃった。かなり人気のお店だったみたい。素朴な甘さで、おいしかった〜♪ その後は、お土産ラッシュに。

   

 手焼きの草加せんべいから、お馴染み「舟和」の芋ようかん、人形焼も少しと、満願堂の芋きんつば、梅園のようかん、・・・などを少しずつ。5656堂の雷おこしで最後と思って出たところ、長い列で並んでいるお店が。
 お〜っ、それが噂の「亀十」だった。ここでは、まだ買ったことがなかった。お店は、 ”亀は万年”の着実に進む亀の歩みと、十のおめでたい縁起をかついで亀十と付けられ、創業80年余りで多くの芸能人にも支持されているとか。
 せっかくの機会なので、買ってみることにした。いろいろ種類はあったけれど、定番人気の黒と白のどら焼き、ほわほわの「松風」、栗最中などを少しずつ。(^^) ・・・ 評判通り、おいしかったです〜。並んで買うだけのことはあり。
 今回は、もうお菓子は良いと思っていたのに、いざ来てみると抵抗することは出来なかった。(ははは) これも、浅草の楽しみ方の一つなので。(へへへ)

 駅に着いたら、ちょうど快特の直行に乗れる時間になっていた。「41」番から荷物を出して、羽田空港へ。思っていたよりも、少し早めに着いてバッチリ。チェックインをして、少し散策していたら、そこにまたまた噂のマダムシンコのコーナーが!
 キャラメリゼされたバームクーヘンのマダムブリュレ。以前紹介されているのを見て、いつか食べてみたいな〜と思っていた。それが期間限定で出品されていたのだ。 わ〜いラッキー! お菓子もさることながら、マダムシンコさんも女性として魅力的に感じていた。ボックスなどのパッケージも、デザインがお洒落で、何気にマジェンダカラーになっているし。(うふふ) 通販でも、今は一ヶ月待ちになっているのだとか。(ほ〜っ) これも祝福ということで、有難く頂きましょう。(^^) 
 ・・・このレポートを書く少し前に、福岡のデパートで期間限定で出展されていて、朝から番号札まで配られていたとか。 やっぱりこの時に買っておいて良かった。 冷凍保存して、食べたのは年が明けてから。文句なしのおいしさで、解凍しないで冷たいまま食べるのが、私のお薦めです♪ 

 あ〜予定外に、お土産で荷物がいっぱいに。(ほほほ) ・・・と思っていたら、まだ最後ではなく、ローズが呼んでいる〜! ダマスクローズの香りを閉じ込めているミルフィーユ。もうお菓子は、見ただけでお腹一杯状態だったのに、可愛いピンクローズの絵に惹き付けられてしまったのです。・・・ その証拠に、実は買ったままで、まだ食べていなかったりする。(ははは) 
 スタッフの女の子から、「バラの癒しをどうぞ♪」なんて言われてしまったものだから、もう抵抗することも出来ず有難く手にすることに。(笑) ローズのような小さなパッケージの箱入り(4個パック)。手にした時点で、すでに癒されてしまった私。(^^) ・・・ 同じく、このレポートを書く前日の夜、「アンデスの封印」でピンクのバラは、「七つの光の愛」の修道院(ミステリースクール)のシンボルだったということが!! どひゃ〜。(詳しくは、エピソード編 追記へ)

 ハートは満たされていたけれど、朝からきび団子しか食べていなかったので、飛行機に乗る前に何か食べておくことにした。そこで、「畑の恵みがいっぱい」という文字に引かれ、野菜だけの天丼と味噌汁のセットを。ご飯は釜炊きということで、久し振りにおいしいご飯が食べたかったので、またまたピッタリ。満足、満足〜♪

 搭乗口に行くと、ちょうど搭乗が始まる時間に。何もかもタイミングが、ピッタリ。 隣のシートが空いていたので、ゆったり出来てラッキー。何気にイヤホンを付けたら、流れてきた曲はミスチルの「ファンファーレ」という曲だった。(!) もう最後の最後まで、ありがとうございます〜♪ 
 到着して地下鉄に乗ったら、向かいに座っている女性が持っていたバッグに、大きく「33(イシス)」と書かれていた。(ちゃんちゃん) そして、その日の夜は、妙見神社で年明けを迎えることに。そうしたら、何とそこにも金龍さまが現われて・・・! (Diary190

 こんな感じで、最後は高らかなファンファーレと共に、充実して満たされた旅になっていたのでした。そして年が明けて、この旅で示された通りの道を歩んでいるところです☆