[Diary 21]




Diary



                          Vol.22


12月 13日
 シャスタに出発する前の日、23日はSTSの東京本部へ行きました。当初、この日は感謝祭の予定だったので、私たちは早目に飛行機の特割チケットを予約していたのです。あいにく、その感謝祭は延期になってしまったのですが、半田先生は私たちのために特別に講演をして下さることになったのです。(ラッキー☆) そう言えば、夏のシャスタに行く前日も、急遽熊本でのセミナーが決まり、慌しい中でも参加することになっていました。今回、シャスタのコースが決まったときも、あまりにぴったりのスケジュールだったので、またまた感激!(全ては、うまくいっている〜♪)  
 Shinoさん、Akemiさんと一緒に出発。この日は朝早い便しか取れなかったのですが、何とShinoさんが1万円分のタクシーチケットに大当たり!期限もあるので、今日しか使う時がない。セミナーは午後からなので、時間は充分にある。タクシーの運転手さんにお願いしたら、その料金内で観光してもらえることに。まず、レインボーブリッジを渡り(虹のかけ橋って感じで、名前が素敵よね〜)、お台場を通ったり、銀座から新橋や、歌舞伎座に東京タワーまで、これぞ東京!というところを、一通り説明しながら走ってくれました。私たちも、すっかりお昇りさんに為りきってエンジョイ。(^^) 運転手のおじさんは、とっても良い人で、おまけにプロフェッショナル。最後の最後まで無駄なく観光して、ホテルに着いたときは9800円也。素晴らしい!! 私たちは時間も潰せたうえに、楽しむことも出来て、朝からとってもラッキー☆ その後ランチも終えて、ちょうど良い時間に本部に到着。

 この日集まったうちのほとんどが九州のメンバー。このセミナーは番外編なので、STSからも一般には通達していない。横浜のYukiさん親子とNarumiちゃんも、急なお誘いにも関わらず来てくれていた。二人は東京のセミナーで、すでにご対面ずみ♪ 午後から始まった半田先生のお話は尽きることなく、気がついたら窓の外はすっかり日が落ちていた。休憩時間には、東京の会員さんたちがHWで作ったお米で、おにぎりを作ってくれていた。(感激〜♪ ここに集まる人は、みんなあったかいよ〜。) それに、半田先生が秋田名物のお漬物を差し入れしてくれていた。それが手も口も止まらないほどおいしくて、私たちは遠慮することなく、パクパク・ボリボリ。さらに、HWで作った特性のどぶろくのお酒まで。(山田さんは、すっかり赤くなっていた。笑) 最後は、熊本で音楽をされている女性がピアノを演奏して、「アヴェマリア」や「ふるさと」を唄ってくれた。(本部にあるピアノは、スピリットが宿っているとしか思えない、とっても不思議なピアノ!) 地下のお部屋には、秋山さんのアートが飾られていました。入り口のドアのところが、キラキラ虹色に光ってきれい。半田先生のスピリチュアルは、光りが水の雫のように拡がっている。暖かくて穏やかなエネルギー。(写真左)
 その後、みんなで食事に行くことになり、向かいのお店に入った。予約もしていなかったのに、40人余りの人数が全員入れる地下のスペースが空いていた。しかも外は雨だったので、近くて助かった。そのために、用意してもらったみたい。(いつも最善の状態をありがとう☆) 私たちは真ん中を空けて、奥の壁際のテーブルに座っていた。 すると、そこへ半田先生が来て、今度は何と私の隣に・・・。(キャ〜、そんな〜!) いつも距離を置いたところから見ていた私は、予想外のことに慌てふためいてしまいました。(笑)  半田先生自身は、誰に対しても心を開いて接してくれるのですが、私のどこかで「これ以上は近づけない。近づいてはいけない。」という思いがありました。これは、シャスタのワーク中にも気づかされた、私の行動パターンの1つ。例えば、このケースでは・・・深い尊敬の思いが入ると、とても同じレベルのところには入れない、入ってはいけないと思ってしまう。(この根底には、自分自身への無価値感が影響を与えていたことが、後のワーク中にわかった。) だから、その時には自分で壁や境界線を作る。そうなると、もう自分からは、ある一定の距離以上は近づけなくなる。それが、この前の佐賀セミナーの三次会の時から、その必要はないと感じ始めた。あれほどまでに、私たちの前で自分をオープンに曝け出してくれた半田先生。その姿を見て、一人でしっかりと境界線を作っていた自分が恥ずかしくなっていた。この日は、お隣になったので、個人的にもいろいろお話が出来、そのおかげで私の壁は、見事に崩れ去ったのでした〜。(^^) そのために、与えてもらった機会だったのでしょうね。これまでも、何度も来ていたのですが、ようやく素直に受け入れることが出来ました。v(^^)v (結構、頑固です・・・。お手数おかけしました〜) 


 翌日の24日。午前中は、桃先生のセッションを受けることにした。今月の始めに久々に久留米でお会いして、また個人セッションを受けたいと思っていた。それには、この日がベストなタイミング。その時には、すでに別の予定が入っていたのに、調整して予約を入れてくれました。(ありがとうございま〜す☆) 桃先生に会うのは、これでまだ3回目だけれど、私は桃先生のエネルギーが好き。落ち着いた安定感があり、常に冷静に見つめている。私もそうありたいと思いながら、つい忙しくなるとバタバタと慌ててしまう時がある。本当は、常に穏やかなままでいたいと思っている。ゆっくりとした流れの中で過ごすことを望んでいる。でも現実はそうはいかなかった。流れが一気に来ることがある。それはそれで良いと思っている。だからこそ、その動きに合わせながらも、常に心の中は落ち着いた状態で、穏やかでありたいと思う。それに桃先生は、しっとりとした大人の雰囲気もあり、女性としても素敵なので、そこにも憧れてしまいます。(^^) ちなみに、桃先生もHW愛用者で〜す。ボディワークを始めて20年以上。そんな桃先生も、前日の夜中に目が覚めて、20代からの無価値感や絶望感が押し寄せてきて、ひとしきり泣いたという・・・。  ”ヒーラーは他人を癒しながら、同時に自分を癒している。クライアントの痛みをみて、自分自身の痛みを癒すつもりで、自分自身の痛みにふれる気持ちで、相手にふれていく。一緒にワークするつもりでする。そうして、自分を癒すことで、他人を癒すことが出来る。” 私はシャスタに行く前に、もう自分は充分に癒されている。自分は大丈夫だと思っていた。それが、ワークが始まった途端に、ガラガラガッシャーン!(笑)  ”「もう自分は大丈夫」 そう思えるようになったときに、より深く入って行くことが出来る。” 全く、その通りのことを、私はシャスタで体験してきた。過去生からの痛みも解放し、より光りの本質に近づくためのプロセス。それは、簡単なことではなかった。その痛みや悲しみをもう一度味わい、深く感じた後で手放す。 ”感情を深く感じてあげること” そうすることで、本当に解放することが出来る。桃先生は、「痛みはメッセージ」としてワークしている。 ”体に強い刺激を与えてしまうと、逆に神経の伝達は鈍くなる。そのことで体と心に痛みを感じないようにしてしまう施術方法は行っていない。その痛みを使って、自分自身に気づき、バランスを取り戻し、本来ある体の働きを目覚めさせて行く。 ”  私も一時しのぎに痛みを取り除くだけのワークはしたくないと思っているので、その考え方や姿勢に共感出来る。 ”いろいろ聞きたがる人は、依存してしまっているので、自分で気づこうとしない。” 誰かが何とかしてくれるのを待っているのではなく、自分で気づくことが大切。そうなるように、私たちはワークしていく。私もそのことを意識しているつもり。だから、セッションでは、相手の光りの本質、魂に光りを送りながら、最善が起こることを祈り、委ねている。すると、必ずそのために必要なことが、最善の状態で起こる。ただ、それは最初にクライアントが意識として望んでいる状態ではないことがある。今まで見たくないと逃げていたこと、感じないようにしていたことに気づかされるから。でも、そうしないと、本当に解放されることはない。その感情の中で、一度死のプロセスを体験する。そうすると、そこから必ず再生することが出来る・・・。
 もう一つ確認出来たこと。それは、自分のやり方で良いということだった。私はある時から、ワークショップに参加してテクニックなどを習っても、それをそのまま取り入れることが出来なくなっていた。自分で実際にやろうとすると、スムーズではなく、自然と自分のやり方になる。そのことに対して、それで良いのかどうかと時々思うことがあった。 ”技術として使おうとすると、違った方向に行く。自分で出そうとすると、それは粗いものになる。こうしようと思ってやっているときは、うまくいかない。学んだものを、一度自分の中に落とす。本当に出てくるときは、自然と中から湧き出てくる。もう他の人のやり方では出来ない。同じやり方では出来ないとあきらめること。”  そう言って頂いたことで、自分の内側から湧き出るものに従っていて良いのだと、確信することが出来ました。

 そして、メッセージカードを引きました。1枚目は、再誕生のカード。仮面をはずした女性が、子宮の中から生まれようとしている。2枚目は、氷に剣が刺さっている。伝えてもらったメッセージは、「自分自身を凍らせてしまった部分を見ていく必要があります。その氷を変えて行くときです。もうそれは何の意味もありません。そうして一皮向けたら、自分自身のもっと内側にある愛の部分が開けてきますよ。愛を表現しに、この世に来たんでしょう? ここには愛を持って来たのだから、もう凍らせる必要はないですよ。それは無意味なのです。」 3枚目のカードは、「そのための決断をしてください。」 4枚目は、「変革」。 このカードは、金色の王冠を被った蛇が、8とメビウスの形を表わしていた。「豊かさと無限、そしてクラウンチャクラが開いた状態を表わしています。そして、8という数字は相手を通して自分を見る投影の数字でもあります。」 5枚目は「母性」。 美しい女神の絵が描かれていた。 「あなたの中の慈しむ、女性性のエネルギーが開花されますよ。」 最後のカードは、「Come,Come,Yet Come!」 と書かれていた。山の麓から沢山の人達が列をなして、楽しそうに踊りながら招いてくれている絵。(まさに、シャスタ山!) 「今、あなたはちゃんとハートの中心にいますよ。子宮の中から生まれ変わる準備が出来ています。だから、いらっしゃい! そして、素晴らしい神のエネルギーをハートで受け取ってください。」

 セッションを終えた後、しばらく一人になって感じ取っていた。この日の朝、シャスタに出発する直前になって、今度は何が起こるのだろうと考えていた。でも、これらのメッセージを受け取って、何も不安になることはないとわかった。(この機会を与えて頂いたことに、心から感謝します。) 私は生まれ変わるために行く。 愛そのものを表現するために・・・。

 そのあと、ShinoさんAkemiさんと待ち合わせて、明治神宮へ行った。夏に初めて参拝していたので、今回も出発前に来たいと思っていた。明治神宮に向かう前に、前回一緒に参拝したMinakoさんから、電話が入っていた。私がシャスタに行くと知って、その前に一言話したかったという。絶妙なタイミング。(さすがです!)
 「クリスタルセラみたいな空気ですね。」とShinoさん。(確かに・・・。)境内に一歩入ると、ここが原宿の駅前にあるとは思えない。心地良い風に神気で溢れている。参拝時に合わせた手が熱くなった。三人でご神木の夫婦楠の前に立った時(写真右)、冷たい風がサアーッと吹いてきた。「今のは私にもわかりました。」とAkemiさん。そして、改めて参拝しようとしたとき、Akemiさんは注連縄から垂れ下がっている「しで」の真ん中だけが、勢いよく風に揺れたのを目にしていた。同時に、本殿からドンドンと力強い太鼓の音が鳴り響き、思わず鳥肌が立った。あまりにぴったりのタイミングに、私たちは思わず感動〜。
このわずかな時間の間に、私たちは花嫁姿を続けて5人ぐらい目にした。(キャーキャー♪) 祝福の光りに包まれて、幸せそうに輝いていた。(おめでとうございます。^^) ShinoさんとAkemiさんにとっては、これからのビジュアライズとしても最適だったようだし、私には祝福と新しい旅立ちを表わしてくれたように感じた。(イェーイ!)
 成田にも、ちょうど良い時間に着き、全てがスムーズな流れの中であったことに感謝しながら、シャスタへと出発した。


左に、大きなたまゆら登場


 そして、再びただいま〜!!(いきなり帰ってきちゃいました。笑)  あのときのメッセージ通りに、私は生まれ変わった気分です。今回のシャスタは、夏の時とは対照的。冬の静けさの中で、穏やかにゆっくりと過ぎて行った。 夏は、まさに「破壊と創造」だった。毎日が驚きと衝撃の連続。今回は、深く深く・・・より深く入った後の「統合と再誕」が行われていた。そして、完結した。ワーク最終日の4日は新月。修了書を手にした私たちに月も祝福してくれていた。今回のワークも、自然のリズムに同調しながら、完全なる神の計画のもとに進行し、完遂できたことを感じた。本当に感謝です ☆
 
 今回のクラスで最初にしたリーディングは、今現在において役に立つ過去生を見るものだった。今の自分に強さを与えてくれるもので、能力や才能をどの過去生から引き出して、今日のそれに築き上げていくことができるかを尋ねてみるもの。(ワークでのリーディングは、ペアになって相手の過去生を読んでいきます。) こちらへどうぞ。

 ここで伝えられたメッセージは、確かに私を勇気付けてくれました。光りを降ろすこと・・・REIKIのアチューンメントという行為を通して、一人一人を光りと繋げることが私の働きの一つだと思っていた。それも役割の一つだったことが確認出来た。そのことを、これからもはっきりと意識して行うこと。クイチから言われた言葉を思い出した。「あなたには、今しているヒーリングとは別の道がある。」 ヒーリングをするだけではない・・・!? その意味も少しずつわかってきた気がする。 玉虫については、まだ調べていない。何が関係しているのかな。これも謎解きみたいで楽しみ♪ (玉虫について何かご存知の方は、教えてくださいね〜。^^)
 今回のシャスタでのもう一つのギフトは、イシスの女神との繋がりを感じられたこと。それ以来、私は毎日イシスに祈っている。これが、出発前に受け取った女神のカードだったようですね。

 今回紹介したリーディングは、癒す必要のないもので、ワークでは例外的です。通常、ワーク中に出すリーディングは、痛みや苦痛を解放するものであり、クリアリングするためのものなので、中にはかなり悲惨なものもあります。(笑) 私も、迫害や虐待を受けていたり、深く傷ついた過去生が次々に出てきていました。(もう、ヒエ〜ッって感じです。^^) でも、それらの人生も全て、もう一度光りを体験するために必要なプロセスでした。ですから、体験することに恐れを感じる必要は何もないのです。私の体験が少しでも役に立つのなら、いつか紹介して行きたいなと思ってます☆