[Diary 63]


Diary 




                          VOL.64

6月 ダイジェスト Part 1
 6月 1日
 朝の飛行機で東京へ。アンマ(アマチ)の来日プログラムに参加するため。アンマのことは、名前ぐらいしか知らなかったけれど、GWに来ていた兄から話を聞いて、何か感じるものがあった。そして、行ってみようと決めた後に、水の勉強会に行くと、会員の一人である村上さんも参加することがわかった。(その関係でインドにも行っていたようです。)ちゃんと行く前に話も聞けて、何が待っているのかわからないけれど、とにかく行けばいいみたい。空港に向かう地下鉄では、「ジーザスクライスト・・・」のポスターが目の前に出てきて、キリストちゃんもお見送り。(^^) おまけに、今日は大事な6月1日・・・。う〜、何があるのか楽しみ♪

 空港で、兄たちと合流。Michiyoさんと、今治からのTokiさんとShigeさん。二人は、兄の体操クラスの生徒さん。福岡は前日の雨から一転して、朝から晴れ上がっていたが、東京は雨。入ってすぐに、村上さんともバッタリ。福岡からはもう一人STSの会員さんもいて、ボランティアスタッフとしてお手伝いしていた。何と、この会場にSPの水を取り付けているという。(去年から) 素晴らしい!! そして、久々の浩一くんとも再会。浩一くんとは、2年前に剣山の頂上で会って以来。あの時も、初めて会った気がしなかった。(それもGWでしたね。剣山編) あの後、インドのあるマスターに付いて、アメリカに行くと聞いていた。それがアンマのことだったのだ。彼は、アンマの通訳やサポートをしたり、アンマの瞑想法も教えているそうだ。あの頃よりも、髪も短くして髭を生やし、落ち着いた雰囲気に。(それぞれに変化&前進していますね。^^) 柾至も会いたがっていたので、替わりに一緒に記念撮影。(笑) すでにダルシャンが行われていたが、一日一回しか出来ないので、夜にしたほうが良いとのアドバイス。その間、会場内のお店でインド料理も食べた。(手作りのマイルドなベジタリアンカレー&チャイ) さすが本場の味。(^^) 
 グッズを見ていたら、あるCDを発見! アンマやインド音楽のCDの中に、なぜかKathy Zavada のCDがあったのだ。Kathyは、シャスタ在住のアーティスト。2002年の夏に訪れたとき、スピリチュアルな集いがあると聞いて参加してみたら、彼女が唄っていた。女神のように、優しく包むような歌声でハートがオープンになるのを感じていた。その時に撮った写真には、光が降り注いでいて、一緒に写真も撮っていた。日本に帰ってからも、2枚のCDを飽きることなく聴いていた。続いて秋に訪れたときも会うことが出来た。その時は、前回のエンジェリックな雰囲気とは違い、インド風な歌も唄っていた。その彼女のCDが一通り、ここに置かれていたのだ。その内の1枚は、マントラソングだった。しかもシヴァ神の名前が入っている!

 シヴァ神と繋がったのは、シャスタでのことだった。リーディングの最後に、先が三つに分かれた槍を授けられ、それが後になってシヴァ神が持っているものだとわかった。その時は、シヴァ神がどういう存在なのかも、良く知らなかった。でも次々にシヴァ神を意識させるようなシンクロが続き、ようやく昔から深い関わりがあったことを思い出した。

 シヴァ神は、破壊と創造の神。 世界が終わりに近づいたとき、もう一度世界を作り直すために、 今あるすべてを破壊してゼロにもどし、再生の道を開く。 手に持っているシンボルの槍は、雷を象徴しており、豪雨と雷をもたらす。第三の目が一度開くと、そこから全てを焼き尽くすほどの激しい炎と光線が放たれる。また踊りの王としても有名で、大黒天でもあると言われている。

 インドでの私の過去生は、儀式の時に天と地を繋ぐ踊りを踊っていたと伝えられていた。特にインドに興味があったわけではなかったけれど、昔からアジアンチックな服を、好んで着ることがあった。12年前に行ったシンガポールでは、その洋服のせいか、現地の人にインドから来たと思われたり・・・。(笑) 近くを旅したときに、招待されたパーティのために、サリーからアクセサリーまで、ひと揃い揃えたこともある。それでも、一度もインドを訪れようと思ったことはなく、その必要性も感じなかった。(チベットも同じ) 
 
 昼の部が終わり、私たちもボランティアに登録して、会場の手伝いをしてから外に出た。この時には雨も上がり、青空が見えていた。近くのホテルにチェックイン。お得なホテルパックとは思えないほど、デラックスなお部屋で素敵。(直感で選んで正解。^^) そこで和歌山から来たNaomiさんと合流。瞑想会で兄と知り合い、一緒に参加することになった。一休みしてから、再び会場へ。
 開場前の5時頃でも、すでにズラリと並んでいた。席に案内されると、私たちはラッキーにも前から5列目ぐらいだった。(早く来ても、縦に詰めて行くので後ろになることも。) 昼の部からは舞台のセッティングも豪華になって、アンマも盛装して現れた。聖水を頂き、祈りの儀式が始まった。後に続いてマントラを唱えながら、世界平和を祈った。アンマは、無条件の愛と母性の象徴だった。女性エネルギーこそが世界の基盤であり、心を愛で満たすことが、母性の本質であると言っている。
 
「 わたしたちは、すでに与えられている恩恵は見ようともせず、いつも不満の種ばかり探しています。これはまちがった態度です。わたしたちは天からどれだけ多くのものを授かっていることでしょう。健康な体、日の光、空気、水…。それなのにそのことを感謝しようともしないのです。わたしたちは大自然への愛と感謝に満ちた心を培わなければなりません。・・・
 わたしたちには、悲しくなったり、腹が立ったり、憂鬱になる理由は、数えきれないほどあるかも知れません。でも、そんなことで頭を悩ませている代わりに、こう考えてみてはどうでしょう? 
 「わたしはどうすれば世の中の役に立てるだろうか? わたしは人に何をしてあげられるだろうか?」 
 この肯定的な考え方は、自分自身を幸せにします。そして、人生のどんな状況に対しても心を開いていられるようになるし、そのことはまた、ほかの人たちの助けにもなるのです。
・・・わたしたちの執着の対象が、自分の家だろうと、妻だろうと、子供だろうと、人間関係だろうと、持ち物だろうと、それをもっていくことはできません。肉体を去るときは、そういったものすべてを置いて行かなくてはならないのです。だからわたしたちは、与えられているこの短い時間、人々を幸せにする美しい虹として生きるようにつとめましょう。天の導きがありますように。・・・
 神は私たちの全てにおいて気をかけてくださっています。しかしそのことは行動を起こさなければならない時に腕を組んで眺めているだけで、結果が得られるということではありません。神は生命、健康、知性をただ怠惰に浪費するためにお与えになられたのではないのですから、神のお思し召すまま働く意志を私たちが持つ必要があります。・・・


 初めて参加したダルシャン。会場で手にしたルドラクシャを渡して、アンマから首にかけてもらった。ルドラクシャは、金剛菩提樹の種子で「ルドラ神(シヴァ神)の目」を意味し、シヴァ神を象徴しているという。シヴァが大切にしていたもので、それゆえ神聖であり、肌に触れるだけで力を発揮するとも言われているそうだ。様々なグッズの中で、最初に目に付いたものだった。私が手にしたものは、ハートチャクラの中央にピッタリと納まった。ハグしながら、アンマは耳元でマントラのようなものを唱えていた。私はその時、一緒に祈っていた。「私も深い慈愛と無条件の愛を、より多くの人と分かち合うことが出来ますように・・・。」 
 アンマは、こうして一人ひとりを抱き締めていく。今回の来日プログラムの最終日だった夜の部は、予想を遥かに上回り、いつしか2200人も超えていた。アンマは休む間もなく、次々に抱き締めていった。
 私たちは初めてだったので、マントラを授けてもらうことにした。いくつかの種類のマントラがあり、自分で選ぶことが出来る。「愛」や「光」「講和」に関するものから、アンマや観音など特定のマスターに関するものなどがあった。私が迷わず選んだのは、「無形の神」。つまり創造主のこと。私は、あるチャネラーを通して伝えられたメッセージを思い出していた。「あなたが意識し、本当に従うべき存在は創造主のみです。」 それは、ワークであるマスターと関わっていた時に伝えられた。私のハイアーセルフからの警告だった。ある特定のグルやマスターを崇め続けるのではない。彼らを通して、学び終えたならば、創造主の元に帰ること。それは、内なる神のことでもあり、自分の中心に帰ることでもある。イエス様を始め、アマテラス様や観音さま、そしてシヴァ神たち人格神たちも、全て宇宙の源である創造主の子であるから。
 これらのマントラは、生涯に一つで良いとされ、決して人前で唱えたり、教えてはいけないことになっている。過去においては、マントラを授かるためには、グルのもとで修行して何年も待たないといけなかったそうだ。でも今は違う。その時期が来た時に、授ける人を目の前に現せてくれる。このマントラを授かり、心の中で数回唱えていたら、体中に熱いエネルギーが流れるのを感じた。その時、私がここに来た目的の一つがわかった。そして、改めてマントラの意味を知ることで、なぜ私がREIKIを伝授することになったのかも、さらに理解出来た。REIKIは、シンボルをアチューンメントすることが最大の意味を為していた。それが何よりも重要な役割を果たしていた。アンマも、マントラを授けるということは、マントラの力を伝達するだけでなく、マスター自身の聖なるエネルギーも伝えることになり、そのときに特別な繋がりがなされ、その人の過去と未来のカルマに責任を持ち、解放へと導き、その道程を歩む強さを与えると言っている。それは、まさにREIKIのアチューンメントと同じことだった。だからこそ、どういう想いでアチューンメントするか、どういう想いでシンボルやマントラを扱うかが大切になってくるということ。そして、今マスターディグリーで授けている、最後のシンボルの意味と、その重要性も、ここで改めて確認することが出来た。 いろいろなことが、次々と明らかになって来ていますね。 本当に感謝でした☆  
 午前3時を周り、まだダルシャンは続いていたが、Naomiさんと二人で先に帰ることにした。思い出して理解したならば、それで充分。後は実践するのみです。v(^^)v
 
 6月 2日
 翌朝、先に帰る3人をロビーで見送った。天然酵母のパン屋さんをしているTokiさんとは、HWが縁で会ったことがある。Shigeさんは、前にペルーに行ったことがあるそうだ。Naomiさんは、高野山の近くに住んでいて、今回ここに来たのはアンマとは別に、何か感じるものがあったからだと言っていた。この6月1日の大切な日に、同じ時間を過ごしたのも、意味があることでしょうから、この後を楽しみにしておきましょう♪

 兄とMichiyoさんの3人で、浅草に行った。時間もあるので、のんびりと周れるところということで選んだ。浅草は3度目。初めて来たのは柾至が赤ちゃんの時で、柾至のパパの上司が三社祭りに連れて行ってくれた。2回目はカナダに発つ前に、父が来て一緒に行った。
 今回、改めて訪れて気付いたこともたくさん。まずは、雷門の両脇にいる雷神と風神にご挨拶。「こんにちは〜。いつもお世話になってま〜す。」 かなり歴史があるみたいね。ふと天井を見上げると龍神さまも。あらっ、こんなところに! 「いらっしゃ〜い。」って感じ。(笑) 仲見世をブラブラ。活気があって、いいなあ。それに、おいしそうなものが次々と・・・。チェックしておこうっと。(笑) まずはお参りしておかなくっちゃね。


 宝蔵門の手前で、龍の雲が出ていることに気付き、その姿を目で追っていたら、何とソーラーレインボーが!! わ〜、出た〜!(お化けじゃないんだから・・・笑) Michiyoさんは、生まれて初めて見たとのこと。良かったね〜。この前の高知セミナーから、次々と展開してきているようだし。今回来た目的が、完全な形で完了したことへの祝福だった。そして、この後に始まることへのワクワクのサイン。忘れもしない3年前の6月1日。燃えるような夕焼け空に、龍神さまのエネルギーを感じて、メッセージを受け取った。その直後にHWと出会い、天河に導かれ、ペルーへと繋がった。それからは早い展開だった。まさに水が流れるように・・・。(当時のDiary&写真のページへ) それ以来、毎年6月は、龍神さまのエネルギーを特別に強く感じる。「洗い流せよ。清めよ。」 やはりこの時期には心身共にクリアにして、次への準備をしておくようになっているのですね。



 正式名は金龍山浅草寺。手水舎で呼ばれるように天井を見上げると、金龍さんもこんにちは! 迫力がある〜。 浅草寺のご本尊は、聖観世音菩薩ですが、同時に大黒天もお祀りされているとか!(やっぱりシヴァちゃん♪) 浅草にも縁があったのね。



 この後は、お楽しみの時間。浅草名物を求めて散策。揚げ餅に手焼き煎餅をつまみ、冷やし抹茶を飲みながら、お土産に梅園のおまんじゅう、舟和の芋ようかんに黒ごまきなこの葛餅、満願堂の芋きんつば(私のイチ押しです!! 御主人も感じが良いですよ〜。)に焼きいもソフト。人形焼は梅林堂、雷おこしは実演販売の雷5656茶屋で。遅めのランチは、葵丸進の天丼。(濃い目のタレに、プリプリの海老にきす、イカ、野菜など盛りだくさん。) あ〜、もう満足満足♪ いつもは少し息苦しさを感じる東京の空気も、昨日の朝まで降っていた雨で、この二日間は清々しかったし、いつもとは違った東京(江戸って感じね)を楽しめた。ビルの間を歩いていると、思わず早足になるけれど、ここだと自然にのんびりブラブラしたくなる。下町って好きだなあ〜♪
 この後も何か続きそうで、帰ってからも楽しみ♪ 何しろ翌日は満月だし・・・なんて思っていたら、早々に始まったのでした〜。v(^^)v