[Diary 68]


Diary 




                          VOL.69

 2004年 10月  Part 2
<ともちゃん>
Miyukiさん&MihoさんにSTS鹿児島セミナーのお誘いを受け、面白そう!と思ったものの、最初の話では土日で二泊して月曜に帰るとのこと。月曜は仕事なので、厳しいなぁ…と思っていました。
その後、旅プランについてたびたびMihoちゃんにメールを頂き(ありがとう!)、結局土曜一泊して日曜に帰るとのこと。実は給料日まえでちょっとピンチだったのですが、この日程ならなんとかなるし、『呼ばれたからには行くしかない!』と参加することに*^ ^*

土曜は朝五時起きで、輝く朝日を見ながら家を出ました。
空にはふわふわした羽毛のような雲が沢山で不思議な美しさでした。昨年の秋にMiyukiさん達と天拝山の頂上で見た、鳥の群れっぽい雲も出ていて、『今回の旅もスペシャルなものになりそう!』と感じました。

JR、地下鉄を乗り継いで待ち合わせの西鉄平尾駅へ向かう途中の
西鉄福岡駅で、Mihoちゃんとバッタリ!Mihoちゃんとは、西鉄福岡駅辺りで会えたらいいなぁ...と思っていたので、このまるで待ち合わせたかのようなタイミングにビックリ!
平尾駅前でMiyukiさん、初対面の野村さんとお会いして、野村さんのパジェロで出発〜!(野村さん、お車どうもありがとうございました^^)途中太宰府でこれまた初対面の堀さんと合流し、堀さんの運転で一路鹿児島へ!(堀さん、運転どうもありがとうございました^^)
 
途中サービスエリアで休憩し、ご当地お菓子や野村さんお手製の美味しいおむすび&お野菜てんぷらにSPのお水を頂いて、ピクニック気分を満喫しました♪
桜島パーキングの売店のお兄さんが西郷さんの若い頃?みたいな感じで、さすが鹿児島だ〜とMiyukiさん達と話していました。鹿児島には「しんこだんご」という名物?があるらしく、桜島パーキングに その「しんこだんご」ののぼりがはためいていました。【シンコ】はスペイン語で5と言う意味なので、ペルー帰りの私たちはペルーを懐かしみながら「しんこシンコ」と連発してました〜☆
丁度私達は5人でセミナーに向かっていたので、まさにシンコ!
 そんなこんなでセミナー開場へ。
着いてみると丁度良い時間で、席も前の方の良い席が空いていました♪ ますますパワーアップされた代表のお話をお聞きし、二次会は かみさんの事務所「ミロク鹿児島」で代表を囲んで色々なお話も聞けて大満足!でした。

その後はセミナーで度々お見掛けしていた篠原さんに会いに、
一路熊本の水上村へ!
夜更けに着いたのに関わらず、ごえもん風呂を沸かして暖かく迎えて下さった篠原さん、ありがとうございました!初ごえもん風呂でしたが、とってもいい湯でした☆ 篠原さんの御好意で一晩泊めて頂き、翌朝は篠原さんオススメの山へ!

山へ行く前に穴手尾(あんてお)の滝へ。
直通道が台風の土砂崩れで不通になっていたので、知る人ぞ知る迂回路へ。ここ(車一台通れるくらいの山道!)で野村さんのパジェロが大活躍でした!
この迂回路は杉並木(台風のため薙ぎ倒されている箇所もありました!)あり、こんな山の中に民家あり、棚田もありと、篠原さんも直通道より迂回路の方が景色も良くて良いとおっしゃっていました。
 滝でたーっぷりマイナスイオンをチャージした後は白水阿蘇神社へ。ここの鳥居には白蛇が巻き付いていて、ペルーを思い出しました。(ペルーではサーペント(蛇)やコンドルの話題がたびたび出ていたので) 極めつけは、境内の手や口を清める水が、でっかい蛇の口から出ていたこと! なんだか面白かったです(^^)
 
神社でお参りして光を送った後は、篠原さんオススメの?吊り橋へ。怖いかも…と思っていましたが、マチュピチュ登山済みだったおかげか全く怖くなく、むしろ楽しめました♪丁度紅葉が始まっていて、橋からの眺めは最高でした〜!
 駐車場から吊り橋までは歩きで少し下って来たので、帰りは登りでしたが、STS新製品エクシオンテープを皆土踏まずや膝に当てていたので、登りでも皆スイスイ楽々でした! 足がムチャクチャ軽くなって、ほいほい登れてビックリ! ワイナピチュ登山の時にこのテープがあったらよかったのに〜と心底思ってしまいました。でも自分の限界を越えた、あの辛ーい登山体験が私には必要だったんでしょうけど…(^^;) エクシオン、来年は必須アイテムとして持参決定で〜す☆
 その後、篠原さん行きつけのお店「いろり」で大きないろりを囲んで、地元の食材で作られた美味しい料理に舌づつみを打ちました♪ 満腹になった後、メインの山へ!
 山はもののけ姫の舞台のような素敵なところでした☆
山でも紅葉が始まっていて、これまた美しい景観でした♪ 吊り橋の時もそうでしたが、この山登りでも篠原さんはしゃきっとされていて、私のおじいちゃんでもおかしくないお年とは思えないなぁ!と
驚きました。
 下山後、堀さんのご希望で麓の小川の側の原生林へ。
堀さんが小川で行水されている間に、私たちは原生林の入口へ。原生林はロード・オブ・ザ・リングの世界でした!Mihoちゃんが、原生林の中に入るとビリビリ来る!と教えてくれたので、私も入ってみました。すると、指先がビリビリ来ました〜!
 
それから、元湯温泉へ。行く途中で、「御船石(岩?)」という、人ひとりが寝そべれるような石を見に行きました。私の地元“巨石パーク”にも「御船石」という船型の石があるのを思い出しました。
篠原さん曰く、これはマヤ時代のもの、とのこと!Miyukiさんは、昔の人はこの石の上で瞑想して、宇宙に意識を飛ばしていたのだろう、とおっしゃっていました。(Miyukiさんが撮られたこの石の写真には、もろエネルギーが降りまくってました!!)
 元湯温泉(きれいな施設でした^^)に到着後、中に入ったら なんか聞いたことのある、懐かしい音楽が…! なんと!BGMでフォルクローレが流れていたのです♪ 『早速またペルーが呼んでくれているのかな?』と感じました☆
 元湯もまたいいお湯で、露天風呂もあり大満足でした(^^) 野村さんもペルーに興味を持たれている、とのことで、温泉内ではペルー話で盛り上がりました!
私は翌日朝からまた仕事なので、それから水上村を後にして帰路に着きました。(皆さん、終電に間に合うように出発して下さって、どうもありがとうございました。お陰様で、終電の一本前の電車で帰れました!)
 
今回の旅では、セミナーだけでなく篠原さんと色々お話したり、水上村を案内してもらえたし、野村さん・堀さんのSTSに対する熱い想いも感じられて(もちろんMiyukiさん、Mihoちゃん、篠原さんの熱い想いも!)私もこれからは知行同一で行くゾ!と改めて思いました。
 篠原さんとお話していて気付いたのですが、私の場合は まず父からだなぁ(糖尿病なので。篠原さんみたいに元気になってもらうことから…!です)と思いました。これを気付かせる為にこの旅に呼ばれたんだと感じました。お誘い頂いて、どうもありがとうございましたm( _ _ )m

<みほちゃん>
10月13日に初めての人のためのセミナーが九州支局で開催されるとMiyukiさんから聞き、行くことにしました。頭の中では行っても意味ないかもとそんなことをもやもや考えている自分もいましたが、あると聞いたときの自分の直感で決めました。初めてではないんだけどいいのかなと思い、Miyukiさんにも聞いてみましたが、いいとのことで、代表も来るというので。今思えば、仕事を辞めペルーから帰ってから新たなスタートの初めの一歩に、Miyukiさんは誘ってくれたのでした。
そのセミナーでSさんとMiyukiさんがお話されていたと思ったらあっという間に熊本のSさんの家行きが決定しました。最初は24、25日の予定が、23日に鹿児島でセミナーがあるというので23、24日、もしくはもう一泊になっていました。私は列車で行くつもりで調べたりしていたのですが、Miyukiさんから電話があり、Sさんの家にも行ったことがありセミナーに参加する予定のNさんが車を出してくれることになったとのことでした。21日の寺子屋の会に参加してNさんと少しお話でき、一緒に参加するHさんもお見かけしました。この辺から自分自身も自覚して(始まりの)スイッチが入るのが(笑)わかりました。予定は流動的でしたが、Tちゃんにもなんとか連絡を終え、一泊なら行けると言っていたTちゃんもちゃんと参加できるようになっていたのでした。行きは楽しいね〜とか言いながらソフトクリームを食べたり、(笑)お昼もピクニック気分でNさんが持参してくれたおにぎりを頂いたり紫芋と甘栗のコロッケ(甘いけどおいしい!)を買って食べたりしながら、会場へ行きました。
直感で決めたことが思いもしない方向に流れていくのを今回特に感じました。
セミナーはあっという間に終わり、終わる頃には爪磨きにはまっていました。(笑)セミナー後、Kさんが主宰されているMというところに場所を移しました。とても気持ちのいいスペースに仕上げられている場所で、工事も会員さんが低予算で建ててくださったとのこと。一人が終わると次の人を指名していくという方式の自己紹介が始まり、来そうなときはドキドキでした。(笑)第二部もいろんな話が飛び出し、あっという間に時間が過ぎて行きました。
途中遅い夜ご飯を軽く済まし(閉店にギリギリセーフ)、Hさんの運転のたまもので予定より早くSさんの家に着きました。Nさんは途中何度も連絡を入れてくれたりしていました。Sさんは五右衛門風呂も焚いて待ってくださっていました。予想外のお酒も飛び出して乾杯!普通では考えられない組み合わせの5人と、Sさんを交え、話をしていたらあっという間に時間が過ぎて、五右衛門風呂に入っていたりしたら遅くなり、夜中の3時半くらいになってようやく床につきました。

翌朝カタコト音がしていると思ったら、男性陣が2人、朝食を作ってくれていました。(ありがとうございます)Sさんは会社を退職されてもう随分経っているお年なのにも関わらず、一番遅く寝て一番早く起きて働いていました。本当にありがとうございました。朝食はSさんの畑で取れたというトマト入りのおかゆやスパゲティ風明太入り焼きうどん、小口切りのねぎたっぷりソース焼きうどん、長ねぎのしょうゆ焼き、そして忘れてはならない間引き大根の一夜付け、これがまたおいしい!みんなで食べる前にお祈りをするとさらにおいしくなるし、STSのアトマイザーや塩も使うのでなおさらです。
朝食後、いろんなところに連れて行ってくれました。球磨川の源流を見ながら穴手尾の滝へ。穴手尾の滝は道が迂回路しかなく山道をガタゴト!でも大丈夫、アマゾン組3人は陸路で慣れてるから。(後から思うと、Nさんは後ろのもっと狭いところで揺られていたのでした!Nさん結局最後まですみません!ありがとうございました。)途中、野生のキジの親子が山道に出てきているのを見ることが出来ました。親は私たちの前をうろうろし、Sさんによると、こちらに気を引いて子供を守ろうとしているのだとか。すばらしいです。
滝は白く大きく、細かいしぶきが道にいても来ていてとても印象的でした。マイナスイオンをたっぷり堪能した後、H神社へ。狛犬の替わりの蛇のあうんが鳥居に巻きついているのが珍しかったです。内側から見ると蛇の顔がとてもかわいく、Tちゃんと2人で思わず「かわいい〜」を連発していました。大きな杉の木が2本正面に立っているのも珍しいと思いました。
その後つり橋へ。120m(だったと思います)のつり橋を、前Sさんが連れて来た小学生は全速力で走り抜けたとか!ここでも一枚岩の滝がつり橋からきれいに見えて、両側の岩肌には赤松や紅葉を間近に控えた木々が張り付いていて、とてもきれいでした。つり橋は下を見ないように歩けば大丈夫でした。途中、車の前を3匹の鹿が横切っていきました。野生の鹿は初めて見たので感激しました。
Sさんが昼食を予約していた時間きっちりに(正確には「1時2分30秒」とおっしゃっていた時間に(^^))お店の前に着きました。中に入ると大きな囲炉裏があり、いい感じで柱など黒くなっていて、陽だまりのように落ち着ける空間になっていました。お料理も地元で取れる素材を活かした、でも豪華なお膳で、みんなびっくり。途中、地元の方が一人で入って来られ、囲炉裏に加わりました。こういう時、囲炉裏だと自然と話しに入りやすいんだなと思いました。その方はSさんはすごく不思議な人だとおっしゃっていました。私たちの顔ぶれも、不思議そうに見回されていました。お腹いっぱいになったところでデザートまで頂きました。そしてなんとSさんが奢ってくれました。お世話になった上に…。けれども後から私たちの今後の活動がお返しになるのではないかという話をHさんなどもされ、私も頑張ろうと思いました。
午後は市房山の4合目まで登り、一足早く紅葉している木の所まで案内してくれました。麓にはキャンプ場の管理棟があり、近くには橋から見える清流と、原生林があり、いい気を感じ、また夕日を眺めることも出来て、とても充実した日が暮れて行きました。温泉に行く予定で、途中、マチュピチュにあるような船の形をした石も見ることが出来ました。国は違っても繋がっているんだなと思いました。Miyukiさんの撮ったデジカメにはエネルギーが…。いつものことながらすごいです。
温泉の後、Sさんは今後の会議があり、私たちは帰ることにしました。早速Sさんは次が始まっていましたが、私たちも始まっていますよ〜。帰りに5人で以前Sさんが連れてきてくれたという食堂に行き、なぜか普段は食べない「ししうどん」を食べました。(めったにないメニューでもありますがあったとしても自分では普通注文しないものです)これについてはMiyukiさんが車の中でおっしゃっていました。「なぜ帰りにししうどんを食べたかということ」と。それは猪のように「突撃ー!」ということで、一同納得しました。
この週末を通して、私たちは変わったと思います。みんなスイッチが入ったような、そんな内面の気持ちの変化がありました。まだ現実的なことでは私自身はしばらく右往左往することもあるのがわかっていますが、そんな中でももう長い目で見たとき気持ちの上で迷いはありません。腑に落ちたことを持って、できることから活動していきたいと思います。
Miyukiさんこの旅に誘って頂いてありがとうございました。