[聖なる旅] [ Page 1]


聖なる旅

2011 カナダ 編


2011.6.28〜7.14

                                Page 15

                          

 7月10日
 日付も変わったところでビレッジに戻り、洗顔などを済ませてテントへ。今夜は、このネイティブの聖地が、三人だけの貸切状態になっている。(うはっ!) 聞こえて来るのは、川の流れる音だけ。
 三人でしばらく岩の上に座って、空を眺めていた。ミルキーウエイもくっきり見えて、満天の星空。柾至と、アマゾンの夜空を思い出すね〜と話していた。 すでに午前1時も過ぎていて、かなり肌寒かったので寝袋に入ったものの、しばらくしたら「流れ星が凄いよ〜!」と呼ばれて再び外へ。(ははは)

  二人は、すでに10個ぐらい見たとか。(わおっ!) マイクは、流れ星を観たのは初めてだったらしい。(まあまあ) 私も仰向けになって、3個ぐらいは続けて見えた。10年ほど前のシャスタでも、こうして岩の上で眺めていたのを思い出した。・・・・
 柾至は、ようやく宿題が終わった解放感からか、まだまだ眠りたくない様子で、その後も一人で楽しんでいた。私はテントに戻ったものの、すっかり頭がクリアになって眠れない状態に。(ははは) ようやく戻った柾至との三人で、ペルーやセドナの旅の思い出話も。

 結局、私は明け方前に少し眠ったくらい。5時過ぎには、外が明るくなっていた。鳥の鳴き声を耳にしながら、再びウトウト。テントの上から、青い空も見えてきたので、起き上がることに。
 入り口を開けると、真正面に太陽がキラ〜! 眩しいくらいの光が入ってきた。 そうだった、ネイティブのテントは必ず東側に向けて建てていたのだ。(素晴らしい〜♪)
 
   

 朝日(太陽神)に迎えられたようで感動〜♪ おはようございま〜す!

   

 少し先に、トイレやシャワーが完備された建物があるので、洗顔と着替えを済ませて戻ると、テントの上に鳥が止まっていた。柾至は、まだ熟睡状態。(激写!笑) 何とまた、クリスタのお家から貸してもらった毛布がイーグルだったのだ。(!) 羽を広げたイーグルに、包み込まれているみたい。 マチュピチュで、現地の人からコンドルのようだと言われていた柾至。 昨日の夜、ペルー(南のコンドル)とセドナ(北のイーグル)の話が出ていたのも、またまた納得。 
  「南のコンドルと北のイーグルが出会う時に地球は目覚める 虹の光のメッセージより) この地でも、虹の光で統合させる必要があったのかもしれない。ここに来た目的が、ようやくわかった。・・・・

   

 9時過ぎぐらいに、クリスタと長老が来てくれた。一緒に写真などを撮った後で、奥にある聖地を案内してくれることに。(わ〜い♪) 朝の爽やかなお散歩という感じで、てくてくと小道を下って行く。野の花も可愛〜い♪

   

 大きな岩が二つド〜ンと出てきた。それぞれには、大きな顔が浮き上がっていたり、馬の姿などもたくさん描かれていて、古代の物語が表されているという。そう、いわゆるヒエログリフになっていて、石に歴史が残されているのだと話してくれた。同じくネイティブの地である、モニュメントバレーも思い出しますね〜。(2007セドナ編 Page 6

   

 長老は、スエットロッジでのビジョンで、このビレッジにバッファローの大群が走っているのを観たことがあるという。長老たちは、この地を大事なネイティブの聖地として守りながら、メッセージを伝えていく役割があるようですね。こうして案内しているときも、上からスピリットが来るので、その時その人によって話すことが違ってくると言われていた。他にも私たちに話していたのは、やるべきことをしていたら、必ず必要なものは、ギフトとして別の形で返って来るということだった。 

   

 昨日のイベントでのツアーは、柾至を送ってから参加したので、この場所を案内し終えた後だった。でもそれによって、清々しい朝の時間に、こうして私たちだけで連れて来てもらうことになったので、そのほうが最善だったみたい。・・・・ ここに着いてから、急に彼のPCが動かなくなったのも、そのためだったのね。宇宙の計らいに感謝。(ぺこりん)

 その後も戻って5人でお話していて、柾至も真剣に耳を傾けていた。この貴重な機会に感謝し、祈りの光を。・・・・・ & 迎えて頂いた、この土地のスピリット達もありがとうございます☆

 私たちもそろそろ出発することにして、先に長老に別れを告げて、クリスタとオフィスへ。そこで、クリスタが描いている絵を見せてもらった。すると、その中にグランビレのドラゴンショップの妖精を思わせる絵があったのです。(!) 
 あの時、妖精たちが何かを語りかけているのを感じて、しばらくその前で動けなかったことを思い出した。(Page 3) そう、確かにスピリットが入っていた。 その後で、虹の女神のカードも出ていた。 そして、その日(&誕生日)を迎える夜に、突然来たインスピレーションで、ネイティブの聖地に呼ばれているのを感じ、この場所を見つけたのだった。
 そこに何が待っているかはわからなかったけれど、ただ内なる声と導きを信頼して、ここまで来ていた。そして、その最後に答えがわかったのです。(いつものパターンだけど。^^)
  さらには、ドラゴンを描いている絵まで出てきちゃって、私たちにプレゼントしてくれた。(えへへ) 

 昨日ビレッジに入った時に、最初にクリスタに目が留まって気になっていたことも、今なら良くわかる。のTATOOに、ミドルネームが13)のマリエちゃん、同じUBCという共通点もあったし、柾至ともすぐに仲良くなって、どこかの時代でも繋がっていたのでしょうね。 それが再びここで、南のコンドル(柾至)&北のイーグル(クリスタ)として出会い、男女(陰陽)和合の象徴にも。
 ・・・・UBCではアートのクラスに入るそうで、才能も豊かなので将来が楽しみ。アドレスを交換して、可愛いネイティブシスターとハグハグ。その後すぐに、FBでリンクすることにも♪

 ビレッジを出発して、ぐんぐん走る。見送るように、自然界の精霊たちも現れてくれた。一緒に追いかけっこしているみたいに、並んで走っている感じ。(^^)・・・左には、うさぎちゃん。(楽しそうなお顔しているよ〜♪)  右の写真は、「12:12」になっているし。(うふふ)

   

 ラジオからは、ボンジョビの「Living on a Prayer」が流れてきた。この曲は、一世風靡した彼らの代表作。かなりテンションを上げてくれるので、当時から数え切れないくらい耳にしていたけれど、この時は歌詞の意味が深く響いてきた。(& ジョンは、スーパーマンのTATOOしてます。^^)




  オレたちは まだ道の途中さ
  祈りながら生きるんだ
  手を取り合って
  きっと上手くいくさ 誓うよ
  祈りながら生きるんだ

  祈りながら生きるんだ!


 あの頃は、歌詞の内容とか意識していなくて、「Prayer(祈り)」を「Player(演奏する人)」だと思っていたくらい。(ははは^^; そう、私たちは人生の聖なる旅の途中にいる。これからも一人ではなく、縁を紡ぎながら共に歩んでいくのですね。

 レストエリアで休憩しようと出たところ、待っていたかのように、おじさんが私たちのところに来て、あるカードを渡して「Jesus Loves You. God Bless You !」とだけ言って、すぐに車に乗って出た。(!) そのカードには、「JESUS GIVES YOU THE HOLY SPIRIT AND FIRE !!!」 と書かれていた。 おそらく、そのおじさんはキリスト教の人だとは思うけれど、その人を通してイエス様がメッセージを伝えてくれたのを感じて、胸が一杯に。(うるうる)

 しばらく走った後には、バンジーの時に繰り返し流れていた GAGAの「Edge of Glory」が再び。 晴れた空に、雫のような雨がポツポツ降っていて、それが水と光で輝いて見えていた。
 
   

 その後もぐんぐん走り、午後7時過ぎに帰宅。(ふ〜っ) 長いドライブ、ご苦労さま〜。これで、今回の旅での目的も果たせた気がした。あと最後の一日を過ごしたら、帰国で〜す ☆