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聖なる旅
RAINBOW TOUR 2009
エジプト 編
〜 生命の鍵を開ける旅 〜
2009.3.9〜3.28
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参加者レポート Part 3 | ||||||||
★Yokoちゃん編 行ける事が決まっても、出発の数日前でさえ本当に行く気があるのかをまるで確かめられているような感情の揺さぶりがあった。 当日、ユキさんとりえさんが行けなくなったことを知り13人になった。これは今回の参加者の誰の可能性でもあったのだと思う。 今回の「生命の鍵を開ける」のテーマのほかに、私のテーマは カイロは馬やロバと肉を吊るしてある店やガレキ、ゴミ、人、車、大きなビル、遺跡、教会、ピラミッド、過去と未来、色んな物が混ざって混沌としていた。 《オールドカイロ》 タイルで描かれたマリアやキリストが親しみやすさを感じる。キリストが隠れたという教会へ。帽子を忘れてきてしまう。
《博物館》 黄金のものたちに近づくと、キーンと鼓膜があがった。細工も美しく、規模も大きい。半日はいてもよさそう。ピラミッドのキャップストーンやすごいものがそこら中にごろごろ置いてある。 ツタンカーメンの黄金のマスクは、顔が綺麗でハンサムだった。ミイラは穏やかな顔のものや厳しい顔のものもいた。あることに感情的にとらわれていると、動物ミイラを見る時間がなくなって集合時間になってしまった。 「思ったことはすぐ行動にうつす」 そうしないと、タイムオーバーになってしまうこともあることを学ぶ。 「テルエルアマルナ」の言葉が心にずっと残る。
《白砂漠へ》 砂漠と言っても、黒い砂利の混ざったところ、白っぽいところ、真っ白なところ、といろいろ。4WDの車が激しく揺れるのが楽しい。りかちゃんが常に楽しみ、英語が通じないときも言葉以外にジェスチャーや表情で現地スタッフの人に意志を伝えていたことが印象的だった。 「相手に何かの形で伝えること」 夜は音叉ヒーリング&キャンプファイヤーで踊る、歌う。 輪になってヒーリングを受け、「この肉体で楽しく豊に生きること」「エジプトで持っていたものを取りに戻ったこと」を宣言した。音が砂漠に響いた後、エネルギーが満たされ、溢れていたのだと思う。意識も体もゆらゆらしていた。
鯨の骨を見る。ここが海の深い深い底で、何億年も昔の海の底を歩いているイメージをした。 この地に着いた時、気持ち悪くて涙がでてきた。体がきついのか何かの反応??少し1人でいたくなった・・・・けれど現地ドライバーさんに気づかれてしまい、あとはアハメッドやシェリフに心配される。エジプト男性の優しさと仕事に対する責任感を感じる。 まるでモニュメントバレーの白バージョン。岩や化石に触れられないことが残念だった。
《イシス神殿》 船で渡ってから、しばらくして何だかわからないけれど気分が高揚して涙が溢れてきた。Miyukiさん曰く、イシスの愛に溢れている島なのだそう。 時計もないのに1人でみてまわる。最後は集合時間に遅れ、ヒンドゥに怒られてしまった(ごめんなさい)。後で撮った写真をみたら、ハトホルが笑っていた。 門をくぐるとアムンラーのマークとコプト十字。このあたりから腹痛に苦しむ。お昼の残りを時間をおいて食べてしまったのだ。
《アブシンベル神殿》 アブシンベル神殿のショーを観る。遺跡に映し出された映像。エジプトの観光の資源なんだなぁとあらためて思う。 腹痛もひどい。テラちゃんから薬をもらう。同じ部屋になった時に足つぼの仕事のこと体の不調のことを話した。 「仕事、あってないんじゃない?」といわれる。わかっていることだった。でもなぁ、そうなのです。私に合う仕事なんて正直ない。体を通して働く以上、人間慣れしていないのか??(笑)きっとどの職業であっても同じ症状があらわれる。だから、選択した仕事をなるべく楽しみながら体と心の方を作っていくしかない。ここで再確認だった。
朝日を眺めながら、いざアブシンベル神殿へ。入る前に涙どころか鼻水もとまらない。一番来たいと思っていた場所だった。鍵を開けるために・・・・。 「準備はできているので、中で鍵を合わせたり、インプットしたりするイメージを」Miyukiさんから伝えられる。 確かに体の内の何かが開いた。アヌビスにやられた〜(苦笑)と思うほど、内臓がひきちぎられたような痛み、刺し込みのような痛み。。とにかく痛い。 至聖所では4体の像があり、他に観光客もたくさんいたけれど、人を気にする余裕がなかった。来れたことの感謝とエジプトに置いてきたものを取りにきたことを宣言した。4体の神体よりも両脇の部屋に何かを感じた。 こういう場所では素直に「平和のためにお使いください」と思える。 腹の痛みは背中を曲げていないと耐え切れそうになかった。日本に帰って、後日違う人から(その場所で1回死んだんじゃない?)と教えてもらう。え・・・・。? ふと、地球全体が次元上昇しているという話を思い出した。体が準備できていないと、ついてこれなくなって体が滅びるのだと思った。だから準備のできたものしか受け取ることができない。 1段ずつでも1歩1歩上がっていこう。ありがとうございました。
《王家の谷、ハトシェプスト神殿》 王家の谷では・・・正直どの墓へ入ったのか覚えていない。ツタンカーメンの墓ではミイラの足元をみていると何かを感じたけれどわからなかった。「平和のために私ができることがあるならばお使いください」と祈りだけ伝えた。 墓に入ると痛みはひどく、地上に戻ると和らいだ。
ハトシェプスト神殿では少し楽に。雲が綺麗だった。強さとMiyukiさんを感じる場所だった。アイスを買って食べていると子供が何度も頂戴といってよってきた。私は半分ならあげてもよかったけれど、全然食べていなかった。 「人にどれだけ与える?いつ与える?即断できる??」 私の基準てどこだろう。 女性性の強い場に行くと痛みが和らぐが、男性的な部分に行くと痛みが増すことに気がついた。
《カルナック神殿》 時計もあるし、1人でまわることに。まず目的のものを観る事にした。途中現地のおじさんがいいものがあると教えてくれた。ハトシェプストの部屋だった。壁画の中の彼女だけ削りとられている。恨みや悲しさは感じなかった。小鳥もいた。 至聖所に着き、真ん中の石に近づくと泣きそうになり祈った。すると、現地の人が石の横側に私を座らせ(爪のマーク??!)を見せバクシーシを要求した。暫く座っていると、長く動けなくなりそうだったので腰を上げて部屋をでた。さっきの人が私を呼び寄せ、木のドアの立ち入り禁止区域??に入れ、「ここで額をつけて祈れ」という。王冠もなく髭もなく、宇宙人のような顔があった。後で調べたら多分プタハだったと思う。そしてアンクにも祈った。 大きなスカラベの周りをぐるぐるまわる。後からこどもたちもやってきて、ぐるぐるまわる。
ライトアップされていて綺麗だった。石柱がまだ温かくて気持ちよかった。しばらく座って過ごす。大きなラムセスの顔像にみんな見惚れていた。私は近くにある、頭のないラムセス像に目がいってしまった。悲しみと祈りを感じた。
《シナイ山へ》 車でカトリーナ地方へ。トンネルを通るときに全てよい方向へ、アセンションできるように意図した。空気が変わった。ホテルについて、一息つき夕食して夜中に出発。 からだの浄化はひたすら続いていた。ホテルのご飯・・・美味しくて少し口にするとトイレへ通い・・・そんな日が続いていた。 ラクダに乗ってシナイ山を登る。ムハンマドとアブドのコンビだった。確か前回Miyukiさんがシナイ山に一緒に登ったペアだった。暗闇で何も見えない。ラクダに揺られ恐怖はない。無口で少し涙がでてきて、何か解放されたと思った。 ガイドさんが時々お世辞と話しかけてくれたがあまり答えなかった。ごめんなさい。休憩所から後は、ガイドと1対1。手を繋いでのぼる。後で考えたら笑ってしまう。初対面の男性と手を繋いで山に登るなんて、日本じゃないな・・・・。
私にとって、上りより下りがアセンションだった。すっかり調子がよくなって、途中バナナを食べたら腹痛が再発。余裕がなくなり1人で歩き出した。急に少しの不安と孤独感がでてくる。 途中、こけたら現地の人が手を差し出してくれた。すべりそうになったら、韓国人?の人が声をかけてくれた。1人で。1人で。と思った。1人がイヤなのか、1人がいいのか頭の中をぐるぐる考えがめぐった。 この体でこの人生を楽しむこと、この地の忘れ物をとりにきたことを宣言し買ったカルトゥーシュたちをシナイ山の朝日にかざした。 やっと合流地点に辿り着く、Miyukiさんから「おめでとう」の言葉。
《ギザの3大ピラミッド》 ピラミッドの中に入れるということでわくわく。大変だと聞いていたけれど、、、道のりは容易かった。すぐに玄室につき、石棺に触れるとあたたかかった。しばらく瞑想の静かな時間を過ごした。 Bless you よく来ました 祝福 Shine more shine もっと輝いてよい 癒され癒しなさい 愛と美を スフィンクス 形になります 最近エジプトに関したテレビで、スフィンクスは太陽神だと説明されていた。また石棺はお墓ではなくエネルギーを蓄えるためのものだとも。 ピラミッドから出ると元気になっていた。遠くからスフィンクスの顔を眺めた。なんだか愛嬌のある顔!もっと近づいてくればよかった。
《アレキサンドリアへ》 浄化もおわったのか、体調も随分復活。海や街並みが美しかった。 アレキサンドリアに着くまで、エジプトについてからまぶたの裏にMiyukiさんの顔ばかり浮かんでいたので気になっていた。意識のあるときに移動中やふとしたときに無表情のMiyukiさんの顔がずっと浮かんでいた。。。何だったのか、旅もおわり?アレキサンドリアに着くとそれはなくなった。
《イタリアへ》 エジプトの長い放浪??も終りローマへ。格好もぼろぼろに突然都会に入ってしまった感じになった。物価が随分高く感じたけれど、食べた食べものは全部本当に美味しかった。 アッシジの土地が美しく、また訪れたいと思った。オリーブの木や山、石畳の道、教会、全て美しかった。にゃんままさんの「サンフランチェスコ〜!!」が楽しかった。 市内では観光も楽しんだ。美術館では数や大きさに圧倒されすぎたのか宗教画はよくわからなかったが、ヴィーナスが一番すきだった。トレビの泉の水がきらきらと輝いて綺麗だった。 コロッセオでは入らずに1人コロッセオの周りを1週して統合した。工事中の場所や猫がでてきてそれはそれで面白かった。そのあとはひとりでスーパーをみつけパスタとトマトのペーストを購入。トマトペーストは最近全部使い切ったけれどすごく美味しかった。 最後の教会のマリア像が印象的だった。そのマリア像にともちんと電気?のロウソクの火を灯そうとしたがなかなかつかなかった。そう・・・優しさだけではもうだめなのだ。強さも必要なのだ。 外に出て、神聖へと繋がっていく話を聞き、また涙がでてくる。祝福と喜びと、決意と、、、新たなスタートが始まる。
《日本へ帰ってきて》 ファーストフードでも何でも安全に食べられる、安全に水が飲めることがありがたく感じた。何でも感謝して口にできる。とはいっても、自分を守ることは自己責任。自分の心地よいものに囲まれて生活していこうと思う。 今回ひとつの物を手に入れるのに、エネルギーが随分必要だった。交渉なんてしたことがなく根拠のない自信があったけれど、市場で、最初は高く売りつけられ、途中はお互いほどよく満足できて買い物をし、最後は“Noかわいくないー ”とお店を追い出された。笑 「自分の中の芯をしっかりさせておくこと」 カルトゥーシュもパピルスも買おうと思っていたものは手に入れた。あとはバランスやタイミング。
けれど帰ってきてから部屋に飾ったときに、私も含め誰もがここ(マアト)になることができると思った。
何を求め、どれくらい与えるか。 瞬時に自分を理解し、表現すること。 これが次の課題だと思った。実際日本に帰ってきて、今の仕事は常に自分の基準や思いが求められていていい訓練になっている。エジプトの課題を今がんばっているなーという実感がある。 最後に、一緒に旅に参加したみなさん、、ありがとうございました。同じ時間を共有できて、いつの間にか大切な繋がりへとなっています。 ありがとうございます。 今回の旅では、一人で過ごせる時間も出来るだけ作るようにしていましたが、その時間も有効に活かすことが出来ていたようですね。グループや他者といるときでも、一人でいるときでも、自分らしく、自分の中心を持って過ごすことが出来るように。旅を終える毎に、心身ともに進化していますが、まずこの一年ではハートが大きく開かれましたね。自分も他人も、素直に受け入れられるようになり、自然と自分らしさを表現出来るようになったのを感じています。(^^) そして、約半年後の「999」の日には、入籍して姓も変わることに。(おめでとう〜!) また、このレポートを受け取ったのは、今年(2010年)のリーディングを受けた後になったのですが(「111」の日)、そのメッセージの中に、これまで学んできたことや体験したことが、一つの形を成すために着実に向かっていることが出ていましたね。そのために、これからもっと拡大していく時に入ったと・・・。(パチパチ) その前の日には、打出の小槌も頂くことになったしね。(うふふ) そのリーディングに付け加えておくと、私がこれまでYokoちゃんに感じていたこと・・・感性が似ているという面で、一つわかったことがありました。今生でこうして出会っている人たちは、それぞれにご縁があって繋がっているのですが、Yokoちゃんの場合はというと、ある同じ星の位置で生まれていたようです。そのために向かう方向性ー魂の目的も共通しているものがあったのです。繊細であることも、与えられたギフトの一つです。・・・ 私も、ある時にそう伝えられました。 感情の奥深いところまで感じられるために、その分悩むことも多かったと思いますが、同時に高次からのメッセージも受信しやすくなり、その人にしか伝えられないというものも出てきます。それも、これから自分の与えられた使命に向けて、活かすときが来るでしょう。今は、様々な体験を通しながら準備をしているところで、ある時期が来たときにそれが形になります。 これからを楽しみにしていましょうね☆ |