[ペルー 2001]  [ペルー 2002] [Page 1]




聖なるペルーの旅 3


〜 内なるマスターの扉を開く旅 〜



2003.9.25〜2003.10.12

                               Page 12

10月 4日
 今日は、ちゃんと時間通りに起きれたので、ホテルの朝食もゆっくり楽しんで、ガーデンでもお散歩出来た。(^^) マカウちゃんにハミングバード達、素敵な時間をありがとう♪
 再びマチュピチュのゲートをくぐる。さあ、今日はワイナピチュだ。パチャママの石の前で、お祈り。Mikiちゃんと足に宝来の鈴を付けて、準備もOK。


ワイナピチュは「勝利と魂の次元上昇の神殿」。(写真右)魂の真実の道を生きるために、必要のなくなった古いエネルギーを浄化し、ここで変換させていく。私は、マチュピチュのゲートをくぐった頃から心臓がドキドキし始め、パチャママの石の前に来るまでに、すでに足元がフラついて、声を出すのもきついくらいだった。昨日の夜はマッサージまで受けていたのに、あまり眠れていなかった。でも、大丈夫。2年前は熱があっても登れたのだから、今度も最後まで行けるはず。(もう信じるしかないのです〜。) それにしても、この体の重さは何だろう・・・。
 スタスタと軽い足取りで、先頭を切って登るMikiちゃん。ワイナピチュに登れるのがうれしそう。イキイキと自分らしく、輝いて見える。(^^) その後ろで、重〜い足を引きずりながら登る私。(^^; まあ、何て対照的。(笑) 私も本当は楽しみにしていたのに、体が言うことを聞いてくれない。(あらあら) 汗がダラダラ流れてくる。(出してる、出してる〜) 段差のある石段が、次のレベルへのステップアップを、示してくれているようだった。初めて登るメンバーを励ますどころか、自分の足を進めるのがやっと。(その役割は、Mikiちゃんが果たしてくれました〜。) ブルーバードが、何度も目の前を横切っていた。鈴の音と一緒に励ましてくれているのを感じた。(ありがとうね) 
 それでも必ずゴールは来る。やっと着いたよ〜!! 時間にして1時間弱ぐらいかな。高所恐怖症で山登りには自信がないと、不安気だったAkemiちゃんもバッチリ! みんな優秀〜♪ (私が一番バテていたかも。^^;) 頂上には、すでに10人位いたけれど、入れ替わってくれた。お約束のお立ち台で、写真を撮ってバンザ〜イ。(Victoryのポーズ!) 今日のマチュピチュは雲一つなく、くっきりと見えている。ハミングバードの形をした遺跡が、私たちの目の前に浮かび上がっていた。


 ロープをつたって少し下に降りた石の上で、仰向けになった。(一見大変そうなロープ台は、実は滑り台感覚でおもしろいのです。^^) 太陽がサンサンと輝いている。気持ち良〜い♪ 次第に意識が遠のいてきて、石の上でしばらく眠っていた。あ〜幸せ。土笛を吹き、みんなに五十鈴を振らせてあげた。そして、マチュピチュへ塩を撒きながら、みんなで光を送った。「私たちの魂の故郷である、この聖なる地をお守りください。」 
 ワイナピチュの頂上では、30分居られれば良いほう。でも、私たちは1時間半ぐらい過ごしていた。(実はこれが、何よりも贅沢だったりするのです。^^) 聖なる山ワイナピチュから、マチュピチュのパワーを充分に受け取って欲しかった。それぞれに楽しみながら、思い思いの時間を過ごしていた。私も、すっかり軽くなっていた。さすがワイナピチュ。今回もまた、次の段階へのアセンションを体感させてくれた。イエ〜イ! v(^^)v ホテルで見たマチュピチュの写真が浮かんだ。あのお顔の表情は、祝福の笑みだったのね。ありがとうございま〜す☆


 ルーディちゃん、長らくお待たせ。さあ、降りましょう。小さな石段(小人の石段と呼ばれている)を降りたところで、20歳ぐらいの男の子がいた。目の前が頂上なのに、登ろうとしなかった。どうやら、これ以上は登りたくないようだった。あと、もう少しなのにね・・・。声を掛けたけど、どうしてもダメみたいだった。ここまで来れただけでも充分だからって。(勿体ない・・・)
 そして、私たちの前を降り始めた。その後を追うように、私たちも降りた。私は彼を見失わないようにしていた。彼の後ろを、ちゃんと付いて行かなくっちゃ!と感じていた。 彼は、この急な下りが好きじゃないと言っていた。「大丈夫よ、私たちが付いているから。^^」 なんて言葉を交わしながら、気が付くとAyuちゃん、Akiちゃん、Mihoちゃんの4人になって、ルーディや他のメンバーとは離れていた。途中で、一緒に写真を撮ったりして到着。勢いに乗って降りていたので、あっというまだった。彼は、とにかく早く降りたかったようだ。一方、私は彼から離れてはいけないと感じて、追いかけるように降りていた。彼のキラキラした目が、エンジェルのようにも見えていたから。「君達は、僕のグッドラックだった。後ろから聴こえる鈴の音が、僕を守ってくれた気がする。」 そうだったの、良かった。(^^) 実際には相当怖かったようだったけど、それを口に出さずに、何とか自分で乗り切ろうとしたところが偉いと思った。

 今朝引いたエンジェルカードを思い出した。今日は、このグループにとって、どんな意味があるのかを尋ねていた。そのメッセージとは、
 「あなたのスピリチュアルな扉と新たなパワーが開かれ、さらに進化する出来事が起こるでしょう。そして、ギフトが与えられるでしょう。どうか、そのギフトを怖れないで受け取ってください。あなた方は、それを受け取るに相応しいのです。地球は今、あなた方の助けを必要としています。この先、あなた方が行くところ、出会った人たち、植物や動物たち、あらゆる状況にも注意を払ってください。そして、愛と光を送ってください。私達は、あなた方の地球のエンジェルとしてのサポートに、感謝しています。」

 私たちも、周りの人たちをサポートすることが出来る、これからは与えられたものを返して行くことが出来るということを、みんなにも体験させてくれたようです。(^^)
 彼は19歳の学生だった。私が3度目だと聞いて、「マチュピチュは、一生に一度訪れるものだと思っていた。」と驚いていた。(それが違うのよ〜。呼ばれる人は何度でも来ちゃいます。^^) それに、彼はここまでインカトレールをして来たという。(だったら尚更ね!) 間違いなく、彼はまた戻ってくると思った。そのときは、怖れを手放して頂上まで登れる。その準備が出来たら、きっと呼ばれるはず。それもそう遠い先ではないみたいよ。v(^^)v
 
 全員揃ったところで、パチャママの石に感謝し、みんなで記念撮影。登る前と登った後では、みんなの顔も違って見える。(キラキラ〜) マチュピチュに着いたときから(準備は、その前から始まっているけど)、それぞれにとって必要なプロセスが起こり、その仕上げがワイナピチュで行われる。それは、大きなエネルギー交換として。

 聖なる山ワイナピチュ。ワイナピチュあってのマチュピチュでもある。その姿を初めて目にしたときは、偉大さに圧倒され、とても登れないと思うかもしれない。でも一旦足を踏み入れると、その偉大な力に支えられる。その力を受け取るには、信頼が必要。そして三次元で見えるものに、惑わされないこと。目の前に高くそびえる山の姿や、頂上でのロープ、降りる時の細くて急な石段・・・。どれも実際に体験してみると、思ったほどではなかったとわかる。肉体の目を通して見えるものだけに、意識を合わせないこと。心の目で見るようにすると、真実が見えてくる。心の耳を澄ますと、真実のメッセージが聞こえて来る。それがわかるまでは、判断しないこと。怖れを言葉に出すと、エネルギーが加算されてしまうし、自分だけでなく周りにも影響を与える。だから、言霊も出来るだけポジティブなものを使うように、意識したほうが良いので〜す。(^^)

 広場では、お見送りに来たかのように、リャマくんたちと遭遇し、仲良くパチパチ写真を撮っていた。さよなら、マチュピチュ。(私たちにとっては、母校のようなもの。^^) 今年は、これでお別れですね。ここで体験し学んだことを、今度来るまでに活かしていきますね。


 アグエスカリエンテスで、最後のランチとお買い物を済ませ、露店のおばちゃんにも挨拶。(思いっきりハグハグした。) 帰りの高原列車も、またゴージャスタイプ。民族衣装に、お面を付けたダンスや、ファッションショーまで見せてくれた。日が暮れて、クスコに戻ってきた。音楽が鳴り、あの黄金の夜景がジャ〜ン! 何度見ても素敵♪ 丘の上のキリストちゃんも、「Welcome Back!」と迎えてくれている。みんなで写真を撮りまくり状態。お互いの写真を見せ合った。それぞれに、いろんな光が写っている。パワーアップね。v(^^)v


 NOVOTELちゃんも、ただいま〜。温かいコカ茶を飲んで、お部屋でリラックス。マチュピチュでの3日間には、私もいろいろ思うことや感じることがあったので、キリスト様とマリア様に祈り、ベッドに入って休んだ。そして翌朝、私のもとにメッセージが届けられた。
(マチュピチュ編の、参加者レポートは次のページへどうぞ。)