[聖なる旅] [2008エジプト編]  [RAINBOW TOUR 2009] [Page 1]


聖なる旅 



RAINBOW TOUR 2009

エジプト 編

〜 アトランティスの封印を開く旅 〜


2009.9.1〜9.14
                                                                                

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 9月 5日(前編)
 昨夜は、特製ハーブティーにアトランティス香油のマッサージが効いて、ぐっすり眠れた。とはいっても、5時前には起きないといけなかったので、3時間ほどだったけど。 アラームが鳴っても、すぐに起き上がれないぐらいだった。(ははは)

 用意をして朝食のレストランに入ったら、まだ準備の途中だったけど、若い男の子がサービスしてくれて、フレッシュフルーツやドライフルーツなどを口にしておいた。ホテルから空港までは、無料のシャトルバスが出ている。それも、空港に近いホテルを選んだポイントになっていた。
 カイロ空港は、いつも混雑している。少し並んでから、入り口のセキュリティーを通過。荷物が重いけど、昨日一つバッグを彼に預けておいて助かった。 チェックインはスムーズに終了。

 搭乗口へと向かっていたら、空港のバギーが通り掛かり、一席空いているからと声を掛けてくれた。あら、空港のバギーは、お年寄りか身体の不自由な人用と思っていたけど良いのかしら。 時間は充分にあったけど、せっかくなので載せてもらうことに。(わ〜い♪) やっぱりラクラクだし、ドライバーさんの横だったので、周りを眺めながら楽しんだり。(うふふ)

 カイロ空港の第3ターミナルは、三ヶ月前に新しくオープンしたばかり。そういえば、前回来た時は工事中だったね。明るくてピカピカ & 広々していた。 ゲートに入ろうとしたら、まだ時間前で入れなかったけど、空港スタッフのお兄さんも笑顔で感じが良い。(&爽やかなイケメンだったりする。^^) 座って待っていたら、同じ飛行機に乗るらしい男性が話し掛けてきた。パナマから1人で来ていて、その人もナイルクルーズに参加するらしく、カイロに親戚がいて手配をしてくれたとか。 初エジプトで、その後はイスラエルにも行くそうだ。(ほ〜っ) パナマは、自然が美しくて住みやすいみたいね♪

 ルクソールまでの飛行機は、もちろんエジプト航空。そう、ホルスちゃんだよ〜。(イエ〜イ!)  ブルーに金色のホルスマークで、神々の棲む都へビュ〜ン! 隣の席が空いていたので、ゆったり〜。機内誌の「HORUS」を読みながらウトウト。
 ふっと目が覚めて窓から見下ろすと、蛇行したナイル川が見えていた。蛇というよりは、トカゲさんみたい。イシス神殿へ向かう朝に登場した、白いヤモリさんが浮かんだ。(エジプト編 Page7) それに、砂漠とジャングルの違いはあるけど、アマゾン川も思い出しちゃうね。(うふふ)

   

 到着時間は、10:10になっていた。(パチパチ) ほとんどの人たちがナイルクルーズへと向かっているようで、それぞれにガイドさんのお迎えがあり。 私は、ここからは手配なしにしたので、1人で行っちゃうよ〜。
 タクシー乗り場では、ちょっと怪しい風貌のお兄さんたちが車の手配を仕切っていた。値段を聞いたら、明らかに・・・。 初めての人ならわからないと思うけど、ここからクルーズ乗り場まで近いことを知っている私。それでも時間を掛けたくなかったので、適当なところで交渉して、さっさと乗ることにした。  
 ルクソールもただいま〜♪ 南エリアらしく、ブーゲンビリアの鮮やかな花と緑が迎えてくれていた。

 港に着くと、大きなクルーズ船がド〜ンと並んでいた。そう、ナイルクルーズは何社からも出ている。その中で、あるサインから選んだのが、スイスのモーベンピック社の船。そのモーベンピックにも、何種類かのクルーズがある。予約したのは、ロイヤル ロータスだった。ところが出発が近づいたところで、急遽この日は運行中止になってしまい、別の船になった。あらあら・・・と思っていたら、何とワンランク上のクルーズになったのだ。その名も、ジャ〜ン「ロイヤル リリー」。(!)

 またしてもリリーちゃん登場。(うふっ) この船は、2年前に新しく就航したばかりで、最新鋭の設備が搭載されていた。当然、料金も高くなっている。なのに今回は同じ料金で、そのまま自動的に変更出来ることになったのだ。わ〜い、わ〜い超ラッキー♪ さすが、リリーちゃん。(チュッ)
 それまで、ナイルクルーズ観光には興味がなかったのだけど、今回はある目的のために、クルーズでナイル川を移動することが示されていた。一人だから、さらに割高になるのだけど、そんなことは天界に向かって言えるはずもなく。(^^) 

 乗り場前からは、ポーターさんが荷物を運んでくれた。幾つかの船の中を通り抜けて、入船なり。ラウンジバーに通されて、レセプションの手続き。冷たいおしぼりに、ウエルカムドリンクのカルカデジュース。サービスも丁寧で、良い感じ〜♪ 

 お部屋に案内されて入ると・・・落ち着いた木目で、どことなくオリエンタルな雰囲気もあって素敵〜。ホテルと同じ設備が揃っていて、思ったよりお部屋も広々としているし、バスタブのあるバスルームも清潔で文句なし。チェアなどの色も、何気にマジェンダカラーになっていて私好みだったり。(ふふふ) 
 そして、カーテンを開けると、窓からはナイルビューが見えることになっている。(写真は後ほど。^^) 今日から4日間も、一人占めすることになって良いのかしら。私にはちょっと、贅沢過ぎる感じもするけど。(えへへ)
  
   

  一気に、ワクワクとテンションが上がってきちゃった〜♪(うふふ) 荷物をほどいてから、ゆっくりベッドに横たわり、Diaryを書いていた。すると、目の前に光の流れ星が! 続けて、幾つも流れた。 これからの旅も、光が導いてくれる、光に溢れている。・・・ そう感じた☆

 ランチタイムになり、レストランへ。すでにお部屋ごとにテーブルが用意されていて、私は窓際のテーブルに。周りを見渡すと、どうやら一人で参加しているのは私だけだったみたい。(あらあら) 世界各国から集まるから、一人旅の人も当然いるだろうと思ったのだけど。カップルなどのペアか、ツアーグループになっている。つまり、ガイドやエスコートもなしで、全くの一人というのは私だけということに。(ほほほ^^;) 

 ビュッフェ形式になっていた。種類も多いけど、どれも手が込んでいておいしそう〜。お野菜や果物もいっぱいあるし。その中からお魚料理と、チキンも少し。お好みで、シェフが作ってくれるコーナーがあったので、てっきりオムレツかと思って頼もうとしたらパスタだった。(まあまあ!) 茹で立てのナポリタンで、ソースはガーリック抜きにしてもらった。フレッシュ マンゴージュースも頂いて、お腹一杯になったけれど、デザートがまたおいしそうで。(^^) 種類が多くて、困っちゃうよ〜。 その中から、フレッシュなイチジクやメロンにグレープ、ザクロとりんごのタルトや、イチジクのタルトも。甘さも控えめで、品良く一口ずつになっているので、ペロリと食べれちゃう。(えへへ) 

 おいしいだけでなくて、サービスも素晴らしい。 特に、私のテーブルを担当してくれていた人は、すごく笑顔が良くて、写真を撮るのを頼んだら「I’m very happy ....」という感じで、こちらが恐縮するくらい。 ・・・ そのおかげで、この先もここで一人で食事するのは少し淋しいかなと思ったけれど、存分に楽しめるようになったのでした。(^^)

   

 お腹もハートも満たされた後は、船内を散策してみることに。一階にはラウンジバー、キャビンのある2階と3階のフロアには、パソコンコーナーや読書コーナー、プレイルームやスポーツジムなどもあり。屋上は、プールにサンデッキ、ゆったりソファを敷き詰めたリラックスコーナー。ギフトショップやブティック、ヘアサロンなども揃っている。
 サンルームのようになったガラス張りのフロアや、お部屋からはキラキラ光るナイル川が見えていた。

   

 お部屋に戻ってしばらく寛いだ後、ラウンジで観光のためのオリエンテーションがあった。幾つかのグループに分かれていて、私は3組のカップルと一緒になった。私たちのグループのガイドさんは、背の高い男性に。 一通りの説明があった後、いよいよ観光ツアーのスタートなり〜♪