[聖なる旅] [Page 1]


聖なる旅 



2010 伊勢・熱田 編



2010.3.19〜3.21

                                Page 4

                          

 3月 20日(PART 3)
 お店を出て、自転車で外宮に向かっていたら、「88」のオンパレードに。(ふふふ) 向かいの公園横に止めて、いざ外宮へ。前回はギリギリセーフというか、無理やり入れてもらったような感じだったよね。(伊勢・熱田編 Page1) もっとも、そのおかげで僅かな時間でも、外宮が貸切状態になっていたので、うれしかったけど。(えへへ^^;)

 表参道火除橋は、修復中だったので仮橋から入る。(ぺこりん) 外宮では左側を歩き、内宮では右側を歩くことがお約束。手水舎で清めて、二つの鳥居をくぐると、ほどなく御正殿が出てくる。
 豊受大御神さまに、「和」の光を送りながら感謝のお祈り。(神宮内の詳細は、以前のレポートに) 垣根の横からも、しばらく光を送りながら、ペルーでの和合への祈りを捧げた。

   

 外宮でのエネルギースポットとして知られている「三ツ石」へ。知る人ぞ知るということで、私も今回の出発前に知ったばかり。この丸い石から、強力なエネルギーが発せられている。合掌してから、それぞれの石に触れてエネルギー交換。・・・神社でもパワースポットでも、受け取るだけでなく、こちらから光を送ることを忘れずに。(^^) 送ること(捧げること)に意識をすれば、自ずとそれに対するものが返って来るようになっているから。

 御池の橋を渡るところに、大きな亀石。一枚岩で亀さんの形をしている。かなりお歳を召した亀さん。(^^) そこで一人のおじさんが、女の子たちのグループに写真を撮ってあげていた。私も橋の上で撮っていたら、「こっちからのほうが、亀の顔が良く見えるよ。」と教えてくれて(写真右)、一人なら撮ってあげるということで、甲羅の上に乗ってパチリ。・・・ 思わずエジプトのように、バクシーシを払いたくなったりして。(笑) ありがとうございま〜す♪

   

 100段ほどある石段を昇って、別宮の多賀宮へ。おっと〜! お宮の前には、ズラリと列が出来ているよ。御正殿よりも多いなんて、今までで初めて。御正殿には、神の加護を表わし、穏やかで優しく平和的な魂である、大神さまの和御魂。それに対して多賀宮には、神の荒々しい力で、新しい事象や物事を生み出すパワーを持つ荒御魂が祀られている。そのために、ここでは現実的な力を授けて頂くように、個人的な願いを祈ると言われている。それが、広く知られるようになったのでしょうね。
 今の段階で、個人的な願いとしたら、最善の状態でRAINBOW TOURの目的を遂行すること。そのための力を、自分の中から新たに生み出すこと。その目的も、神々と一体になって初めて達成出来ることだから、その祈りにもなっていた。
  
   

 水の神さまが祀られている下御井神社で、地球の水が蘇生されることを祈った。そのために、これからも出来ることをしていきます。土宮で母なる大地に祈り、神風を吹かせる風宮へ。 いつもありがとうございます☆

 橋のところに戻ると、亀おじさんはもういなかった。あの時だけだったみたい。もう一度、御正殿の前で御挨拶をして出ようとしたら、その後でまた三ツ石に足が向かった。そこで、今度は三位一体で動くことを祈っていたら、隣にいた女の子のグループが、何か聞きたそうに見ていたので、この石のことを教えてあげた。すると、そのまた隣にいた人からも尋ねられたり。 神社の案内図には、そこまで書いてなかったものね。(^^)

 そのまま真っ直ぐ出ようと思ったのに、何気に横道に入ったら、そこに御厩があり神馬がいた。お〜っ、外宮では初のご対面だ〜。白い身体に、鬣だけが黒い。何ともいえない美しい目をしていて、じっと見ていても飽きない。そこで「和」のカード(トリニティカード)を出して、お顔に向けていると、目を合わせて頷くように首を動かした。(!) やっぱりわかるのかな。(うふふ)

   

 そのまま北御門の鳥居を出て、神域の出入り口となっている火除橋を渡って出た。その後は、「33」ナンバー。イシス女神も御一緒なり。(^^)

 向かいにある観光案内所に入ってみた。ここで、バスや帰りの時刻表、地図などをゲット。スタッフの人は、とても親切に教えてくれて感じが良い。ここでも、自転車をレンタル出来るようです。 近くに、月夜見宮があるようなので、自転車で行ってみることに。すぐ近くまで来ているはずなのに、それらしいところが出て来ない。今回は必要ないのかもと諦めて戻った。
 まだ時間があるし、せっかくフリーパスも持っているので、バスで内宮まで戻ってみることにした。次のバスの時間まで、外宮前の参道を散策。そこで、アジアン系のお店があったので覗いてみた。すると、すぐに気に入ったものが出てきて、セール中だったので即効でゲットしちゃった。こんな感じで洋服を買うのは、久し振りかも。(^^) そのために時間を調整してくれたみたいに、ちょうど良かったりして。・・・ 何から何まで。(ぺこりん)

 再び御幸通りを通って、内宮前へ。今朝、頑張ってコギコギしたばかりだけど、御幸通りは一年を通じて、四季折々を表わす自然のトンネルになっていて、通る人の目を楽しませてくれる♪ 私には、伊勢の内宮(=マチュピチュ)への道となる、古道インカトレイルのようなイメージ。(^^)

 おはらい通りへ。午後の一番活気がある時間だったので、たくさんの人が行き交っている。人混みは苦手な私だけれど、この時は違っていた。とりあえず、今のところでやることはやれたという充足感があったので、ウキウキとお祝いしたくなる気分になっていた♪ (えへへ) アメノウズメちゃんを連想させる、おたふくさんと目が合っちゃったり。 存在感があるわ〜。(ふふふ)
 おかげ横丁も、賑やかで活気に溢れていた。あちこちのお店から、おいしそうな匂いもプンプン。お漬け物屋さんで、昆布とかつおで漬けたきゅうりが丸ごとで売っていたのでポリポリ。新鮮で口あたりが良くて、おいしい♪

   

  時間はたっぷりあるので、今回は奥のほうまで一通り散策することに。そこで、太鼓の音がド〜ンと鳴り響いた。(!) 何かしらと思ったら、やぐら舞台で太鼓の演奏が始まった。そのグループの名前は、「神恩太鼓」。まあ、まさにピッタリ。(うふふ)  その太鼓の音は、次の旅へのファンファーレのように感じていた。

   

 その後で早目の夕食として、ふくすけさんで伊勢うどんを。海の幸シリーズで、めかぶうどんにしてみた。すると、札番号が「77」になった。おっ! またまた良い感じ〜♪ 何かメッセージがある気がしたので、帰ってから調べてみると・・・

 「77・・・鎮座する中心のエネルギーをもたらす数霊。源である中心から発露するものは、どこにも偏ることなく発展していく。自分の中心へ還る作業は、一人孤独に産道を抜けることとも似ている。一瞬一瞬を大切にして、母なる母港へ帰り、ここからものごとを発信していく心持ちでいましょう。」

 まさに、この旅のテーマだった。今回も一人で来るようになり、同じことを感じていたから。そして、それはペルーの旅にも繋がるメッセージでもあった。・・・

 太陽が優しく輝いていた。これだけゆっくり過ごしても、まだ予定していた時間よりも余裕がある。朝からかなり盛りだくさんで、あちこち回っているのだけど。 聖地に訪れているときはいつも、時間の流れ方が変わってくる。・・・

 せっかくなので、内宮の前まで行ってみた。鳥居の前に立って、そこから御挨拶だけして戻った。明日の朝お参りするから、今日はまだ入らないほうが良いように思っていたので。そうして戻ってから、いつもの山栗ソフトを食べることに。それでもまだ次のバスまで時間があったので、また鳥居まで引き返した。(ははは) 鳥居から宇治橋を眺めていると、どうしても渡りたくなった。それで、橋だけ渡ることに。
 この橋が、俗界と神界の結界になっている。去年の11月に、20年に一度の架け替えが完了して、渡始式が行われていた。だから、新しくなってからは初めて渡ることになる。 橋の上から、しばらく五十鈴川を眺めていた。

   
 
 そうして、「明日来ます。」ということで、そのまま引き返そうと思っていたら、渡る先の鳥居から桜の木が見えた。その桜が手招きしているように感じて、自然と足が・・・。あ〜あ、結局入っちゃった。(笑)
 桜さんは満開だった。その桜さんに御挨拶だけして行こうと思ったら、その前の木陰に鹿さんが出てきた。(!) わ〜わ〜♪ それも、良くみると二頭だ〜。しばらくして、その二頭は仲良く小川に降りた。 神のお使いである鹿さんは、「聖なる旅」でいつも絶妙なタイミングで登場してくれる。伊勢では、5年前の旅で内宮の御正宮の前に現れてくれたこともあった。(高野山・熊野編 Page 3) しかも夏至の翌日。そう、あの時は三頭だったね。 
 熱田のニワトリさんもそうだったけれど、今回は「和合」を示すように、ペアになっている。(&どちらも、ラブラブモード。^^) その意味では、二組の結婚式も・・・♪

   

 そのために、桜さんも呼んでくれたのね。どうもありがとうございま〜す♪ 私も安心した。(^^) 何しろ、ここは伊勢神宮。何度訪れていても、準備が出来ていないと、気軽に出入りは出来ないように感じていたから・・・。 これで、今日やることは完了になったのですね。(ちゃんちゃん)
 時間もまだ日暮れ前で、ちょうど良い時間になり、バスで外宮前まで戻って、自転車でホテルへ帰った。朝から何もかもスムーズで、全てのタイミングがピッタリ合って流れていた。そのおかげで、わずか一日とは思えないくらいに、中身の濃い充実した時間を過ごせた。・・・ それで、レポートも3ページに。(ほほほ)

 今日も早めに休んで、春分の日に最後の締めくくりをしましょう〜☆